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マリ「長さじゃないよ、人生は♪真実一路、生きたなら♪短くたってかまわない♪ タンバリンリンリン♪」
シゲル『パリ、カチコミ艦隊は健在。旧市街上空、ゼロポイントを降下中』 スミレ『全艦、防御シフトにて後進微速。重力制御、自律動作、遠隔操作、全て異常なし』 マコト『パリ市街上空は全方位クリア。地表のコア状況はカテゴリー6』 ミドリ「本船の空間座標を確認。作戦開始ポイントに到達」 リツコ「了解。全艦警戒シフトへ展開」
スミレ『全艦、フォーメーションを警戒シフトへ移行。エヴァ8号機およびDSRV、目標地点へ降下中』 男性オペレーターA「脚部吸着システム、問題なし」 男性オペレーターB「船体の固定完了」
マリ「愛 あなたと二人♪花 あなたと二人♪恋 あなたと二人♪夢 あなたと二人♪ 二人のため 世界はあるの♪二人のため 世界はあるの♪ 空 あなたとあおぐ♪道 あなたと歩く♪海 あなたと見つめ♪丘 あなたと登る♪ 二人のため 世界はあるの♪二人のため 世界はあるの♪」
マヤ「DSRV降着。大気成分を分析、酸素濃度マイナス3。二酸化炭素は許容範囲内。滞在可能です」 リツコ「了解。作業開始」
リツコ「十六年ぶりのパリ。 かつて花の都とうたわれた街がこのありさまとは。痛ましいわね。 L結界密度が予想よりも高い。ユーロネルフ第1号、封印柱。 復元オペの作業可能時間は、今より七百二十秒とします」
男性オペレーターC 「なんだよ、予定より百八十秒も短いじゃん」 男性オペレーターD 「帰投時間考慮してんのかな」 ミドリ 「それより、このはずい格好、エヴァパイロットだけにしてほしいわ」 マヤ 「いいから、口の前に手を動かせ」
マヤ「どう?アンチLシステムは起動できそう?」 男性オペレーターC「はい。ステージ4からのリドゥーでいけそうです。前任者のおかげですよ」 “後をお願い” マヤ「(この街を残したかったあなたたちの想いは引き継ぎます) 作業、始めるわよ」
ミドリ「やっぱり来ました!エヴァ44A航空特化タイプ、四時方向から接近中!」 リツコ「見事な単縦陣。自ら群体を構成するとは、もはや新たな生物ね。 迎撃を頼むわ、マリ。あと五百六十秒もたせて」 マリ「合点でいっ!全ての44Aは、あっしが一気に引き付けるよん! ほんじゃ長良っち、操演よろぴくー。 さーて、さてさて〜。 ヨー、ロール、ピッチと、面白いけど違和感あるなあ、この仕組み。 せめて人型の可動域は踏襲してほしい、にゃっと」
あ〜
ん〜
の〜
く〜ん♪
マリがアスカの母親だと「言わないこと」が面白さだと思った?
言ったら面白くなくなると思っちゃった?
つ〜
る〜
ま〜
き〜
く〜ん♪
マリの正体さえ誤魔化してしまえば新劇終わったあとも5人組のチルドレンで〜すみたいな顔してキャラクタービジネス続けていけると思った?
ミドリ「8号機、44A第一波と交戦中。続いて第二波を確認。 作戦どおり44Aは全て8号機に釘付けです。 作業可能時間、あと四百二十秒」 男性オペレーターC「時間かかりますね、整備長。まるで8ビットのマイコンみたいだ」 マヤ「エヴァ同様、人外未知の未解明システムですもの。人類の言語じゃ楽に制御できないわよ」 男性オペレーターD「ステージ4をクリア。予定よりかなり押してます」 マヤ「焦らず巻くわよ」 男性オペレーターC・D・E「はいっ!」
マリ 「とーりゃっ!速度維持、トンボ位置プラス二〇。バカ棒角度そのまま、ヨーソロー。 逃さん!えーい、にゃー。 にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃー、にゃにゃにゃにゃー。 にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ、 にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃー!」
マリ「ありゃ?第四波か。多勢に無勢。 まさにMany a small bird drive away a hawk.(多くの小鳥は鷹を追いやる)≠ヒ」
「何であんたがそこにいんのよ!」
「何にもしない」
「私を助けてくれない」
「抱きしめてもくれないくせに!」
「私のこと、好き? 本当に、私のこと、好き?」
「ねぇ。キスしようか?」
「それとも怖い?」
「じゃ、いくわよ」
「何も判ってないくせに、私のそばに来ないで」
「判ってないわよ……バカ!」
「あんた私のこと分かってるつもりなの?救ってやれると思ってんの?それこそ傲慢な思い上がりよ!判るはずないわ!」
「バーカ!知ってんのよ、アンタが私をオカズにしてること。いつもみたくやってみなさいよ。ここで観ててあげるから」
「あんたが、全部私のものにならないなら、私……何もいらない」
「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた私を傷つけるだけだもの」
「ウソね」
「あんた、誰でもいいんでしょ!ミサトもファーストも怖いから、お父さんもお母さんも怖いから!私に逃げてるだけじゃないの!」
「それが一番楽でキズつかないもの!」
「ホントに他人を好きになったこと、ないのよ!」
「自分しかここにいないのよ。その自分も好きだって感じたこと、ないのよ」
「・・・いくじなし」
ミドリ「作業残り時間、あと三百六十秒」 男性オペレーターC「駄目です!ステージ5へのショートカット見つかりません」 マヤ「ダメって言うな!奥まで探して」 男性オペレーターD「無理です!残り時間じゃデータの上書き間に合いません」 マヤ「ムリって言うな!バイパス増やして!」 男性オペレーターE 「しかし整備長、あまりにも時間が」 マヤ「弱音を吐くな!これだから若い男は」
マリ「ほーらっ!ふん、にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃっ、ていっ! はっ!とーっりゃっ! よーいっしょ! たっ!とーりゃー!」
マリ「べらぼうめ!おととい来やがれ! ふふーん。お茶の子さいさいよん。 ほほう。使徒もどきが囮を使うとは、しゃらくさい」
ミドリ「出ました!ボスキャラです!」 リツコ「エヴァの軍事転用を禁じたバチカン条約違反の代物。 陽電子砲装備の陸戦用4444Cと、お付きの電力供給特化型44Bのダブル投入とは。 冬月副司令に試されてるわね。私たち」 ミドリ「44Bに高エネルギー反応、増大中!」 リツコ「全艦、地対地防御シフト!総員、対ショック対EMI防御!」 ミドリ「4444C、発射態勢に入りました! 44B、大電力を発電中!エネルギー超高電圧放電システムへ! 4444C、全給電システムを解放! 続けて、陽電子加速システム最終段階。尾栓をロック!来ます!」 オペレーター達「うわー」
リツコ「…」 マリ「たーっ! 滑り込みセーフ。 こりゃ、次撃たれるとあじゃぱーね」 ミドリ「再び、44Bに高エネルギー反応!大出力電力放射装置に蓄電中。 早っ!4444C、加速を開始。早くも発射態勢!? 超マズ!第二射すぐに来ます!激ヤバですぅ!」
マリ「えーい!長良っち、陽動よろしく」 スミレ『了解』 マリ「とーりゃー!なんの、これしきっ。 Excusez-moi, Eiffel!(ごめんね、エッフェル)」
ミドリ「4444C、完全に沈黙。作業残り時間、あと三十秒!」 男性オペレーターE「アルゴリズム解析、C言語にシフト!」 男性オペレーターD「最終セキュリティ、ロックを解除!」 男性オペレーターC「アンチLシステム、ステージ5を全てクリア!」 マヤ「副長先輩、発動します!」 ミドリ「パリ旧市街エリア、復元!ユーロネルフ施設の全凍結システムも再起動!復旧します」
リツコ「マヤ、ご苦労さま。 まさに、タッチの差ね。カチコミ完了。ミサト、荷物を取りに来てちょうだい」 ミサト『了解。これより補給地点まで降下する』 シゲル『総員補給準備。エヴァの予備パーツおよび武器弾薬の回収を最優先』 マコト『補給担当艦船を全て降ろせ。空母が先だ、急げ!』 マヤ『2号機の新造に必要な部位は一つ残らずかき集めておいて』
マリ「細工は流々。これで、ニコイチ型2号機の新造と、 オーバーラッピング対応型8号機への改造ができるにゃ。 どこにいても必ず迎えに行くから。待ってなよ。ワンコ君」
シンジ「…」 アスカ「チッ、根性なしが」 ケンスケ「悪い。遅くなった。大丈夫か?碇――」
シンジ「――はっ」 トウジ「こら!犬はそっから先入ったらあかんぞ。 おお、気ぃついたか。分からんか?ワシやワシ! トウジ、鈴原トウジや。ほんまに久しぶりやの、シンジ。 お前が運び込まれてきたときは、びっくりしたでぇ。 まあ多少、事情は聞いとるが、けったいな話でよう分からん。 とにかく元気そうで何よりや。どや?もう動けるか?」 シンジ「…」 トウジ「行けそうやな。ほなら家へ行こか。腹も減っとるやろ」
トウジ「外はちょっと寒いからな」 看護師「先生、その子、着替えたくないそうですよ」 トウジ「ま、そのままでもええやろう」 看護師「あとタミフルがもう無くなりそうです」 トウジ 「分かった。分配長に相談しとく。 すまんが、今日はこれで上がらせてもらうわ。ほな行こうか」
シンジ「…!」 レイ「ここ、不思議。人がいっぱいいる」 トウジ「なんや、人混みは初めてか。 ここはあちこちの生き残りが集まった集落の一つ、第3村や。 千人くらいで暮らしとる。 あれが食べもんの配給所。週三回、日を決めて配っとる」 松方さん「先生、こんにちは」 トウジ「おお、松方さん。もうすぐやったな。無理したらあかんで」 松方さん「先生、その二人?グレーティトから預かったって子」 トウジ「まあ、そんなもんや。よろしゅう頼むわ」 松方さん「うん。それじゃあ失礼します」 トウジ「おう」
