1950年代のカメラはとても魅力的だ
気合の入りまくったった35mmフィルム機がたくさんでてきた時代だ
レンジファインダー機は着々進化したし、日本最初の一眼レフはこの時代に生まれた
二眼レフもまだまだ勢力が強かった
蛇腹だってますます大活躍
そんな時代のカメラの魅力が伝わるようなスレにしたい
特に若い奴はなかなか見る機会がないだろうから、ぜひ見て行ってくれ
で、先ずはこんな年表を作ってみた
これらの機種名を眺めるだけでなんだかワクワクしてこないか?
1954年製のオリンパスフレックスという二眼レフ
二眼レフって姿かたちがやっぱりいい!
上をぱかっとあけるとすりガラスがセットされてて、そこに写したい景色が浮かび上がるんだ
革ケースがあるとより凛々しい
1950年代といってもすぱっと区切るのもなんなんで、いちおうプラマイ2年は含んでいいことにしてみた
まあだいたいオリンパスの二眼の写りを悪くいう人はいない 特にレンズの評判が良かったらしい
これは前板繰り出し、といってレンズのついた前面が全体的に前進後退するタイプ
これは高級機だったという証
リコーフレックスという低価格機が1950年に出て爆発的に売れた
それは歯車でふたつのレンズをつないで前進後退させるというタイプ
このオリンパスで撮ったのがこんなかんじ
なんで画像が正方形なのかというと、フィルムフォーマットが6cm x 6cm の正方形だから。
年表でもわかる通り、35mm機が台頭してても2眼が一定の勢力を持ってたのはやっぱり、
フォーマットが大きいので緻密な描写ができる点にあった
その35mm機だけど、その時代各社が威信をかけてリリースしてきたもんで、高価だけど作りがものすごく良い
「○○35」と尻に35がつく機種はホントとんでもなく精緻な美しさを持ってる
たとえば尻に35がつく「リケン35」、とても美しい
ずっしりして60年以上経っててもメッキが輝いてる
こういう精緻さってのは、実はバルナック型カメラを手本にして国産メーカーが技術を磨いたという
そういう経緯があったからこそなんだ
だから、バルナック型カメラというのは高価なマーケットが確立してる
ともあれ、リケン35で撮ったらこんな感じ
ちなみにリケンというのは、リコーのこと
この機種の次の型からはリコー35と名乗るようになる 同様に、お尻に35つながりで「タロン35」を紹介
これもまた気合が感じられる重厚感
マイナーなメーカーで日本光測器というところなんだけど、これがびっくりするくらい良い写りをする マミヤ光機の2眼用フードがついてるのはご愛敬
ピタリ嵌まるし、蹴られないんでとても良い
というか、これが安く売られてたら買って使ってみることをお薦めする
ただこの時代のカメラは三角環用の穴がつかない機種があったりするので注意したほうがいい
革ケース前提ってこと
このタロンは持ち運びにちょっと苦労した
このリケン35とタロン35の特徴は巻き上げレバーにあるんだ
前者は、上方にはつまみ式の巻き上げ機構があるんだけど、底部にもレバーがあってそっちでも
巻き上げできる
後者は、巻き上げレバーの巻き上げ角が異様に小さい。ほんのちょっと巻いただけなのにもう巻き上がってる
この2機種はジャンルでいうと、
レンジファインダー機で、かつレンズシャッター機、というくくりになる
この時代の王道だ
タロンとまったく同じ1955年に出たのが、コニカIIB
これは評価が高くてかなり売れたらしい 実際かっこいいし、コンパクトなところが魅力 正面の革の縁の処理に曲線が使われているのが特徴 こういうデザインって他にはみない
それと、レンズを本体側に少し沈ませることができる ちょっとだけ薄くなって便利
とりあえず、コニカUBが手元にある。
悪いカメラじゃないんだが・・・
>>25
お、仲間だね
たしかにシャッターチャージ方法とか、二眼レフに準じたレトロな感じで使いづらい面はあるね
あと、ヘキサーってレンズの上級でヘキサノンがつくのはコニカIIの後継機からだった
とはいえ上質感がすごいあって好きだ ちなみにコニカIIB、フィルム送りしてないとシャッターは切れないしくみになってるんだけど
シャッターボタンとは別のシャッターレバーがもう一個ついてて、それを使うとシャッターが切れるという
変わった機構になってる 簡単に多重露光できてしまう
コニカIIBで撮った
正面にkonicaBと書かれたバッジが貼ってあるんだけど、ここにシャッター速度つまみが嵌めこまれた
モデルもある
そっちはなかなかレアなんで、いまみつけたとしても高価いだろうな ところでコニカは1950年代にこうやって35mmを精力的に出す一方で、蛇腹タイプもしっかり新型を投入していた
パール4というのが1958年に出ている
折りたためるメリット、6cmフォーマットだけど横が4.5cmなので枚数が稼げるってことが魅力だったんだ
これは1951年製のコニカパール2
実に味わい深い姿かたちだ パールシリーズの中では売れたようで今でもわりと出回ってると思う パール2はいわゆる赤窓式ってやつで、完全に手動でフィルムを送るんだ
120フィルムを使うんだけど、その裏面には一コマごとに1、2、・・・と番号が振ってあるわけ
で、じかに窓越しにその番号を目視で流れてくるのを確認して自分で送りを止める
気の利いた自動ストッパーなどはない
フィルム室に窓なんかあったら光が入ってパーになるじゃん、とか思うかもしれないが
窓には遮光フタがついてて、普段はちゃんと閉じておく
それとフィルムが感光しずらい波長だけを透過できるよう赤色の窓になってる
特に問題はないんだ
蛇腹はピンホール破損が心配なんだが、きちんと撮れてると気持ちがいい
2018年の大都会のはずなんだけど、1950年代にタイムスリップしたみたい
120フィルムは入れ方がはじめは混乱すると思うんでちょっと書いておく
普通35mmフィルムだと場所Aにセットして巻き芯Bに巻き取らせて、終わったらAに全部巻き戻して
回収するという手順なんだけど
120の場合は、場所Aにセットして巻き芯Bに巻き取らせて、終わったらそのまま巻き芯Bと一緒に回収するんだ
そしたら巻き芯Bがなくなって次のとき困るじゃん、と思うかもしれないが
場所Aには、ついさっき終了したフィルムの内側にあった巻き芯が置き去りにされたまま残ってる
だから、それを移し替えて巻き芯Bにすればよい
無限に巻き芯Bが湧き出てくるってわけ
昔聞いた話では、とあるプロカメラマンのアシが中版カメラの
空きスプールをみんな捨ててしまった、とかなんとか。
>>37
めちゃくちゃ怒られただろうね
けど懇意の現像屋さんとかで分けてもらえるんだろうけど
洗剤の詰め替え用をいっぱい買いこんでたのに、空きボトルの方を捨てちゃって結局ボトルで買いなおし、ってなった
ことならあるが、似たようなもんか? レンジファインダー機が続いたんで一眼レフ機を紹介
1952年に国産初の一眼レフ、アサヒフレックスが登場するんだ 画像はアサヒフレックスの2型で1954年製
すべての国産一眼レフはここからはじまった ほんとすごいこと
小柄で、すべての動きがなんかしなやかで、両手で包み込んで持つだけで幸せな気分になる
あれ?上部が三角じゃなくて四角いぞ、と思うかもしれないが
この日本初の一眼レフ、まだペンタプリズムは載ってないんだ
じゃあどういうしくみになってるか、というと
この四角い部分を上からのぞきこむと、そこにすりガラスが嵌めこまれてて、景色が浮かび上がってる
二眼レフと同じだ
コニカとか懐かしい。
実家に沈胴のT型があったけど、持ち主はたぶん爺ちゃんのその前の世代かな。
あとはよく判らない蛇腹スプリングとか、プリモ二眼のベスト判とか。
>>43
次実家にいったら確保したほうがいいよ、他の親族にとられる前に
まだ十分使えるかもしれないし一生の宝物になりうる
そういえばコニカのI型は、知らない人には一見壊れてるようにみえるかもしれない
けどそれは違うんだ レンズが沈胴で、引っ張り出してもすぐピュッと引っ込んでしまう なんかぐらぐらしてて
なんだこれ壊れてるじゃん、と思いがちなんだが
レンズをちゃんとうまく引き出してからグイっとひねってやると、本来の撮影可能ポジションにピタリと
おさまるようになる
1950年に出た、コニカ初の35mm機がそのコニカI
この機種のもうひとつのトラップ、巻き上げつまみがびくとも動かないってのがあって、やっぱこれ壊れてるわ
と思うかもしれないが
なんのことはないストッパー解除ボタンがあるから毎回これを押してから巻き上げれば良いんだ もう一枚
革ケースつきもやっぱり美しい
1950年代の代表格というか、王者の風格があると思ってるけどいかがか
コニカIで撮ったもの
決してデジカメでは出せない味わいがあると思ってる
1さんにはぜひコテを付けて欲しいな
歴史板のアスペニート氏みたいに、1さんが立てたスレはきっと面白くて為になるだろうから
アサヒフレックスに戻るけど、これはレンズ交換式になってる
レンズ銘はタクマーといって、後継機種のアサヒペンタックスシリーズと同じなんだけど
互いのレンズはとりかえっこしても取り付けられない
前者はM37 といってφ37mmのスクリュー式、後者はM42 といってφ42mmのスクリュー式
>>49
お、ありがとう
地味にコツコツやらせてもらおうと思ってる そういや高価なライカレンズと似てるな〜もしかしてつくのかな?と思ったりするが
残念、あれはM39といって2mm分太い ちょっと惜しい
>>44
以前フィルム入れみようとテストしたら、スローで切ると羽根が閉じたまま開かなかった。
それ以来は放置状態で、たぶん誰も持ち出してないんじゃないかなあ。
コニカレンズシャッター機に強い修理屋でも探しますかね。
ちなみにスレ主氏は旧機コレクターなのかな?作例も良い雰囲気の写真ばかりでどこか懐かしい。 >>53
それなら、症状としては軽い部類だと思う スロー速度を調整するユニットに油が固着してるだけの
可能性が高い きっと治るよ
前述のタロン35も実はまったく同じ症状でした
1950年代のカメラに魅了されて集めてしまいました まるで生物にとってのカンブリア時代のように爆発的に
多様化が進んだかんじがあるので
いや、おほめいただいて恐縮です 次は1954年製のアイレス35II
お尻に35がついているのは美しいものばかりで、これなども特に気高さみたいなものが感じられて
好き メーカーのアイレスは今はない
ちなみに、国産二眼レフで最も高価なものはヤルーフレックス、とよくいわれる
希少性ばつぐんでマニア垂涎 一説には1千万円近くするんだとか・・・
そのヤルーフレックスを作ったメーカーが、このアイレスなんだ
このアイレス35II、シャッターボタンが意外なところについてる
レンズの向かって左に大きなレバーがあるが、これがシャッターなんだ
操作性はとても良い
それと特徴なのが正面の障子窓っぽいもの 1954年製でこれがついているのはすごい
ここから取り入れた光で四角い枠を作り出して、ファインダー内に投影して浮かび上がらせるんだ
要するに、この四角い範囲の外は写りませんよ、というインジケーター
50年代後半になるとこれを採用した機種は多い
もう一枚 今度は仲間と一緒
アイレスの作例 なかなか緻密な描写だ
このアイレス35IIとまったく同じ年に出たのが、前述のリケン35なわけだけど、
後者にはその障子窓はついてない
その代わりといっちゃなんだが後者にはひとつ素晴らしい工夫があって、つまみを回してフィルム送り動作を
すると、自動的にシャッターチャージが完了してるんだ
その4年前にリコーフレックスIIIという大ヒットを飛ばしたから、その後の製品でいいものを開発できた
んだろうと思う
で、そのリコーフレックスだけど、廉価版というイメージがあるかもしれないが実は高級モデルもあったんだ
1956年製のリコーフレックスニューダイヤという機種
キリっとして品がある、と個人的には思ってる
特徴は、ビューレンズ上に小窓が上向きについてるってところ
撮影中ってお腹のあたりにカメラがあって上から覗くような体勢になってるんだけど、そういうときに
あれ?いま絞り値いくつだったっけ?と確認したくなるときがある
小窓に現在絞り値と現在シャッター速度が示されているので、確認がラクチン それともうひとつの特徴は
ピント合わせつまみが一般的なつまみではなくて、シーソー状に両サイドに突き出たレバーでやること
てこの原理で力いらず、ラクチンでとても操作性が良いんだ
ニューダイヤ作例
たまたま、同じ場所を撮影したのがあったので比較
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、やっぱ違って写るよねっていう
現代のデジカメ
こっちはニューダイヤ
アイレス35IIの拡大をひとつ
金属加工が丁寧で気合が入ってる様子がわかってもらえるだろうか
補足
上のほうでリケン35の自動シャッターチャージの話をしたが、そのための駆動機構を本体からレンズの脇まで引き回して
こなくてはならない
その機構を覆う必要があるので、モコッしたちょっとユニークなカバーがついてる
ちなみに、別モデルでもっと高性能版もあるんだけど、そっちはこのモコッがさらに3倍くらい大きかったりする
機能と直結した外観デザイン、というのはやっぱり例外なくカッコいいものだ 蛇腹をもうひとつ紹介
1950年代で蛇腹タイプに注力していたメーカーというと、マミヤ光機と前述のコニカが有名だが、
いやなんのフジカも人気シリーズを持っていた それがフジカシックス
軍艦部が柔らかな曲線で構成されているのが特徴
これはその最終型で1955年に出たスーパーフジカシックス
スーパーフジカシックスにはなんとLEDがついてる
・・・というのはウソだけど、それっぽい便利なものがついてるんだ
小さな丸窓があって、フィルム巻き上げしてないときは白のまま、フィルム巻き上げ完了すると
赤を表示するという凝った仕掛けになってる
その赤色が「蛍光赤」っていうのかな、ほんとLEDが灯ったようにみえる
要するにポカミス防止ってこと
この機種はフィルムを送ろうが送るまいがシャッターが切れてしまうんで、二重露光したりあるいは
二回続けてフィルム送ってしまって1枚無駄にしたりもあるわけ
だから赤が灯ってれば、正しくシャッターが切れますよというサインになる
この時代のカメラを使うなら、そういうポカミスをしない心得として”マイルール”ってのを決めておく
必要がある
ボクはシャッターを切ったらすかさず巻き上げ動作をするんだ!というふうに決めておけば、次に撮りたい
時にはシャッターを切るだけ
もちろん、シャッターを切る直前に巻き上げ動作をするんだ!という考え方でもよい
要は一連の動きをくせづけしとくってこと
スーパーフジカシックスで撮った
これは6cm x 6cm のフィルムフォーマットなので正方形になる 二眼レフと同じだ
66(ろくろく)、というのが通な呼び方だ
今ろくろくに凝ってるんですよ〜、というような使い方をするのがカッコいい
前述のコニカパールは同様に645(ろくよんご)となる
他にも67とか69というフォーマットもあるよ
それと、この機種は前述のような赤窓式ではなくて、次世代の方式のスタートマーク式が採用されてる
前者は自分自身でフィルム送りを止めなくてはならないけど、後者は一枚送ると自動でストッパーがかかる。
送りすぎっちゃったらどうしようドキドキ、っていう緊張感から人々を解放させたんだ
120フィルムの先頭には、ここがスタートだからね、という線が書かれてるんで、フィルム室にある合わせマーク
にそれを揃えてセットする
だからスタートマーク式という
一眼レフの話に戻る
日本初の一眼レフ アサヒフレックスが出てから5年後の1957年に、後継のアサヒペンタックスという機種が
登場した
このアサヒペンタックスは名前の通りペンタプリズムが搭載されていて上部が三角形になった
画像はアサヒペンタックスの中でもSVという型で1959年製
もう一枚S2
一方、このS2が出た1959年にはニコンのあれ、超システマチック高級プロフェッショナルスーパー
ハイパーウルトラカメラ・・・Fが華々しくデビューしたんで
そりゃあもうS2は霞んでみえてしまう ちなみにアサヒペンタックスが、ペンタプリズム搭載機としても日本初になったかというとそうではなくて
アサヒペンタックスの出る二年前1955年に、オリオンというメーカーがミランダTというのを出しているんだ
S2を撮影中、四つ葉のクローバー発見
このスレを覗きに来てくれた人が幸せになるよう願掛けしといた
この時代の、いやこの時代じゃなくてもシャッターの方式というのは、まあフォーカルプレーンシャッターと
レンズシャッターに二分される
前者はレンズ交換式カメラに使われ、後者はレンズ固定式カメラに使われる
レンズ交換式カメラなのにレンズシャッターにしたら、レンズを外した時にフィルム室に光がダダ洩れ
になってしまう
レンズ固定式カメラなのにフォーカルプレーンシャッターにしたら、レンズを変えられない不便さと引き換え
に得られたはずのコンパクトさや静粛性といったメリットを、自ら放り投げることとなる
なので、レンズ交換の有無によって、使われるシャッターが決まってくる・・・はずなんだけど
面白いのが例えばこれ
1958年製のオリンパスエース コンパクトな普通のレンジファインダー機にしかみえんが
レンズ交換式なのにレンズシャッターという法則破りの意欲作となってる
開発は並大抵ではなかったろうな、とてもカッコいい
普通はシャッターの後ろに後玉がくるような配置なんだけど、この機種ではこのシャッターの後ろには
フィルムしかいない そういう法則破りというのはワクワクするもので、もうひとつ代表例を
一眼レフ方式というのは非常に高額なしくみだ だから元々高額なレンズ交換式でフォーカルプレーンシャッターの
レンジファインダー機の、
レンジファインダーの部分を置き換えるようなかんじで取り入れられていったわけ
だから普及価格が売りのレンズ固定式のレンズシャッター機に一眼レフを搭載する、なんていうことは絶対しない
絶対しないはずなんだけど、あれれ?
1960年に出たニコンのニコレックス35はその意外な組み合わせになってる とても面白い
画像はその2年後に出たニコレックス35II
このニコレックス35は、法則破りなところがもうひとつあって、
普通、一眼レフのファインダーってレンズ軸の真上に設置されているものだが、このカメラはレンジファインダー機
風に左スミにわざわざ移動している
現代のミラーレスだとよくあるパターンだが、もしやこの機へのオマージュなのか??
おっと、このスレではじめて露出計内臓カメラが出てきたことになる
1950年代の終わり頃からセレン式の露出計付きカメラが続々出てくるんだ
このニコレックスの場合、正面の大きな窓が光の取り込み口
でもこのプレーンな窓は特殊なほうで、主流はトンボの複眼のような丸の集合体っぽいスタイルだ
レンズシャッターで一眼レフを作ると、内部構造が
フォーカルプレーンの一眼レフ以上に複雑になるのが
欠点なんだよな。
しかし、存在しない訳じゃない。
例えば、ツァイスの戦後型コンタフレックスなんだが、残念だが
こいつにはクイックリターンミラーが無い。
手元に何台かあるけど、まぁ慣れればたいして大きな問題じゃないな。
>>91
フォローありがとう
他にもいろいろ意見してもらえると助かる
コンタフレックスいいですね、気が向いたらアップして欲しいっす ニコレックス35も、クイックリターンミラーじゃないです
>>43
遅レスですけど、プリモのベスト判ではないですが同じくプリモの初期型を持っております
トプコンはやっぱりブランドイメージが高いので所有欲が満たされるかんじ
1950年製
でもベスト判ってフィルムどうするんですかね・・・? ”トンボの複眼のような丸の集合体っぽいスタイル”の一例だが、
コニカは1959年、セレン露出計付きのコニカSを出した 各社おおむねこのくらいの年からセレン露出計を搭載
しはじめてるようだ
これがついてるカメラってむちゃくちゃカッコいい ひとつ進化の階段を上った!ってかんじがするから
画像はコニカSの後継機でS2 外観はほとんどSとかわらない
よりたくさんの光を取り込んで感度をあげるため、小さなレンズが密集して設置されてる あ、正確に言うとコニカはその前の年1958年にコニカIIIにセレン露出計を搭載している
内蔵型ではなくて外付けっぽいスタイルだった
コニカS〜S2は受光窓のフチ取りがプラだよね
今でこそエンプラ外装には違和感持たない人多いけど、金属外装が主流だった当時の人は、安っぽいプラ外装の採用をどう受けとめたのだろう
ベークライトに代わる軽量新素材的な扱いだったのかな
ちなみにS3からメッキになって見た目も良くなったね
>>97
安くならないとカメラ買えないよ、という市場の声は大きかっただろうから肯定的だったとは推測するけど
でも金属製に戻したってのはメーカーサイドでもひっかかってたものがあったってことかな・・・? そのS2(1961年製)で撮ったのがこれ 写りの良さではトップクラスと思ってる
安く出回ってるので、初めてフィルムカメラに挑戦してみたいけどどれがいいのかわからない、という
人にはこれを薦めたいな
あ、これに関してはいろいろ経験者からの意見を聞いてみたいです
初めてフィルムカメラに挑戦してみたい人に薦めるカメラといえば?というお題で
きっと参考になる情報が集まると思うんだけど
>>95
露出計内蔵のカメラで印象深いのはミノルタのオートワイドかな。
あの単体露出計を軍艦部に強引に埋め込んだようなデザインは面白かった。 >>92
カメラ画像UPですか?
