1 2020/09/18(金) 08:18:29.19
2774RR2020/09/18(金) 08:21:46.14
Q.安物のオイルで頻繁に交換するのが一番良いというのは本当ですか?
A.嘘です。
安物の鉱物油は粘度指数が低く、同じ粘度表記の化学合成油より実際の稼働部での粘度が低く、シャバシャバになります。
長時間走行、高回転高温時には特に化学合成油との粘度差が大きくなり、油膜切れによる磨耗が進みます。
またオイルがシャバシャバになると密閉効果が下がり、圧縮率が下がるのでパワーダウンの原因となります。
頻繁に交換しても何の意味もなく、1万キロ以上走っても新油状態に違い粘度を維持できる安定性の高い化学合成油に対して、
安物の鉱物油は新油状態からすでに、使用済みに合成油以下の粘度しかありません。
また安物のオイルは添加剤をケチっているため、洗浄性、対酸化性、対磨耗性などの面でも性能が悪く、新油状態でも劣化した化学合成油未満の性能しかありません。
3774RR2020/09/18(金) 08:22:04.71
Q.3000kmでオイル交換しているのですが毎回黒くなっています。
もっと交換時期を早めたほうが良いですか?
A.早める必要は全くありません。
エンジンオイルは交換時に全量排出されないため、新油を入れた時点で中に残っていた古油と混ざって既に黒くなっています。
この状態で1000キロ走って排出しても当然真っ黒です。
またエンジンオイルの色と劣化具合にはほぼ関係がありません。
1万キロ走ったオイルを科学的に分析しても殆ど粘度は低下しておらず、酸度も余裕の値を示すことが殆どです。
ましてや1000キロや2000キロは新油の状態にほぼ等しいです。
メーカーが3000キロ交換を勧めているなら、それはようやく3000キロ以上から多少の劣化が始まるからだと考えてもらって構いません。
またオイルが黒くなるのは燃焼ガスや燃えカスのカーボンがオイルに溶けるからです。
カーボンは墨のようなもので、オイルに少し溶けるだけで真っ黒な見た目に変わってしまいますが、その状態でもオイルは殆ど劣化していません。
交換しても時間とコストの無駄で、また環境にも良くありません。
4774RR2020/09/18(金) 08:23:18.80
Q.あまり乗らず、短距離走行しかしない車体ですが、オイル交換頻度は3000キロで大丈夫でしょうか?
A.短距離走行しかしない人や殆ど乗らない人のために、メーカーでは走行距離とは別に半年または1年という時間頻度も設けています。
この場合のオイル交換の必要性というのは、普通に毎月一定距離走っているバイクとは違った理由から生じます。
走行距離が短いと指定距離の3000キロ以上まで走るのに何年もかかってしまいます。
もしも短距離走行で数年も走れば、オイルは自然劣化し、短距離走行で蓄積した水分で乳化が進みます。
もしもあなたが通勤や買い物で往復5キロ以内で月に20回(100キロ)も乗らないのなら、走行距離に関係なくメーカー指定通り半年で(600キロ走った時点で交換すべきです。
しかし毎月一定距離を十分に走行しているならば、指定距離以下で交換する必要性は全くありません。
5774RR2020/09/18(金) 09:52:43.24
6774RR2020/09/18(金) 10:08:49.47