レイ「クレーディトってなに?」 トウジ「クレーディトっちゅうんは、ヴィレが作った支援組織のことや。 支給だけやのうて、この村と他の村との交易も手伝うてもろうとる。 ワシらの村だけじゃ、とても生きていけんさかいな」 レイ「あれはなに?犬と形状が違う」 トウジ「うん?あれは猫や」 レイ「猫?」 トウジ 「猫見んのも初めてか?車輌の下を根城に十匹ぐらい住んどる。 ここじゃ犬や猫もおるだけでうれしいもんや」
トウジ「ここが、古いながらも楽しい我が家や。一軒家で贅沢させてもろうとる。 ただいま!すぐ晩飯の支度するからな」
トウジ「え〜よっと。みんなお待ちどおさん。さあ、熱々のうちに食べるで。 シンジ、お前も腹減っとるやろう。ちっとでも食わなあかんぞ。 まあ、ええわ。食べとうなったら、いつでもこっち来い。ええな?」 トウジ「ほな、」 トウジ・ヒカリの父「いただきます」
トウジ「どや、旨いやろ?」 レイ「口の中が変。ホクホクする」 トウジ「せや!それが旨い≠竅v ヒカリの父「ワシの娘は下ごしらえがしっかりできとるからな」 トウジ「ほんま、世界一の嫁さんや。会うたらびっくりするで」 ヒカリ「ただいま、遅くなってごめんなさい」 トウジ「おっ、おかえり!待っとったで。シンジ、分かるか?ワシの嫁さんや。委員長やで!」 ヒカリ「連絡受けた時は信じられなかったけど、こうして目の前にいてもまだ夢みたい。 久しぶりね碇君。綾波さんも」 レイ「違う。私は綾波じゃない」 トウジ「なんや、違うんか?じゃあ――そっくりさんや」 ヒカリ「そっくりさんね」
ツバメ「おぎゃぁあああ」 レイ「なに、これ」 トウジ「おう、ワシらの娘、ツバメや。かわいいやろ」 レイ「人なのに小さい。どうして小さくしたの?」 トウジ「なんや、赤ちゃん見るんも初めてか?」 ヒカリ「産まれたときはもっと小さいの。赤ちゃんはどんどん大きくなるのよ」 レイ「これが、かわいい=H」 トウジ「せやろう?かわいいやろう?なんせワシらの娘やからなあ」 ツバメ「おぎゃぁ」 ヒカリ「ああっ、ごめんねえ。大きい声出すからびっくりしちゃった?」 トウジ「すまんツバメぇ。泣かせてもうたかなぁ。 お、大将のおでましや」 ケンスケ「悪い。遅くなった」 トウジ・ヒカリの父「おおー!」 ツバメ「おぎゃぁああ」 ヒカリ 「シーッ!」
レイ「なにしてるの?」 ヒカリ「赤ちゃんは、お乳を飲んで大きくなってくの」 レイ「…」 ヒカリ「そっくりさん。あなたにはまだ無理よ」 レイ「分からない。綾波レイなら、どうするの?」 ヒカリ「あなたは、綾波さんとは違うんでしょ?だったら、自分で思ったことをすればいいの」 レイ「違って、いいの?」
ケンスケ「久しぶりだな、碇。相田だよ。相田ケンスケ」 トウジ 「そや、ケンスケや。お前を助けてくれたやっちゃ。 ワシらもこいつのサバイバルオタクぶりに、随分と助けられた。 こいつがおらんかったら、ワシらもとうの昔に野垂れ死にや」 シンジ「…」 トウジ・ケンスケ「…」 ヒカリの父「シンジ君! 無口はいい。だが出された飯は食え。それが礼儀だ!」 トウジ「まあ、オヤジさん。無理に飯に誘ったワシもいかんかった。 今日はそっとしとったってえや」 ヒカリの父 「しかしトウジ君。 これだけ貴重な飯をもらっといて一口も食わんとは、失礼にも程がある。なあシンジ君!」 ヒカリ 「お父さん、ツバメが起きるわよ。さ、後片付けして、布団敷きましょ。 ほらあなた、そっくりさんと碇君の分も」 ケンスケ「いや、碇は俺が引き受けるよ。その方がよさそうだ」
ケンスケ「意外だったろ。トウジと委員長が結婚したのは。中学のときはケンカばっかしてたもんな。 まあきっかけは、ニアサードインパクト。その後の苦労が二人の縁結びだ。 碇、ニアサーも悪いことばかりじゃない」
ケンスケ「この坂上ればもうすぐだ、碇。 さ、着いたぞ。 無人駅の跡地を利用したセルフビルドハウスだ。好きに使ってくれ。 トイレはそこの車輌の奥だ。 燃料を取ってくるから先に入っててくれ」
アスカ「ふん、私の裸よ。ちっとは赤面して感激したらどうなの?」 シンジ「…」 アスカ「ったく!ケンケンもこんな鬱陶しいヤツ拾ってきて物好きね」 ケンスケ「ただいま。ああ、先客だ。しばらくうちにいると思う。 諸事情あって式波は村には顔を出せないんだ」 アスカ「別に、リリンが多くて鬱陶しいだけよ」 (カヲル「…」) シンジ「うっ!ゲボッ、うえぇっ」 アスカ「DSSチョーカーにだけ反応ありか」
アスカ「ケンケンそいつを甘やかし過ぎ。そんなの自分で拭かせなさいよ」 ケンスケ「碇は今、食べないし、自分から何もできない。よほど辛いことがあったんだろう」 アスカ 「そんなのいつものことじゃない。 そうやって心を閉じて誰も見ない。こいつの常套手段でしょ。放っときゃいいのよ。 どうせ生きたくもないけど、死にたくもないってだけなんだから」 ケンスケ 「碇、今はそれでいい。こうして再会したのも、何かの縁だ。 好きなだけ頼ってくれ。友達だろ。 俺は碇が生きていてくれて嬉しいよ」
トウジ「うーん……分配長、あんたが気に病むことないで…Zzz…」 ヒカリ「毎日ご苦労さま。おやすみ、あなた」 レイ「おやすみって、なに?」 ヒカリ「そうね、みんなが安心して眠るためのおまじない。 おやすみ、そっくりさん」
アスカ「はあ。もういいかげん、寝る真似も飽きた。 いつになったら寝られるんだろう」 シンジ「ぐす…」 ケンスケ「…」
ヒカリ「あ、おはよう」 レイ「おはよう、ってなに?」 ヒカリ「そうね、今日も一緒に生きていくためのおまじない?おはよう、そっくりさん」
アスカ「ケンケンはどんな日でも六時起床。 もう仕事に出てる。朝飯はそこ。さっさと食え!」
おばさんA「えらいピチピチタイトな格好の娘さんだねえ」 おばさんB「先生の奥さんから頼まれたそっくりさん。今日からよろしくとさ」 おばさんA「そっくりさん?何やら訳ありそうな名前やね」 おばさんC「班に入れて大丈夫かい?」 おばさんD「働けりゃなんでもええ」 レイ「働く?命令、ならそうする」 おばさんB「命令じゃなくて、これは仕事」 レイ「仕事って、なに?」 おばさんA「なにって、なんだろうねえ?」 おばさんB「考えたこともないわ」 おばさんC「まあ、みんなで汗水垂らすってことかね」 レイ「汗水……」
田植えをするレイ。 おばさんA「三本の指で軽く。そう、まっすぐ上から、深くに置いてくる感じ。 ぎゅっと持たない。指は添えるだけよ。まあ、あとは慣れるしかないかね。 ほらあんただけテンポ遅いのよ。みんなと合わせな」 レイ「うん」
レイ「これが汗水=B あ、あっ!これが仕事=v おばさんA「あはは、せっかく植えた苗が」 おばさんB 「しょうがないね。ほら、手を貸しな」 おばさん達「あっはっはっはっはっは」
おばさんB「ご苦労さん。今日もなんとかノルマは賄えたね」 女の子「これ、初日からよく働いてたから特別だって」 レイ「こんなとき、何を言えばいいの?」 女の子「ありがとう」 レイ「ありがとう……」 おばさんB「さ、みんな風呂に行くよ」 レイ「風呂って、なに?」
レイ「これが、風呂=v おばさんB「あんた、服のままは困るよ」 レイ「風呂って不思議。LCLと違って、ポカポカする。 私、命令がないのに生きてる。なぜ?」
アスカ「黙って隅っこに寝っ転がって、自分は辛いってアピールしたいだけでしょ。 掃除の邪魔。マジ、うざい」
子供A「ああ、ママじゃない」 ヒカリ「おかえり、そっくりさん。お仕事ご苦労さま」 子供の母親A「遅くなってごめんなさい」 子供A「あ、わーい!ママ」 子供の母親A「いい子にしてた?」 子供A「うん!」 子供の母親A「いつもありがとう、ヒカリ」 ヒカリ「いいのよ。こういうのはお互いさま」 子供の母親A「さ、家に帰ろう」 子供A「うん!さよなら」 ヒカリ「はい、さようなら」 レイ「さよなら、ってなに?」 ヒカリ「そうね、また会うためのおまじない」
親子が手を取り合う様子を見てレイが尋ねる。 子供A「早く、ママ」 子供の母親A「はーい」 子供A「お家で一緒に遊ぼ」 レイ「あれは、なに?」 ヒカリ「そうね、仲良くなるためのおまじない」 握手をするレイとヒカリ。
アスカ「もう、うんざり。それ、私らもしんどいんだけど」 シンジ「ゲボッ」 アスカ「また吐くか」 アスカがシンジにまたがり、無理やりレーションをシンジの口に押し込む。 アスカ「ガキが!こうして飯を食わせてもらうだけで、ありがたく思え!」
アスカ「まだあんたはリリンもどき、食べなきゃ生きていられない。だから食え! こちとらずっと水だけだ!何も変わらない体になる前に、飯のまずさを味わっておけ!バカガキ! そうやって何もしないのも、自分がまた傷つくのが嫌ってだけでしょ! どうせ暇なら、せめてあのとき、なんで私があんたを殴りたかったのかぐらい、考えてみろ!」
アスカ「あんた、メンタル弱すぎ。 どうせやることなすこと裏目に出て、取り返しがつかなくなって、 全部自分のせいだから、もう何もしたくないってだけでしょ。 親の言いつけとはいえ、その程度の精神強度だったら、そもそもエヴァに乗らないで欲しかったわ」 乱暴に突き放されたシンジが部屋から出ていく。 アスカ「一人で拗ねてろ。ガキ」
ケンスケ「ただいま。あれ、碇は?」 アスカ「家出した」 ケンスケ「そうか。今は一人にしておくのが、最適解かもしれないな。家出先は?」 アスカ「北の湖の廃墟」 ケンスケ「ネルフ施設の跡地とは、それも縁か。レーションは?」 アスカ「無理やり食わせた。しばらく持つでしょ」 ケンスケ「ありがと、式波」 アスカ「別に、あいつのためじゃない。自分勝手に死ぬのは、この私が絶対に許せないだけよ」
レイ「私の名前?」 おばさんB「うん。いつまでもそっくりさん≠ニいうわけにもいかんからねえ」 おばさんA 「先生の話やと、自分の名前を忘れとるそうやけど、じゃったら自分で新しく付けたらどうなの」 レイ「名前、付けていいの?」