一応50年代縛りなそうなので、コンタフレックスベータ画像をUPします。
一応、レンズ交換も出来るんですが、
交換レンズが入手できないんですよね・・・ >>101
なんか小さなコインが隙間にはさまったような形のシャッターボタンでしたっけ
あの味のあるデザインいいですよね 1958年製で露出計内蔵は他社よりやや先行してるはず
今だとレアな部類に入るんでしょう >>102
UPありがとう
ミントコンディションぽい状態の良さがびんびん伝わってきます、カッコいいですね
なんかスイス製の高級機械式時計のような格調高さです
いや、ドイツ製なんでさしずめランゲアンドゾーネとかそんなイメージですかね ミノルタでかつセレン露出計付きということで、ユニオマットの画像を。
オートワイドが出てから2年後の1960年製
いわゆるコンパクト機として普通っぽい、というか洗練されたスタイルになってきた
露出計の縁は金属製
ワイドって言葉が出たのでちょっと書いておくと、
1の年表にもチラホラとワイドと名がつく機種がでてくる。これは広角レンズがついてますよ、っていうサイン。
パノラマ写真が撮れるんだ〜と自分はずいぶん長いこと誤解してた
みんなも誤解せぬよう
この頃のミノルタはALを使っていたな
1/1000秒シャッターがついていたけど、あまり使う機会はなかった記憶・・・
ミノルタALというと、その後ハイマチック系とALSみたいな超コンパクト系とに進化する分岐点みたいな
なかんじでしたっけ?
ALSとハイマチック7なら持ってます
これらはどっちも1/500までですね
少し前でお薦めと言った責任があるので、もう少しコニカS2の作例をあげてみる
ヘキサノンの48mm、f2 というレンズ
このレンズを悪く言う人はいないので安心すべし
ちょっと閃光電球について書いてみる
1950年代というと、フラッシュはまだストロボなどない時代
だから発光器+閃光電球というものが使われていたんだ
例えばこんなかんじ 1950年代中頃でキヤノン純正、モデルV
おーこのスレではじめてキヤノンがでてきた 一般的には、普通にシューにとりつけてケーブルでつなぐんだけど、キヤノン純正は専用のコネクタが用意
されている
で、閃光電球はいくつかの種類があって、フォーカルプレーンシャッター機とレンズシャッター機で異なるんだ
閃光電球はものによってスペックが違う この場合は光るまでの時間ってこと
シャッターボタンを押してシャッターが開いている間にしっかり光を出さないと意味がない
シャッターが閉じた後にピカッとなっても遅すぎる
だから閃光電球は、トリガーが入ってから最も光量が増すまでの時間によってF級とかM級とかわかれる
フォーカルプレーンシャッターの場合はトリガーがかなり早いタイミングで入るしくみなんで、シャッターがまだ
閉じ切ってないのに光が消えてしまったりするので、光が長続きするような閃光電球を選ぶ必要がある
それ用の電球はFP級と呼ばれる
フォーカルプレーンにはFP級、レンズシャッター機はそれ以外って覚えておけば良い
レンズシャッター機は融通が利くのでカメラ側でFとかMとか選べるスイッチがついてる
閃光電球の魅力といえば、まずはやっぱり電球そのものが美しいこと
フィラメントだけじゃなくて内側に細い金属繊維がたくさん封じられていて綺麗なんだ
これは光っている時間=金属の燃焼時間 をかせぐための策だ わたあめの金属版みたいなもので
精緻な工芸品のような趣がある
それともうひとつは、「儚さ」とでもいうのかな
たった一度光るためだけに生み出される電球なんだ 白熱電球のように繰り返し使えるということは
ない
ほんの一瞬、数十ミリ秒で尽きる命というのがなんかしみじみとロマンを感じさせる
このキヤノン発光器の純正用コネクタは1959年に出たキヤノンフレックスシリーズにも適用されている
カメラとの合体例ということで、キヤノフレックスRM(1962年製)につけてみた
FP級のこの閃光電球は東芝製だけど、他にナショナル製もポピュラーだった
キヤノンつながりでもうひとつ 1961年にキヤノネットというコスパMAXの機種が登場した
機能に対して激安なことから爆発的ヒットしたのはみなご存知の通り
そのキヤノネットの純正発光器がこれ、タイプJというもの
これは専用コネクタではなく普通にシューにつけるタイプだった
閃光電球はM級かF級を選べた
M級だと使えるシャッタースピードに制限がなかったけど、F級だと早いシャッタースピードには対応できない
という制約があった
なんでこの閃光電球は青いの?と思うかもしれない
これはカラー写真ならではの対策なんだ
白黒写真では気にならなかったけど、カラー写真向けに普通の透明な閃光電球を使ってしまうと
どうも黄色〜赤の波長が多めにでるらしく写真の出来上がりがオレンジがかってしまう
だったらはじめからガラスに青の成分を強めに入れておけばプラマイゼロで白い自然な写真になるんじゃね?
という発想でうまく解決した
キヤノネットに合体させてみた
1+1=2 ではなくて1+1=3 くらい、互いに引き立てあってカッコよくみえると思うがいかがか
ちなみにこれら発光器の反射板のことをリフレクターとか傘、アンブレラなどともいうけど
これはコンパクトに折りたためるようになっている
扇子のようにパタパタと変形する動きはコミカルで面白い
>>100
既にオールドレンズを持ってる人になら、その中で1番使いたいレンズが着くカメラ
全く1から始めるってんならNikon FM3AかFM10かな
経年劣化が少ないのも多そうだし、ユーザー多いし、FM10なら鬼軽いから、フィルム使い終わっても荷物にならない >>123
お〜、超信頼性重視の布陣ですね
おっしゃる通りこれらならカメラ由来のミスなどは皆無で安心。良い選択となりそうです
それにニコンのマウントなら膨大な単焦点レンズとか選び放題ですし
FM3Aは持つ悦びは大きいけどちと高価いか・・・? 二眼レフに発光器をつけてみた図
1953年製のヤシカフレックスと1954年製のビューティフレックス
これらはそもそもM接点しかない
前者にはナショナル製、後者にはウエスト電気製をつけている
ウエスト電気はのちにパナソニック傘下になるので、この2つの発光器はまあ兄弟みたいのもの
家にアンティークカメラ?になるのかどうかわからないけど古いカメラがあってこれって売れるのかな?
上のダイヤル見たいの回すとカシャッてシャッターが切れる音はするけどちゃんと撮れるかどうかは不明
調べてみたら以下のようなカメラ
MAMIYA 35 U(1:35 F=4.5cm)
1952年製
SETAGAYA KOKI
>>127
それなりの店に持って行けば、それなりの値段で買ってくれると思う。
ハードオフみたいな所だと、ジャンク判定されて100円ぐらいですかね。 >>128
ありがとうございます
それにしてもものすごい重さです
鉄の塊のよう >>127
マミヤ光機は歴史があって、特に二眼レフは他メーカーがどんどんやめていく中、最後まで改良しつづけ
ながら新作を出し続けた素晴らしいメーカーです
そのブランドが35mm用カメラとして気合を入れて作ったものがマミヤ35I〜III
とても頑丈で良いカメラですよ 自動でシャッターチャージするし1/500秒まであったのが特徴
同年代だと上に作例をあげたアイレス35IIが、レンズも4.5cm、f3.2だしスペック的には近いかな
ただ残念ながら、売っても数千円いくかどうか
プレミアがあって何万もするとかいった類ではないです >>131
専門業者さんで清掃分解調整されてやっとその値段になる、ということですね
高精度な特殊技能が要るので、価格の大部分が技術料に相当していると思われます ウエスト電気製のをもうひとつ、ちょっと高級タイプ(左)
やはり高級タイプのワルツ製も並べてみた(右)
1954年製アイレス35IIにつけてみた
次はちょっとユニークな機種を紹介
1961年製リコーオート35V
中古カメラ屋さんでもあまりみかけないので、レアな部類だと思われる とにかくデザインがあか抜けている シルバーと艶消し黒とのツートンカラー
その一年前の1960年にオート35というのがまったく同じデザインで出ていて、それをそのまま引き継いだ
今みても”なんか新しい”と思えるのがすごい
当時の人にとってもそうとうインパクトがあったのではなかろうか
なぜユニークかというと
ASA感度の設定以外は数値をいじれないから
絞り値、シャッタースピードがそもそも設定できない レンジファインダーでもないので重ね像でピント合わせ
というものもない
露出関係は全部カメラ側がやってくれる
で、じゃあ何をすればいいかというと、被写体に応じて、遠い、近い、とても近い
この三つの中から選ぶだけ
これらのアイコンがそれぞれ、山、立ってる人、人の顔、というカワイイかんじで、ファインダー内に
浮かび上がっている
これの一年後1962年にはリコーオートハーフというのが登場して大ヒットするんだけど、スタイルやしくみから
オート35Vはその兄貴分にあたる
フィルムカウンターと巻き上げレバーは底部にあるので、革ケースもそれに応じて凝った造りになっている
それとストラップのカメラ本体への留め具は専用品なので、購入するならこれらが一式揃ったものだと良い
と思う
同年代の機種の中でも奇抜なので、所有する悦びがしっかりと感じられるカメラだ
ピント合わせが3段階でしか調整できないので、ほんと大丈夫なの〜?と思われるかもしれないが、
どっこいそれがキッチリと写るもんなんだ
こういう3段階の調整のことをゾーンフォーカス式と言ったりする
一方、完全に1段階のみ固定でフォーカス合わせをまったくしないようなしくみは固定フォーカス式と言って
オートハーフとか写ルンです、みたいな製品に採用されている
閃光電球の話に戻って、
・・・というかやっぱり1950年代カメラと閃光電球は切っても切り離せない存在なので、部屋にディスプレイ
するにしても一緒にセットしとくのがカッコいいよ、と主張したい
閃光電球の不人気ぶりが不憫すぎる
これらは東芝
右から順にP-3、P-3II、P-3IIIと揃っている 中身はまったくかわらない
最もポピュラーなタイプで、発光器を見たことがあるとしたら大体はコレだと思う 割と後期で、X接点用のもの
使える端子口金の形状が違ってて、閃光電球の中でもAGタイプのみ使えるようになっている
AGタイプというのはオールグラスの略で”ガラスだけだよ”って意味
とにかく安上がりで仕上げようや、ということで製造プロセスを簡略化したのでこういう形状になってる
この東芝の発光器をつけた例として、オリンパスエース(1958年製)を
もうひとつ これも既出だがスーパーフジカシックス(1955年製)にもつけてみた
この時代でももうX接点切り替え付きなんだ
さらにこちらは1958年製のリコー300
これは個人的に特にお気に入りのカメラ 撮影も気合が入ってしまった
このリコー300は、既にでてるリケン35(1954年製)の直系の子孫にあたる
ずいぶん軽くコンパクトになったんで高級感は薄れたけど、いい姿をしているし写りも素晴らしいんだ
リコーのこの時代のカメラというと、リケノンというレンズ銘が思い浮かぶかもしれないが、このリコー300は
リケンリコーという銘になっている レンズ供給元が異なってたってこと
このレンズは45mmのf2.8
巻き上げやシャッターボタンの感触が若干チープさを持ってるんで、実は第一印象は良くなかったんだけど
ファインダーがゴロっとした精巧なプリズムになっていて抜かりがないのをみて好印象にかわった
しかも写りがいいもんで非常に気に入ってる
まあ異性でもそうだけど最初マイナスな印象からプラスに変化すると、より一層愛着が沸くというか好感度が
加速するってものだ
くそスレ。安物しかねーし、作例もツマンネ、撮影技術も知識も薄っぺらい。いったいなんなん
ここで、>>115御自慢のカメラと
写真がUPされます。 >>155
クラシックカメラに興味を持ち始めた者です
ぜひ高級品での、面白い作例満載で、撮影技術に長け、機材知識も豊富なスレを立てて頂けると幸いです >>159
ここは写真板じゃ無くカメラのスレだから
スレ違いだよ 近場の中古屋にリコーフレックスがたくさん入荷したのですが、買うときに見ておいた方がいい注意点とかありますか?
>>162
まずは、レンズに曇りが無いかどうか。
次に、シャッターや絞りに油がついてないかどうか。
そして、絞りやシャッターがちゃんと動くかどうか。
それから、空きスプールが入ってるかどうかだな。
その辺が問題無いなら、多分使える。
光線漏れとか、距離の狂いとかあるかも知らんが
それは実際に使ってみないと何とも言えない。 >>163
ありごとうございます。
空きスプールは盲点でした。巻き取り側が無いと使えないですよね 多少高くても革ケース付きを選びたい
ミニポーチみたいのが付いてて、レンズフード有りだとなお良し
あとレンズキャップ
>>165
うーん、そのお店は革ケースとレンズキャップはついてなさそうでした。
代替手段を探した方が良いかな。
そのお店でなくてもいいし、革ケース付きのところがあったらそこで買って見ます 巻き上げできないミノルタV2のジャンク品買ったら、ギア一枚が抜き去られてた
治せると思ったのにお手上げだガッカリ
>>168
運が悪かったね 埃カビまみれのジャンクをあえて狙えば、そういうパーツ抜かれ個体に出会う確率は減るん
だろうけど、それはそれで重症な故障品に出会う確率もあがるし
うーむ こちらはヤシカ35、1958年製
尻に35がついてるものは総じて造りが良く、これもその例に漏れない
なんか勘違いしているヤツがいるけど、決してこれらは安物なんかじゃない
そりゃあニコンSとか海外勢とかに比べたらあれだけど、
裕福な家庭だったとしても、ほんと清水の舞台から飛び降りるほどの気合がないと買えない高価なものだった このヤシカ35にはF1.9のレンズがついてるので高級機
同時にF2.5レンズがついたちょっとだけ廉価な仕様も出ていた
ワルツの威風堂々とした発光器をつけてみた
このヤシカは接点MとXが選べる
ヤシカの35mm用のカメラへの参入はこの機種からなんで、他社と比較するとちょっと遅め
そのぶん二眼レフに注力してたってこと
だからヤシカの二眼レフの評判はいまでもとても高い
>>171
フラッシュバルブって今でも手に入るの?
反射傘だけ近所で100円で売ってる >>173
地方都市のカメラ屋さんとか、骨董市なんかを根気よく回ってようやく見つかるかんじ
10球入り一箱(のうち3球くらいは使ったよ、って状態)で1,000円ってところか
ハードオフで発光器はよくみるけど閃光電球をみつけたことは一度もないなあ >>174
もう中古で限りある資源を食いつぶしていくしかない状態なのか
資料的価値として持っておくにはいいけど常用には使えないって感じか 発光器を買うなら内側にキャパシタっていう乾電池と似たような形のものが入ってることを確認したほうが良い
いちおうそれがあってはじめて発光器として成立するから
100円でも丁寧に清掃すれば十分ディスプレイできるレベルになると思う
22.5Vが出る電池があれば、光らせることはできるよ 電池をたくさん数珠つなぎにしてその電圧まで
持っていけばいいんで
でももったいないので常用なんてとてもとても・・・
自分の場合はもっぱらディスプレイ専用だね
でも実際に光らせないとなると、じゃあほんとに1950年代カメラがシャッターと同期して電気回路がしっかりと
閉じてんの?という疑問が沸いてしまうので、
いちおうこんな風に普通のストロボを繋げてチェックはしてるってわけ
まあこの時代のカメラで、60年後の現在であってもきちんと光らないようなヤワな造りをしているカメラはない
>>178
カッコいい!
2眼も35mm1眼レフカメラと同じタイプのX接点端子があるのですか? >>179
うん、二眼でも1954年くらいを境にしてX接点付きが登場してくるよ
というかセイコーやシチズンなど高級レンズシャッターにX接点が搭載されて、それを各社が採用したってこと
例えばこれは1954年製二眼の「シチズン-MXV」シャッター
MとX接点、それにV(←セルフタイマーのことね)が選べるよ、ってことでMXV
そのまんまかよ!ってツッコミが入りそうなネーミングだけどわかりやすくて良い
ちなみに>>178の二眼は1954年以前のものなのでM接点のみ あ、ミスった
上のシチズンシャッターは1956年製
1954年製はこっちだった
SEIKOSHA-MX
そのまんまかよ!ってツッコミ二回目・・・と思いきや、M、Xの他にF接点が選べるので
なんでSEIKOSHA-MFXじゃないんだと小一時間(略 ヤシカ35が出たので、その後継機種を紹介
2年後、1960年にミニスターという機種が登場し人気シリーズとなる
ヤシカというとのちにエレクトロ35シリーズが爆発的人気となるけど、それ以前にも大ヒットがあったんだ
内蔵露出計つきでコスパ追求タイプ
キヤノネットがデビューする1年前だったってことも良かったんだろう
画像はそのミニスターシリーズの中でも、もっとも簡素な仕様で普及狙いのタイプ
ヤシカキャンパス、という 露出計はそぎ落とされてしまった
まあ、大ヒットしたゆえにこれらミニスター、エレクトロ35、キヤノネットは現代においてはありふれた存在となって
しまいジャンク箱の常連組なのがちょっと悲しい
けど、しっかり手入れされたものはきちんとキレイに写るんだ
みかけたらぜひジャンク箱から救出してやって欲しいと思う
キャンパスで撮ったもの
ヤシノン45mm f2.8というレンズ
なかなかいい色が出ると思っていてお気に入りカメラのひとつ
ほんと機能が最低限しかなくて、逆にいさぎよい
フタ開けるとフィルムカウンターが自動でゼロに戻る、とかシャッターチャージしたらお知らせマークが点く、とか
先代にあった機能がばっさり消えている
でも逆にいえばそれだけ先代が優秀すぎたってことでもあるかな
紹介してきたカメラの中で唯一シューがついてないカメラがあるんだ
それがアサヒフレックス
じゃあアサヒフレックスには閃光電球がつけられないの?と思ってしまうかもしれないがちゃんとそれ用のFP接点とX接点が
装備されている
そういう機種には「ブラケット」というアクセサリを使えばいい
L字形の棒になってて、三脚取り付け穴にセットする
縦棒のところは持ち手っていうかハンドルになってて持ちやすい で、その上にシューが付いているって構造だ
使用例としてワルツ製の発光器+FP級の閃光電球
このFPというのはフォーカルプレーン(シャッター)の頭文字のこと
ケーブルはFP接点につなぐ
で、X接点がついているし”電子式”発光器(=ストロボ)もつけちゃおう、というのがこの画像
アサヒフレックスのこんな姿もとても美しい
1950年代のカメラに一番似合うストロボは、個人的にはソリゴール製だと思うがいかがか
ソリゴールっていうブランドはミランダカメラのアクセサリ販売部門のことで、ストロボとかレンズなどで有名
アサヒフレックスとミランダは国産最初期の一眼レフでライバル関係だったので、この組み合わせは
なかなか味がある・・・のかな?
