CNN.co.jp 2018.05.19 Sat posted at 18:07 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35119435.html
ニューヨーク(CNNMoney) 米国の世帯数の43%が月々の家計のやり繰りに苦労し、
住宅費、食費、子どもの世話、健康保険、交通費や携帯電話利用料などの支払いに困らないほど
十分な収入を得ていないことが全米規模の最新調査で19日までにわかった。
43%は約5100万世帯に相当する。今回調査の実施組織は「United Way ALICE Project」で、
貧困層とされる1619万世帯や、「ALICE」と呼んでいる、勤めてはいるものの資産が限られ、
所得額に限界がある家庭の3470万世帯が含まれる。
今回調査の責任者は米国経済は一見、好転の兆しを示しているが、世帯の経済的な困窮は広範な問題で
あり続けていることが裏付けられたと指摘した。
家計の調整に困っている世帯数を州別に見た場合、カリフォルニア、ニューメキシコ、ハワイ各州が
それぞれ49%と最大だった。最小はノースダコタ州の32%だった。
これら世帯の多数は保育関連分野、在宅介護、事務所補助員や店舗従業員で構成され、低賃金に直面し、
貯金もほとんどない。米国内の職種の約66%の報酬は時給20ドル(約2220円)以下としている。
https://www.cnn.co.jp/usa/35119435.html
ニューヨーク(CNNMoney) 米国の世帯数の43%が月々の家計のやり繰りに苦労し、
住宅費、食費、子どもの世話、健康保険、交通費や携帯電話利用料などの支払いに困らないほど
十分な収入を得ていないことが全米規模の最新調査で19日までにわかった。
43%は約5100万世帯に相当する。今回調査の実施組織は「United Way ALICE Project」で、
貧困層とされる1619万世帯や、「ALICE」と呼んでいる、勤めてはいるものの資産が限られ、
所得額に限界がある家庭の3470万世帯が含まれる。
今回調査の責任者は米国経済は一見、好転の兆しを示しているが、世帯の経済的な困窮は広範な問題で
あり続けていることが裏付けられたと指摘した。
家計の調整に困っている世帯数を州別に見た場合、カリフォルニア、ニューメキシコ、ハワイ各州が
それぞれ49%と最大だった。最小はノースダコタ州の32%だった。
これら世帯の多数は保育関連分野、在宅介護、事務所補助員や店舗従業員で構成され、低賃金に直面し、
貯金もほとんどない。米国内の職種の約66%の報酬は時給20ドル(約2220円)以下としている。