レイ「本……。碇君の言ってた?」 女の子「拾ったから返すね」 レイ「ありがとう」 女の子「読む?」 レイ「ありがとう」
アスカ「私は一人。これまでも、これからも、ずーっと一人。 それが当たり前なのよ、アスカ。 はっ!誰?」 レイ「私」 アスカ「初期ロットか。いま鍵を開ける」 レイ「碇君、ここにいると聞いた」 アスカ「ここにはいない。目下、家出中」 レイ「そう。なら、捜してみる」 アスカ「教えといてあげる。私たちエヴァパイロットはエヴァ同様、人の枠を超えないよう、 設計時に抑制されてる。非効率な感情があるのもそう。人の認知行動に合わせてデザインされてるだけ。 あんたたち綾波シリーズは、第三の少年に好意を持つように調整されてる。 今の感情は、最初からネルフに仕組まれたものよ」 レイ「そう。でもいい。よかったと感じるから」 アスカ「そう。なら、勝手にすれば。あんたの好意対象者は、ネルフ第2支部N109棟跡よ」 レイ「ありがとう」 アスカ 「あいつの所に行くなら、そこのレーション持っていって。そろそろ限界だから」 レイ「あなたはこの村にいて、仕事をしないの?」 アスカ「あんたバカぁ?ここは私がいる所じゃない。守るところよ」
綾波レイの幻影を見るシンジ。 シンジ「!」 レイ「碇君。拾った物は返す。教えてもらった」 レイが音楽プレイヤーのSDATをシンジに渡すが、シンジはそれを払いのける。 今度はレイがレーションを置く。 レイ「また来る」 レイが帰ったあとレーションを泣きながら貪り食うシンジ。
トウジ「シンジな、一人にしといて大丈夫か?あのまんまじゃヤバいと思うで」 ケンスケ「今は放っておこう。碇には、そういう時間が必要だよ」 トウジ「けどな、ケンスケ。お前シンジに、ちと冷たすぎんか?」 ケンスケ「心配のし過ぎは互いによくない。帰ってくるよ。信じて待とう」 トウジ「はあ、せやな。早ようシンジも、この村になじんでくれりゃええんやがなあ」
レイ「碇君はなぜ、村に戻らないの?碇君も、ここで何もしてない。あなたもこの村を守る人なの?」 シンジ「守ってなんかいない。何もかも僕が壊したんだ。もう何もしたくない。話もしたくないんだ。 もう誰も来ないでよ!僕なんか、放っておいてほしいのに! なんでみんな、こんなに優しいんだよ」 レイ「碇君が好きだから。 ありがとう。話をしてくれて。これ、仲良くなるための、おまじない」 レイは握手しようと手を差し出す。 それを見たシンジは嗚咽を漏らしながら泣いた。
アスカ「ふん!家出は終わり?初期ロットのおかげ?」 シンジ「うん」 アスカ「泣けるだけ泣いて、すっきりとでもした?」 シンジ「うん」 アスカ「そう、動けるようになったんだったら、ケンケンの役に立て」
ケンスケ「たまにはドライブもいいだろう?気分転換になる。 うちは村の基幹産業たる農業労働を免除させてもらっている、なんでも屋だからな。 今日は外郭のインフラと環境チェックが主な仕事だ。忙しいぞ。 とは言え、既存のインフラは寿命が来て、ほとんど止まったままだ。修理は難しいから放置している。 枝は落ちている物か、枝打ちした物しか使わない。残された森を大事にしていきたいからな。 第3村の生活基盤は、ここの水に頼ってる。ここの水量のチェックは重要だ。 村の死活問題に直結している、まさに命の水だからな。 この先の水源を見てくる。碇には道がきついから、ここで仕事してくれ。 これで食材の調達を頼むよ」 ケンスケはそう言って釣り竿を取り出すと、シンジに渡した。 シンジ「だめだよ。やったことないし、僕には無理だよ」 ケンスケ「いいから、やってから言え」
ケンスケ「まあ、気にするな。うちの割り当ては週に一匹。次があるさ。 あれが、ヴィレの置き土産だ。 相補性L結界浄化無効阻止装置って代物だよ。あれのおかげで、第3村がコア化されずに済んでいる。 ミサトさんたちのおかげさ」
ケンスケ「最近見るようになったんだ。ハイカイ≠ニ呼称している。 ずっと埋まっていた首なしエヴァが、いきなり動き始めたんだ。今日はその監視さ。 やはり、封印柱からこっちには進入してこない。ハイカイに対しても機能している。 なんでも屋にも出来ないことはある。あれが止まったら、お手上げだ。 見ての通り、ここもいつまでもつか分からないのが現状だ。けど、その時までは精一杯、ジタバタ生きるよ」
ヒカリ「それは梅干し。夫が毎年食べるのを楽しみにしてるのよ。 生きることは、辛いことと楽しいことの繰り返し。 毎日が今日と同じでいいの。そういうもんでしょ? 人生で今がいちばん若い時だし。今をしっかり生きたいの。ツバメもいるしね。 ほんと、私より懐いてる。そっくりさんも、ずっとここにいたらいいのに」
レイ「私の名前?」 おばさんB「そう、そろそろ決まったかい?」 レイ「ううん。まだ思いつかない」 おばさんA「じゃあ、いっそ誰かに決めてもらいな」
シンジ「君の名前?」 レイ「そう。私に名前を付けてほしい。ここにいたい。そのために名前が必要。だから、名前を付けてほしい」 シンジ「名前っていっても、君は綾波じゃないし」 レイ「どんな名前でもいい。碇君の付けた名前になりたい」
アスカ「初期ロット、ちゃんと動いてる?」 シンジ「うん。今日も来てたけど、なに?」 アスカ「そう。ならいい」
レイ「は!(――そう。私はネルフでしか生きられない)」
トウジ「どうやシンジ、ここにも随分慣れてきたやろう」 シンジ「うん。少しは」 トウジ「そらあ、ええこっちゃ。知らん人同士の寄せ集めやったこの村も、 なんやかんやでようやっと落ち着いてきたわ」 シンジ「最初は大変だったの?」 トウジ「せやなあ、随分いろんなことがあったなあ。 へたれなガキのままでは、生きとられん世界やった。 ワシらも早よう大人になって、何でもできるようになるしかなかった。 家族のためには、お天道様に顔向けできんようなこともした。 生きるためには甘っちょろいこと言うとられんかったんや。 ワシのやっとることは、医者なんて立派なもんやない。 医者の真似事、独学の人助け。 クレーディトの用意してくれた診療設備があるから、なんとかなっとる」 シンジ「トウジは立派だよ。人を助けてるんだから」 トウジ「助けられん命もある。 その時の悲しみや怒りを引き受けるのも、医者の役目と思うて続けとるんや。 自分のやらかしたことには、落とし前っちゅうか、けじめをつけたい。そない思うて生きてるさかいな。 シンジ、お前はもう十分みんなのために戦うた。これからはここで、ワシらと一緒に生きたらええ。ワシはそう思うで」
ケンスケ「ありがとう。朝から付き合ってくれて。 ニアサーを生き延びた親父が、まさか事故であっさり死ぬとは、その時はまるで思わなかったな。 こんなことなら、ちゃんと話をして、酒でも飲んで、愚痴の一つも聞いときゃよかったよ。 お前の親父は生きてるだろ? 無駄と思っても一度は会って、きちんと話せよ。後悔するぞ」 アスカ「そんなのこいつには重いわよ。あの碇ゲンドウじゃ」 ケンスケ「しかし、親子だ。縁は残る」
おばさんD「松方の奥さん、えらい難産だったそうやけど、よう頑張ったなあ」 おばさんB「無事に産まれてよかったわ。旦那も泣いて喜んどった」 レイ「…」 おばさんA「あら、あんた笑うんだねえ」 おばさんC「うん、かわいいよ」 おばさんD「ほんとうに、背格好もええし、たまには服、替えたらどうだい?」 レイ「うん、別の服、替えてみる」
おばさんA「ねえ、今度はこの服どうだい?」 おばさんB「いいねえ、似合うじゃない」 おばさんC「やっぱかわいいよ」 おばさんD「うちの嫁に欲しいわ」 レイ「これが、照れる=H」 ヒカリ「かわいいねえ」 レイ「これが、恥ずかしい=H」
ケンスケ「すまないな。少し暑苦しいけど、しばらく着装しててくれ。 うちはなんでも屋だからな。クレーディトとの連絡係もやっている。 ここは比較的、L結界が薄い地域の復元実験を進めている、クレーディトの野外ラボだ。 実はスタッフの中に紹介したいヤツがいるんだよ」 加持「相田先生ー!お久しぶりです。そいつが新しい先生の助手ですか?」 ケンスケ「ま、そんなところだ」 加持 「知らない人って初めてだよ。僕は加持、加持リョウジ。君の名前は?」
ケンスケ「どうだ、碇?いいヤツだったろう」 シンジ「うん、でもさっきの子、加持って――」 ケンスケ「ああ、ミサトさんと加持さんの子供だよ。十四才になる。 本人は両親のことを知らない。ミサトさんの希望だ。 母親らしいことは何もできないから一生会わずに、 ただヴィレの責任者として子供を守るって決めたそうだ」 シンジ「あの……加持さんは」 ケンスケ 「亡くなったよ。サードインパクトを止めるのに、 誰かが犠牲になるしかなかった。 加持さんはそれを選んだし、ミサトさんはそれを許した。 ミサトさんは碇に全てを背負わせたことを、ずっと後悔している。 自分が背負うべきだったって。 碇をエヴァに乗せたくないのも、そういうことじゃないのか。 碇、つらいのはお前だけじゃない。ミサトさんも苦しんでる」
ケンスケ「明日はヴンダーがピックアップに来るそうだ。帰還ルートの話はついてる。 ミサトさんから頼まれていた村の記録だ。ヴィレクルーの家族も写ってる。 それとトウジから妹さんへの手紙。あんじょう頼むわ≠セそうだ」 アスカ「うん、わかった」 シンジ「ただいま」
レイ「涙?泣いているのは、私? これが、寂しい=H」
ヒカリ「おはよう。そっくりさん。 おやすみ、おはよう、ありがとう、――さよなら」
レイ「おはよう」 シンジ「おはよう。どうしたの、こんな朝早く」 レイ「碇君に会いたかった。これ」 SDATをシンジに渡すレイ。 レイ「これ」 シンジ「あ、ありがとう。 あの、頼まれていた名前なんだけど――綾波は綾波だ。他に思いつかない」 レイ「ありがとう。名前、考えてくれて。それだけで嬉しい。ここじゃ生きられない。けど、ここが好き」 シンジ「綾波?」 レイ「好きって分かった。うれしい」 シンジ「綾波、どうしたの?」 レイ「稲刈り、やってみたかった…ツバメ、もっと抱っこしたかった…好きな人と、ずっと一緒にいたかった…さよなら」 シンジ「綾波!」 レイはLCLと化し爆散した。