レンズはミランダ用に限らずいろんなマウントに合ったものを手広く作っていたので、持ってる人は多いだろう
自分はミノルタのSRマウント用を持ってたりするけど、とても造りが良い
このロゴマークがカッコよくてとても高級感があるんだ
>>185
L時のブラケットは使ってるとプロっぽく見えてかっこいいな
アサヒフレック、たまに中古市で見かけるけどSVやSPよりも更に古典となるから
動態を維持するのは大変そうだ >>187
ストロボもそういう当時物のほうが雰囲気出るね
俺のなんてSPや67にX接点コネクタつけて無理やり今のTTL(TTL機能はしないけど)ストロボつけてるから
サイボーグ化したお爺ちゃんみたいだ >>190
おー今の高性能ストロボをつけるのはすごいな
>サイボーグ化したお爺ちゃんみたいだ
あるある 古いカメラにカーボンの最新鋭三脚とか取りつけたりもそうだよね
SPだと、やっぱりこんな純正品が似合うのかなあと思っている今日この頃
既出だけど、もう一回オリンパスエースの画像をあげてみる
以前UPした時点では不動品だったんだけど、整備できたもので
ずっと押し入れかどこか暗い所にいたであろう個体を、きっちり使える状態にして緑が萌える外の世界に
連れ出すというのは、自己満足かもしれんがなかなか美しい行為だと思うんだ
巻き上げできずシャッターも開きっぱなしだったとは思えない写り
とても気に入っている
繰り返しになるけど、このエースはレンズシャッター式でかつレンズ交換式だった
これってメーカーとしてはとてもチャレンジングで大きな賭けのようなもの
そういうカメラはやっぱり独特の魅力を放っている
独特の魅力、という意味では
1958年のまったく同じ年にアイレスからアイレス35Vというのが登場するんだけど、これも同様に
レンズシャッター式でレンズ交換式
アイレスは多大なコストをかけて発売したけれどもチャレンジ失敗で、これが元で倒産することとなるんだ
この35Vは自分の憧れ いつか手に入れたいな
>>194
ミノルタのスーパーAもこの時期ですね。
スーパーAもあまり売れず、ミノルタスカイの酷評とあわせて、一眼レフシステム開発に舵を切るきっかけになったとか。
どれかのメーカーのレンズ交換式レンズシャッター機がヒットしてれば少し違った未来になったかもしれませんね。 >>195
そう! おっしゃる通りで、もっと多様化した面白い未来になってたかもね
ミノルタAの丸っこいボディも魅力だけどスーパーAの丸っこさ+メカニカル感増し増しなかんじもほんと美しい
1957年製なのでミノルタはオリンパスより一年はやかったみたい
1960年とちょっと遅れてリコーからも999というレンズ交換式の機種がでてる
これは以前紹介したリコーオート35Vと同系統のちょっとあか抜けたデザイン
挙がった4機種を全部揃えたら、けっこう自慢できるコレクションになりそうだなあ
クッソ渋いな。
オリンパスのレンジ機はハードオフでジャンク棚の常連だけど、どれも状態が悪くて手を出しづらい・・・
というかレンズ無しのばかりでレンズが手に入らない・・・
>>197
オリンパスはうちの方じゃあまり見ないな<ジャンク棚
ペトリとか多い印象 そろそろ、このスレの影響で1950年代カメラ買ってみたよっていう報告があったりしないかな?
もしあるととても励みになるんだけどな
>>199
先月だけどヤシカフレックスモデルC買ってきた。
シャッターは切れるけど外装の状態があんまりよくない
一応使えるけど、120フィルムの手持ち在庫が切れたから作例は無い
60〜80年代カメラはバケペンやらSPやらCONTAXやら持ってるんだけど、
50年代は流石に初めてだわ。一度内部も分解清掃してみたが構造が単純なのがいい。
シリコンスプレーで外装を吹いたら艶が出てきたけど、レンズ周りの錆びを落としたいけどどうすればいいかわからん。 >>200
ありがとう
モデルCは、上でUPしたAIIの一年後のモデルなんだけど、シャッターがボタン式になってたり1/200秒が1/300秒にかわってたり
進歩があるね
錆はカリカリと母体を傷つけないように剝いでいったあと、アルミナ粉系のコンパウンドで磨くのがいいんじゃないかな
でも貼革の接着剤が流れ出てきてるようにもみえる、もしそれならエタノール含有のウエットティッシュで拭き取れるはず キヤノンの一眼レフを紹介
キヤノフレックスRPという1960年製(左)
その一年前、1959年にキヤノフレックスというキヤノン初の一眼レフが登場したんだ
だけどその年はニコンFが登場して大好評、キヤノフレックスは影の薄い存在になってしまった
高級機だったんだけどライバルが強すぎた
そこで、少しスペックダウンしてやや安く発売したのがこのRPという機種
この二台は兄弟で、RPの二年後に出た露出計内蔵モデルがRM(右)
どちらもRマウントだ
R→FL→FDマウントと移り替わっていくので、一般的になじみの深いFDマウントの前の前の世代ってこと
この兄弟、デザインの傾向が統一されててとても美しい
弟のRMのほうはペンタ部が下方に潜り込んだかんじになっててちょっと違和感を覚える人がいるかもしれないな
露出計を軍艦部に入れ込んでこういうデザインになっている
兄のほうはスタンダードな姿で落ち着いたイメージ
Rマウント用のこのレンズは50mmf1.8
なかなか良い写りだ
この時代のレンズは絞りリングが二個ついていたりして、いい雰囲気を出している
構図決めの時の絞り値と、実際撮る時の絞り値を設定するわけだけど、シャッターを切ったときにこの両者の切り替えを
機械的に瞬時に行うのがスーパーキヤノマチックという機構だった
この言葉の響きが、当時の最先端っぽくてかっこいいんだ
この兄弟で最大の特徴というのは、巻き上げレバーの配置が違うという点だ
RPでは底部についているのに対し、RMでは上(完全にてっぺんではないけど)についている
”やっぱ右親指を使うのが一番やりやすいんじゃね?”という市場の声というか潮流が反映されたようだ
↓この角度だとよくわかる
爆売れしたキヤノネットがRMの出る一年前に登場してるけど、やはり初代は底部巻き上げ方式で二代目以降は
上側に移動してる
つまり1961年を境に底部巻き上げ方式が廃れていくってわけ 逆に言うと、1950年代は底部巻き上げ方式カメラがイキイキと青春を謳歌していたってこと
この時代のカメラならではの魅力のひとつだと思うんで、あえてそういう機種を選んで手許においておくってのもアリかと
ちょっと集合〜
手前のヤツは超異端児として有名なフジカ35SE 相当おもしろい機種 >>209
おお〜コニカIIIAだ しかもヘキサノンf1.8がついてる高級機じゃないですか
1958年製だね 重たいのか初めて知った
そうか、模索って表現が正しいな
模索しながらだんだんひとつの解に向けて収束していくとして、その模索中の段階っていろんなアイデアに
触れられるから魅力あるよね、ということが言いたかったんだ 底部巻き上げはシステム拡張性を損なうから廃れた、という説がある
各社フラッグシップ機にはモータードライブをつけられるようにするという流れがあった
そうすると、あれ?底にレバーあったら邪魔じゃん、となる
フラッグシップ機が上側を選択する以上、下位機種もそれに従うよね
>>209
後ろに見えているスピーカーは三菱の2S-305ですな。
NHKのモニタースピーカーで、これも1958年発表だわ。
すごいね。 >>213
おめでとう 綺麗な個体だね
1953年製で赤窓式かな
汚れを落とした後、レザー用ワックスをうすくつけてから乾いた布でしっかり拭き取ってあげるといいかんじに
艶がでるよ
分解洗浄の前後ではスリガラスに浮かぶ画像の鮮明さが全然違っててうれしくなったりするよね >>214
ありがとうごうざいます。
フィルムカウンターの窓は赤窓です。
このカメラは私の親と同じ年代ですか感慨深いなあ・・・
外装は綺麗です。
レンズがカビていない個体を探しているのですがなかなか出てこないですね。
後玉を外してカビを落としたらカビの跡がくっきり残ってしまいました。 思ったほど影響は出ないものですよ<カビ跡
そこよりはモルト張替えのほうがよほど影響度大きいです
吊り環の形状が独特っぽいんで、うまく本体にくっつけられるストラップがあればいいですけど
モルトなんてあったっけ?
Ricohflexは球数豊富で安いから良いレンズと交換しちゃえばええさ
この前アイレス3c買ったけど言うほどM3じゃ無かった
https://imgur.com/a/3jGMEaB
買ってきたリコーフレックスYの裏蓋。モルトていうか遮光部に毛糸が接着されてる
ボロボロにもなっていなく、比較的新しい感じ。前のオーナーさんが貼り換えたのかな?
もしも一度も交換されていなかったらこれが60年以上も前の状態を保っているというなら凄い 純正は黒の毛糸だったから張替え済みかね
前シリーズ持ってるわけじゃないけどね
戦前の乾板用フィルムホルダーに貼られてる毛皮とかも特に問題無く使えてる
そんなに持つものなんですか。
それならモルト張り替えする前の銀塩カメラのストックいくつかあるけど市販のスポンジモルトより毛皮や毛糸使った方が
長持ちしそうだ。まあ、次の交換時より先に自分の寿命が来るだろうけど
>>220
どこまで行っても毛だから、ゴミの問題もある
なのでモルト化も1つの手かな
好みの問題かも知れない >>217
アイレス35IIICですか〜いいね
35IIなどが少し縦長な印象なのに比べて、縦が短くなった分横長でスマートにみえるんだよね
M3に似てると思ってたけどそうでもないんだ?
奇遇なことに自分は35IIISを入手したばかり こっちもなかなかいいスタイルだよ >>220-221
うん、純正の毛糸は黒だね
自分は粘着テープ付きのモルトに替える派ですね 自分で貼り替えると、なんというかそれを以って自分の愛機になった!
みたいな気分になるんで、儀式のような意味合いも含んでたりするかな リコーフレックスニューダイヤの裏蓋内部
蓋が閉じるのを阻害しない範囲で肉厚なモルトをチョイスしてる
ニコンFより安い価格帯で勝負したキヤノフレックスRP
その価格帯にはライバルとなるニコンの一眼レフはなかったのだろうか?
ぱっと思いつくのはニコマートFTなんだけど、それは1965年とずいぶん後に登場するので1960年の辺りではニコレックス35
しかない
けどニコレックス35はすでに紹介した通り、一眼レフではあるけれどレンズシャッター式でレンズ交換無しだからライバルとは
ちょっとなりにくい
そうすると1962年に登場するこのニコレックスFというのがライバル機になるようだ
堂々としたこの姿、とてもかっこいい
>>225
露出計がカッコいい!
ニコマートFTより以前も蟹爪レンズなのですね
この構造は当時の試行錯誤が伺えます ニコンFとニコマートFTがデザイン傾向に統一感があるのに対し、両者のちょうど中間に登場したこれは
独特なデザインとなっている
それはマミヤ光機が製作したものだから いわゆるOEM供給というもの
この機種はリコーからもシングレックスという名前で発売しているというのは有名な話(マウントもニコン用のまま)
例えば、ダイハツのミラが「プレオ」や「ピクシス」という名前で他社から発売されてるのと同じだね
後付け露出計にはピンが出ていて、ちゃんとカニ爪に嵌めて連動できるようになっているのがニコンならではで素晴らしい
あと頭頂部には白ヌキの「F」マークが掲げられているのがいいんだよね
>>226
ありがと〜 迫力ある露出計ですよね 気に入ってます >>187-188でソリゴールに触れたのでもう少し詳しく
サンパック、カコ、東芝・・・皆それぞれ良いストロボだ 性能に違いはないのでもはや見た目で自分好みのもの
を選ぶこととなる
そんな中で、ドイツ風の語感とかロゴのカッコよさ、昭和っぽさ、クールな外観、そういうものがうまく交じりあった
ソリゴールはなんだかとても魅かれるものがあるわけ
というわけでソリゴールづくし
リコー製品との相性がとても良いと感じている
ソリゴールMK-8の外装箱にはアリマツコーポレーションと書かれてる
ソリゴールのストロボ(全部がそうとは限らないだろうけど)は、ここが製造担当のようだ
組み合わせは
ニューダイヤ(1956年製) と ソリゴールMK-3(ホットシュー専用)
リコー300(1958年製) と MK-8(X接点ケーブルつき)
オート35V(1961年製) と MK-6B(ホットシュー専用)
リコーははやくからホットシューを採用してた
えーと、ホットシューというのはシューの中央まで電気信号が届くようにしてあるもののこと
この時代のカメラは普通、カメラ本体のどこかに接点を設けてあって発光器やストロボ側からのケーブル
で繋ぎこむことになっていて、ひと手間かかっていたんだ
で、シューにストロボを差し込んだ時点で自動的に繋ぎこみ完了してたらラクなのにな〜、という要望が
出てきたのが1950年代の後半頃だったってわけ
この挙げたリコーの3機種はいずれもホットシュー対応タイプだ
なので、写真中央のカメラはX接点にケーブルが繋ぎこまれてないじゃないか、と言われそうだけど、ホットシュー
との連結部にあるケーブル差し込み口を使用しているから、間違ってるわけじゃないよ
二眼レフって、シューの向き逆ですよね?
あれ何故なんでしょうか
二眼の場合例外なく、シューの前端と本体前面とがツライチになるような位置にセットされているね
フラッシュからの光を最大限有効活用したいわけだからギリギリまで前寄りにしたい
となると単に突っ込みやすさ、という意味で逆付けにしてるのかな
(シュー後方に干渉物がついてる場合もあるし)
レンジファインダー、一眼だとシューの後端と本体裏面とがツライチになるような位置なんで真逆になる、と
二眼だと後ろ向きにしかつかないストロボとか出てくるんだよね
コニカIIのツーショット
一方は既出のIIBで、もう一方はIIB-mという機種
前者が1955年、後者はその一年後に発売
金属の肌の質感が素晴らしく良い たくさんいろんなカメラが並んでいたとしても、その中でキラリと宝石のように輝いていて
ひときわ目立つってかんじ
外観上はバッジ以外はまったく同じにみえるかもしれないけど、鏡筒部分が違っている
IIBは自社製シャッターで、レンズはやや高級品(広角にもかかわらずf値は明るい)
IIB-mは鏡筒全体の長さが1cmほどIIBよりも短いのでコンパクトさが強調されて、特に女性が持つと
おしゃれかもしれない
>>238
ごめん書き方が悪かった
IIB-mが50mmに対してIIBは45mmなものだから、(比較したら)広角という言葉を使ったけど
この時代一般的に35mm以下でないと広角とは呼ばないよね
そういえばIIBと同じ1955年にオリンパスワイドという35mmレンズがついた広角レンジファインダー機が出てる 同じく1955年に出たオリンパス35Sがこちら
コニカIIBやオリンパスワイドと違うところがひとつ 巻き上げレバー式になったこと
あっさりとした顔つき、鏡筒部のキラキラ感がとても好印象 オリンパス35Sの一番大きな特徴は、レンジファインダーの合焦のしくみが独特なこと
先ず、正面から主光路に像が飛び込んできて、覗いてる撮影者の眼にストレートに入ってくる
で次に、少し横にある副光路の窓から飛び込んできた像は、一度ミラーで直角に折れて主光路まで到達して
合流することとなる 主光路上にはハーフミラーが設けてあって、副光路からきた像はもう一回このハーフミラー
で直角に折れて、撮影者の眼に届く
こんな風にして二つの光路から届いてきた像はズレてるんで、レンズを前後させてピタッと重なる位置を探すと
ちょうどそこが合焦するしくみだ
で、一般的には、レンズの前後の動きと「副光路のミラー」とが連動するようにしてあるんだ
だいたいどこのメーカーもこういう方式
だけどこのオリンパス35Sは、主光路の入り口の窓ガラスの内側にレンズが一枚仕込んであって、このレンズ
が可動するようになっている ハーフミラーよりも入り口側ね
だから、副光路からの像が固定像となってるわけで、像の主従関係が逆転しているのがとても面白い
まあ、別に撮る側からはなにも操作勝手がかわるところはないのでまったく問題ないんだけども
久しぶりに蛇腹カメラの紹介をする
すでにスーパーフジカシックス、コニカパールIIを紹介済みだけど、それより以前に出てる蛇腹界の不動のセンター
マミヤシックスだ
最初に出たのは1940年で、モデルチェンジしながら1958年頃まで作られ続けた
頑丈で造りがよく、大きくてずっしりする
マミヤは120フィルムにずーっとこだわりつづけてきたブランドで、二眼レフはもちろんマミヤプレス、645シリーズなどなど
さまざまなシステムを世に送り出してきたんだ
これはIV型で1947〜1953年にかけて製造されたもの
可憐な花がとても良く似合っている
この機種、レンズが固定してあって前後に繰り出すことができないんだ
あれ?じゃあピント合わせできないじゃん、無限遠でのみ使用可能なのか?と思ってしまいそうだが 実は、レンズを前後させる方式ではなくて、「フィルム」自体を直接前後に動かしてピント合わせするという
凝った方式なんだ
これをバックフォーカス方式、と呼ぶ
右親指の位置にダイヤルがついていてそれをクリクリ操作すればよく、使い勝手は変わらない
この個体なんだけど、ちょっとレアなところがふたつある
ビンテージな価値以外に、資料的価値があるみたいだ
先ず一つ目は、トプコンのレンズがついてるってところ
マミヤシックスIV型はオリンパスのズイコーがついてるはずなんだ でも例外的に別なレンズがついたものもあるらしく
これはそのうちのひとつだ
トプコンというとトプコールという高級レンズの名前が真っ先に思い浮かぶけど、シムラー銘はそれよりも古い時代ってこと
もうひとつのレアなところは
フォーマットが6x4.5cm”専用”仕様という点だ
マミヤシックスは基本6x6cmフォーマットで、1953年に出たV型から6x4.5cmもできるようになったんだ
だから本来ならIV型には6x4.5cm仕様はないはずなんだけどね
ファインダーには4.5cm用のマスクが嵌まっていて、視野が縦長になるようにしてある
もちろんフィルム室内にも同様に4.5cm用のマスクがつけられていて、縦長に写るようになっている
それから、フィルムは一枚送ったら自動でストップする機構がついているんだけど、これも4.5cm分送ったら
ストップするように調整されている
えーと、ちょっと説明すると、
二枚の円盤に櫛型の歯が刻んであって、その刻みピッチによって送り量が制御されるようになってるわけ
この円盤を6cm用のものに変更しない限り、6cm送ってストップさせるってことができない
たぶんだけど、こういうカスタマイズをするサービスが当時あったってことなんだろうね
マミヤはセコールが出るまでどんなレンズでも取付け改造してくれたんだよね
シムラーはラインナップにあった正統な機種で3型でもトプコンレンズは採用してた
645改造も良くやってたみたいで、結構玉あるよね
ZUIKO以外にTowa KokiのNeoconも採用してたよ
>>250
おお〜貴重な情報ありがとう
そうか勝手に珍品だと思い込んでたけど玉数あるのか、ちょっぴり残念だけど事情がわかって安心した
要望に合わせていろいろ改造してくれるなんて、マミヤの魅力がまたひとつ増えた感じだ
そういえば持ち込みレンズによっては折りたたみできなくなる、という話を聞いたことがあったかも >>251
焦点距離が長くなると折りたたみ不可なんだって
7.5cmじゃ無くて8cmや10.5cmなども入れる人がいたらしいね
それ位マミヤはメーカー公認の改造しまくりなユーザーフレンドリーだったんだろうね ん、マミヤ6ネタが・・・
いや、何ヶ月か前にマミヤ6を買ったんですよ。
1万番台で、6×6とセミ版両用で、赤窓送りって奴を。
>>251
マミヤ6は安いからついつい増える
二眼レフのレンズ入れよかなとか、考えてると特に マミヤ6を使おうとした場合、フィルム装填が
他の赤窓送りと違う事を理解しないといけないんだよな。
それは先日の事、マミヤ6にフィルムを装填して裏蓋を閉めた所、中蓋を
中に入れるのを忘れてたんだよね・・・
子供の頃おじいちゃんの形見分けでマミヤ6貰ったなぁ
誰も使い方分からなくてずっと押入れに入れてたらジャバラに穴空いたから、引越しの時に捨てちゃった
今、カメラが趣味になって凄え買い直したい俺がいる
マミヤ6ファンがいて嬉しい
たしかにバリエーション違いを揃えたくなる魅力があるね
>>253みたいにV型以降のフォーマット選択可もいいし、
あるいはIII型までのはウエストレベルファインダー(上から覗きこめる)が併設されているみたいで、それも縁があれば
入手したいと思ってる けど、なかなか巡り合えないな
>>254はすでにお持ちかな?
