小型原子炉4S炉、A4S炉が完成すれば、艦載は勿論爆撃機、戦闘機、潜水艦にも搭載できそうだな。
レールガンには電源確保が前提だからな。
4S WiKiPedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/4S_(%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89)
4S(よんえす)は、東芝が開発中であるとされている小型ナトリウム冷却高速炉。
4Sの意味はSuper-Safe, Small & Simple。
炉心の直径が約1メートル以下(5万キロワットタイプで高さ4メートル)という小型原子炉。
燃料を装填しただけでは、どうやっても臨界にならないという安全性を備えているとされている。
臨界させるには、燃料棒に沿ってリング状の中性子反射板をスライドさせることで、漏れた中性子を反射させて連鎖反応を維持させる設計になっており、
燃料はスライドする中性子反射板に沿ってロウソクのように30年(5万キロワットタイプで20年)かけて徐々に燃焼して、終端まで反応して炉の寿命を終えるという。
燃料の入れ替えという概念はなく、その分事故率を下げられるとされている。
燃料は、高速炉で使われるようなウラン・プルトニウム(もしくはウラン・ジルコニウム[3])の合金を使い、冷却材は液体ナトリウムを使用するという。
同じ液体ナトリウムを使用するタイプのもんじゅと違う点は、冷却材の流れに抵抗がない点。
液体ナトリウムの量も少なく、故障の際にも自然対流による冷却が期待できる。
[2] 東芝の設計では、冷却材を循環をさせるポンプも、可動部分の存在しない電磁対流ポンプが採用される。
中性子反射板を重力に従って落下させるだけで緊急停止でき、装填されている核燃料も少量なため、事故の際の安全基準の目安とされている敷地境界距離も圧倒的に小さく、計算によると半径20メートルとされている。