https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040200298
2020年04月02日09時08分
経済産業省資源エネルギー庁の幹部らが手続き上のミスを隠すため、虚偽の公文書を作成していた問題で、経産省が刑法に抵触する可能性があるとみて、警視庁に報告していたことが2日、分かった。報告は3月31日付で実施した幹部らに対する処分の前に行った。
エネ庁は3月16日、金品受領問題があった関西電力に対し、電気事業法に基づく業務改善命令を出した。同法では命令前に電力・ガス取引監視等委員会に意見聴取する必要があるが、エネ庁の担当らは聴取手続きを忘れ、命令後に実施。課長級職員はミスを隠蔽(いんぺい)する目的で、命令前の同15日に聴取した形の公文書を作成して決裁し、部長級職員も承認した。
2020年04月02日09時08分
経済産業省資源エネルギー庁の幹部らが手続き上のミスを隠すため、虚偽の公文書を作成していた問題で、経産省が刑法に抵触する可能性があるとみて、警視庁に報告していたことが2日、分かった。報告は3月31日付で実施した幹部らに対する処分の前に行った。
エネ庁は3月16日、金品受領問題があった関西電力に対し、電気事業法に基づく業務改善命令を出した。同法では命令前に電力・ガス取引監視等委員会に意見聴取する必要があるが、エネ庁の担当らは聴取手続きを忘れ、命令後に実施。課長級職員はミスを隠蔽(いんぺい)する目的で、命令前の同15日に聴取した形の公文書を作成して決裁し、部長級職員も承認した。