中蓋はトラップだな自分も気をつけよう
シャッター切ると次の瞬間ファインダー内が赤く染まって、二重露光注意!のアラーム表示が出るところが
個人的に大好きだ >>257
も、もったいない
ドイツ製かなんかの超高級レア玉を特注で載せてたような個体だったかも・・・?
(なんて煽っちゃいけないですよねスミマセン) >>258
何台かあると思う反射タイプ
使い勝手のいいX型しか使わんから忘れたけど
ハンドカメラとかによくついてるけど、近眼の俺には見ないわあれ マミヤのCシリーズは古いものも買って使ったけど、当時は広角マニアだったせいもありマミヤ6は手出さなかったなあ
後にニューマミヤ6買ったときも、標準は買わずセコール50mm一本だけで撮影してたし
>>251
6✕4.5のファインダーますく付きはレアだよ
改造済みでもあれ欠品がほとんどだから
それにマスクはWだけじゃないかなTからVは無かったと思う >>262
なんかうれしい情報だなあ ありがとう
I〜IIIには無かったというのは面白いね その時代だって6x4.5改造に対するニーズはなくはなかったはず
だと思うんだけど
今夜飲むお酒はひときわ美味しいと思うわ >>263
巻き上げ改造はT〜Vもあった
UとVは持ってるから少なくともあった
あのマスクが無くなり安いからレアかなと 一眼レフカメラを素人でも上達できる方法は、「一眼レフカメラマスターできる宮刺のブログ」というブログで見られるらしいよ。ネットとかで調べてもいいかもね。
95WFN
マミヤ6はデザインも写りも良くて頑丈で中古相場も安くメンテも容易という奇跡の逸品
唯一の難点は現像するとフィルムのコマが良く繋がってる事くらいか
>>267
ホント同感 蛇腹に興味はあるんだけどちょっと敷居が高いな〜、と思ってる人がいると思うんだけど
マミヤ6なら安心だと思う
次に、同じく蛇腹つながりでウェルミー6というのを紹介する こっちは初心者向けとはいいがたい、かな 大成光機というメーカーが出した6x6cmフォーマット機で1952年製
前出のマミヤ6のIV型とまったく同時期に出たものだ
これもまた、美しい外観をしている なぜ初心者向けと言いがたいかというと、プリミティブな機能のみしかついていないから
二重像でのピント合わせとか一切ないので、
え〜と、被写体まではざっと2mだな、じゃあここまで前玉を回せば多分合うだろう、みたいな合わせ方をする
フィルム送りも完全に自分でやる ストッパーはない 二重露光防止のアラーム機能などもない
これはメーカーの製品に対するアプローチというか思想が違うんだ
ウェルミー6は、なるべく安くして金持ちじゃなくてもカメラを買って使えるようにしたいという思想
マミヤ6などは、使い勝手優先でミスを起こさせないよう、そのかわり高額になります という思想
たとえば学生さん向けの古い四畳半アパート 共同トイレだし隣の壁は薄いし、陽当たりは悪いけどちゃんと雨露はしのげる
一方、箱入りのお嬢さんの住むマンション セキュリティは万全、ウォシュレットや風呂場乾燥機は当たり前、エアコンつき宅配
ボックス完備 免震構造 でも家賃は高いです
両者はどちらも正しいんだよね
同じフィルムフォーマットだけどウェルミー6のほうがやや小柄 並べてみるとどちらも味があるスタイルで双方かっこいい
ちなみにウェルミー6はウエストレベルファインダーがついてて上から覗きこめるような使い方ができる
マミヤ6はI〜III型までは同様の仕様がついてる 見える像はさかさまになってるけど使えないことはない、気がする この一緒に写っているのは、富士光学製のセミライラという機種で1940年代製なんだけどウェルミー6とは縁が深い
というかご先祖なんだ もともと大成光機の前の名前が富士光学だった
シャッターユニットがまったく同一なのが特徴で、このウェルミー6はチャージ部分の部品の爪が折れてて不動品
だったんだけど、このセミライラから同じ部品を移植させてもらって完動するようになった 大成光機という名になるにはワンクッションあって、成増光学といってたこともあるそうな
なので同一の姿形で成増製ウェルミー6というのも存在する
ちなみに、1960年代になるとコニカの傘下になるので、コニカパールIIやIIIというライバルたちと兄弟関係になる
わけだね
いろいろと変遷があるんだなあ
>>281
オリンパス35sは持ってないけど、一般的な虚像式の動きと構成に聞こえるな それよりツッコミどころなのはさあ
コニカSIIを絶賛してることじゃないの
もっといいのいくらでもあるだろ
>>284
じゃあ、あんたは何を絶賛するんだ?
書いてみろよ >>285
トプコンPR どうだ異論あるか
レンジシャッター云々いうならこれに言及ないのはおかしすぎるがどうか >>286
世の中にこんなバカがいるんだ…
文盲じゃなくて糖質だな あくまで個人的な意見ですが、コニカS型のファインダーが好きです。
>>288
うーん・・・「入手が簡単で安く」なおかつ良く写るという意味で推してるんだけど伝わらないもんかな
TopconPRなんてレアすぎるのを挙げられても困る
知識が上なのはわかったから、若い人たちに伝えるつもりで優しく書き込んでくれると嬉しい
手持ちの整備待ちの中に実はTopconPRあるんだ どこにあるでしょうか?
既出のニコレックス35と酷似した機構なんで、それと絡めて解説しようと思っていたところだ
トプコール50mmのf2.8 ワクワクするほどいい写りするに違いない
まあ、近々レポートさせてもらうよ >>290
論破されても気にすんな、知ったかだけ押さえればええんやで
もっと1950年代の国産機紹介してくれ >>290
一番上の左から3台目かな。
家内が生まれたときに父親(=義父)が持っていたカメラがPRで、
結婚したときに持ってきた子供時代のアルバムの写真は全部PRで写されたものだった。
義父はオレがカメラマニアだってことを知ってPRをくれた。
家内が亡くなってアルバムとPRが手元に残ってるけど、もう手に取る気がしない。 >もう手に取る気がしない
ああ、なんとなくわかるわ
このスレでミノルタがでてくるのは二回目かな
1958年製のオートワイドという機種
堂々とした姿で、1950年代国産カメラの中じゃ屈指のカッコよさだと感じる
前後に膨らんだ独特のスタイルが他社製品と異なるところなんだけど、この形は1955年のミノルタA1、A2
ですでに出来ていて、それを踏襲したってこと
>>101で印象深いという発言を受けて、あれから自分も入手しちゃった ワイドってのは広角という意味で、35mmレンズがついてる
この時代、1955年のオリンパスワイド、1958年ワルツワイド、1960年リコーワイドなどなど
35mmをつけた製品が多く登場した
高価なレンズ交換式カメラでのみ得られていた画角が、一般的に入手できるようになったってわけ
広角レンズ機の一番いいところは、ピント合わせがざっくりでいい、というところ
このミノルタオートワイドは、二重像ピント合わせ機構が搭載されてない
無限遠にしとけば、問題なく撮れるから
近くを撮りたいときは、目測で合わせる
このミノルタオートワイドは、造りが非常に良い。
精緻に作られたプリズムが二個も入っている
それとライトバリュー方式を採用した先駆者だ それを実現するために、絞りやシャッタースピードを調節する
つまみは背面に設置されてる
シャッターボタンは、半円形のコインのようなものが露出計の上にみえているが、これがそれ
特に凝っているのは下部で、巻き上げレバーは下にある(巻き上げ角度が180degよりもさらに30degほど必要で、
どこまで行くんだよ!と突っ込みたくなる笑)
フィルムを回収するためのレバーも下。
目立たないボタンを押すと、このレバーが跳ね上がってくる。
下部にいろんな機能を持ってきている機種は、やはりわくわくするし所有する喜びが大きい 以前から閃光電球の魅力を語ってきたんだけど、(例えば>>115近辺とか)
なかなか入手しづらいのが難点なんだ
フラッシュガンなら結構安く入手できるけど、電球の方がね
ところが、つい最近こんなにたくさん入手できてしまった
幸運なことでとても嬉しい
3とか5とか0とかいう数字は発する光量が異なるんだ 数字が大きくなるほど光量が大きくサイズも
大きくなる 中央のデカいFP級は、超高性能なフォーカルプレーンシャッター機に良く合うはず
自分は持ってないけどニコンSとかS2あたり+ワルツ大型フラッシュガンなんて組み合わせ
だと素晴らしく美しいだろうなあ
フラッシュガンに興味あるけど閃光電球が手に入らなくて困ってる人がいたらわけてあげたいわ
古いけど磨き上げられてピカピカなカメラに、びしっと装着させてディスプレイしたならきっと
幸せな気分になれると思う
ちなみにフラッシュガンは1950年代のカメラに限定されるわけでなく1960年代後半くらいまでのカメラ
にも相性良くつけられる
たとえばアサヒペンタックスSPは1960年代半ばに出たカメラだけど、それ専用のフラッシュガン
がアクセサリとして出てたりしてたくらいだ
なので、どんどん装着させてみて欲しい
うん、次のハードルは電池の調達だ
これをクリアするのは難しそうだけどちょっとトライしてみる
さっそくトライしてみた
といっても22.5V仕様のではなく、ふつうの単2乾電池二本で使用するミニカムという
フラッシュガン
使ったのはリケン35(1954年製)
光った瞬間は大感動だ!
光り終えた後のチリチリ、というかピキピキというか、ガラスが割れていく微かな音がなんともいえず
イイ感じだ
古い映画でしか見たことがなかった閃光電球の発光シーンを自ら体験できるなんて
閃光バルブ探すと、まだでまわったるよな
なんの用途で製造してんだか
昔のプリントゴッコ用とか流用(余りの処理)してたわ
>>304
あんまり古くないけど、ローマの休日くらいしか思い出せなかった
と言うか、記憶にある閃光が使われてるのが、ほとんど直接マグネシウムリボン燃やすタイプだった
なんやかんや言っても戦時中から50年代までかね使われたの アンタッチャブルの倉庫でポン焚きも'30年代だからマグネシウムかな
時代背景は30年代だけど撮ったのは80年代だから閃光バルブかもね
見てないから分からんけど
>古い映画でしか
念頭にあったのは自分もローマの休日だった
1953年公開 ラストの記者会見でこのタイプのフラッシュガンがずらりと並んでた記憶
この1954年製カメラとの組み合わせは、時代考証的にもそこそこ合ってるかなあと思う
以前どこかの骨董市で、マグネシウム粉をのせる受け皿と着火装置がついて持ち手とミラーが
ある初期のフラッシュガンをみつけたんだけど、買っておけばよかったかなあ
30年代だとこういうタイプだよね
外国製だけど50年代のミノックスは、フラッシュアダプターによるミニバルブ球1発ずつ交換式
このアダプターは後にフラッシュキューブの4連発式に変更された
>マグネシウム粉をのせる受け皿〜〜
バックトゥザフューチャーIIIの舞台設定が1885年で、ポン炊き撮影シーンがでてくる
東芝の閃光電球が出たのが1931年らしいので相当長いこと閃光粉が使われてたんだなあ
30年代でも半ば頃だとまだまだ閃光粉が現役だっただろう
4連発式というとマジキューブってのもあったね
閃光球自体があまり使われなかっただけなんだと思う
1939年にはストロボが開発されて、50年から加速度的に普及して60年代にはほとんどストロボなってる
閃光球は30年から製造されても、ほとんど報道のみので一般には45年以降に普及したから実質10年程度だからね
>>91
あれはフィルムとミラーの巻き上げとシャッターチャージが連動しているのが致命的
後からシャッタースピードをいじると壊れるんだわ
フラッシュのシンクロターミナルが3点あるのも同様
レンズは明るくて良いんだけれど
恐ろしく重たいんだよね >>236
状態良いね
うちには I 改良型が有るわ >>306
22V電池でアルミもマグネシウムも入っていない
タングステンフィラメントだけの電球を使うタイプのが
うちに有ったわ
あれに使い捨てのバルブつけて使えるのかな? >>312
なるほど〜 閃光粉からストロボへと移行する流れの中で、一時的に代打を務めた徒花的な存在とも
いえるわけか 45年〜55年くらいまでの実質10年間だけが束の間の主役の座だった、という
・・・なんかより一層いとおしく感じられてきたよ閃光電球 ちょっと前に紹介したミノルタオートワイドにも閃光電球をつけてみた なかなかの勇姿だ
ところでこのミノルタ、初めて試写してきたんだけど、なんかものすごく良い 広角なんで絞って5.6〜8
で撮ってる ピントは∞にしたまま
レンズが現代モノと変わらないレベルと感じる、ホント60年前のものなのかこれは?
太陽を直接撮っても真っ白になってない
ミノルタのレンズすごいわ >>314
ありがとう
コニカIがあるなら、IIやIII、Sシリーズなんかもコレクションに加えてはいかがでしょう?
このスレでは特にSIIを推しております >>318
ミノルタオートワイドはミノルタ唯一の広角機だったので結構長いこと生産されていたらしいね。
自分が持ってたのはオーバーホールにだしたら修理屋の主人にこのカメラは1965年製(発売年から7年)だったと言われたよ。後期のやつはレンズが曇りにくく良いらしい。
なんにせよ、小文字mioltinaロゴを作ったデザイナーがデザインしたカメラだからカッコいいし、背面ダイヤルとかいまのデジカメを彷彿とさせるUIは面白いよね。 >>320
お〜、1965年でも続いてたってのはすごいね
っていうのは、ミノルタにしてもコニカにしても1963年にCdS方式の露出計を出し始めたんだ
→1963年ミノルタハイマチック7
→同じく1963年コニカオートS
当時としてはセレンからCdSへの切り替えというのはほんと革新的だったと思う
CdSの幕開けから2年間もセレンを出し続けたということは、逆に言えばミノルタオートワイドの
商品価値がとても高い水準で維持し続けたってことになるよね
>小文字mioltinaロゴを作ったデザイナーがデザインした
完全に同意するよ、ホントかっこいい 傑作といっていい! >>318
こんなパリッと写るんだー!
今の目で見ても良い部類に思う。
ミノルタのコンパクトはもっと新しいハイマチック7S2と末期のAPS物しか無いけど昔から良かったんだね。 >>322
ありがとう ハイマチック7sIIというと1970年代後半でしたっけ?現代的で綺麗な写りをするんでしょうね
それより20年も古いカメラでもあなどれない写りです、ミノルタ良いです!
オートワイドは絞り羽根がシャッターよりも外側に設置されてるんですけど、それも写りの良さに一役かってる
んだと解釈してますけど(そのかわりに前後に太った印象のスタイルになる)
自分は70年代のは所有してないんですが、60年代ですとハイマチック7、ユニオマット、ALSなどを持ってまして、
特にALSの超コンパクトさと美しさには惚れております
ミノルタは、中古だとコニカほどは入手しやすくないですね 50年代はシックスのブームでスプリングカメラがかなり有るけど、ドイツ製に比べたら張り革が同仕様も無くボロいのが多いんだけど
革の張り替えで蓋の部分の台形部について上手く貼れてるサイトとかしりません?
>上手く貼れてるサイトとか
スレ主ですけど、ごめん良く知らない 自分も知りたいんで、どなたか情報求む
シックスといえば、最近マミヤでリバーサルに初トライ中なんだけど、露出にシビアっぽくて
びびりながら撮ってます ネガしか知らないもんで、うまくできたら感動なんだろうな〜
120のリバーサル作例を誰かUPしてくれないかなあ
ポジティブはラティチュードガーとか言うけど、デジから始めた者として特に気にならないけどね
デジタル化も楽だし
作例とかは撮影板がいいかと
>>323
こちらこそ。
7sIIは確か1977年だったかな?輸出用なのでそれなりに探しました。
そうですね…現代的ですが大体一眼レフのMCとMDロッコールの中間みたいな写りに見えます。建物や風景で割とシャープなのが気に入っています。
実はハイマチック7&9は有るんですが不動でして、修理するか迷い中。
ALSはちょっと興味有るけど…て感じですかね。 >>326
うん、気負わずにがんばってみる
>>327
輸出用って自分は持ってませんが、かつてどこか外国で使われた個体だと思うとなんかいいね
その個体ならではのストーリーとかありそうで。 トプコンの一眼レフを紹介
PRという機種 1959年製
この当時トプコンはレンジファインダー機の35と、二眼レフのプリモフレックスが主力だった
(その2年前の1957年には、Rというレンズ交換式高級一眼レフをデビューさせているけど高価で
庶民には高嶺の花)
で、レンズシャッター式かつ固定式の一眼レフを登場させたってわけ
この方式は日本初! しくみとしては
(1)シャッターチャージするとミラーが下がる。と同時にレンズシャッターがカパッと全開する
(2)レンズに入った像は、ミラーからペンタプリズムに導かれてファインダー部から撮影者の眼に
飛び込むようになる
(3)シャッターを切ると、ミラーが跳ね上がり、フィルム側へと像が導かれる
ミラーが跳ね上がってから規定の時間でシャッターが閉じる
以下くりかえし
クイックリターンではないので、チャージ後でないとファインダーは真っ黒なまま
レンジファインダー機ではできなかった、”ファインダーから見えてる像をそのままフィルムに取り込みたい”
ということが実現できたってことがこのしくみの最大の特長
ああ、(1)で、はじめシャッターが全開してたらフィルムに光が入っちゃうんじゃないの?と思われるかもしれないが
下りているミラーが遮光性バッチリな構造にしてあるので、問題ないんだ
1959年というと、ニコンだとFが出た年になる
けど、レンズシャッター機かつ一眼レフ、というジャンルで比較するなら、ニコレックス35というのが1960年に
出てるので、トプコンのほうが1年早い
すでに以前に紹介済だけど、ニコレックス35IIとのツーショット
トプコンよりニコレックスが大柄なのは、露出計が内蔵されているから トプコンPRは、凝った仕掛けがひとつついている
ファインダーの接眼部のすぐ内側に、上下二枚のまぶたがあってシャッターチャージと連動して上下に
全開し、シャッターが切れると同時に全閉する
これはファインダー側から光が漏れ入射した場合にフィルムに届かないように遮蔽するもの
このこだわりはトプコンならではだ
ただそれが動作している様子は撮影者には全然見えず、なんかとってももったいない
レンズはトプコール50mm f2.8
まあだいたいトプコールを悪く言う人はいない
上のほうでトプコンPRが至高だと言っていた人がいたけど、やっぱりトプコールレンズに魅了されたって
ことなんだろうと思う
まあ、中古でもけっこう高価だしあまり見かけることもない
もし売ってたら迷わず買っていいと思う
canon P型出て来たんだけどキタムラに売りに行けば良いのかな?
Pは1959年製 それ以前の機種だともっと価値は高かった
とはいえ人気あるからダメダメなジャンクでも1500円くらいは値がつくかな
ただし幕がしっかりしてないと致命的ですけど
後付けの専用露出計あったらそれだけで5000円払う人はいますよ、探すべし
キヤノンFPメーターでも3000円オーバーで売ってますからね
あと、本体よりレンズのほうがずっと高く売れるでしょう
良いマウントなので価値あるんです
>>334
PRはプリズムの銀メッキ蒸着が経年劣化でダメになったものが大変多いから、お勧めできない。
買うなら間違いなくPRIIだよ。 >>335
ヤフオクで1000円スタートで流せば7000円から15000円になると思うよ
シャッター幕ありでだけど
検索ワードにライカとか付けといたほうがいいかも >>337
おっしゃる通り 蒸着の上から塗布してある黒樹脂がバッキバキにひび割れる
自分のは全部剥離したので、反射率が落ちて若干暗くなってしまった
確かに迷わず買えというのは軽率だったか
トプコンの歴史の一翼を担った機種ということに価値を感じられる人にのみおすすめすることにする
PRIIだと、この劣化問題はないの? >>335です。専用露出計もついてますが。ど素人なので買い取り店に行きます。色々ありがとうございました。 いいカメラじゃ無いから店売りなら買い叩かれるかも気をつけて
1950年代にひときわ輝いていたメーカーのひとつに「アイレスカメラ」がある
1950年に創業→1960年倒産
わずかの間に名声を勝ち取った素晴らしいメーカー
すでに>>55付近で1954年製のアイレス35IIを紹介したんだけど、その後継機種を紹介する
アイレス35IIIBという機種で1957年製
堂々とした姿 とてもカッコいい!
