西日本豪雨の被災地では、地域の商店でも営業正常化に向けて動き出している。限られた設備で営業を維持する店舗も多くみられ、復旧を目指す市民生活を支えている。ただ自転車やスコップなど一部商品に品薄状態も目立っている。
店舗が浸水し、冷蔵設備などが使えなくなった広島市安芸区のスーパー「ラ・ムー中野東店」では、店頭に並べた買い物かごや段ボール箱に商品の野菜やペットボトルなどを並べて、市価の半額程度で販売した。レジも使えず会計も手作業となるなど試行錯誤だが、「少しでも住民の役に立てば」(店員)と、市民の需要に応えて営業を維持している。
海田町の「ダイキ海田店」では、スコップやカセットコンロ、マスクなどの生活用品が店の入り口付近に並ぶ。特に、マイカーの水没や通行止めで、便利な移動手段として需要が一気に高まっているのが自転車で「毎日10台以上と平時の10倍超の売れ行き」(担当者)という。
コーナン中野東店(広島市安芸区)では、品薄のスコップ入荷の店内アナウンスがかかると、次々と買い物客が売り場に集まる。近所に住む女性(40)は「自宅に泥が入って困っていた。ようやく泥かきができる」と安堵あんどした様子だった。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180715-OYT1T50033.html
店舗が浸水し、冷蔵設備などが使えなくなった広島市安芸区のスーパー「ラ・ムー中野東店」では、店頭に並べた買い物かごや段ボール箱に商品の野菜やペットボトルなどを並べて、市価の半額程度で販売した。レジも使えず会計も手作業となるなど試行錯誤だが、「少しでも住民の役に立てば」(店員)と、市民の需要に応えて営業を維持している。
海田町の「ダイキ海田店」では、スコップやカセットコンロ、マスクなどの生活用品が店の入り口付近に並ぶ。特に、マイカーの水没や通行止めで、便利な移動手段として需要が一気に高まっているのが自転車で「毎日10台以上と平時の10倍超の売れ行き」(担当者)という。
コーナン中野東店(広島市安芸区)では、品薄のスコップ入荷の店内アナウンスがかかると、次々と買い物客が売り場に集まる。近所に住む女性(40)は「自宅に泥が入って困っていた。ようやく泥かきができる」と安堵あんどした様子だった。
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