ヒカリ「そう、そっくりさん、そっちに――どうしたの?」
ケンスケ「あれがヴンダーか。でっかいなあ。離艦希望者が下船している。いよいよ決戦か」 アスカ「あっ、やだ、撮らないでよ」 ケンスケ「すまないが、今日だけは記録を残しておきたい」 アスカ「そう、勝手にすれば」 シンジ「…」 アスカ「で、何しに来たの?」 ケンスケ「碇、ここに残ってもいいんだぞ」 シンジ「ありがとう、ケンスケ。トウジたちにも、ありがとうって伝えておいて。 アスカ、僕も行くよ」 アスカ「そう。じゃあこれ、規則だから」 スタンガンをシンジに押し当てるアスカ。
シンジ「鈴原――サクラさん?」 サクラ「勝手に出ていって、あんだけ乗らんといてゆうとったエヴァに乗りくさって、アホ! アホ!碇さんのドアホ!」 アスカ「女房か、あんたは」
サクラ「脱走者の確認を終了。現時刻をもって、BM―03の監視拘束の任を引き継ぎます。 ここに、引き渡しのサインを、式波戦時特務少佐」 アスカ「DSSチョーカーは?」 サクラ「未装着で問題ありません。全作戦の終了時まで、耐爆隔離室において保護します」 『監視対象者BM―03が第2チェンバーに到着。点火システムを準備』 アスカ 「勝手に外された以上、そのほうがより確実な処理方法というわけね」 サクラ「マギコピーには、チョーカーの作動履歴が残っていました。 それは、もう一人のパイロットが目の前で爆死した状況を示しています。 そんな体験をして、なおヴンダーに戻ってくる。なぜですか?」 アスカ「さあ、私には葛城艦長が乗艦許可を出したほうが、はるかに謎ね。 担当者が撮影した第3村の記録と、鈴原からの私信」 サクラ 「お兄ちゃんから?」 『第2チェンバーの完全閉鎖、および緊急点火システムを開始。 監視対象者BM―03の隔離処理、完了しました』 サクラ「うっ…うう」
マヤ「下船したクルーのカバーは問題なし。 新2の現場はいけてるから、改8のパワーシフト組み込みを予定どおり開始して。 各主砲塔と艦外作業の状況は?」 『第4砲塔の交換および、艦尾主砲の増設作業に問題なし』 『艦外ドックのエヴァ関連作業は、トータルで約三パーセント遅れています』 マヤ「スピード優先、チェックの五分の一は巻いていくわよ」 『はい』
『N1ロケット、第二次接続作業、再開五分前』 ミドリ「式波少佐の回収はいいですよ。けどなんであの疫病神も一緒なんですか?」 シゲル「放置してまたネルフに利用されるよりはマシだろう」 ヒデキ「エヴァ搭乗を画策時には、総員に無条件発砲許可が出ています。今度は安心じゃないっすか」 ミドリ「そんなの言うだけ番長でしょ。前に脱走した時、 艦長は処分できなかったし、今やその信用ナッシングなんですけど」 スミレ「相手は子供です。躊躇も理解します」 ミドリ「その子供がニアサー起こして、私の家族皆殺しにしたんだけど」 マコト「ニアサーは結果だ。彼の意志じゃない。艦長も贖罪に心身を尽くしている」 コウジ「そうだな。加持がヴィレを託した人物だ。ワシはどこまでも艦長を信じる」 ミドリ「みんな身内に甘すぎ。誰のおしっこかも分からない、この再生水と同じ。 清めれば済むと思ってる。そんなわけないっしょ」
『新2号機のJAパーツとの接続テストに問題なし。 予定どおり左腕の独立連動システムの作業を開始してください』 アスカ「爆薬が増えてる。信用減ってるのね。私たち。ただいま」 マリ「おかえりー姫。道中ご苦労さま。ベリー会いたかったよん」 アスカ「もう、何よこの部屋!断捨離どころか、本増えてるじゃない」 マリ「本は人の英知の集合体。古今東西すべての本を読み漁るのが、私の叶わぬ夢よん。 By the way, ワンコ君との進捗どうだったん?」 アスカ「べつに、興味ない」 マリ「ほう。年頃の男の子は眼中にないと」 アスカ「ガキに必要なのは恋人じゃない。母親よ」
『全補給艦から本艦への搬入作業は全て完了。 補給艦内のロジスティクス担当者は、速やかに退去』 リツコ「クレーディトの独立運営と、 エヴァ両機の全リミッター解除を承認するサインをこれに。葛城艦長。 艦長および副長両名の承認を確認。マヤ、始めてちょうだい」 マヤ『了解です。副長先輩』
リツコ「ミサトが一人の時はいつもここ。 艦長室のプレート、こっちに替えた方がよさそうね。 簡単にはリョウちゃんへの想いは断ち切れないわね」 ミサト「加持は関係ない。ここが落ち着くだけよ」 リツコ「このブロックが、本艦本来の運用目的だったわね。 あらゆる生命の種の保存。 その守護のための半永久稼働可能な無人式全自動型の方舟が、AAAヴンダー本来の姿」 ミサト「加持にとって、人類という種の存続は大した問題ではなかった。 補完計画の巻き添えで消えてしまう多様な生命体を、 自然のままこの世界に残すことが最重要だったのよ」 リツコ「そのためには可能な限りの生命の種を地球圏外に避難させる。 その計画実現を目指し、建造中だったこの艦をネルフから強奪。 人の力では補完計画の阻止は、不可能とも考えていたものね」 ミサト「でも、最後は自らの命を捨ててサードを止めた。自己矛盾で自分勝手に死んだ、超迷惑な男よ。 結果、彼はここにいない。ならば私は、この艦をネルフ殲滅、人類補完計画阻止のために使わせてもらう」 リツコ「あなたの復讐のため?」 ミサト「いいえ。命を残す方舟ではなく、命を救う戦闘艦として」 リツコ「母親のセリフだと、実感あるわね」 ミサト「私にそんな資格、1ミリもないわよ」
シゲル「艦長および副長は、現在航海艦橋」 『ネルフ本部が移動を開始。屹立中の黒き月を伴い、旧南極爆心地跡地に向かい進行中と思われます』
冬月「フォースインパクトの要とされる黒き月の復活。 そして、アダムスの器の贄となる、雌雄もなく、 純粋な魂だけで造られた汚れなき生命体――アドヴァンスド・綾波シリーズの再生。 人が人を救済する人類補完計画。その傲慢の行き着く先が、これとはな」
冬月「第3の少年がヴィレに戻った。 綾波タイプナンバー6は、無調整ゆえ個体を保てなかったようだ。 自分と同じ喪失を経験させるのも、息子のためか、碇」 ゲンドウ「…」
リツコ「どうやら精神的には安定してそうね。 ――で、葛城艦長。仮称、碇シンジ君は、どうするの? 息子と同じく、一生会わない気?」 ミサト「艦内保護で十分。私が面会する必要はないわ」 リツコ「DSSチョーカー、未装着のままでいいのね?」 ミサト「罪は自分の意志で償おうとしなければ、贖罪の意味がない」 リツコ 「ミサト、そうして格好つけてても、本心では戻ってきてくれたって喜んでるでしょ。 情動で動くと、ろくな目に遭わない。あなたの経験よ」 ミサト「いつもながらきついわね」 リツコ「ミサトを甘やかすと、ろくな目に遭わない。私の経験よ」
EVANGELION :3.0+1.01 Thrice Upon a Time
アスカ「他はろくな身体形状変化がないくせに、髪だけは伸びる。うっとおしい」 マリ「頭髪には、神も汚れも煩悩も宿っている。まさにカオスな人の心の象徴よん。 姫が紛れもなく人間である証じゃないの」
冬月「セカンドインパクト。その呪われた爆心地か。 アダムスの器は全て揃った。第13号機の再起動も、もはや時間の問題だ」 ゲンドウ「ああ、では始めよう。冬月。あとを頼む」 冬月「ここまでは、全てゼーレのシナリオどおりか」
ミサト「…」 (ミサト「――行きなさいシンジ君!――誰かのためじゃない!――あなた自身の願いのために!」) リツコ『艦長、バッドニュースよ。ネルフ本部が最終目的地に到着。第13号機の再起動に向けて動き出したわ』 ミサト「私たちに残された時間は、あと数刻というわけね」 リツコ『ええ。それとグッドニュースよ。停止信号プラグの組み立て完了。エヴァ両機も最低限、形になったわ』 ミサト「了解。全艦、発進準備」
ミサト『現作業を二十五分後に中断。三十分後に出航します』 リツコ「いつもながら、無茶言うわね。 全艦、第二種戦闘配置にて発進準備。二十五分後に出航。 各自作業は二十分で終わらせて」
『繰り返す。全艦、第一種戦闘配置にて発進準備』 『無人艦隊、発射位置に最終調整中』 『N1ロケット推進剤、注入完了。内部電源に切り替え。 最終ステータスチェックに問題なし。艦外作業員は退去急げ』
ヒデキ「枚数多いですね、高雄機関長」 コウジ「ああ、ネルフから決起したときに死んだ仲間の分だ」 スミレ「反乱時に味方の識別に使ったのが、このバンダナだったんですよね」 コウジ「ああ、赤くなった海と大地を、この色に取り戻す。その願いを色に込めた誓いの印だ」
ミサト「ありがとう」 リツコ「このバンダナが、リョウちゃんの形見となったわね」 (加持「――葛城、たっしゃでな」) ミサト「あの時、本当は私も加持と残りたかった」 リツコ「でしょうね。ミサトのお腹に子供がいなかったら、許したかもね」
サクラ「戦闘配置なので、私は医療ブロックに移動します。碇さんはそこを動かんといてくださいね。 何かの時は赤いボタンで呼んでください。じゃ、いってきます」
マリ「深々度ダイブ用耐圧試作プラグスーツ。いかにも出来たてホヤホヤだにゃ」 アスカ「ここは無垢の下ろし立てでしょ。死に装束だもの」
『新2号機、JAリアクターを起動。出力安定、エネルギー循環開始』 『改8号機、ドラゴンキャリアと接続、異常なし』 マヤ『分離テストは無用。ぶっつけ本番で行くわよ!』 『臨時ケイジの最終ロックボルトを解除。エヴァ両機は現在、射出位置にて固定中』
アスカ「コネメガネ、ちょっと寄り道しておきたい」 マリ「ラジャー」