基本デザインはIIとかわらないけど、いろいろ進化している チャージがレバー式になったりフィルム自動カウンター
がついたり。
レンズスペックはf3.2とかわらない ただしもっと明るいレンズがついた高級機種も存在する
両者とも、なんだかみればみるほど惚れ惚れする美しさを持っている
造りも丁寧だ ここではまだあがってないミノルタのセミP買ってきた、'51年発売。
ボディーがダイキャストに移行し始めた頃の機種だから、当時のパールシリーズなどと較べると拍子抜けするぐらい軽いね。
レンズ、シャッター、蛇腹もおおむねOK、ヘリコイドが少し重いのと貼革が一部欠落。
そのままフィルム詰めて撮りたかったけど、お店で見たとき裏蓋のフェルトがへたってたので、試写は軽くメンテしたあとかな。
>>344
ミノルタのセミP、程度良好っぽくていいですね!
アルミダイキャストは軽くて剛性があるのが利点 同様な例だとスーパーフジカ6も軽い
自分が>>31近辺で紹介したコニカパールIIとまったく同じ1951年製なんですね
コニカパールの場合、IV型でやっとダイキャストになったような
試写で光漏れないことを祈ります 暇だったのでガバナー洗浄、蛇腹の保革油、フェルト/毛糸の交換、等々。
プロマーレンズはコーティングがデリケートなので気を遣う。
>>345
ありがとう。
パールは戦前セミ、U、Vと持ってるけど、Vは自動巻き止めが少しずつズレてく不具合で、修理屋に改善不可と言われた。
赤窓式は壊れようがないから、撮影時の手間はあるけど安心感がまったく違うねえ。 さらにアイレスをもうひとつ
35IIIBと同じく1957年にアイレス35IIICというのも発売された
デザインの傾向が35IIや35IIIBとがらっと変わったのが特徴
側面部がラウンドしていて、ライカM3と類似したデザイン
でもディテールは実はそんなに似ていない
ただ全体のバランスがほんと秀逸
45mmでf1.9 高級機種だ ファインダー枠がヘリコイドの前後動作に合わせてニュルニュル動く
のが特徴 1950年代国産レンジファインダー機の人気ランキングがあったら、この機種はベスト3に入るんじゃなかろうか
>>217氏の
>この前アイレス3c買ったけど言うほどM3じゃ無かった
の発言があって、自分も欲しくてたまらなくてジャンクで入手したもの
>>290の画像の中にもコレが写ってる 工作精度が高いというか緻密というか、妥協してないところが非常に魅力!
フィルム室を開けるためには、一旦底部をパカッと取り外した後、そこに現れるレバーを引くという
二段階の操作が必要 やや面倒だけど、それもまた良し R←→D
と表示されてるレバーは見慣れないかもしれない
通常は中立の位置
終わったフィルムを巻き戻すときはR側に倒してロック解除する
多重露光させたいときにはD側に倒すと、シャッターチャージはしつつフィルムコマ送りをさせない、という
使い方ができるんだ
ドイツ製みたいに中まで手が込んでるとかはないけど
がわの精巧差を演出してるねアイレス
50年代の国産カメラは機能こそ満たしてるけど、造りが微妙だよね
まあそういった面もあるかもしれないけど、低価格への工夫とかも含めて、この時代の国産カメラは愛すべき
存在だと思ってるんだ
久しぶりに二眼レフの紹介をしてみる
>94でもちらっと画像をあげたプリモフレックス
これはトプコンというメーカー製で評判が高くよく売れたようだ
このふたつ、まったく同じようにみえるけど
ケースに入っている方が1950年製の初期型1Aで、手前のもう一方は1952年製の1Bという
機種となる
大きな違いはなにかというと、フィルムの繰り出し方がちょっと進化していること
1950年製だと、赤窓を使って自分自身でフィルムを繰り出さなくてはならない 赤窓に番号が出てくるのを
目視確認して送りを停める
一般に国産二眼レフの場合、だいたい1954年前後から「セミオートマット」というフィルム繰り出し方式が採用されて
いるんだ フィルムに書いてあるスタートの線を、カメラ内にあるスタートマークに合わせさえすれば、あとは
ノブを回していくだけで自動で1枚目でストップするし、以後も自動でカウントしてくれる
じゃあそれが出る前の1952年頃の二眼レフはどうなの?というと
赤窓式とセミオートマットが混ざり合った、なんだかちょっと中途半端?な方式が採用されていたりする
これが1Bの底面部なんだけど、赤窓がついていることがわかる
先ずは、ここでフィルム番号1が出るまで自分で繰り出しをするんだ
そうするとカメラは「人間さん、そこまでやってもらっちゃってスミマセン、こっから先はボクが自動でストップ
させますから」と言ってくるので、あとは任せる
みたいな使い方をする このようなちょっと味のある繰り出し方式は、なんだか人間味があって個人的にはとても好ましい
赤窓式からの進化の端境期にあたるものなので、あえてこういう機種をコレクションするのはいいんじゃ
ないかな
値段も1954年以降の機種だといろいろと機能が付加されて高価な傾向なのに対して、リーズナブルな
のが良い
秋の気配を感じつつ、二眼レフと戯れるのもいいものだ
どちらの機種もトーコーというレンズなんだけど、似たような時期にトプコールをつけた高級機種ってのも
ラインナップされていたらしい セミオートマットと、この赤窓併用式との区別方法なんだけど、フィルムカウンターをリセットさせたときに
「S」になれば前者、「1」だと後者となるので覚えておくと便利
あ、ちなみにリセット動作というのは、フィルム送りノブの下に小さなボタン@、フィルム送りノブの中央部にボタンA
があるんだけど、
この@を下に向かって押し下げながらAを押すとリセットが発動するんだ
シュッ!って感じで一瞬でバネの力でカウンターが戻るのをみると、けっこう幸せな気分になれる
ローライコードのコピー達だね、なんで訴えられなかったんだろうと不思議。
ボディはまるごとコピーしたのか、パララックス補正機構のな残りまでコピーしたのが多かった
もちろんパララックス補正機構はつけなかったけど
>>360
調べたらローライコードって1933年デビューなんだね
十数年前のモデルのコピーってことでお目こぼしされたのでしょうか?? >>360
当時の光学製品はドイツ独り勝ちだったから、島国の小国がイコンタやライカ、ローライのパチモン作ろうが、精度面(=商品価値)で追いつける訳ないとタカくくってた
一眼レフ全盛期の頃、日本のカメラ品質を脅威に感じたドイツメーカーが、真面目にクレームつけるようになってきた
カメラの製品名についてもイチャモンつけて、 Nikon → Nikomat/Nikkormat、M-1 → OM-1 など改名させた
一眼レフ製造で劣勢に立たされたドイツメーカーのつまらん意地かしらねぇ 見た目や機構のコピーじゃなくて、あからさまにローライから型とってるんだろうな
そのおかげで裏蓋はいろいろ転用出来るから嬉しいのだが
>>356
赤窓で一コマ目まで出してそれ以降は自動巻き止めになるのはセミオートマットとは言わないよ
それは赤窓式に分類されて自動き止め機構付に当たるもの
しかもそう言った方式はかなり多く採用されてると思うんだけど >>364
うん、セミオートマットとは言ってないよ >>365
セミオートマットなんて混ざってないよって言いたいんじゃない? んー、ちょっとわからない混乱中
S−−12345 というカウンターと 12345 というカウンター の違いを説明したつもりなんだが
s始まりでもセミオートマットじゃ無いし、セミオートマットの場合もある
このスレでいいのかな?
入手したベビーパールの蛇腹がひどく痛んでたので、補修するためいったんカメラから取り外し、
臨時に和紙で蛇腹をつくってみました。
本物の蛇腹は表面に0.3mm厚の山羊革を貼るのですが、とりあえず革材料が手に入るまで和紙の蛇腹でテスト撮影するつもりです。 >>373蛇腹自作とはすごい 上級者!
スレ主ですけど、私など到底足元にも及ばない
フィルム室への接続、レンズへの接続もたいへんそう 光漏れなきことを祈ります
しかも120フィルムではないんですよね??
ハードル高いことをやってらっしゃる 革は穴が多いから裏地は遮光性のある素材を使うの忘れずに
遮光裏地、紙(骨材)、革と張り合わせた上で台形蛇腹は気が狂うぐらいめんどいから
焦らずに
>>374
スレ主さんどうもです。
とあるクラカメ系サイトで、蛇腹の実寸法を入力すると、1枚の展開図を出力してくれるページがあるみたいですよ。
最初はカメラに組み込むつもりなくプリントアウトして、折り紙感覚で折ってみたらけっこう簡単に形になるもんですね。
>>375
ありがとうございます。
裏面はハーレムブラックという遮光紙を貼っています。
ちなみに本番のヤンピー革は通販で、ただ今入荷待ちだそうです。 50年代の国産蛇腹は作りが悪く経年劣化で使えるものが無いレベルだから50年代語るならスレ主も覚えないとな
まぁそんなに難しく無いよ、モルト交換と同レベルで必須技能だし
>>375-377
蛇腹 カメラ 展開図 で検索したら出てくるんですね スレ主の責務?として挑戦してみるか
難しくないとはおっしゃるがなかなか敷居は高いな
ベビーパールと同年代のフォールディングカメラというと自分の場合、栗林写真とか銀鈴光機とかのものを
所有していて蛇腹が傷んでるから、まあ良い機会かも
もし気が向いたら、所有する1950年代国産カメラ画像をぜひUPして 蛇腹交換はミハマシックスでやったなぁ
最初古いダークバッグの外布/内布をボンドで固めて作ったけど
材料がヤワなせいかカメラの前蓋開くと負圧で蛇腹が痩せて細くなってたわw
>>379
ミハマシックスですか 今ちょうどオリンパスクロームシックスを整備中なんだけど、まさにライバル機って
かんじですよね なるほど材料の硬さも重要、か >>381
UPありがとう 綺麗なコニカIですね しかもオキュパイド刻印じゃないですか
Konicaのロゴが自分のコニカIはもっと太字なんだけど、細くてスマートな印象ですねえ ライバル機か?
オリンパスは非連動だから格下したじゃない?
"OCCUPIED JAPAN"のオリンパスクロームシックスは貼革部分に刻印のあるやつを持ってる
コニカTみたいに軍艦部の空き地に刻印されたものもあるのかな
>>382
撮影レポ楽しみにしてまっせ(^o^) >>384
やっつけだけど表にまとめてみたよ
おっしゃる通り1955年で見てみると、ミハマのS型は連動式になっててスペックが上なんだね
まあそれ以外だと概ね同等といえそう
というか、これみるとマミヤとコニカがすごくない?
>>385
いいですね〜オキュパイド
ノブのローレット溝もとてもピカピカ綺麗で大事にされてるであろうことがよくわかります
自分のはノブで巻き上げではなく、レバー式でキコキコやるタイプ
ストロークが小さいんで一枚巻き上げるのに7〜8回繰り返すので、ノブのほうが早い気がするんです 非連動比較だとペトリが好敵手だな、オリンパスの
中堅カメラメーカーって感じでいい
レンズのライナップもテッサー型とトリプレットで近いし
>>388
表にペトリを青字で追加しておいた こうみるとペトリの先進性もなかなか高く大健闘
ペトリRFはなかなか出回ってないよね パールは距離計連動のII型以降が人気だけど、うちにある5台の中では非連動のパールI-RS型についてるHEXARレンズ(開放値F4.5)の描写が一番優秀。
ただ距離環がフィート表示だし非連動のダイヤルも回しにくいので、III型のボディにレンズだけ移植しようかと画策中...。
>>390
おお、移植したいほど惚れ込む描写なのですか IIIですとf3.5と明るくなってるんでしたっけ?
自分のパールIIもf3.5なんですが、機会があったらIを入手してみたいです
でもパールIIで慣れてるもんで、計測値をレンズ側に入力する手順を忘れまくりそうだなあ
RSというとシャッターがIIと同じ自社製に進化してますけど、もしや初期型のIもお持ちですか 戦前セミパールも戦後I型も持ってるよ。
どちらも旧式のDuraxシャッターで最速が1/100sec.だから、フィルム感度の選択肢が少ないのがね。
このサイズのNDフィルターなんて無いし...。
ちなみにHEXAR F3.5/F4.5の画質の違いだけど、上の書き込みはあくまで個人的な評価ね。
こんだけ古い製品だと、劣化やコンディションの違いもあって横並びに比較するのは無理があるし、自分の好みの画が写るかどうかで選んだ方がいいかも。
>>392
やはりお持ちでしたか
>横並びに比較するのは無理があるし
おっしゃる通りですね
ハレーションが強めだけど妙に自分好み!とかあったりもしますし ちょっとこんな表を作ってみた
1958年に登場したカメラたちの当時の価格を調べたもの
2018年現在の貨幣価値に換算した値も併記しておいた まあ誤りがあってもご愛敬ってところですけど、
自分としては、特に目立ってみえるのが、オリンパスオート(赤文字で示した)
レンズ固定式レンジファインダー機としては、コニカIIIAと並んで突出して高額!
換算値は入れないほうが良かったね
58年の大卒初任給は1万で50年の大卒初任給は5千と倍開きがあるし
その大卒初任給換算でもいまの22万に相当するかと言えば当然NOで、12マン程度の価値でしかないしね
うん、50年と58年だとおっしゃる通り物価が激変してるんで、発表時期の異なるカメラを同じ表には載せられない
なので、1958年限定でリストアップしたんだ
時期の異なるカメラは(参考)として別枠にしておいた
15倍というのは目安として示したので、あとは個人個人の感覚で適切な係数を掛ければいいんじゃないかな
>>398
自分のカメラを徹底的に調べるといい
初心者は1機種に絞って調べてくとクラカメ沼にはまって行くさ
スレ主みたい知ったかでも浅知恵でも恥ずかしがらず調べるのがいい >>398
100人いれば100通りのロマンがあるんでしょうね、みな自分なりに物語を追求しているのでしょう
”このカメラでなくては得られない、自分にとって最高の一枚を撮る”
”廃棄されるはずの壊れたカメラを、甦らせて次世代へつなぐ”
”カメラが縁となって、大切な人の繋がりを得た”
”自分のカメラのことに、歴史も含め精通する”
・・・どんな事もロマンになり得ると思われます
まあひっくるめて言うと、ロマン=カメラへの愛
ってことなんですかね〜、やっぱり 気が向いたのでうp
オートコード"前夜"の短命なカメラ、 `55年製 「ミノルタコード オートマット」
ミノルタ二眼レフ史上で劇的な進化
・フィルム巻き取り順を上→下に変更してフィルム平面性を向上
・オートマット化 (シャッターのセルフコッキング、二重露出防止)
これらふたつの改良により、ミノルタ製二眼レフとしてほぼ完成域に達した
この機種の半年後に名機"ミノルタオートコード"が発表されたため、あまり日の目を見ることのなく終わった実験機的な位置づけのカメラ
ちなみに後のオートコードになって進化した部分は、シチズンラピッド(1/300sec.) → シチズンMXV(1/400sec)による高速化と、ダルマ上部に絞り値/シャッター値の表示窓がついたことぐらい
今回、貼り革をローライフレックス4.0FW互換のものに換え、ストラップを新調した
ミノルタコードじゃないね
シャッターは違うのから取ったか銘板だけ移植かね?
距離指標ないのがジャンク感があっていいね
ミノルタコードじゃ無いね☓
オートコードじゃ無いね
ミノルタコードの発展型だから、この時期シャッターはラピッドV付でいいような気がする
距離レバーが折れたので振り子付け直したけど、フィート表示だし指標板は外しちゃったよ
>>401
ありがとう
短命なカメラ、というのはなんか物語性があっていいですね
自分は1954年製のミノルタフレックスIIIを所有しているんですが、それの一年後に登場ですか
レンズは同じっぽいけど直系の子孫ではないんですよね
底部のほうにヒンジがみえているので、蓋は上から下へ向かってカパッと開くわけですね
フィルムの送り方向が上下逆だからそうなるのか
貼革の交換、素敵ですね 切り抜き方が綺麗
見習いつつ自分も近々貼り換えます >>404
文章に400文の1が乗ってたから勘違いしたわ
オートマット名乗ったけどオートマットじゃなかったから速攻で改名したんかな >>405
貼り革は5方向からデジタル撮影したものを拡大出力して、革を切る際の定規として使った (裏蓋のみ一部現物合わせ)
ミノルタ二眼の側面両サイドは、一見すると平面に見えるけど意外と凸凹してて、革のフチを薄く削ったりしないと見映えが悪い
国内で流通してるカメラ用の人工レザーは薄いものばかりだから、そのまま貼るとエッヂ部分が波打つので工夫が必要だね
これが'60年代のカメラだと革の収まり深さが各社とも均一になって、市販のレザーでも波打ちなど気にせずカットするだけで貼れるのが有り難い
>>406
「オートマット」の定義が各社マチマチだから何とも言えんけど、正式名が「ミノルタコード オートマット」だと長すぎて、カメラ雑誌の安売り一覧表の枠に収めるには窮屈だったんじゃないかな
せっかくダイキャストまで変えたフルモデルチェンジだったけど、心機一転「オートコード」と命名された時点で、「ミノルタコード オートマット」の役割は終わったんだと思う オートマットは昔から明確な定義があったよ
中華アクションカムの宣伝文句の4kとかのHDと同じで当時のハッタリみたいなもん
酷いと巻度目式でもオートマット名乗ってる機種があるからね
>>401
オートマット化して無いぞ
セルフコッキングと二重露出防止はオートマットの機能じゃない
嘘はいかん (;´-`).。oO( まーためんどう臭いのきたな。。。 )
同じ登場年というつながりで、アルペンフレックスというのを紹介してみる
これは八陽光学というメーカーのZ型で1955年製
Z型が出てすぐ倒産してしまったらしいので、「短命なカメラ」という意味でもミノルタコードオートマットと
類似している
このメーカー、日本光学の工場と技術者が独立して出来たという経緯がある
なので、品質は要するにニコンのカメラと同等(?)ということで好評だったらしい
その一年前の1954年に、同じく二眼レフのアルペンMO型というのを出していてそれが19,500円だった
で、Z型は少しスペック向上しているのに13,000円で発売された
かなりの戦略的低価格だったわけだけど、リコーフレックスとかあったし・・・
Wikiのオートマット項には、ミノルタコードオートマットは該当するって書いてあるね
(´-`).。oO(スレ主が知ったかなのは分かってるのにわざわざ煩いね)
このアルペンフレックスの銘板なんだけど、最終のZ型だけ上辺に2個の突起っぽいデザインがあしらわれている
のが特徴だ それ以前のモデルだとその部分は普通に水平になっているのでわかりやすい
会社が長野県の塩尻ということで、アルプスの山々をイメージした造形だそうだ
カウンターリセットは手動で、2個のボタン同時押しで行う一般的なやつなんだけど、その戻りの感触がなかなか
いいかんじで好ましい
個人的に手動カウンターリセット方式が好きで、そういう機種ばかり集まってしまう
1950年代初期の国産レンズシャッター機だと、まだM・F接点がメインの時代だから、現代のストロボ使えないのが不便('A`)
たまにKonica2でストロボ撮影したくなる衝動に駆られる・・
>>407
オートマットじゃないからミノルタコードに急遽変えたそうだ
OMのM1みたいな感じかね >>417
AとかB-mならx接点有ったからそっちにするか
切り替えの出来るストロボ探すか
ディレイ装置作れば使えるんじゃない 過疎ッティルので画像UPするよ
ギリ50年代のミノルタSR-1初代モデル(緑文字)
整備性がいいのでシャッター軸に希釈ラウナ加えるのもやりやすいし、電装系ナシだからファインダー清掃もカンタン
面白いことに露出計ドックの無い初期型グリーン文字の機種でも、シャッターダイヤルが引き上げ式じゃなくクリックダイヤルだったり
シャッター作動後に絞りが開放に戻る(初期型やSR-2は次に巻き上げるまで絞り込まれたまま)など
長く販売されていた中でSR-3など上位新機種の内部機構が反映されていったようだね >>421
便乗するしかない!SR-1
引上げ式ダイヤルって華奢なかんじがいいですよね
自分のは最後期なので1964年製になるのかな、スレ的には該当しないけど初代が1959年ということで
ご勘弁
露出計つけてみた
レンズは望遠のマイネタール
フィルムカウンターの位置とか初代と違ってます >>422
初期型より後期の方が洗練してるね
ボディ全体をみたいな SR-1なら50年代じゃないけどNew SR-1とかSR-1sのペンタデザインが好きすぎる
良いじゃない?そこまで50年代に拘らなくても
あのままSR-1みたいなプロ機出してくれれば良かったのにと思う
>>431 作例はそうなんだろうけど、カメラ自体の画像はデジカメかと思ってた みんな綺麗に撮るね フジカシックスII(1952年)以降の純正フラッシュガンを紹介する
とても凝った造りをしていて高級品だ フラッシュガンのようなアクセサリって、安価であることを求められる
のでこのあとだと時代が経つごとに安物チックになっていく
純正ってことでスーパーフジカシックスと一緒に
Fujiの刻印が精悍だ
>>432
自分はα6000で撮ったものをあげてます デジタルはこれだけ で、マウントアダプターを介して古き良きレンズを付けられるようにしております
SRとかM42、FLとかね
変わったところだと、ペトリの一眼レフ用レンズ
1959年頃からいろいろ出てるんだけど、アダプターが手に入らなくて自作したりして
例えばこんなかんじ 市販のコニカARレンズ用アダプターを改造して、標準55mmf2をつけてみたもの
試し撮りだけど無限遠がちゃんと出ている
中古ですごく安いけど、実力は高いんですよね フラッシュガンに話を戻して
フジカ純正と同じくらい、カッコイイのがこのマツダ!
