・「ヘンダーランド(およびその前後の映画)が最高!」
⇒ 印象的なシーンは多いが完成度低い。いわゆる思い出補正勢
・「オトナ帝国を挙げるやつはニワカ」
⇒ 人気の高い映画にとりあえず噛み付くニワカ。実はオトナ帝国こそクレしんらしさに溢れてる
・「暗黒タマタマが至高」
⇒ この辺りから大人が観ても楽しいものになり、雰囲気やキャラ作りも細かくなるため納得。ひまわり初登場だが上手く動いた
・「戦国はクレしんらしさがない(面白いけどね)」
⇒ 由緒正しきクレしんヲタ。決して面白くなかったとは言わない辺り映画そのものは認めている。映画としての完成度なら実際高い
・「いやハイグレ魔王だろ」
⇒ 古い作品を挙げれば古参や通ぶれると考えている安易な老害。憎めない敵キャラや日常が壊れていく辺りは怖いが完成度は…
・「カスカベボーイズで泣いた」
⇒ 粗さは目立つがクレしん映画でも異質な雰囲気&非常に切ないラストを印象的と捉える勢力。ツバキちゃんに靴を履かせたい
・「豚のヒヅメ」「ジャングル」「温泉」「雲黒斎」
⇒ 端的に作品名だけを挙げていく人たちはこのあたりをよく挙げる。それぞれに特徴があり固定ファンがいるのもわかる
・「ヤキニクロードは最強に笑った」 「温泉は良作」
⇒ かなり割り切ったギャグ作品。クレしん映画に切なさや魅力的な敵キャラを求める人には不評。TVスペシャルと考えればいける
・「ケツだけ爆弾でガチ泣きしたわ」「花嫁は最近の中ではヒットだわ」 「ロボとーちゃん最高傑作やろ」
⇒ 実際のところ大した話ではないが、不作続きのため目が濁っていたクレしん映画ファンには眩しく見えたらしい
ちなみに個人的なクレしん映画ランキング
1位 豚のヒヅメ
親が子供のために奮闘する。当たり前の話なのだがクレしんでそれをやられるとドキッとする
しんちゃんがさらわれた! → 一人部屋で頭を抱えるみさえ このコンボでまず映画に入り込む
敵も味方も魅力的かつわかりやすいし、何よりもテンポがよくコロコロと場面や状況が変わり
しんちゃんサイド、親サイドの同時進行で話が進んでいくクレしん映画の中でもわかりづらい物語の運びにかかわらず
子供でもすんなりと話が理解できる辺りよく考えられて作られている。
そして終盤、ぶりぶりざえもんとの対決(?)と改心、消滅の流れ。ヘッドギアの中で涙を流すしんのすけ
子供のために頑張る親たち。緻密に練られた展開が収束していく感覚は見事としか言いようがない
2位 オトナ帝国
親が敵側に回る珍しい展開(ヘンダーランドは偽物)。子供たちだけで奮闘する様はハラハラドキドキかつ
情けない親たちの姿に爆笑必至。しかし敵組織であるイエスタデイ・ワンスモアの目的は自分勝手ながらも切なく
実際に視聴した大人たちの共感を呼ぶのも納得の快作。名シーンの連続でテンポもよく全く飽きさせない展開は
原監督作品クレしん映画の中でもトップクラス。どれだけ懐かしくとも、どれだけ戻りたくても、前に進まなければならないという
子供向け映画にあるまじき強いメッセージ性も孕んでいる。かすかべ防衛隊の見せ場や家族の絆など、
クレしん映画ファンを満足させる要素もふんだんに盛り込まれている。実はギャグ要素も多いが決してストーリーを
犠牲にすることなくギャグとシリアスを溶け込ませる手腕には圧巻。
あと個人的に好きなやつは
・暗黒タマタマ ⇒ オカマもホステスもマッチョも好きだがラスボスのヘクソンが最高に怖い!
・ジャングル ⇒ クレしん映画史上最も熱い対決
・ブリブリ王国 ⇒ 冒険!って感じでわくわくする。ただ映画というよりTVスペシャルかな?