『新2および改8のエントリープラグ、挿入位置へ調整中――』 マリ「だーれだ」 シンジ「あの……分かんないよ」 マリ「ヒント。屋上、メガネ、乳の大きい、いい女」 シンジ「あの、パラシュートの?」 マリ「ご名答! 自己紹介まだだったね。私はマリ。真希波・マリ・イラストリアス。 改めて、よろしくね。ヴィレのワンコ君。ふーん。ちと変わったね。大人の香りってやつ?」 アスカ「そう簡単に変わらないわよ。このガキが。 最後だから聞いておく。私があんたを殴ろうとした訳、分かった?」 シンジ 「アスカが、3号機に乗っていた時、僕が何も決めなかったから。 助けることも、殺すことも。自分で責任、負いたくなかったから」 アスカ 「ちっとは成長したってわけね。最後だから言っておく。 いつか食べたあんたの弁当、おいしかった。 あのころはシンジのこと好きだったんだと思う。でも、私が先に大人になっちゃった。じゃ」 マリ「よっ。君はよくやってる。偉いよ。碇シンジ君。再見。 姫、ちっとはすっきりした?」 アスカ「そうね。すっきりした」
「魔法使いも凄いけどウチは探偵がずっと看板だからなそこは変えんよ」
ABBA - Lay All Your Love On Me|| speed up
ダウンロード&関連動画>> VIDEO 「月を背景にする先が大体予測できる展開も魔法使いよりずっと先にやっていたわ」 「エバーよりちゃんとやっていたし」
『エヴァパイロット両名、エントリープラグに搭乗開始』 (カヲル「シンジ君は安らぎと自分の場所を見つければいい。 縁が君を導くだろう。また会えるよ」) シンジ 「うん。そうだね、カヲル君」
コウジ「補機、出力安定。主機、臨界点を突破。水力上昇一千一六〇万トン」 スミレ「ジャイロコンパス作動中。操舵および重力制御、問題なし」 マヤ「エヴァ両機、射出位置に固定完了。エントリーを開始」 ヒデキ「各砲への動力伝達、エネルギー流入、異常なし」 ミドリ「無人艦隊、全艦発射位置に固定終了」 シゲル「直ちに、艦外の全作業を中断、非戦闘員は待機」 マコト「第一種戦闘配置への移行、完了しました」 リツコ「艦長、全艦発進準備完了。いつでもネルフ本部に殴り込めるわよ」 ミサト 「了解。艦長より通達。 これより本艦は、フォースインパクトの不可逆的な阻止のため、 旧南極爆心地跡に在留中のネルフ本部を強襲。 儀式のトリガーとなる、エヴァ第13号機の無力化を目的としたヤマト作戦≠決行。 これまでの全てのカオスに、けりをつけます。 全艦、発進!」
リツコ「エントリー終了、指揮系統を戦闘艦橋へ移行完了」 ミドリ「種子保管ユニット、射出ポイントに入ります」 ミサト「了解。ヴンダーとのリンクをカット。 内部電源および管理システムを、独立状態に切り替え。 全ての種子保管ユニットを射出」
シゲル「全ブロック、L5に投入完了。自律調整に問題なし」 ミサト「目標地点への降下を開始。大気圏突入」 スミレ「了解。大気圏突入開始」
シゲル「モニター、回復します」 スミレ「旧南極爆心地エリアに進入。L結界境界面に入ります。 L結界境界面を航行中。問題ありません」 ミドリ「ここが原罪で汚れた生命を阻むというL結界の上」 コウジ「人類がその浄化されたエリアを祝福も受けずに進んでいる。 加持のデータとアンチLシステムのおかげだ」 スミレ「L結界潜航可能ポイントまで、あと二〇」 ミサト「了解。全艦潜航準備」
ヒデキ「右舷第2船体に被弾!損害不明」 ミドリ「三時方向に艦影発見!」 リツコ「オップファータイプ搭載型2番艦エアーレーズング。 やはり完成していたのね」 冬月「すまんな。今少し碇のわがままにつきあってもらおう」 マコト「第13号機、再起動までの時間稼ぎか」 リツコ「同じ神殺しの力、やっかいね」 ミサト「タイマン上等!右舷砲撃戦用意。 ネルフ艦を牽制しつつ、潜航ポイントへ急ぐ。撃てぇい!」
ミドリ「あちこちに被弾!あっちの火力が圧倒的ですぅ」 ヒデキ「くそう!どこが同型艦だよ」 コウジ「未完と完成の違いだな。だが主機はこっちの方が、上だ!」 スミレ「L結界潜航可能ポイントに到達!」 ミサト「急速潜航!」 スミレ「了解!」
スミレ「L結界、第一層を抜けます。 第二層に突入。L結界密度プラス三〇」 ミドリ「艦首十二時方向、エヴァ・インフィニティの大群です!」 ミサト「かまうな、このまま突っ切る!」 ミドリ「艦首十二時方向に艦影出現!」 マコト「待ち伏せか!」 リツコ「3番艦エルヴズュンデ!まんまと挟撃されたわね」 ヒデキ「やばいです!これ以上やられると、航行に支障が」 ミサト「艤装が手薄な3番艦から排除する。舵そのまま、最大戦速!」 スミレ「了解!」
マコト「3番艦、回避行動!」 ミサト「逃がすな!このままぶつける」 ミドリ「こんなのやだぁ!」 ミサト「艦を回せ!ロール角百八十度。敵艦と体勢を入れ替える」 スミレ「りょぉーかいっ!」 冬月「3番艦を盾に使うか。フッ、相変わらず無茶をする」
ミドリ「インフィニティの群れを抜けました!L結界、第三層に突入」 シゲル「目標ネルフ本部を確認。既に黒き月の下方にシフトしています」 コウジ「第13号機の再起動が近いな」 マコト「2番艦および3番艦、艦尾より接近中」 ミサト「時間がない。黒き月を盾にしつつ、このままネルフ本部突入コースに、誘導弾発射準備。 目標、第13号機再調整区画」 ミドリ「艦尾六時方向、ネルフ戦艦群が接近中」 ミサト「艦を傾斜。被弾面積を最小限に抑える」 スミレ「りょーかい!左舷重力バラストブロー、ダウン二〇」
>>117 PayPayに変換できるのか気になるな
リツコ「主翼上の艦艇群の保護を最優先。A・T・フィールドを集中して」 ミドリ「うっ、艦尾主砲が大破!袋にされてます」 ミサト「うろたえるな!発射ポイントまで耐えればいい」 スミレ「誘導弾発射最適地点到達まで、あと一〇。軌道に乗りました!」 ミサト「誘導弾、全弾発射!」 マコト「誘導弾、全弾発射!」
シゲル「最終目標、第13号機を光学で確認!」 リツコ「予想どおり再起動前だわ。13号機はまだ動けない」 ミドリ「接近中のエヴァ7シリーズを確認。数は超いっぱい!計測不能です」 ミサト「雑魚にかまうな!エヴァ両機の射出を急げ」 リツコ「マヤ、エヴァ両機、射出準備」 マヤ「了解。エヴァ両機、射出準備」 リツコ「射出!」 ミサト「頼むわ。マリ、アスカ」
「fly me to the moonも副題として使ってる私の漫画の方が上手いわねw」 「月の鏡でトニカクカシコイw」
マリ「ひゃっほーい」 アスカ「どけー!えーい!」 マリ「はいはいー、ごめんなさいよー!」 アスカ「チッ!コネメガネ!次の得物」 マリ「あいよっ」 アスカ「とりゃーっ!ええいっ。次!」 マリ「姫!」 アスカ「おりゃー!」 マリ「にゃろめ!」 アスカ「ふん!エヴァもどきがまとめて通せんぼとは、邪魔くさい! えい!チッ!コネメガネ、手を貸せ」 マリ「心得た!」
シゲル「エヴァ両機、ネルフ本部に降着!」 アスカ「目標地点はあの爆撃孔の下ね。 こいつら、マジうざすぎ!」 マリ「姫!お先にどうぞ」 アスカ「悪い、コネメガネ!」
アスカ「エヴァ第13号機――間に合った。 神の機体を謳ったところで、所詮は人の造り出した第十三番目の汎用ヒト型決戦兵器。 強制停止信号プラグをコアに打ち込めば、破壊は出来ずとも、動くことはなくなる。 これで、おしまぁぁぁいぃぃぃっ! A・T・フィールド? 第13号機はA・T・フィールドを持たないはずなのに、なんで? これって、このエヴァ自身のA・T・フィールド。新2が13号機に怯えているっていうの?」 マリ「何かおかしい。ゲンドウ君は何をたくらむ?」
ミドリ「はっ、変です。ネルフ戦艦が戦線を離脱、降下していきます」 ミサト「呪われたセカンドインパクトの爆心地カルヴァリーベースか。 地獄の門が再び開いている。まさか――。 光の翼? セカンドインパクトと同じ方術でフォースを起こすつもりなの?」 リツコ「いいえ。ガフの守り人として建造された船をトリガーには出来ないはず。 それに黒き月を取り巻く事象が計画とは違う。 これはゼーレのシナリオには無い、私たちの知らない儀式よ」 ミサト「全くの予想外、アナザーインパクトというわけか。 状況はどうあれ、ネルフの計画は全て叩き潰す!」
ミサト「主砲発射準備!3番艦から先に沈める」 マコト「使用可能な全ての砲門を3番艦に向けろ!」 ミサト「超電磁直撃弾装填!方位盤、連動不要。各砲準備でき次第、発砲を開始!」 リツコ「しかし建造計画では、4番艦まであったはず」 ミサト「撃てえ! 状況は?」 ヒデキ「直撃です!何かに両舷の第2船体を貫通されました!」 マコト「艦首損傷!主砲塔システムダウン!」 リツコ「4番艦ゲベート!罠に嵌ったわね、私たち」
アスカ「仕上げのインパクトには、どのみちこいつが必要になる。 だから確実に今、始末しておくしかない。 得物が目の前にいて、ままならないなんて。 最後の手段ね。ごめん、新2。また無理をさせるわ。 全リミッターを解除。裏コード999」 シゲル「パターン青!ネルフ本部内に第9使徒の反応あり!」 マリ「姫! 使徒の力を使う気?」 アスカ「くっ――エンジェルブラッド、全量注入!うわー!」 マリ「姫……人を捨てる気?」
アスカ「新2のA・T・フィールドを、私のA・T・フィールドで中和する! んーっ!うわぁぁぁっ! シングルエントリーじゃなかったの?」 マリ「しまった!ゲンドウ君の狙いは使徒化した姫か」
アスカ「式波タイプ、私のオリジナルか」 アスカの姿をした女「最後のエヴァは神と同じ姿。 あなたは愛とともに私を受け入れるだけ。さあ、こちらへ」 アスカ「おあいにくね」 アスカの姿をした女「無駄よ、おバカさん」 虚無の中へと引き込まれていくアスカ。 マリ「アスカ!」
チャー――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ジ!!!