マツダ?なんで突然車メーカーが、とか若い人は思うかもしれないけど
これは東芝の製品ってことなんだ
昔、東芝は「マツダ」というブランドで照明関連製品を展開していた
有名なのはマツダ電球
創業者が松田さんなんだろうなあ、というのは間違いでどこか外国の神様がマツダという名前で
それが由来とのこと
出来の良いフラッシュガンは、カメラと合体したときの姿がやはり凛々しく美しい
オリンパスシックスにつけた図
この時代ならではの手の込んだ造り、なめらかな曲線がホント素晴らしいと思うがいかがか
>>437 自然な仕上がりで綺麗。癖がなくていいね! 1950年代のフジは三流メーカーだけどやたら高級志向だったな
>>441
ありがとう α6000はAPS-Cなので実は中央の美味しいトコしか使っていない、という面もあるんだ
フルサイズセンサなら本当の周辺部の実力が確認できるんだけどなかなか・・・高価くて
α7シリーズをいつか買うぞ!ってかんじ
>>443
三流とは思わないけど、チャレンジングですよねシックスIIの曲面を多用した軍艦部とか
車でいうと、117クーペとか2000GTとかの艶と華のあるイメージが重なってみえます
ホント高級志向で、フジカのこの時代の二眼レフなんて高性能、かつ曲面が美しくて今でも
プレミアもの! マツダと一緒に撮ったオリンパスクロームシックスRIIA、ワンカットのみじゃ寂しいので追加
1955年製で距離計非連動 造りはとても丁寧 頑丈にできてる
巻き上げレバーは、キコキコと何回か漕ぐような動作が必要なところが面白い もちろん自動巻き止め可
オリンパスのシックスシリーズの中で一番高性能。 というかこのRIIAがオリンパスの120フィルムの最後の
機種になる >>444
カメラメーカーとしてはフジカの1機種しかなくて、しかもレンズ以外は外注品で
戦前から作ってるカメラメーカーと比べたら知名度は三流だったんだよ >>446
なるほど
そうなると当時はやっぱり小西六、ミノルタなどが知名度の点からもずばぬけて優位だったわけですね
次にビューティカメラ(太陽堂光機)を紹介しようと思ってるんだけど、そこも知名度的にはちょっと不利
だったブランドです 少し前、マミヤシックスを紹介したときに6x4.5cmフォーマットへの改造うんぬんの話になったんだけど
1950年代はじめ頃は、「66と645を兼用したいなあ」という需要が大きかった
一本で12枚か16枚かの違いってけっこうデカいから。 3割増しっていうと、たとえば120万で買った株が160万になった
ってかんじ、こりゃやっぱデカい
>>445 のオリンパスは、その点では元々1940年代から「兼用」の考え方でずっと作られていたからすごかった けどオリンパスの場合、フィルム室のところにマスクの枠を挿入しなければいけないんだけど、それって
普段は家にしまっておくものだから、このカメラを中古で買うとこのパーツが紛失している場合があるんだ
せっかくファインダー部分のマスクは切り替え機能があるのに・・・
でも中には、フィルム室の中にマスクを収納しておいて、使いたいときに引っ張り出してセットできるというタイプの
カメラも結構あったりした
その一例として、このビューティーシックスモデルI、1953年製
この方式だとカメラ本体とマスク枠が分離しないので、紛失のリスクがないのが好ましい
ただしこの機種は非連動式距離計やら巻き止め機構やらそういう類が一切ないプリミティブなものではあるけど
でも佇まいはなかなか美しい 軍艦部に革貼りしてあるのもとても良い
太陽堂光機というメーカーのブランド名がビューティーで、1950年代に大活躍したんだ
ビューティーという名前が非常に素敵だ ズバリ「美」ですからね
たとえば今古いフィルムカメラに興味ある女子とか、ぜひこのビューティーというカメラを手に入れて使ってみて
欲しい。高価でないしこうやって名前から入ってみる、というのもひとつの手かと
プリミティブとは言ったけど、この機種もファインダー部分のマスクはつまみを回すことでワンタッチで切り替え
できるようになってる
その切り替えの感触はとても精緻で、クン!というかんじで小気味よく決まるんだ
この太陽堂光機、実はこういうフォールディングカメラよりも二眼レフのほうで特に有名なんだ。品質が良いのに
割と安価ということで高く評価されてかなり売れていた
まったく同じ1953年製のビューティフレックスVがこれ 質感は高い
仲良くパチリ 売れに売れたリコーフレックスVIがやはり1953年製で、当時価格で2000円ほど違ってたのかな
でも善戦した 2000円分の質感の高さは充分感じられる ストライプの飾り模様とか
レンズ繰り出しは歯車噛み合わせ方式。前板繰り出しでないので高級感がない?いやいや、歯車の工作
精度とか良いので、そういうところを眺めてるだけでも幸せな気分だ
もちろん、リコーフレックスも同様に素晴らしい
太陽堂光機は富岡や他のいろんなメーカーを採用したから写りが良い物が多い
前にフジは三流と書かれてたけどビューティーシリーズの方が質も知名度も全て格上だと思うよ
コストダウンの為に機構は妥協せず材質をけちったフシが有るね
革系は全て擬革でダイキャスト多様なとことか、贅沢な機構はほぼコピーで特色が無いのが玉に傷
ノーモアシックスの波にもまれ、安価な35mmに駆逐された名カメラメーカーだね
>>456
詳しいコメントありがとう 格上クラスと聞いて嬉しい気分、今後これらのカメラの価値が上がっていく
かもしれないね 安い今がチャンスかも
良かったら他にもどんどん補足説明とかしていってくれるようお願いしたい
富岡というワードが出てぱっと思いつくのはヤシカの二眼ですね
自分が持ってるヤシカフレックスはビューレンズがTri-Lausar銘となっております
それと、このスレの初めの方、>>16あたりで触れたタロン35にはその富岡Lausar 45f2.8がついてまして
大大大のお気に入りです Tomioka Opt. Co. という文字入りっていうのも良い 36mmはやらんからわからんけどこの時代の国産Tessar型はタクマーと富岡は別格だね
ヤシカは早い段階で自社製レンズになって質が落ちたのが悔やまれる
この時代は良くも悪くもzeissのコピーレンズだから製造工程とガラスの質が良ければ
だいたいいい写りなんだけどね
>>458
勉強になります
テッサー型ですとズイコーF.Cが素晴らしいと感じております
あとプリモのTokoってテッサー型だとずっと思ってたんだけど、これはどうやら違うみたい(?) とってもビューティーなビューティーカメラには、同時期の閃光電球が似合うはず!!ということで実際に
光らせてみた
前にあげたのとは別のウエスト電気製
>>303あたりで同じようなことをやってるけどまあいいか これはウエストB.C.B強力発光器00型という
中央の女性が手にしている二眼レフがなんなのかはちょっと判別できないんだけど、もしビューティーフレックス
だったとしたら面白いな
フォールディングカメラに取り付けられている図もあって、これもなんだろう1940年代っぽいルックスだけどよく
わからない ちなみにB.C.Bについて解説しておくと、
先ずB.Cというのがバッテリー&キャパシターの意味。
よくある「B.Cタイプ」というのは、この組み合わせで発光させるので電池は22.5V(たまに16V型もある)が
必要なんだ 今はかなり入手しにくい
で、B.C.Bというのはバッテリー&キャパシターorバッテリーの意味
つまり最後のBは、バッテリーだけでも使えますよってことを示している
今回使った発光器は単三を3本入れるだけでOKだった
>>459
あとF.Cはフルコーティングの意味で玉数とか構成とは関係ないよ >>450で、66→645にするマスクが収納式になっている機種があったんだよという話をしたので、もうひとつ
同様の例を紹介してみる
これは、1954年製のオリオン光機というマイナーなメーカーのフォールディングカメラ
オリオンmodel3という
やはり室内にマスクがあるので、紛失しないのが嬉しい
ビューティシックスと一緒に
実はちょっと廉価版なカメラではあるけれど、なかなかキリっと良い姿をしている これは、クリスター光機というメーカーの”クリスターシックスIIIA”と姉妹機にあたる
クリスターフレックスという二眼レフで有名なトコ
(クリスターからのOEM供給だったのか、あるいはオリオンがクリスターの下請けだったのか、詳細は不明)
外見は同じなんだけど、シャッターや折りたたみ支柱などでちょっとコストダウンしてなるべく安価に提供し
ようとしてたみたい
ビューティシックスの一年後に出たので、非連動ではあるけれど距離計がつく
ただ、ファインダー部のマスクは66→645切り替え機構は省略されていて、そのかわり視界の左右両端に
青い半透明の帯がついていて、それで撮影有効エリアを判別するようになってる
「このオリオン光機って、のちにミランダになって日本初のペンタプリズム式一眼レフを出した、あのオリオン??」
って思う人がいるかもしれないけど、それはオリオン精機なのでまったく別の会社となる
この機種の本体部分(軍艦部より下)は、他メーカーでも同じものを流用してたみたい
例えばダイドーシックスmodel2(1953年、大同精工)とか
ちなみに大同精工というのは、しっかりした製品ということで有名なミハマシックスの一部を作っていた
トコで、のちに、高嶺光学と名前を変えて、ミネシックスというヒット作を生むんだ
ミネシックスはこの時代のフォールディングカメラとしては今でもかなり注目されているらしい
なぜかというと、ズノー光学製のレンズがついている、とされているから
どんなレンズなんだろうか・・・体験してみたいものです
ともあれ、オリオンmodel3
赤窓式でNKSシャッター、レンズはORYONアナスチグマット
廉価版とはいえ、所有してみるとなかなかトキメキがある
>>424のSR-1(右)につけてたミノルタ標準レンズ+接写リングで撮ってみた イコンタのコピー達おおいな
zeissとローライは本当にいいカメラ作ったって感じるは
その点ライカは長続きしなかったなぁ
偉大ですよね、たくさんの機種がツアイス、ローライを範としてました
>その点ライカ
バルナック型が国産に及ぼしたとてつもない影響力というのもまた偉大と思いますよ
バルナックのコピーはレンズ交換をする関係でフランジバックの精度が必要だし、シャッターも作らなければならないから、ワンランク上のメーカーじゃないと作れないからなあ。
大同はミネシックスのあと、トレンドは35mmに移っていたけど、技術的に厳しかったという話だったような。
範をとったというか単なるコピーな気もしなくも無いが
戦前はドイツカメラが安くかなりの量が日本に輸入されたせいなんだろうけど
そのお陰でか
曾祖父がドイツで買ったスーパーイコンタはまだ現役使ってるよ
1920年代後半から開戦の1939年までドイツ製品が半額近くで買えた
カラクリとしては当時レートだと1マルク1円50銭だけど1登録マルクは80銭だった
もちろんドイツ国内でしか使えないけど1マルク=1登録マルクで使えた
ローライフレックスが定価240マルク360円が200円で買えたので輸入や技師留学などの人達はカメラを買い漁った
もちろんライカのボディとレンズは除く(軍需品でもありスイスフランでしか買えなかった)
>>479
それは通貨安って話で、当時の日本の庶民の経済力で安いといえたかっていうとそうじゃない。 当時の軍人界隈で貯金してライカ買うの流行ってたらしいがな
今と違ってカメラは高級品扱いだし、半値になって尚高い高いは無理があるでしょう
まぁ、所謂「庶民」を信じてる奴に言っても仕方ないだろうけどw
>>476
そういえばミノルタ35なんかは、直接コピーじゃなくてもバルナックを範とした大傑作ですね
バルナックレベルを作れる優れたメーカーのひとつです
その一方、そうでないメーカーを「四畳半メーカー」と揶揄する言葉も生まれた時代でした
自分は逆にそういうトコのカメラこそ輝いていたと思うし、愛おしく感じてしまいます
ミネシックスも後期では連動距離計がついて高い技術力があったんですが66自体の需要が減ってしまった
のがねえ >>479
貴重なお話ありがとうございます。その当時にドイツに行けてなおかつスーパーイコンタを買えるなんて、
曾祖父様は超エリートなのでは??
登録マルクというのがあったんだ、はじめて知りました >>482
大同は連動距離計で実用新案か何か取っていたからね。設計者は地元の工業高校で教諭をしていた人だったかな。 >>481
オレの爺さんは戦前から地方で縫製工場をやって、一応は女工さんの寮もあった。軍に納品してた関係で公職追放にもなってた。それでも舶来品なんか何も持ってなかったよ。買えなくはなかったと思うけど、舶来品は特別なものだった。 >>483
先進国で技術輸入が可能な渡航先がほぼドイツしかなかったのが要因として大きいじゃないかな
うちの曾祖父は造船技師として治具の勉強で会社命令で行ったらしいよ、エリートじゃ無いし平の治具担当の工員当時は
いろんな職種の人が行ってたみたいで、ドイツで知り合った日本人にタンス職人がいたそうな
テレビの受け売りだけどエリートは渡航前に日本ですでに買ってるし、家族で行ってたみたいよ海外
スーパーイコンタは中古で国産の新品カメラより安かったって言ってた
なんか庶民に安いみたいに捉えた方ごめんね、あくまで日本に多数輸入されたって話しかしてなんだ
もちろん日本で一般に買うにはかなり高かったと思うよ >>487
技術導入がドイツに限られたのは三国同盟(1940年)あたりから少しずつかな。
それ以前はアメリカやフランス、イタリアあたりからの技術導入もあった。ただ、日本では光学機器や自動車、造船、兵器、医学などでドイツの評価が高かった。
東大医学部あたりで勝ち組はドイツに留学して、負け組がアメリカに留学するとかね。
絵描きならフランスへ留学するしね。国立西洋美術館の松方コレクションとか、大原美術館の児島虎次郎とか、主にパリで収集してるし。(第一次大戦で儲けた川重やクラボウの資金が原資) 蛇腹カメラ好きで集めてるけどzeissのレンズはどれも1930年代製
そう言う理由があったんだな
まぁドイツの高級カメラが半値になりゃ国産辞めて買う人は相当増えるよなぁ
何が理解できないのやら
そういえばあったな。
第二次大戦中にドイツに行ってた、日本の技術者の話なんだが。
会社から十分な旅費を貰っていたので、それで”登録マルク”を買って
それでカメラ屋を開けるほどカメラを買ってたとか。
ただ戦争中なドイツではライカが買えず、コンタックスUを買ったんだとか言ってたな。
>>488
当時の留学事情が垣間見れて面白いお話です!
