広告ブロックアプリの代表格の一つである「Adblock Plus」を装ったニセの拡張機能が、Googleの公式ストアで配布されて3万7000人以上のユーザーがダウンロードしてしまっていることが明らかになりました。
この出来事は、セキュリティ関連の情報を発信している@SwiftOnSecurityが明らかにしたもの。Googleのウェブストアでニセの拡張機能が配信され、3万7000人以上のユーザーに誤ってダウンロードされていることがツイートされています。
Adblock Plusを開発しているデベロッパの名称は「adblockplus.org」というものですが、ニセの拡張機能を配布した者はまるで本物のデベロッパであるかのように装って公開を行っていた模様で、すでに公開は停止されています。この拡張機能がマルウェアであったのか、情報が抜き取られている可能性があるのかについては、記事作成時点では不明とのこと。
記事作成時点ではThe Vergeの問い合わせに対してGoogleからは返答が得られていないとのことですが、直近でAdblock Plusらしき拡張機能をインストールしていた人は、一度本当のデベロッパから入手しているものかどうかを確認しておいた方が良さそうです。
http://gigazine.net/news/20171010-phony-adblock-plus-extension/