チャー――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ジ!!!
シゲル「新2号機、全ての信号をロスト、パイロットの状況不明!」 ヒデキ「補機N2機関、大破!」 マコト「くそ!今度は何だ!」 ミドリ「エヴァっぽい何かです。取りつかれました!」 リツコ「パターン青!エヴァ・オップファータイプね」 ミサト「パイロットごとマーク9を新造したのか」 ヒデキ「やばいです!艦内が物理的に侵食されていきます」 リツコ「排除、急いで!」 マヤ「やっていますが、侵入速度が速すぎて対処が追いつきません!」 シゲル「マーク9、VD防壁を突破!」 ヒデキ「駄目です!コントロールが全部乗っ取られました!」 コウジ「こいつは、やられたな」 リツコ「さすがは冬月副司令。見事だわ」 冬月「人工的なリリスの再現。そして黒き月の槍への強制流用。 舞台は整えた。あとの大詰めをどう演じる、碇」
シゲル「艦首甲板上に侵入者を確認」 ミサト「碇司令」
マリ「ごめん、姫。まさに慚愧の極み。この場は一時後退しかなさそうね」
ミサト 「ご無沙汰です。碇司令」 ゲンドウ「これまでご苦労だった。葛城大佐。この船は予定どおり私たちが使わせてもらう。 君か……。問答無用とは、相変わらず目的遂行に関し躊躇がないな」 リツコ「ええ、あなたに教わったことです」 ゲンドウ「神に障壁はない。来るものを全て受け入れるだけだ」 ミサト「碇ゲンドウ。ネブカドネザルの鍵を使い、望んで人を捨てたか」 ゲンドウ「この世の理を超えた情報を、自分の体に書き加えただけだ。問題はない。 私が神を殺し、神と人類を紡ぎ、使徒の贄をもって、人類の神化と補完を完遂させる」 ミサト「そのためにアスカを使い捨てるか、碇ゲンドウ!」 ゲンドウ「綾波と式波型パイロットは、もとよりこのために用意されていたものだ。問題ない」
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5ちゃんねるを存続させるためには、皆様のご協力が必要です。
最後まで御精読いただきありがとうございました。
リツコ「これが人類。いえ、この星の古の生命のコモディティ化」 ミサト「全ての魂をコアに変え、エヴァ・インフィニティと同化させる、 フォースインパクトの始まりか」 ゲンドウ 「そうだ。セカンドインパクトによる海の浄化。 サードによる大地の浄化。そしてフォースによる魂の浄化。 エヴァ・インフィニティを形づくるコアとは、魂の物質化。 人類という種の器を捨て、その集合知を汚れなき楽園へといざなう、最後の儀式だ。 セカンドインパクトと引き換えに、 自らの仮説を実証した君の父上、葛城博士の提唱した人類補完計画だよ」 ミサト「父の世迷い言は、必ず止めてみせます」
ゲンドウ「知恵の実を食した人類に、神が与えていた運命は二つ。 生命の実を与えられた使徒に滅ぼされるか、 使徒を殲滅し、その地位を奪い、知恵を失い、永遠に存在し続ける神の子と化すか。 我々はどちらかを選ぶしかない。 ネルフの人類補完計画は、 後者を選んだゼーレのアダムスを利用した神への儚いレジスタンスだが、 果たすだけの価値のあるものだ」 リツコ「私たちは、神に屈した補完計画による絶望のリセットではなく、 希望のコンティニューを選びます」 ミサト「私は、神の力をも克服する人間の知恵と意志を信じます」 ゲンドウ「真理の捉え方の違いだ。 葛城大佐には世界が、赤城君には幸せの形が見えていない。 人の想いでは何も変わらんよ。これで全てのホースマンは揃った。 では、預けていたエヴァ初号機を返してもらう」 シンジ「父さん」
トウジ「ニアサーも生き延びてきたワシらや。 自分らの運と、ミサトさんのヴィレを信じるで」
リツコ「ガフの扉の向こうは、ヴンダーには手出しできないマイナス宇宙。 残念ながらヴィレには補完計画を止める術はない。万事休すね」 シンジ「ミサトさん。僕が、エヴァ初号機に乗ります」
シンジ「綾波が消えた帰り道、加持さんに教えてもらった土の匂いがしたんだ。 ミサトさんが背負ってるものを、半分引き受けるよ」 ミサト「そのためには、碇ゲンドウと戦うことになるわよ」 シンジ「僕は、僕の落とし前をつけたい」 ミドリ「ちょっとやめてよ!冗談じゃない、まさかエヴァに乗せるつもりじゃないですよね。 こんなことになるんじゃないかと思ってた。艦長、この状況なら無条件発砲許可でしたよね。 疫病神!あんたの起こしたニアサーのせいで、私たちの人生めちゃくちゃよ。 全ての元凶、あんたら親子だけは絶対に許さない。はっ、サクラ!」 サクラ「碇シンジはエヴァには乗りません。 碇さんはエヴァに乗って、みんなを不幸にして、自分自身も不幸になったんや。 だからもう、碇さんはエヴァには乗らんのです」 シンジ「いえ、サクラさん。僕をエヴァに乗せてください」
サクラ「無茶言わんといて碇さん。怪我したら、もう乗らんで済みます。 痛いですけど、エヴァに乗るよりはマシですから、我慢してください!」 ミサト「うっ」 リツコ「ミサト!」 マコト「艦長!」 シンジ「ミサトさん!」 ミサト「いいのよシンジ君。十四年前、あなたがエヴァ初号機に乗らなかったら、 私たちはその時、既に滅んでいた。だから感謝しているの。 その結果、ニアサーが起こされたとしても――。 シンジ君のとった行動の責任は全て私にあります。 現在も碇シンジは私、葛城ミサトの管理化にあり、これからの行動の責任を私が負うということです。 私は今のシンジ君に全てを託してみたい」 サクラ「そうや!碇さんは私らを救ってくれた恩人や。 けどうちらのお父ちゃんもニアサーで消えてもうたんやぞ! 碇さんは恩人で仇なんや!もうこうするしかないんや!」 ミドリ「もういい! もういいよサクラ。もう明日生きてくことだけを考えよう」 サクラ「もう――何やの」
マリ「めんご!準備に手間取っちゃった。さあ行こう!ワンコ君」 リツコ「マヤ、艦長室に保管してあるプラグスーツを」 サクラ「弾はすぐに溶けます。今、応急処置してますから」 ミサト「大丈夫よ少尉。 碇シンジ君。父親に息子ができることは、肩をたたくか殺してあげることだけよ。 加持の受け売りだけど」 シンジ「ミサトさん、加持リョウジ君に会ったよ」 ミサト「元気だった?」 シンジ「うん」 ミサト「そう。良かった」 シンジ「すごくいいやつだった。ちょっとしか話してないけど、僕は好きだよ」 ミサト「ありがとう。必ずサポートする。頼むわ、シンジ君」 シンジ「うん。ミサトさん、いってきます」 ミサト「いってらっしゃい」
ミサト「では、仕事に戻りましょう」 リツコ「艦はボロボロ、主機も補機も失ったまま。こうして浮いているだけでも奇跡ね」 ミサト「それで結構。予備動力が尽きる前に、更なる奇跡を起こすわよ」
マリ「オーバーラッピング対応型の改8と、 アダムスの器を取り込んだプラスフォーインワン状態のおかげで、 この裏宇宙でも難なく進めてる。 ありがたいことだにゃ。さてワンコ君。 キミがやることは、アンチLシステムが全て止まって、 みんながコア化してしまう前に、第13号機を破壊し、起死回生を図るしかない」 シンジ「うん。分かってる」 マリ「しっかし、さすがはゲンドウ君。 裏宇宙なのをいいことに、量子テレポートを繰り返してる。 こりゃあ捕まえるのに骨が折れそうだにゃ」 シンジ「大丈夫マリさん、行ってくるよ」 マリ「ワンコ君、第13号機の中に姫の魂が残置されてる可能性がある。 だから姫を――アスカをお願い」 シンジ「やってみるよ。綾波……」 マリ「君がどこにいても、必ず迎えに行く。だから、絶対に待ってなよ。シンジ君」 シンジ「うん。ありがとう。待ってる」 マリ「Good Luck.」
ゲンドウ「もういいのか?レイ」 シンジ「綾波」 髪の伸びた大人の体で青白く発光する幽体のようなレイ「碇君、 ごめんなさい。碇君をエヴァに乗らないで済むようにできなかった」 シンジ「いいんだ。ありがとう、綾波。あとは僕がやる」 髪の伸びた大人の体で青白く発光する幽体のようなレイ「うん。お願い」 ゲンドウ「初号機パイロットが覚醒したか」
マヤ「改8経由でマイナス宇宙からの信号を受信!エヴァ初号機、再起動!」 ミドリ「めっちゃありえないっしょ!疫病神のシンクロ率はゼロなのに」 リツコ「まさかシンジ君の本当のシンクロ率はゼロではなく、それに最も近い数値」 マヤ「はい。シンクロ率、無限大です」
ゲンドウ「ほう。希望の槍カシウスと変わるか」 シンジ「もうやめてよ父さん!あ――」 ゲンドウ「駄目だ。私には、成すべきことがある!」
ミドリ「アナザーインパクトまで無理やり起こして、あの男は何がしたいんですか?」 リツコ「アナザーの目的として考えられるのはただ一つ、 フォース用に槍を新造し、アディショナルのために二本の槍を最後まで温存したのよ。 恐らく、たった一つの願いのために」 ミドリ「馬鹿らしい、ただのエゴじゃん」
ゲンドウ「もうすぐ会えるな、ユイ」 シンジ「くっ、動かない。離してよ父さん!あ―― あれは?」 ゲンドウ「ゴルゴダオブジェクトだ。 人ではない何者かが、アダムスと六本の槍とともに神の世界をここに残した。 私の妻、お前の母もここにいた。 全ての始まり。約束の地。人の力ではどうにもならない。 運命を変えることができる唯一の場所だ」
シンジ「ここは―― エヴァのケイジ? 何だ?ここ」 ゲンドウ「お前の記憶の世界だ」 シンジ「父さん」 ゲンドウ 「マイナス宇宙を我々の感覚機能では認知できない。 ゆえに、LCLが知覚可能な仮想の世界を形成している。 おとなしく初号機を渡せ。そうすれば、お前も再び母に会える。 無駄な抵抗を試みるか。これだから子供は苦手だ。 仕方がない。回り道をしよう」
第3新東京市の要塞。 ミサトの家。 クラスの教室。 レイの部屋。 ジオフロント。 加持のスイカ畑。 色々な場面で二人は槍を打ち付け合う。 シンジ「何だ?僕と同じ動きだ。やりづらい」 ゲンドウ「第十三のエヴァ。希望の初号機と対を成す、絶望の機体だ。 互いに同調し、調律をしている。これも私に必要な儀式だ」 シンジ「もうやめてよ父さん――ああっ」 ゲンドウ「無駄だ。お前のひ弱な力では、私を止めることは出来ない」
