2018年12月04日 12時04分
中国産ショウガを高知県産と偽って販売したとして、県警は4日、同県の青果販売会社社長(43)を不正競争防止法違反(誤認惹起(じゃっき))容疑で逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
発表では、社長は7〜9月、中国産を交ぜたショウガ計約44キロを「高知県産」と虚偽表示し、全国の食品業者に販売した疑い。
県警に5月、情報提供があり、発覚。県警は経緯を詳しく調べる。
農林水産省によると、2017年に国内で出荷されたショウガのうち、高知県産が4割を占め、全国1位。
民間調査会社などによると、青果販売会社は主にショウガやその加工品の販売を手がけ、2017年9月期の売り上げは約17億円にのぼった。
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