・カスカベボーイズ ⇒ 切なくなるので観るタイミング選ぶけど、心に刻まれるものがある
・ヘンダーランド ⇒ 独特な怖さのある雰囲気が病みつき。ラストシーンも面白いけど全編通して不穏な感じなんだよねこれ
・ロボとーちゃん ⇒ 腕相撲は反則。そりゃあ泣くでしょう。伏線回収や演出も良いが、新キャラの印象が薄くギャグセンスも所々謎
ユメミーワールドについて
珍しく敵という敵のいない作品。娘を悪夢から守るために奮闘する父親と、自分が悪夢を見ない代わりに
他人に悪夢を観させてしまうことに葛藤する孤独な少女が中心にあり、その設定はかなり秀逸な部類。
「ツルツルだぜ!」「どうして渡辺篤史がうちにくんのよ!」「獏さああああああん!」や
まさか再登場するとは思わなかった元カリスマホストや全裸芸人は笑えるし、ぐっと来るセリフも多い。
しかし近年のクレしん映画に散見される唐突な演出がやはり多い。唐突な定番ネタ(おケツやくすぐり、
ゲンコツや各キャラの持ちネタ)や、オトナ帝国から引きずる野原両親の子供ネタ(子供向けヒーロー)など、
全てにおいて唐突。間や演出も酷く無音のシーンに違和感を覚えるのも近年のクレしん映画によく観られるところ。
せっかく映画では珍しいネネちゃん絡みのシーンが多かったのだから、一貫して女同士の友情にスポットを当てた方が
よかったように思う。それまでサキちゃんとは距離を置いていたしんちゃんが唐突にサキちゃんと仲良くなるのもよくわからないところ。
ストーリーのネタや新キャラ、それらのバックボーン自体はよかっただけに色々と惜しい作品。
惜しい作品
・野生王国
クレしん映画に随所で観られる母子愛を全面に出してきたのはグッド。ただ終盤の展開と敵側の作り込みが浅い
とりあえず敵にミュージカル踊らせとくかって発想はいい加減やめないか?
記憶を失ったみさえとしんちゃんのやりとりは、他のクレしん映画を振り返っても常に子供のことを心配しているみさえが
我を忘れてしんちゃんを襲ってしまうが、それでも母親を信じようとする…という母子愛に溢れた名シーンなのだが
どうしてもオトナ帝国の焼き増しを見せられている印象だった。演出で差別化を図ってくれればよかったのだが残念。
新キャラに関しては近年のクレしん映画の中でもジャクリーンはよく動いてくれた方だと思う。
マジで反吐が出るやつ
・スパイ大作戦 ⇒ 記憶になし
・金矛の勇者 ⇒ 記憶になし
ちなみに個人的なクレしん映画ランキング
1位 豚のヒヅメ
親が子供のために奮闘する。当たり前の話なのだがクレしんでそれをやられるとドキッとする
しんちゃんがさらわれた! → 一人部屋で頭を抱えるみさえ このコンボでまず映画に入り込む
敵も味方も魅力的かつわかりやすいし、何よりもテンポがよくコロコロと場面や状況が変わり
しんちゃんサイド、親サイドの同時進行で話が進んでいくクレしん映画の中でもわかりづらい物語の運びにかかわらず
子供でもすんなりと話が理解できる辺りよく考えられて作られている。
そして終盤、ぶりぶりざえもんとの対決(?)と改心、消滅の流れ。ヘッドギアの中で涙を流すしんのすけ
子供のために頑張る親たち。緻密に練られた展開が収束していく感覚は見事としか言いようがない
2位 オトナ帝国
親が敵側に回る珍しい展開(ヘンダーランドは偽物)。子供たちだけで奮闘する様はハラハラドキドキかつ
情けない親たちの姿に爆笑必至。しかし敵組織であるイエスタデイ・ワンスモアの目的は自分勝手ながらも切なく
実際に視聴した大人たちの共感を呼ぶのも納得の快作。名シーンの連続でテンポもよく全く飽きさせない展開は
原監督作品クレしん映画の中でもトップクラス。どれだけ懐かしくとも、どれだけ戻りたくても、前に進まなければならないという
子供向け映画にあるまじき強いメッセージ性も孕んでいる。かすかべ防衛隊の見せ場や家族の絆など、
クレしん映画ファンを満足させる要素もふんだんに盛り込まれている。実はギャグ要素も多いが決してストーリーを
犠牲にすることなくギャグとシリアスを溶け込ませる手腕には圧巻。
あと個人的に好きなやつは
・暗黒タマタマ ⇒ オカマもホステスもマッチョも好きだがラスボスのヘクソンが最高に怖い!