横に倒れたシンジが見た光景は、かつてカヲルとピアノを弾いた場面だった。 再び立ち上がるシンジ。 ゲンドウ「まだ分からないか」 シンジ「うわー!」 第3村のセットにて。 ゲンドウ「力でも敵わない。まして暴力と恐怖は、我々の決着の基準ではないからだ」 第3村で生きていた人々がシンジの頭をよぎった。 ゲンドウ「そうだ。これは力で決することではない」 シンジ「うん。父さんと話がしたい」
シンジ「父さん。父さんは、ここで何がしたいの?」 ゲンドウ「このゴルゴダオブジェクトでしか起こし得ない、アディショナルインパクトだ。 それが、私の神殺しへの道へとつながる。 そのために最後の二本の槍を、ここに届けた」
リツコ「やはり、マギコピーの予測も、碇司令が最後に槍を二本とも使い捨てる可能性が高いわね」 ミサト「槍を全て失うと、シンジ君が発動を止める術も失ってしまうか」 ミドリ「じゃあ、どうすんのよ」 ミサト「私たちで新たな槍を作り、彼の元へ届けます」 ミドリ「できっこないっしょ!それこそ、どうすんのよ」 ミサト「本艦がヴーセとして乗っ取られていた時、 艦隊は黒き月をマテリアルとして、見知らぬ槍を生成していた。 ならば、この艦を使って新たな槍を私たちで作り出せるはず。 ヴンダーに人の意志が宿れば、更なる奇跡もありえるわ。 リツコの知恵とヴィレとヴンダーの言霊を、私は信じる」 リツコ「無茶言うわね。サンプルは、さっきの発動データしかないのよ」 ミサト「リツコには十分でしょ」 リツコ 「そうね、やってみるわ。要は脊椎結合システムにありそうよ。 マヤ、悪いわね。ぶっつけ本番でいくわよ」 マヤ「ノープロブレムです。副長先輩。いつものことですから」 隊員A「整備長!幸い予備動力と脊椎結合ブロックは無事です! ここで直接、組み換え作業しちゃいましょう」 マヤ「駄目よ!あなたたちは退避して!ここにいるだけで危ないのよ」 隊員達「最後の奉公です!やれるだけやりましょう!」 マヤ「これだから、若い男は」
リツコ「さあ、碇司令が何かやらかす前に、シンジ君をサポートするわよ」 一同「はい!」
ゲンドウ「初号機パイロット、お前に見せたい物がある」 シンジ「これは、黒いリリス」 ゲンドウ「お前の記憶では、そう映るのか。 エヴァンゲリオン・イマジナリー。 葛城博士が予測した、現世には存在しない想像上の架空のエヴァだ。 虚構と現実を等しく信じる生き物。人類だけが認知できる。 絶望と希望の槍が、互いにトリガーと贄となり、虚構と現実が溶け合い、全てが同一の情報と化す。 これで自分の認識、すなわち、世界を書き換えるアディショナル・インパクトが始まる。 私の願いが叶う唯一の方法だ」
深淵から出現した巨大化した白い仮面は綾波レイへと変わった。 ミドリ「これがアディショナル・インパクト?」 リツコ「ええ。恐らくあれが、エヴァ・イマジナリー。まさか実在するとはね」 ミドリ「変よこれ!絶対ヘン!」
無数のエヴァ・インフィニティは首なしの女体へと変わっていった。 冬月「うむ。ようやく始まったな。君か」 マリ「お久しぶりです。冬月先生。しっかしこの船の中、 L結界密度が高すぎません?」 冬月「ああ、元来有人仕様ではないからな。無理は承知だ。 人には常に希望という光が与えられている。 だが希望という病にすがり、溺れるのも人の常だ。 私も碇も希望という病にしがみつき過ぎているな」 マリ「ゲンドウ君は、自らが補完の中心になることで願いを叶えようとしている。 それを助けたい――いいえ、願いを重ねる冬月先生の気持ちも分かりますが、 人類全てを巻き添えにするのは、御免被りたいにゃ」 冬月「だろうな。私の役目は終わりだ。 君が欲しいものは集めてある。あとは、よしなにしたまえ。 イスカリオテのマリア君」 マリ「ふふっ、超久しぶりに聞いたなあ、その名前。では、おさらばです」 冬月「ユイ君、これでいいんだな」 冬月はLCLと化し爆散した。
マヤ「動きました!これでいけます!」 リツコ「艦長、あとはここにいるクルーで十分よ」 ミサト「了解。総員退艦」 『総員退艦!繰り返す、総員退艦!負傷者収容を最優先。脱出カプセルに急げ!』
マリ「アダムスの器たるエヴァ・オップファータイプが勢揃い。 さすが冬月先生、手際がいい、にゃ! 悪いけど、オーバーラッピングのための、糧になってもらうわ、よっ! これで8プラス9プラス10!」 ふんっ!プラス11。 さあ、ラストいってみようか!」
『第4脱出カプセルまでのハッチを閉鎖。艦内残留者は速やかに5番カプセルに急いでください』 スミレ「やはり私、操艦席に戻ります」 コウジ「今は生き延びるのが俺たちの仕事だ。どれだけ辛くともな」
リツコ『艦長、組み換え作業を完了。これでいけると思うわ』 ミサト「了解。全ての操艦システムを艦長席へ。その後、速やかに退艦して」 リツコ「ミサト?」 ミサト「これは誰かが確実に、発動させなければならない。そして本艦の責任者は、私です。 生き残った命を、子供たちを頼むわ。リツコ」 リツコ「分かってる、ミサト。ベストを尽くすわ」 ミサト「ありがとう。 予備電磁力は残り僅か。やはり、最後に頼るのは昔からの、反動推進型エンジンね」
マリ「もうリリンが君らを使うこともない。ゆっくり眠りな、アダムスたち。 ヴンダーが動き出した。合流を急ぐかにゃ。 しっかし、人類のフィジカルとメンタル、両方の補完を同時に発動させるとはまあ。 ゲンドウ君、君は――」
シンジ「父さんは何を望むの?」 ゲンドウ「お前が選ばなかったA・T・フィールドの存在しない、 全てが等しく単一な人類の心の世界。他人との差異がなく、 貧富も差別も争いも虐待も苦痛も悲しみもない、浄化された魂だけの世界。 そして、ユイと私が再び会える安らぎの世界だ。 ――ユイ! ユイ!――ユイ! ユイ! ユイ!――ユイ、どこだ!どこだ、ユイ! ここにいるのは全てレイか?どこだ?どこなんだ?ユイ!」
シンジ「父さん、もうやめようよ」 ゲンドウ「なぜだ?なぜシンジがここにいる?」 シンジ「父さんのことが知りたいから。 寂しくても、いつも父さんに近づかないようにしていた。 嫌われているのが、はっきりするのが怖かったんだ。 でも、今は知りたい。父さんのことを」 ゲンドウ「A・T・フィールド?人を捨てた、この私に? まさか、シンジを恐れているのか、この私が」 シンジ「これは捨てるんじゃなくて、渡すものだったんだね。父さんに」 音楽プレイヤーのSDATをシンジはゲンドウに差し出す。
シンジ「僕と同じだったんだ。父さんも」 ゲンドウ「ああ、そうだ。ヘッドフォンが外界と私を断ち切ってくれる。 無関心を装い、他人のノイズから私を守ってくれた。 だが、ユイと出会い、私には必要がなくなった」
ユイ「――名前、決めてくれた?」 ゲンドウ「――男だったらシンジ。女だったらレイと名付ける」 ユイ「――シンジ。レイ。うふっ」
ゲンドウ: 親の愛情を知らない私が親になる。 やはり、この世界は不安定で不完全で理不尽だ。 世の中は他人の言葉どおりに受け取っても上手くいかない。 その時々で人は違うことを言う。 どっちが本当で、どっちに合わせていいのか分からない。 多分どちらも、その人には本当なんだろう。 その時の気持ちが違うだけだ。 私は、人とのつながりを恐れた。 人であふれる世界を嫌った。 幼い頃から孤独が日常だった。 だから寂しいと感じることもない。 だが、世間にはそれをよしとしない人間もいる。 他の家に行くのが苦手だった。 興味のないクラスメイトや親戚の家に連れていかれて、 その生活の情報や実行を、押し付けられるのが嫌だった。 他人といるのが苦痛だった。 私は常に独りでいたかったのだ。
ゲンドウ: 子供の頃から、好きなものが二つあった。 一つは知識だ。 一方的に得るだけの知識は、私の心の飢えを満たしてくれた。 知識に気遣いは不要だ。 時間のある限り、私の中に好きなだけ与えることができたからだ。 もう一つはピアノだ。 調律された音は、鍵盤の正しい音を返してくれる。 そこに嘘はない。 裏切りも失望もない。 私を粛々と音の流れに変換してくれる。 そのシステムが好きだった。 独りが好きだった。 私も他人も誰も傷つくことがない。 独りが楽だった。 だが、ユイと出会い、私は生きていることが楽しいと感じることを知った。 ユイだけが、ありのままの私を受け入れてくれた。 ユイを失った時、私は私一人で生きる自信がなくなっていた。 初めて孤独の苦しさを知った。 ユイを失うことに耐えることができなかった。 ただ、ユイの胸で泣きたかった。 ただ、ユイのそばにいることで自分を変えたかった。 ただ、その願いを叶えたかった。
ゲンドウ「私は私の弱さゆえに、ユイに会えないのか。シンジ」 シンジ(幼少)「その弱さを認めないからだと思うよ」 シンジ 「ずっと分かっていたんだろう?父さん」 ゲンドウ「何だ?」 シンジ「きっとミサトさんだよ」
ミサト「まだまだあっ!」 ゲンドウ「馬鹿な……聖なる槍は全て失っている。 世界を書き換える新たな槍は、ありえないはずだ」 マリ「神が与えた希望の槍カシウスと絶望の槍ロンギヌス。 それを失っても、世界をありのままに戻したいという意志の力で作り上げた槍――ガイウス。 いえ、ヴィレの槍。 知恵と意志を持つ人類は、神の手助けなしにここまで来てるよ。ユイさん」
ミサト「取り付いた! マリ!シンジ君を」 マリ「あたぼうよ!必ず連れて帰る」 ミサト「頼むわ!」 ゲンドウ「ユイに会えぬまま、新たな槍がここに届くか。残念だ」 ミサト「お母さん、これしかあなたにできなかった。ごめんね、リョウジ」 シンジ「ありがとう、ミサトさん」 ゲンドウ「他人の死と想いを受け取れるとは、大人になったな、シンジ」
ゲンドウ: ユイを再構成するためのマテリアルとして、 シンジが必要か否なのか、最後まで分からなかった。 願いを叶えるには、報いが伴う。子供は私への罰だと感じていた。 子供に会わない、関わらないことが、私の贖罪だと思い込んでいた。 その方が子供のためにもなると信じていた。 父の背を見て泣きじゃくる子供のシンジをゲンドウは抱き寄せる。