>>490
半額が高い安いはともかく、ツアイス、ローライ、ライカいずれも双六でいえば”あがり”のカメラ
当時買えた人は単純にスゴイなーって思います なんか畏れ多い感じがする ところで、コダックレチナなども”あがり”のカメラに含めていい気はするんですけど、他のに比べると、ちょっと
国産カメラっぽい親近感を覚えますね
>>491
>戦争中なドイツではライカが買えず
ここ気になります。重要戦略物資かなんかで外国人には売らないってことかな? >>494
戦争中のドイツでは、ライカはすべて軍用に回されていたそうです。
技術者氏は、スイスに行って中古のライカを買った、とか
氏の本に書いてありました。 >>494
スイスフランなど一部の外貨でしか変えないので高価だったからだと思うよ
もちろん軍の需要が大きく世界中が買い求めたからというのもあるにはある
英国なんて一般国民から徴発したようだし >>493
ライカあたりと比べると大衆向けだからね。 >>495-496
そういうことでしたか、ありがとう ということは軍用というキーワードが、バルナックが今でも高価なマーケットを
形成してる要因のひとつでもあるわけか 魅力的です
39mmφマウントで、例えば国産のソリゴール、コムラー、ヤシノンなどにいつか出会うことがあれば、そこからバル
ナック機が生えてくるかもしれないな それまでは自制します・・・
>>497
あー、やっぱりレンズシャッター機だからかな<大衆向け
小柄で繊細なデザインの中に精緻なギミックが詰まっているって印象です
あと、クセノンというレンズがすこぶる評判が良いと聞くので、一度は体験してみたいですね 久しぶりに一眼レフを紹介
>>39で初代アサヒペンタックスを紹介したけど、今回はキヤノンの初代一眼レフで1959年製
キヤノンフレックス
専用の後付け露出計と合体させると、魅力は200%増し! ちなみに、>>202あたりで紹介したのはキヤノンフレックスのマイナーチェンジ版で
キヤノンフレックスRP(1960年製)というもの
これに比べるとやっぱり初代キヤノンフレックスは高級志向で、黒と銀のツートンカラーとか、ペンタ部が
取り外せるとか革貼りの多用とか、細かい所がよくできてるんだ
やっぱり「初代」だけが持つ偉大さ、栄光といったものを感じることができる 「初代」という響きはとても美しい
例えばいろんな派生機種があるガンダムだって、もっとも衝撃だったのは?と聞かれたら、きっと誰もが
ファーストガンダムって答えるんじゃないかな
初代スカイライン、スターウォーズ一作目、初代ウォークマン、仮面ライダー1号・・・あげればきりがないけど
最初に出たものは、やっぱりみな尊敬すべき&愛されるべきものだ
というわけで、現代において高性能の頂点を極めたキヤノン一眼レフだって同様で
すべてはここから始まったわけ
フラッシュガンもキヤノン純正しかつかない仕様になってる
model−V2というのをつけてみた
ニコンF同様ライカコピー機に一眼レフ機能つけたものだけど
こっちはすぐ壊れるからヒットしなかったらしいな
特に特筆すべきことは無いとこがいいのかね
実際に何本か使うとミラーアップしたままになるから使えないけど
>>504
たしかに耐久性も含めて、特筆するところは薄いかも
一年後に1/2000secが追加された上位機種はでましたけどね
でも「初代」ってことで価値は今後あがっていくと思うな
職業としてカメラに接する人にとっては、選びにくかったんでしょう
耐久性第一として考えると、1959年のニコンFか、ちょっとおくれて1960年マミヤプレスがデビューしてます その、頑丈さが自慢の初代マミヤプレスがこちら 1960年製
カラーが独特で、2代目以降だと黒やグレー(+銀)なんだけど、初代だけ緑がかった薄茶色で
なんとも味わい深い外見をしている
フォーマット6x9cmで撮れるのが特徴で、二眼レフと同じ120フィルムを使うんだけど1本で8枚しか撮れない
1枚当たりのコストはかかるけど、その分高解像度が得られるってこと
あげた画像では、後部にピントグラスを取り付けている
このカメラはフィルム室に蛇腹が仕込んであって、自在にアオリができるんだ
でも、そうするとフィルム面が本来の位置から遠ざかってしまうんでピントをどう合わせていいかわからない
だったら、直接見て合わせればいいんじゃね、ってことでこうしてグラス面で構図やピント具合を決定するわけ
その後、フィルムホルダに付け替えて撮影する、という手順になる
フィルムホルダを付けた姿がこちら なかなかユニークな形で本体よりも左右にはみ出してセットされる
取り付けるとき、フィルム露光しちゃわないの?と思うかもしれないけど、フィルムホルダにはステンレス製の薄い板が
嵌め込んであって、遮光しているんだ
で、その薄板を撮影直前にスルッっと引き抜けば、撮影準備が完了するというしくみ
だいたいはじめての人は、この薄板を抜き忘れて撮っちゃってフィルムを無駄にしてしまう ここの定義は1950〜1959年およびプラマイ2年てことにしてるけど、そんな厳密じゃないしゆる〜くやってる
お気に入りカメラの画像だったら年代こだわらずあげて欲しい
>>512
おっしゃる通り、このピントグラスはアダプターの役割もするんだよね
がっちりしたバネが仕込んであって、ホルダを固定できるようになってる
これは取説の一部で、アクセサリシステムを示しているんだけど、
ピントグラスは4種類あることがわかる そのうち3種類はカットフィルム/乾板ホルダJ型、A型を
挿入できるようになってて、拡張性を有してるってこと
その機能は要らないよって人には、一番下のピントフードがシンプルで使いやすい
めちゃくちゃタロン欲しくなった、近所のハードオフで一万で売られてるのて値段に足踏みしてる
ヤフオクの3000エンくらいのでいいんじゃね
ハードはカメラ屋の中古と違ってノーチェックノーメンテ品だから買うだけ無駄な気がする
普通の中古やでも7000位で買えるし
>>515
なかなか出会えない機種だから悩むよね メッキが全体的に傷み無しなら妥当な気はするけど。
後押しするわけではないけど、凛々しいタロン35の姿を
これは入手時にメッキの傷みもあったし巻き上げ不能でシャッターも切れなかったから安かった
でも良く写る(作例>>18)
ウエスト製のフラッシュガン、ちょっとチープで色がかわいいものと合わせてみた
タロンとの良い出会いがあることを祈ります >>515
このスレにアップした人はタロン35をかなり持ち上げてるけど
メーカー側としては安く大量にさばく用途でプロダクションしてるから
そこまでいいカメラじゃないから、買ってもがっカリしない事
これは大事よ さっきジャンクからまさかのtaronMX発掘、ハーフミラーが連動してくれないので分解してみる
>>519
たまにラッキーなことがあるとホント嬉しいですね 以前ペトリのズーム85-210 f4.8 とキヤノンデミと
オリンパス35LE の詰め合わせが1000円だったことがあったなあ 全部完動品で 二眼レフの作例をまたあげてみる
>>94とか>>353で紹介したトプコンのプリモフレックス
ちゃんと撮れて良かった この個体、カメラに「久留米市○○ △△ラジオ店」とバッジがついてて、そこで販売されたんだろう
それが約70年後、こうして2019年の秋葉原を写している
レトロな風合いを漂わせつつ
>>520
タロンほしいとこのスレで書いた矢先の事だったので本当に嬉しい、二重像も動くようになったので試し撮りして現像から上がってくるの待ち 結局フジフロンティアの補正した色味がいいってだけでだな
フロンティアの画像処理エンジンの入ったスキャナが欲しい
業務用機器のことはまったく縁がないんでわからないんだけど、維持したり調整したり大変なんだろうと
思う ありがたや
ところで、ワルツの高級品が手に入ったんで紹介、1950年代前半頃のもの
これはキャパシタのない1.5Vの四個直列のいわゆるBタイプ
丁寧な造りでコストダウンとかあまり考えてない感じがとても良い
本体はコニカパールII このフラッシュガンは接点がコダック式だけど、この時代のフラッシュガン
の一部はドイツ式接点につけ替えできたりもした リフレクターがピカピカの光沢面というか鏡面になっているのが特徴
少し時代が下ると、エンボス加工っていうの?細かい凹凸模様が全面に施されるのが主流になるんだ
それって同じ強度にするのに、より薄い金属板で済む(=軽くできる)のが利点
こうして並べてみると、やっぱり鏡面リフレクターが醸し出す高貴さというのはなかなかなものだ もちろんエンボス加工だと光の反射率が落ちるデメリットもあったけど、その頃はもう閃光電球の性能が上がってて
充分な光量が得られたから問題じゃなかった
強度が目的なのね.
適度に散乱させるのが目的なのかと思ってた.
>適度に散乱させるのが目的なのかと思ってた.
それが正解
ツルツルの鏡面で発光させれば硬い光になることは、実際に両者で撮って比較すれば判ることなのにな
いつから強度上げるためのエンポス加工になったんだ?
昔から散光目的だろうに
はい。こんな感じで
1963年製の初代デミ コンパクトなハーフサイズがブームになった時代だった
ファインダーがとても明るくて手抜かりがないところが好ましい
一緒に写っているのは、同じカテゴリということでヤシカ17 このヤシカは1964年製、同じくハーフサイズ 曲面のデザインが秀逸!
これはf1.7のレンズなんだけど、デミにもf1.7レンズ付きモデルがあった
どうしても出っ張りが大きくなってしまうので、コンパクトさや可愛さを求める人には普通のデミがいいかも アイレス35iiを譲ってもらったので1のアイレス35iiの画像見て聞きたいのだけどこれレンズフードはねじ込み式じゃなく被せ式なのかな?レンズキャップの無いのでむき出しで持ち歩いて大丈夫なのかちょっと悩んでいるんだ
>>535
アイレス35IIというと、>>55の画像のことかな
うん、レンズの縁に引っかけているだけなので、つけっぱなしだといつの間にか落として失くすリスクが
あります
草むらで延々探したり、2kmほど歩いてから気づいて引き返したり・・・(経験談)
自分の場合は、二眼レフの革ケースに添付されているようなフード用革小箱を、ストラップにつけておいて
その都度とりつけてますね
マニュアルで、撮影手順そのものを純粋に楽しめる素晴らしいカメラです。ファインダーの見え方もとても綺麗
ですし。うまく撮れるといいですね〜 ねじこむネジが無いってことは、フィルタ着けれないじゃん?
つまりレンズ剥き出しで普段使いしてもいいの?
傷つきやすくない?
って話?
で有れば特に問題ないけど、首に下げたまま何かにぶつけた経験があるなら
専用ケース買ったほうがいいよ、多分2.3千円の捨て値だから
カブセ式のフィルターをご存知ないのかな?
受注生産的な感じだけどケンコー製のが今でも手に入るし、中古ならワルツ製のが種類も豊富
>>539
かぶせ式のフィルタは殆ど黄色だからクリアはあんまり無いし
割と脱落するからケースの方がいいよ まぁ、フィルターの紛失は気に病む事は無いよ。
ネジ式のフィルターですら紛失した俺が、ここに居るから。
プロテクトが目的なら、こういうのは?
内側の黒縁部分はネジ山が切ってあるんで、例えばコニカIIと同サイズのネジ式小径フィルタがつけられる
あ、ちなみにコニカIIでも50f3.5だけね。 50f2.8仕様の方にはつかない >>542
これ凄くほしい!確かに内側にネジ切られてある、おそらく24mmのプロテクターが付けれそう。レンズぶつけた事はないのだけどプロテクターつけないと落ち着かない性分でして…自分のを確認すると45mm f3.2なんだが結構色んなパターンが出回ったのかなアイレスは >>542
二度も申し訳ない、f値みると画像と同じなようなので安心した。決して挙げ足を取ろう的な書き込みではなくこちらの確認ミスです。 ヤシカフレックス貰った。カビと埃だらけだったけど掃除したら問題無さそうだったからモノクロネガを注文。
120用の現像タンクもってないわってことでタンク買おうかとしたり…
タダより高いものはないパターンw
>>546
おめ〜
自分は最近手に入れたエルモフレックスIIID使ってる
全くクモリのないズイコーF.Cで描写はいいんだけど
巻き止めが壊れてて完全赤窓撮影ダワ(´A`) スレ主さんとか住人さんはこの時代のカメラにどんなストラップつけてますか?
自分は組紐ストラップだけど肩当てがないから食い込んでチョット痛い(´A`)
ヤシカAいい色ですね 自分はC型持ってます
最近ではライラフレックスが特にお気に入り
>>547
エルモフレックスですか、レアなものをお持ちで。なかなかみかけません
この数レスで、Y、L、Eが出ましたが、このスレだと過去にリコーやミノルタを上げてくれた方もいるし
アルペン、プリモ、ビューティー、オリンパスを紹介してるので、
R、M、A、P、B、O と結構揃ってきたかんじですね
いつか全アルファベット制覇できたりするんだろうか? >>548
革ケースに入れてるので、それの革ひもを使ってます
同様に細いんで首の後ろが食い込むんですけど、それもまた良しってかんじで >>550
やっぱ革ケースで使うのがカメラ本体のためにもいいですかねえ
'50年代のだとコンディションのいい革ケース探すのもひと苦労で・・・
革ストラップ単体だと自分はニコンのAN-1てのをクラシックカメラによく使うけど既に生産中止(´A`)
あと日本製の二眼はA〜ZのうちJ、U、Xが空席なんですよネ 最近コニカ2型っていうカメラを中古で入手したんだけど、メカメカしくて実にかっこいいな。
調べたら1950年代の製品だというから驚き。
自分が生まれるよりはるか前のメカが普通に動くのは感動的ですらある。
おそらくひょっとしたら、このカメラの最初のオーナーはもう存命じゃないかもしれないな。いったいどれだけの時代を写し取ってきたカメラなのか。
このカメラを大事にメンテして使っていけば、自分のもとで生誕100年目を祝う栄誉にあずかれるかもしれない。
爆撃機のB-52も100年現役を目指して頑張ってるな.
>>552
コニカII入手、オメです 精緻でコンパクトしかもデザインが良いのが魅力だよね
いろんなバージョンがあるので複数そろえたくなるかも
自分が手入れしたもの、このあと50年100年と永らえることを想像すると楽しい
ちなみにコニカIIは、>>23、>>28、>>236あたりで紹介してます 以前、日本光学系列で八陽光学というメーカーを紹介したんだけど(>>411‐412)、それによく似た
メーカーを紹介してみる
岡谷光機というメーカーでブランド名は”ロード” ここは東京光学の系列だった
画像は1958年製のロードSEという かなり丁寧な造りで、このスレに出てきた中ではもっとも高級品
かもしれない 八陽光学は長野県の塩尻ってところ 岡谷光機はその名の通り岡谷で、隣接してる
それと前者は1950年代中頃に、後者は1960年代初めに消滅してしまう
それと、妥協ない高級機を作っていた
このあたりが類似点、かな
ちなみに、これらのUPした画像も長野県内で撮ってきたものなんだ
長野のそのあたりの地域ってなんか特別に美しいイメージありますね、精密時計というとスイスジュネーブとか思い浮かぶけど
そのまんま日本のスイスと言われていたりした
精密機器は任せろ!ってかんじがとても良い
このロードも、シリーズ通して評判良かったそう ちょっと高価い路線だったというのもある
このロードSEの造りの良さを示した例がこちら
連動はしないけどセレン露出計がついていて、これをこんな風に外すことが可能
で、外した部分の処理がとても美しいんだ すごく古いアニメになっちゃうんだけど、未来少年コナンっていうのを昔夢中で見ていた
それの終盤に、空中要塞ギガントっていうのが出てくる
主人公は飛行中のその主翼の上を駆け巡って、墜落させようと奮闘する
で、主エンジンやら尾翼なんかが敵の手で切り離される描写があって、その分離した部分の精密感に
圧倒されたものだった
この露出計の切り離された部分を見ると、なんだかそのシーンを思い出してしまう
ほんと、きれいな仕上がりだ
>そのまんま日本のスイスと言われていたりした
元々塩尻周辺は日本光学(現ニコン)が戦火を逃れるための疎開先だったんだよ
地域あげて光学製品の製造に尽力し下請けの小企業も多く集まった
終戦後に日本光学が撤退した工場跡地を引き継いだのが新興の八洋光学だった
日本光学が残した一部の製造設備・測定機器と高いノウハウを元に高級機路線でスタートしたけど
高品質&高精度のプライドが逆にコストダウン思考を阻害して価格競争に敗れた
ちなみに岡谷光学のあった諏訪は古くから八洲精機(ヤシカ→現京セラ)もあったし
カメラメーカーの競争過密地帯だったみたい
>>560
詳しいレスありがとう
>地域あげて光学製品の製造に尽力し
こういうのなんか良いですね
ちょっと検索しただけでチノンとか日東光学とか出てきた、諏訪
あとマミヤは佐久市 コシナが中野市でやっぱり長野県
土地柄、フィルムカメラ愛好家とか多いんだろうか 昔の写真工業誌をひっぱり出してきた
>>412の一行目のとおり日本光学の技師が今でいう出向みたいな形で八洋光学に在留したとのこと
あと戦中に日本光学で従事した女工さんの多くが地元の女性だったため
その後も故郷の土地でカメラ組み立ての仕事を続けられることをとても喜んだそう
>>561
その地域を二眼レフなどの昔のカメラで撮り歩いたら
地元の年配の人が話しかけてくるかも知れないね 岡谷ロードSEのことを
>かなり丁寧な造りで、このスレに出てきた中ではもっとも高級品かもしれない
こんな風に表現したわけだけど、高級品というのはファインダーがすっきり綺麗にみえるものなんだ
で、このロードSEとまったく同じ1958年デビューで、さらに突き抜けて素晴らしいファインダーの見え方を
するのが、コレ!オリンパスオート
以前>>394で、1958年当時のいろんなカメラの価格を表にしてみたんだ
そのときに、特別に高価なレンズ固定式レンジファインダー機があるのを赤字で示しておいた
それがこれ
デザインがとても未来的なのが特徴 60年も前のカメラを”未来的”と表現するのもどうかとも思うけど、なんか当時の正統派デザインとは
ちょっと違うかんじ
同じオリンパス同士で並べてみた
下はオリンパスエースで同じ1958年製 こちらは正統派なデザイン
右上はそれから11年後の35SP 真っ当に引き継がれたかんじがするわけだが・・・
やっぱりこのオートだけは違うオーラをまとってる 大柄なプリズムがたっぷり奢られていて、高価格だったのも納得。
ちなみに、まったく同じ外見をしている廉価版も存在する
でもそっちはプリズムのところがガラスに置き換わっている
見分け方としては、セレン露出計のフタの有無と、レンズがf1.8かどうか、で判別可能
上でエルモフレックスについて書いた者ですけど
巻き止め壊れてるのがけっこうストレスになってきて
完全なる個体を求めて新宿を彷徨うことに・・・
完動品でズイコーにクモリがないものを探して
今のVD型よりひとつ前のVC型を買ってきました
ファインダーフード・前板カバー・裏蓋などが真鍮プレス製で
コストダウンなど縁の無い良い時代だったんですねえ(´A`)
いかん!
ここへ来るんじゃなかった。またクラカメが欲しくなってしまう。
最近デジタルばかりだったが昨日レンズ付きのNICCA 3Fがたまたま手にはいってこのスレへ戻ってきました
>>569
乙です。
ニッカ3Fはライカコピー機でかなり良いカメラだという話だから、
使いにくいかも知れないけど信頼は出来ると思いますよ。
後は”ライカ病”にかからない様、注意してくださいね。 >>559
トカゲの尻尾切りみたいにスパッと切れるアレな
たしかにそんな感じだ
超合金みたいな
あのアニメではフライングマシンが好きだったな
最後にけたたましい音を上げて爆発する
その一瞬前に砂丘の影に隠れる
描いてないけどそこでレプカが飛び降りてるんだよね >>571
そうそう、いかにも悪の親玉らしいしぶとさだよなナウシカにも似たようなマシンでてたっけ
>>567
エルモIIICというと1950年製。ここでの既出機だとプリモフレックスと同期なのかな
この時代はほんと造りがいいですよね
ズイコーレンズはオリンパスはもちろん、アイレスフレックスにもついてましてお気に入りです
>>569
バルナックタイプの1950年代中頃ですか、うらやましい
このスレではバルナック型を紹介する予定はしばらくないので、気が向いたらUP願います
レンズ付きとのことですが、どんなのがついてるのか気になります
ニッカってその後ヤシカへと移行するんでしたね 自分がニッカを所有してしまったらヤシカ銘
のバルナック型も欲しくなっちゃいそう >>571-572
名シーンがいっぱいあるアニメでした
人工衛星とリンクして太陽塔にエネルギーがめいっぱい供給されるシーンとか好きですね
あと船長とモンスリの掛け合いとか >>574
モンスリーのツンデレは可愛い
ダイスが羨ましい >>573
お言葉にあまえupさせていただきます。レンズはNIKKORがついてました。ジャンク箱にあったときは目を疑いました、シャッターも正常な様なのでこれからどんどん使ってみます
>>576
UPありがとうございます
素敵です〜 え、ジャンク箱!?そんな幸運あるもんなんですか・・・
しかもニッコール(50f2かな)もついてるとは こちらはネオカ35-A 1955年製 このメーカーの35カメラは、レア度はかなり高いと思われる
シックス版で高名だった瑞穂光機というメーカーが名前を変えてネオカになった
コンパクトなのが最大の特徴 コニカIIよりも小さいんだ うちのネオカはシャッターチャージ出来なくて置物になってしまっている、格好いいカメラだよね
>>583
うん、このメーカー独特のデザインが魅力ですよね
35-Aは、シャッターチャージは鏡胴わきのレバーを「自身で引き上げる」タイプなのでトラブルは
起きにくい
置物になっているのは、もっと新し目の型(フィルム巻き上げがレバー式)だと推測します
もしそうだとすると、ズノーが着いてる機種もあったと聞きますが >>584
流石詳しいですね、シャッターチャージの切り欠きが磨耗ですり減って部品の代えもなく無事置物だよ… 以前はファインダーが虚像式か実像式かで人気が違ってたけどな
>>586
実像式って超高級機種にしか載らないアレだよね、覗いたことがない
ここに上がってるのはいわゆる普通の虚像式ばかり 唯一、キヤノンデミが実像式だったかも
実像式でこれが最高っていうおすすめ機種あったら教えて欲しいな >>588
実像式ファインダーで典型的なのはM型ライカっすよね 実像式ファインダーで最高傑作と言えば、やっぱりライカM3だよ
次のM2になるともうコストダウンしてる
レンジファインダー欲しくなって、中古屋行ったらニコンS2と5cmF2とフードがセットで6万ちょっとだと聞いて買いました。
これも虚像式なんですか?
ついでだからとライカM3を覗かせてもらったらあのファインダーに度肝を抜かれましたね。
ボディ17万、レンズが約10万と言ってました。
払える金があるなら買ってました。
実戦ではS型ニコンの方が合わせやすいなんて話を聞きますが
実際にS型NikonライカM3とどちらがいいかはM3を入手して比較するしかありませんね・・
>>590
聞いた話によれば、M4以降のファインダーは
M2の改良型なんだとか。
いや、実際に見た事は無いけどね。
日本のカメラメーカーも、M3には勝てないと
考えて、1眼レフに流れたって話ですし。 >>591
好みの問題だから自分で色々調べて触って見ると良いよ
ちなみにオレは昔M3持っててその素晴らしさは充分わかったんだけど、広角使えないから持て余して売ってしまった >>592
有名な話
M3ショックと言われていて、1954年フォトキナで発表されたM3を見て、それまでライカに追いつけ追い越せだった各メーカーはレンジファインダー機でライカに完敗した事を思い知らされる
それから日本のカメラメーカーは一眼レフ機にシフトチェンジする事となる
結果としてニコンはその後世界中のプロユース機Fを出せたんだが
ご指摘の通りM3の角Rの独特な50mm用ファインダー枠は、あまりにも凝りすぎてそれのみで、後継機M2で早くも簡略化、それ以降のM型ライカは更にコスパコスパを重ねた亜流ですね
それでも天下のライカである事に間違いはなく、M6でもM7でもライカのファインダーは素晴らしいよ
ぜひ実際触って見る事をお勧めする >>594
いや、M3のファインダーについては
以前覗いてそっちの方に行きそうになった事があるんですよ。
しかしたまたまその時、コンタフレックススーパーBCなんてのを
持ってましてね、そのカメラが
「そのライカだと、私はどうなるの?」
ってブツブツ言うんで、そのライカは
止めたなんて経緯があるんですよ。
昔々、カメラの声が聞こえた時の話です、信じてくれる人は
少ないでしょうけどね。 カメラから声が聞こえたと本当に思い込んでいるのなら,精神病の可能性があるな.