・ジャングル ⇒ クレしん映画史上最も熱い対決
・ブリブリ王国 ⇒ 冒険!って感じでわくわくする。ただ映画というよりTVスペシャルかな?
・カスカベボーイズ ⇒ 切なくなるので観るタイミング選ぶけど、心に刻まれるものがある
・ヘンダーランド ⇒ 独特な怖さのある雰囲気が病みつき。ラストシーンも面白いけど全編通して不穏な感じなんだよねこれ
・ロボとーちゃん ⇒ 腕相撲は反則。伏線回収や演出も良い。ただ新キャラの印象が薄くギャグセンスも所々謎
・雲黒斎 ⇒ 色々と粗さはあれど新キャラが全員いいキャラしてるし、終盤も熱い
惜しい作品
・野生王国
クレしん映画に随所で観られる母子愛を全面に出してきたのはグッド。ただ終盤の展開と敵側の作り込みが浅い
とりあえず敵にミュージカル踊らせとくかって発想はいい加減やめないか?
記憶を失ったみさえとしんちゃんのやりとりは、他のクレしん映画を振り返っても常に子供のことを心配しているみさえが
我を忘れてしんちゃんを襲ってしまうが、それでも母親を信じようとする…という母子愛に溢れた名シーンなのだが
どうしてもオトナ帝国の焼き増しを見せられている印象だった。演出で差別化を図ってくれればよかったのだが残念。
新キャラに関しては近年のクレしん映画の中でもジャクリーンはよく動いてくれた方だと思う。
敵ボスがしょぼい理由で組織を立ち上げるというのは、わくわく温泉では高評価であったが、
野生王国に関してはやっていることがエグ過ぎるせいか「えーそんなんかよ」と肩透かし感を食らってしまうのも駄目な所。
みさえとしんちゃんの仲違いに関しても無理やり展開をこじつけ過ぎ。
・ユメミーワールド
珍しく敵という敵のいない作品。娘を悪夢から守るために奮闘する父親と、自分が悪夢を見ない代わりに
他人に悪夢を観させてしまうことに葛藤する孤独な少女が中心にあり、その設定はかなり秀逸な部類。
「ツルツルだぜ!」「どうして渡辺篤史がうちにくんのよ!」「獏さああああああん!」や
まさか再登場するとは思わなかった元カリスマホストや全裸芸人は笑えるし、ぐっと来るセリフも多い。
しかし近年のクレしん映画に散見される唐突な演出がやはり多い。唐突な定番ネタ(おケツやくすぐり、
ゲンコツや各キャラの持ちネタ)や、オトナ帝国から引きずる野原両親の子供ネタ(子供向けヒーロー)など、
全てにおいて唐突。間や演出も酷く無音のシーンに違和感を覚えるのも近年のクレしん映画によく観られるところ。
せっかく珍しいネネちゃん絡みのシーンが多かったのだから、一貫して女同士の友情にスポットを当てた方が
よかったように思う。サキちゃんとは距離を置いていたしんちゃんが唐突にサキちゃんと仲良くなるのもよくわからないところ。
ストーリーのネタや新キャラ、それらのバックボーン自体はよかっただけに色々と惜しい作品。
うーん、少し同意出来ないな。
豚のヒヅメは冒頭は良かったけどその後のストーリーラインが実に単調だった。
あの映画に関しては母親が実質的な主人公で、おかげでしんのすけが空気に近い。
それが物語全体の厚みをなくしてるというかね、悪くはないが、歴代1位の作品かと言われると。
オトナ帝国は取り扱ったテーマの時点で勝利な気がする。
野原一家の皆も最後までよく役割を果たしてた、哀愁ある雰囲気と音楽も良い。
ヘンダーランドが雰囲気映画なのは同意、スケールが大きく見えるけどストーリーに驚く程中身が無い。
メモリ姫と王子の関係性の描写が雑で、視聴者がそこまで感情移入出来なかった。
あれがしっかり描かれてたらまた違うと思った。
一位 ヤキニクロード
二位 B級グルメ
好きなのはこの二本
今までみた中で一番納得のいく評価だな。俺の一位はオトナだけど。
ギャグも中々笑えて何よりいつ見ても泣ける圧倒的総合No.1はオトナ
ギャグトップタイは暗黒タマタマと焼肉
個人的No.1は視聴後のせつなさがひとしおのカスカベボーイズ