日本国憲法第八十二条には「裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。」と定められている。しかるに現代では、裁判は密室で行われ、傍聴は裁判所に行かないとすることができない。これは、到底公開法廷とは言い難いものである。したがって、裁判所の全法廷にカメラを置き、ネットで生中継するべきである。国会もネットで生中継されている(https://www.shugiintv.go.jp/jp/)のに裁判ができないはずがない。また、裁判で用いられた資料も全てネット上で公開するべきである。人権先進国アメリカでも、裁判での資料はネット上で完全公開されている(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210305/amp/k10012898711000.html)。裁判の公平性を高め、人権を守るためには裁判の徹底的な公開が不可欠である。