また、変なの湧いてるね
スレ主気にしないでアップしてくれ
最近カンノンカメラから念仏が聴こえるんだけど悪い事の前兆でしょうか?
次はワルツカメラを紹介 35SVという1958年製で、なかなかの高級機
ちょうどこの時期は、セレン式露出計が出るか出ないかの境目だった このSVはぎりぎりセレンが載らない
タイプ
ワルツというメーカーは、アクセサリを主に造っていたところでフィルタとか発光器とかフードとか、知らぬ人は
いない超メジャー
なのでカメラ自体もそのブランド性に見合った良い造りをしてる
ルックスはほんとお洒落な都会派 >>608
値段的には普通だけどワルツの中なら高級グレードつてこと?
高級機らしい機能はどんなとこかな >>609
WALZER 50mm f1.9のレンズでしょうか
当時、日本のワルツというメーカーとしては威信を掛けた明るい玉だったんでしょうな
ちなみにこれは近所(練馬)のカメラ屋で買ったんです(^^) 二眼レフのワルツフレックスもレンズはコミナーとかズイコーが大半だけど、後期に出した4枚玉のワルツァー搭載モデルがズイコーより上位扱いだったね
ワルツ銘では双眼鏡とかも出してたけど、ワルツブランドのレンズはどこに製造委託出してたんだろうね
>>610
60年代の明るいレンズブームの走りか
こいつの写りいい?
ワルツのカメラは二眼も35mmもあるけどどれも微妙なんで試写したら防湿庫行きしてわ
35mmだとネオカ中判はずノー系がすき >>613
タクマーと同じだと思う
↑の写真では分からないと思うけどカビがかなりあるんです
それがタクマー特有の… >>614
タクマーのOEM?
なら写り良さげだな んな訳ないw
タクマーはレフ板回避するためフランジバックが長い
RF機にそのまま着けたら望遠みたいな長いレンズがつく事になる
まあ、でもコンパクトなんで最近は鞄に忍ばせて色々撮っていますよ(笑) おいおい、オレの成りすましじゃねーかよ!
ざけんじゃねーぞ!
>>450あたりでビューティーのフォールディングカメラを紹介したけど、そこの35mmカメラで
1960年に出たライトマチックIIがね、なかなか重厚でカッコ良い
1960年というと、シャッタースピードと絞りが連動して光量を一定にするような機構は珍しくない
この機種の特徴は、露出計の針の読みを”ファインダー内で”見ることができるってところかな 露出計の針を、直接ファインダー内に仕込んで覗けるようにしたカメラはこのあとたくさん出てくるけど、これ
の場合、軍艦部で読める針が先ずあって、さらにその針の動き(映像)を専用のミラーでファインダー内に導いて
いる
高級なカメラでしかやらないようなことを、普及型レンジファインダー機でやっていて好印象
>>622
その時代のカメラを集めるとライトバリュー式が多いけど、実際使ってみるとすごく面倒だよね
だからパールもIVではなくIIIの前期型にしてる。 >>624
うん、たしかにF1.9レンズで、多くの他機種より飛びぬけてる感あります(上のワルツも1.9)
けど、コスト的にプリズムを奢れない事情もあったと思うんで普及型という言葉を使ったんだ
ちなみに年代的に外れるけどマミヤのスーパーデラックスというのがあって、これってレンジ
ファインダー機なのになんとF1.5が載ってて圧巻ですよね
>>625
蛇腹カメラでライトバリュー付きってまだ手にしたことがないんです、うらやましい
なかなかレアだと思うのでIVを使ってやって欲しい、使いづらいのはホント同感 >>626
普及機は距離計露出計なしモデルだと思うが ライトバリューの頃で自動化を求める層は写ってることを優先してたから、A優先みたいな選択の余地やそのレスポンスなんてとこまで考えなかったんじゃないかな
ところで、レンジファインダー機の縦横比について書いてみようと思う
前面からみたときの長方形 この縦と横の長さの比率によってカメラの印象っていうのはかわるものです
世の中には”黄金比”というのが存在して、縦1に対して横1.62という比率の時が最も人は美しく感じる、という
このスレで取り上げてきた機種のいくつか、特に個人的に美しいと思っているものをちょっとみてみると・・・
アイレス35IIIC(>>347‐349)の場合、縦横比1:1.65 ヤシカ35(>>170-171)は1:1.65
オリンパスオート(>>563-565)は1:1.67 ロード35SE(>>555)は1:1.66
おおよそ黄金比に沿った数値になってる! じゃあ例えば、超ウルトラ高級なライカの場合はどうなの?というと
IIIf型だと1:2.06、M3型だと1:1.79 という値となった
どちらも”横長スタイル”となっているんだ
バルナックのあの惚れ惚れする美しい造形、あれは2.06倍もの”横長”スタイルだからこそ!ってかんじ
カメラに限って言えば、黄金比よりも少し横長な方が美しい形、ということもありえるのかもしれない
で、M3と同じ縦横比の値を持っている国産レンジファインダー機というと、例えばコレ
1957年製のリコー35デラックスL こちらの縦横比は1:1.80となっている
縦横比の美しさだけで判断するなら、個人的にはこの機種がダントツ優勝だ
語彙力がなくてすまんが、とにかくスマートで綺麗
その他の特徴としては、プリズムがしっかり使われている、富岡製のレンズ、裏蓋と底板が一体化していて
頑丈、といったところか
この縦横比は、>>12、>>70などでも紹介している先代のリケン35(1954年製)とまったく同一値だ
モデルチェンジしていろいろ進化してもこの比率が踏襲されているのは、なんかいいなあ >>633
昔のカメラの知識があまりないけどレンジファインダーが欲しかったので
手が出る値段でこれならいいかと買ったのがNikon S2でした。
買った後から知ったんですが初代Sはライカ判ではなく少し幅の狭いNikon判でしたね。
実用の点からすれば日本光学が作った最初のカメラで結果的に大満足してます。
そのリコーのもいいデザインですね。
本当はレンジファインダーもう一台ほしい。
ってのは一台フィルム入れているときにもう一台でからシャッター切りたいから。
本当はライカM3がほしいけど国産の中古で安いのないかな。
S3だかSPだか後期のものはS2の倍の値段するって店で言われたよ。 >>636
S2いいですね!ニコンは高価でなかなか手がでません、うらやましい
同じS2でもコニカの方なら極めて安くて写りがいいので多用しております
レンジファインダーでもう一台ということなら、広角レンズの例えばミノルタオートワイド(>>295)とか、
画角違いを用意してみる、なんて手も?
各メーカーから〇〇ワイド、といったネーミングで出してましたよ
一台といわず何台でもぜひ!そして気が向いたらUPを コニカいいですね。
日本初のブランドカメラを作ったのは小西六だと。
ミノルタオートワイドもいい感じですね。
あの露出計の見た目が魅力的に感じる。
写真は素人レベルだけど、気が向いたらS2アップしようかな。
50年代だと持ってるのはNikon S2だけ
とりあえずアップしておきます。
iPadでの撮影なので画質が低いのは勘弁。
後日、デジタル一眼レフ(D5100)での高画質版をうpしたいと思います。
>>677
会合行ってきな、簡単なストレッチもやってるよ 私が持っているのはKonicaVAくらい。
他に手を出したものも有るけど、レンズの状態がいまいちで置物になってます。
最近ミノルチナSを落としたけど、これも失敗。
カメラ屋では古いレンズシャッター機等はあまり見ないので、オクに手を出したけど古いものは難しい・・・。
皆さんはどうやって入手しているのすか?
>>676
かっこいい・・・。 >>676
ありがとう。かっこいいですね!
ニコン純正のS2用発光器はお持ちですか?BC-5というんですが、自分もこれをつけられるS2本体をいつか・・・
なんて考えております
合体させるときっと素晴らしく美しいだろうな〜
もう片方はF2用発光器でBC-7(Fでも使える)。
このふたつ、互換性がないんですヨ トリガー信号を受け取る針状の端子がシューの”手前側”にあるのが
BC-5で、シューの”奥側”にあるのがBC-7なんです
そもそもレールの幅も違う
参考になれば >>681
このS2は新宿マップカメラで買いました。
相場より若干高めかなと思うけど信頼度の高い店は安心だね。
中野フジヤもレンジファインダーは基本ライカとツァイス・イコンしか扱っていないって言われた。
もう店なくなっちゃったけど、新宿と大宮のミヤマ商會も数点くらいしか置いてなかった。
レンジファインダー機を多く扱っている実店舗がおすすめかなあ。
あらかじめサイトで商品探してみるなり、
電話するなりしてレンジファインダーならびに
50年代以前の古いカメラを扱っているか確認してからがいいね。 >>681
コニカIIIAは、過去にアゲてくれた人がいるよ(>>209)
巻き上げがユニークな場所についていて、けっこう重いらしい
コニカIIIMなら一度だけ見たことがあるんですけど、露出計がちぎれて紛失してた個体で、ヒンジ部が
わずかに残ってた
なのでIIIAだと思って買っちゃいそうになったw
自分の場合は、リサイクルショップを丹念にみてまわってますね >>684
発光器!
レトロで惹かれますね・・じゅるじゅる
あまり深みに入ってしまうと底無し沼なので
今はとりあえず手にしているものを研究したいですね。 >>685
有り難うございます。
巡回場所が被るようで、私も同様に感じます。国産機でも一眼レフなら楽なのですけどね。コロナ渦が明けたら、また探してみようと思っています。
>>686
リサイクルショップですか。盲点でした。ハードオフならたまに行きますが、無いことにはないのですが、小規模店は行ったことはないです。覗いてみる価値は有るのかもしれませんね。
有り難うございます。 そういえば、画像を上げるスレだったと気づいたのであげてみます。
KonicaVAと置物になっているカメラ達。
KonicaVAはあの巻き上げレバーがな・・・と思い、敬遠していましたが使い勝手は意外に悪く無かったです。
指当てがしっかりしているので、慣れれば分割巻き上げをしている感じでテンポ良く撮影できますよ。
思い場合はメンテに出すと良いと思われます。
ファインダーも噂どおり見やすいし、良く写ります。
問題はLV連動かな・・・。
ちなみに本体にアイレットは付いていますが、巻き上げ時ストラップと干渉しやすいので、ケース付きの物を入手されるのがお勧めです。
コニカVAとVは高確率でシャッター羽根に油が回って粘ってるよね
ただカメラ自体の作りは金がかかってて、メッキの質もいいのか見た目綺麗な個体が多い気がする
それなりの値段がしたからなのか大事に使われてたのかな
当時のコニカが高級志向だったのがよくわかるカメラだね
>>559
未来少年コナン、今TVで再放送中だってよ 読みましたよ
流石に先生には敵わないですが、いい本でした
韓国って軍による独裁国家だけど、民主主義化しないのか?
南妙法蓮華経南妙法蓮華経南妙法蓮華経
1分間に何回繰り返せるかが重要
>>858
チーズバーガーとナゲット、コーラのS頼むわ レフ板もフラッシュも無く逆光ポートレート撮ってるやついてワロタ
お仏蘭西製のカメラなら持ってるんだけど、
スレ違いか・・・。
シリアルベース抵抗が1Kオームで、1Vがかかる場合、100ベータ(hFE = 100)のトランジスタのコレクタ電流(Ic =?)はどのくらいですか?
既にプレイしたことのある方も楽しめるようになりました。
お久しぶりです。
NikonS2の画像うpしてみます
一眼デジカメなのでこの間のスマホカメラよりきれいに映ってます。 なぜかオリンパスのフォーサーズで撮ってます。
1枚目
綺麗な角度を探すのは苦手です。
2枚目
真正面、なるべく画面いっぱいに
3枚目
5cmF2のレンズ
このシリアルは何年ごろの製造だろう。
フィルム通して写して現像したらあまりの描写の良さに驚きました。
さすがは日本光学。
4枚目
上面から軍艦部
前期型の銀ダイヤル
個人的に後期型の黒ダイヤルより好きです。
NIPPON KOGAKUのロゴが素敵です。
5枚目
5cmF1.4と革ケースがついて8万3000円
上記は5cmF2ですが、、
1954年当時の国民の平均年収くらいらしい
昔のニコンは庶民には高嶺の花ですな
>>876
ニコンのレンジファインダー 良いですね。
去年、呉にある大和ミュージアム行った時
戦艦大和の測距機の技術が日本光学で
応用されてるというのを知り、更にニコン
が好きになりました。 >>880-891
おお、謎日記さんご健在ね。
最近お見かけしないので心配していました。お変わり無いようで安心しました。
ここもあとわずかですね。
ここが終わったら是非こちらの埋め立てもお願いします。スレの活性化にもなり喜ばれるかと思われます。
コロナが終わったので!
http://2chb.net/r/camera/1589520571/
コロナも大変ですが、暑い日も続きます。
くれぐれもご無理をなさいませんよう。
ご活躍をお祈りしております。 日記さん元気ない・・・。
前は一時間に一言ペースだったのに!
>>899-901
おお、復活。
前から気になっていましたが、もとネタは何かあるのですか? コニカUB、1955年
なお、スポーツファインダーは社外品。 コニカも時代によって高くなったり安くなったり
結構いいカメラも作ってるよね
>>905-907
カメラネタが有ると元気が出るんですね!
画像の確実なブロックも流石です!
色々スマホを有効活用してますね。 >>909
安定の脈絡のなさw
凄いなー。
そろそろ宗教?ネタも是非。 >>903
KonicU好きなのだけど、メガネ使用者には辛くないですか?
そのためのスポーツファインダーなのかもしれませんか・・・。 写真あげた人にレスしてもノーリアクション
だから張り合いがないよね、このスレ。
貼ってお終い。衰退するよね。
>>915
もともとそんなに住人がいる感じでもないし、状況が状況だから仕方がないと思ってます。私は色々なカメラが知れて好きだったのですけどね。
>>916
そのテンションです!
プー! >>915にそう言われたのでレスに対して返答します。
>>877
確かに眺めているだけでも満足感がありますね。
ファインダーもライカM3には及ばないものの相当透明感があります。
二重像合わせも楽しい。
しかし、今の物価に直したら200〜400万相当?の高級品を自分が手にするなんて、、
フィルム派は受難続きですがデジタル化の恩恵も受けているんですよね。
>>878
ファインダーに測距儀が仕込んであると聞いて、それはかっこいい!と思い
どうしてもレンジファインダーが欲しくなって購入しました。
最初はニコンF3スレで勧められたCanon7でいいと思ってましたが
店に尋ねてもないと言われてS2購入することに。
結果的によかったと思います。
>>879
戦艦大和の主砲は46cm砲で射程距離は42km。
その運用のためには50km先まで測れる測距儀を必要としたと。
それで鏡筒の長さが15mもあるとてつもない測距儀作ったんですね。
ニコン本に書いてありました。
ある意味100年の歴史をもつニコンが作った1番の大物だと思います。 >>920
レンジファインダーにはロマンを感じます。
私はレンズシャッター機で練習中です。
いつかはライカかニコンを・・・。
>>921
おはようございます。
昨日も4回・・・。まだカメラ投稿が足りないですか。ぬぬぬ。
私は画像が無いのですよ。 >>926-928
1日4回の壁がw
今日は後3時間ですよー。
ちなみにゼンマイゾイド、水に浮かべる魚っぽいのが好きでした。 50年代ではないがヤシカのエレクトロ35GL買っちゃった
まだ電池入れてないけど露出計以外は動作確認済み
この鈍器になりそうな見た目と重量が大好きだわ
俺も50年代じゃないけどα7V買っちゃった
オールドレンズが楽しいわ
>>930
高級感とか所有欲を満たすためにあの大きさ重さが必要なんだろうね
自分もずいぶんコレクションしてるけど、実際に撮るために持ち出す
のはハイマチックSとかの軽いプラカメだわ。 >>932
普段は軽いデジカメで撮ってるから何も言えないw
現像もお金かかるしなぁ >>934
いつすれ違ったのかな?私の事わかるの? >>932
Primo-jrゲット!
やっぱり、4x4二眼は可愛い・・・。
これ、50年代のカメラだったんですね。何となくもう少し後な気がしていた。
純正フードが無いのでローライのを付けているけど、純正って見かけます?
なんだかイバラの道のような気がしてる・・・。 あ、932関係ないです。
残骸が残っていたみたい・・。
>>935
いつもあなたの直ぐ背後にいますよ
へへへへへへへっ… >>939
おにゃのこですか?
撮ってあげますよ。 >>941
ポートレートが撮りたいのです。
そういうのは興味ありません。 太宰治の「富嶽百景」に太宰が富士山で観光客に頼まれ、写真を撮ってやるという描写があります。
富嶽百景は1939年(昭和14年)の作品ですが、もうこの時期にはプロではない観光客がカメラを持っていたり、頼まれたら誰でも撮れるぐらい社会に普及してたのでしょうか?
>>946
太宰の本名は津島修司というが津島の家は出身地の金木(かなぎ)村(現在の五所川原市の金木地区)では大変な名家。
そんな時代にカメラを所有していた個人はお金持ちだけだよ。日本もまだ貧しかったし。
昔は写真が趣味なんていったら道楽であった。 >>947
返信ありがとう。
撮ったのは太宰のカメラではなく、太宰がたまたま散歩してると居合わせた若い女性2人の観光客にカメラを渡されて写真を頼まれるんです。太宰がカメラの使い方を知っていたのは元々裕福だったということで納得できるのですが、若い女性が当時カメラを持って旅行に行けるような普及型のカメラがあったのか気になって書き込みしました。 >>949
今の35mmは高かったけど、ベスト判であればかなり手頃に買えたよ
ZEISSのピコレットとかコニカのPerlとか20円程度なのでいまでいうと6万くらいかな >>949
あと、安価なカメラはフォーカスが無く、パンフォーカスで撮るしフィルムになったことで
適当な人へ気軽にシャッターを委ねれる時代の始まりだったから不思議では無い
ただし、旅行自体が高かったから、お金持ちのお嬢様だったのかもしれない
裕福でも無い一般家庭でも、卒業旅行に50万とか出すから、アレだが 退職金のほとんどを注ぎ込んでカメラ買ったとかって話を聞いたことあるな
騙される質問者がいるだろやめたれ
現代で初任給8ヶ月分の車160万が普及して無いと考えるか?
現代換算で5万から数百万円までカメラの種類もあったし
戦時中の輸入不可で、戦時物資となってるか外国製カメラが高いのは当たり前
国内で生産しているカメラは昔から安価で手に入ってたよ
ひーばーちゃんが子供の頃(ベルリンオリンピックの年)カメラ買って貰ったて言ってたよ
もちろん普通の農家の次女、金持ちでは無い
好きな人は持ってたんじゃない?
947です。
無知で間違い書き込んじゃってごめんなさい。
日本光学とかの高級カメラが頭に浮かんで
ブランド名が知られていない廉価なカメラの存在をスルーしていました。
1939年だったら国産で一番高級なカメラはキヤノン製かな。
ミノルタは1928に出したばかりの新参だし
高級機は外国製シャッターとレンズだからなぁ
>>988
この芸風はもしかして日記さん?
ご無沙汰ですね。
往年の勢いがないみたいなのが少し心配ですが、頑張ってくださいな。 嫁とは違う女の人の中に出してしまった・・・すごく不安 (;ω;)ノ
lud20220829060102ca
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