https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120200385
2020年12月02日10時07分
1日、崩壊したプエルトリコのアレシボ天文台の大型電波望遠鏡(AFP時事)
【ワシントン時事】米科学財団(NSF)は1日、プエルトリコのアレシボ天文台にある大型の電波望遠鏡が同日朝(日本時間同日夜)、崩壊したと発表した。1963年に建設され、かつては世界最大の電波望遠鏡として知られたが、老朽化が進み修理も危険なことから、運営母体であるNSFが今年11月に廃棄を決めたばかりだった。
望遠鏡は地上に建設した直径305メートルの反射面の上方に、3基の塔からケーブルで受信機がつり下げられる構造。NSFや現地からの報道によると、塔のケーブルを支える部分が壊れ、重さ約900トンの受信機が約140メートルの高さから落下した。けが人はなかった。
2020年12月02日10時07分
![巨大電波望遠鏡が崩壊 プエルトリコのアレシボ天文台 [ひよこ★]->画像>1枚](https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202012/20201202at06S_p.jpg)
1日、崩壊したプエルトリコのアレシボ天文台の大型電波望遠鏡(AFP時事)
【ワシントン時事】米科学財団(NSF)は1日、プエルトリコのアレシボ天文台にある大型の電波望遠鏡が同日朝(日本時間同日夜)、崩壊したと発表した。1963年に建設され、かつては世界最大の電波望遠鏡として知られたが、老朽化が進み修理も危険なことから、運営母体であるNSFが今年11月に廃棄を決めたばかりだった。
望遠鏡は地上に建設した直径305メートルの反射面の上方に、3基の塔からケーブルで受信機がつり下げられる構造。NSFや現地からの報道によると、塔のケーブルを支える部分が壊れ、重さ約900トンの受信機が約140メートルの高さから落下した。けが人はなかった。