6月5日、新潟駅が全線高架化された。
生まれ変わる新潟駅を中心に、駅周辺はどのように変化していくのだろうか。
新潟駅は、これで在来線のホーム全ての高架化が完了。
在来線・新幹線のホームが駅の3階に集約されたことで、乗り換えがスムーズになるなど利便性が向上している。
新たな玄関口としての一歩を踏み出した新潟駅。改札近くにコンビニエンスストアやパンの専門店がオープンしたほか、
約1万3000m2の店舗面積が確保されていて、2024年春までに商業テナントが順次オープンしていく予定だ。
高架化の完了でもたらされる様々な変化。しかし、新潟駅周辺をめぐる変化はまだ終わったわけではない。
高架化は新潟駅の南北一体化を目指し始まった、新潟駅周辺整備事業の一つ。
駅の南北を結ぶ4つの幹線道路の整備は、2019年に完成した新潟鳥屋野線以外の3つの幹線道路の整備が残っていて、
2030年度には事業が完了する予定となっている。
2023年度、駅直下のバスターミナルの供用が開始され、2025年度には駅前の万代広場が完成する予定だ。
少しずつ着実に変わりゆく新潟駅。今後は、その変化を確実に地域の活性化につないでいくことが求められる。
新潟に越してきて1年暮らして次第にわかる残念ポイント。
まずは、都市アメニティーにかけるクルマ中心の街づくり。都心部に一定規模の広場、公園といった空間がない。
都心からやや外れる白山公園がそれになり得るものであったが、隧道と公共建築で妙な立体構成となり、広場的な公共空間とは言い難い。
万代シテイの商業施設周辺をフルモールにすれば広場的な空間となり得るが、役人脳はやはりクルマ優先。
ガタニー2キロは面白い取り組みだが、縦断するのに歩道橋を渡らせるのが残念。
万代橋から海岸へのアクセシビリティがいまいち。海沿いの自然環境を保全する方針なのだろうが、もう少し街と海の距離を縮められないものか。
他にも思うところはあるが、取り敢えず以上です。
年取ると仕事に疲れて街歩きなんてめんどくさくてできなくなるよ
街歩きが楽しいのなんてせいぜい学生とか20代前半くらいだね
車が楽ちん