東芝が10日に発表した2017年3月期の連結決算(米国会計基準)は、最終損益が9656億円の赤字(前期は4600億円の赤字)となった。
売上高は前期比5.5%減の4兆8707億円、営業損益は2707億円の黒字(前期は4830億円の赤字)だった。
エネルギーシステムソリューションにおいては、火力・水力発電システムが増収になったものの、
原子力発電システム、送変電・配電システム等、ランディス・ギア社が減収になった結果、
部門全体として減収になった。損益面では、原子力発電システムが悪化したが、
火力・水力発電システム、送変電・配電システム等、ランディス・ギア社が大幅な増益になった結果、
部門全体として大幅に改善した。
2017年3月期は年間配当を前期と同じ無配とする。
2018年3月期は純利益が2300億円、売上高が前期比2%増の4兆9700億円、
営業利益が前期比58.8%増の4300億円の見通し。
ソース
http://www.nikkei.com/article/DGXLRST0462457Z00C17A5000000/