米Googleは3月5日(現地時間)、72量子ビットの量子プロセッサ「Bristlecone」を発表した。同社はこの新プロセッサで、「量子超越性(quantum supremacy)」の実現を目指す。
量子超越性とは、従来型コンピュータの限界を超える計算量の処理が量子コンピュータで可能になることを指す。Googleは、量子ビットが49個以上になれば量子超越性が可能になるとしている。その条件は、49量子ビットで量子回路の深さが40以上、2つの量子ビットの量子ゲートのエラー率が0.5%以下という。
Googleは、72量子ビットというサイズを選んだ理由を、量子超越性を実証し、実際のハードウェア上での量子アルゴリズム開発を容易にするのに適しているためと説明する。
Bristleconeの2つの量子ビットによる量子ゲートのエラー率は0.6%で、量子超越性にはまだ届かないが、Googleは「慎重かつ楽観的にBristleconeで量子超越性を達成できるとみている」という。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/07/news070.html
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量子超越性とは、従来型コンピュータの限界を超える計算量の処理が量子コンピュータで可能になることを指す。Googleは、量子ビットが49個以上になれば量子超越性が可能になるとしている。その条件は、49量子ビットで量子回路の深さが40以上、2つの量子ビットの量子ゲートのエラー率が0.5%以下という。
Googleは、72量子ビットというサイズを選んだ理由を、量子超越性を実証し、実際のハードウェア上での量子アルゴリズム開発を容易にするのに適しているためと説明する。
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Bristleconeの2つの量子ビットによる量子ゲートのエラー率は0.6%で、量子超越性にはまだ届かないが、Googleは「慎重かつ楽観的にBristleconeで量子超越性を達成できるとみている」という。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/07/news070.html