https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/040/019000c
毎日新聞2020年3月24日 09時15分(最終更新 3月24日 09時15分)
市職員から手続きの説明を受ける長坂さん(手前右)とパートナーの男性=2020年3月23日午前8時44分、国本ようこ撮影
徳島市は23日、LGBTなど性的少数者のカップルを公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」の事前予約を開始した。導入は4月1日からで、県内初。四国では香川県三豊市に続く2例目となる。
LGBTの当事者などでつくる市民団体「レインボーとくしまの会」が導入を求めて2019年9月の市議会へ陳情し、同年12月に採択された。対象は市内在住か転入予定で、一方または双方が性的少数者などのカップル。法的効力はなく、税金の配偶者控除などは受けられないが、一部の事業者で携帯電話の家族割引を利用できたり、病院での面会や緊急手術の同意書へサインができたりするという。
この日は「レインボーとくしまの会」代表の長坂航さん(42)らが宣誓の予約に訪れ、手続きの流れについて説明を受けた。長坂さんと予約に来たパートナーの男性(37)は「10年以上一緒に暮らしているので、家族と認められることがうれしい」と喜んだ。長坂さんは「念願の制度。利用するかどうかはそれぞれの選択だが、あることが大事だ。制度が必要な人が引っ越さなくてもいいように、県全体に広まってほしい」と話した。同会は6月議会で県内の他の7市にも一斉陳情する予定という。
パートナーシップ宣誓は市人権推進課(ソースでご確認下さい)に事前予約後、2人で来庁し宣誓書を提出する。書類に不備がなければ、1週間程度で宣誓の受領書が交付される。【国本ようこ】
毎日新聞2020年3月24日 09時15分(最終更新 3月24日 09時15分)
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市職員から手続きの説明を受ける長坂さん(手前右)とパートナーの男性=2020年3月23日午前8時44分、国本ようこ撮影
徳島市は23日、LGBTなど性的少数者のカップルを公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」の事前予約を開始した。導入は4月1日からで、県内初。四国では香川県三豊市に続く2例目となる。
LGBTの当事者などでつくる市民団体「レインボーとくしまの会」が導入を求めて2019年9月の市議会へ陳情し、同年12月に採択された。対象は市内在住か転入予定で、一方または双方が性的少数者などのカップル。法的効力はなく、税金の配偶者控除などは受けられないが、一部の事業者で携帯電話の家族割引を利用できたり、病院での面会や緊急手術の同意書へサインができたりするという。
この日は「レインボーとくしまの会」代表の長坂航さん(42)らが宣誓の予約に訪れ、手続きの流れについて説明を受けた。長坂さんと予約に来たパートナーの男性(37)は「10年以上一緒に暮らしているので、家族と認められることがうれしい」と喜んだ。長坂さんは「念願の制度。利用するかどうかはそれぞれの選択だが、あることが大事だ。制度が必要な人が引っ越さなくてもいいように、県全体に広まってほしい」と話した。同会は6月議会で県内の他の7市にも一斉陳情する予定という。
パートナーシップ宣誓は市人権推進課(ソースでご確認下さい)に事前予約後、2人で来庁し宣誓書を提出する。書類に不備がなければ、1週間程度で宣誓の受領書が交付される。【国本ようこ】