【びびんこ〜地域発ミニ事件簿】パンク3回…さすがに危機感
2021年11月12日 08:32大分合同新聞
パシュン―。タイヤの空気が抜ける音を聞き、大分県日出町大神の金融機関職員Aさん(32)は「またか…」と肩を落とした。今年に入り、営業で使うミニバイクがパンクしたのは3回目だった。
原因には心当たりがある。小さい頃からさまざまなスポーツに取り組んできた。社会人になって体を動かすことがなくなった一方で、食欲は以前のままだった。右肩上がりで増えた体重は3桁の大台を突破した。
健康は気になるもののお客から顔を覚えてもらえるといった利点もあり、危機感はなかった。ただ、度重なるパンクで経費がかさみ、報告を受ける上司もあきれ顔。本格的にダイエットを考え始めた。「久しぶりに運動するか。体も気分も重いし」。まずは2桁台を目指している。
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