ゲンドウ: すまなかった、シンジ。 そうか、そこにいたのか――ユイ。 ゲンドウはSDATを持って列車から降りた。 列車は次の駅へ向かう。
カヲル「碇ゲンドウ、彼が今回の補完の中心、円環の元だ。 ここからは僕が引き継ぐよ、碇シンジ君。 君は何を望むんだい?」 シンジ「僕はいいんだ。辛くても大丈夫だと思う。僕よりも、アスカやみんなを助けたい」 カヲル「そうだった、君はイマジナリーではなくリアリティーの中で、既に立ち直っていたんだね」 シンジ「うん。父さんのやったことは、僕が落とし前をつける。アスカ――」
アスカ「パパは分からない。ママもいない。だから、誰も要らないのよ、アスカ」 式波シリーズが実験施設で目覚める。
アスカ: 誰もいなくていいようにする。そうしないと辛いから。生きているのが苦しいから。 エヴァに乗る。 人に嫌われても、悪口を言われても、エヴァに乗れれば関係ない。 他に私の価値なんてないもの。 誰も必要としない、強い体と心を持つの。 だから、私を褒めて!私を認めて!私に居場所を与えて! ほんとは寂しい。ほんとはただ、頭を撫でて欲しかっただけなの。
アスカ(幼少)「うっ…うう」 ケンスケ「いいんだ。アスカはアスカだ。それだけで十分さ」
赤い浜辺で覚醒するアスカ。 アスカ「私、寝てた? バカシンジ」 シンジ「よかった。また会えて。これだけは伝えておきたかったんだ。 ありがとう。僕を好きだと言ってくれて。僕も、アスカが好きだったよ」 アスカ「――」 シンジ「さよならアスカ。ケンスケによろしく」 マリ「姫、お達者で」 アスカ「!」 大人の体になったアスカが勢いよく13号機から射出された。
カヲル「行っちゃったね。シンジ君、寂しくないかい?」 シンジ「うん、大丈夫。今度は君の番だ。カヲル君。 思い出したよ。何度もここに来て君と会ってる」 カヲル「生命の書に名を連ねているからね。何度でも会うさ。僕は君だ。 僕も君と同じなんだ。だから君に惹かれた。幸せにしたかったんだ」 シンジ「そう、カヲル君は父さんと似てるんだ。だから同じエヴァに乗っていたんだね」 カヲル「なんだかいつもと違うね、シンジ君。泣かないのかい?」 シンジ 「うん。涙で救えるのは自分だけだ。 僕が泣いても、他の誰も救えない。だから、もう泣かないよ」 カヲル「そうか、君はもう成長してたんだった。少し寂しいけど、それもいいね」 シンジ「カヲル君、第13号機、君のエヴァも処分しようと思う」 カヲル「うん。エヴァを捨てるか――。すまない。僕は君の幸せを誤解していた」
加持「ええ、それはあなたの幸せだったんです。渚司令。 あなたはシンジ君を幸せにしたいんじゃない。 それにより、あなたが幸せになりたかったんです」 カヲル「僕の存在を消せるのは真空崩壊だけだ。 だから僕は、定められた円環の物語の中で、演じることを永遠に繰り返さなければならない」 シンジ(幼少)「仲良くなるおまじないだよ」 カヲル「相補性のある世界を望む。変わらないな、シンジ君は」 加持「だからこそ、あなたが彼を選び、生命の書に名を書き連ねた」 カヲル「ありがとう。リョウちゃんにも救われたよ」 加持「光栄です。渚司令」 カヲル「嫌だなリョウちゃん。そろそろカヲルって呼んでよ」 加持「ふっ、まだお預けです。渚司令。 渚とは海の陸の狭間。第一の使徒であり、 第十三の使徒となる人類の狭間を紡ぐ、あなたらしい名前だ。 あなたは十分に使命を果たした。 あとは、彼に引き継いでもらってもいいでしょう。 葛城と一緒に老後は畑仕事でもどうです?」 カヲル「そうだね。それもいいね」 二人が去っていき、舞台装置のシャッターが閉まる。
シンジ「残っているのは君だけだ、綾波」 ツバメの赤ん坊の人形を抱いた、 白いプラグスーツに身を包んだ髪の長いレイ「私はここでいい」 シンジ「もう一人の君は、ここじゃない居場所を見つけた。 アスカも戻ったら、新しい居場所に気づくと思う」 一人舞台装置に残っているケンスケ。
ツバメの赤ん坊の人形を抱いた、 白いプラグスーツに身を包んだ髪の長いレイ 「エヴァに乗らない幸せ。碇君にそうして欲しかった」 シンジ「うん。だから、ここじゃない君の生き方もあるよ」 ツバメの赤ん坊の人形を抱いた、 白いプラグスーツに身を包んだ髪の長いレイ「そう?」 二人の背景に走馬灯のように流れる長大な物語の断片(テレビ版、旧劇、新劇のタイトル)。
シンジ「そうだ。僕もエヴァに乗らない生き方を選ぶよ。 時間も世界も戻さない。 ただ、エヴァがなくてもいい世界≠ノ書き換えるだけだ。 新しい、人が生きていける世界に」 ツバメの赤ん坊の人形を抱いた、 白いプラグスーツに身を包んだ髪の長いレイ「世界の新たな創生、ネオン・ジェネシス」 シンジ「うん。それに、あとでマリさんが迎えに来る。だから、安心して」 レイ「そう。分かった。碇君、ありがとう」 レイが去り舞台装置のシャッターが閉まる。 シンジ「やってみるよ。綾波。ネオン・ジェネシス」
傷ついた友達さえ 置き去りにできるソルジャー あなたの苦しさを 私だけに つたえていってほしい 忘れない自分のためだけに 生きられなかった 淋しいひと シンジ「誰? 綾波?いや、違う。 そうか、この時のために、ずっと僕の中にいたんだね。母さん。 やっと分かった。父さんは、母さんを見送りたかったんだね。それが父さんの願った、神殺し」 私があなたと知り合えたことを 私があなたを愛してたことを 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから 槍に貫かれ消滅する初号機と13号機。 同時に零号機が、2号機が、3号機が、ネーメズィスシリーズが、 オップファータイプが、エヴァの派生が背後に表れては槍の力で消滅する。
冷たい夢に乗り込んで 宇宙に消えるヴォイジャー いつでも人々を 変えるものに 人々は気づかない 行く先は どれくらい遠いの もう二度と 戻れないの シンジ「さようなら。全てのエヴァンゲリオン」 シナリオが換わり、綾波レイの巨像が崩壊を始めた。 そして散らばるように、エヴァ・インフィニティの大群へと変わった。 エヴァンゲリオンの姿が、人の姿を取り戻して個々の存在へと分離していく。
私があなたと知り合えたことを 私があなたを愛してたことを 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから 白紙の動画用紙の世界に変わる。 シンジ「!」 マリ「よっしゃー!間に合った。フッ、ぎりぎりセーフね」 シンジ「マリさん」 再びカラーのセル画の世界へ変わる。 マリ「ありがとう。8プラス9プラス10プラス11プラス12号機。 ご苦労さま。最後のエヴァンゲリオン」 シンジ「マリさん!」
マリ「お待たせ!シンジ君」 シンジ(青年)が意識を取り戻したのは、駅のホームだった。 『間もなく、列車がまいります。危ないですから、黄色い点字ブロックまでお下がりください』 向かいのホームにスマホを見ているアスカ、レイとカヲルのカップルがいる。
マリ「だーれだ」 シンジ(青年)「胸の大きい、いい女」 マリ「御名答。相変わらずいい匂い。大人の香りってやつ?」 シンジ(青年)「君こそ相変わらず可愛いよ」 マリ「ほほう、一端の口を利くようになっちって。 さあ、行こう。シンジ君」 シンジ(青年)「うん。行こう!」 実写に切り替わる。 宇部新川駅の外に出る二人。
初めてのルーブルは なんてことはなかったわ 私だけのモナリザ もうとっくに出会ってたから 初めてあなたを見た あの日動き出した歯車 止められない喪失の予感 もういっぱいあるけど もう一つ増やしましょう (Can you give me one last kiss?) 忘れたくないこと Oh oh oh oh oh… 忘れたくないこと Oh oh oh oh oh… I love you more than you'll ever know
「写真は苦手なんだ」 でもそんなものはいらないわ あなたが焼きついたまま 私の心のプロジェクター 寂しくないふりしてた まあ、そんなのお互い様か 誰かを求めることは 即ち傷つくことだった Oh, can you give me one last kiss? 燃えるようなキスをしよう 忘れたくても 忘れられないほど Oh oh oh oh oh… I love you more than you'll ever know Oh oh oh oh oh… I love you more than you'll ever know
もう分かっているよ この世の終わりでも 年をとっても 忘れられない人 Oh oh oh oh oh… 忘れられない人 Oh oh oh oh oh… I love you more than you'll ever know Oh oh oh oh oh… 忘れられない人 Oh oh oh oh oh… I love you more than you'll ever know 吹いていった風の後を 追いかけた 眩しい午後
Beautiful world... Beautiful boy... もしも願い一つだけ叶うなら 君の側で眠らせて どんな場所でもいいよ Beautiful world... Beautiful boy... もしも願い一つだけ叶うなら 君の側で眠らせて どんな場所でもいいよ Beautiful world 迷わず君だけを見つめている Beautiful boy 自分の美しさ まだ知らないの It's only love
寝ても覚めても少年マンガ 夢見てばっか 自分が好きじゃないの 何が欲しいか分からなくて ただ欲しがって ぬるい涙が頬を伝う 言いたいことなんか無い ただもう一度会いたい 言いたいこと言えない 根性無しかもしれない それでいいけど 僕の世界消えるまで会えぬなら 君の側で眠らせて どんな場所でも結構 Beautiful world 儚く過ぎて行く日々の中で Beautiful boy 気分のムラは仕方ないね Beautiful world... Beautiful boy... もしも願い一つだけ叶うなら 君の側で眠らせて Beautiful world... Beautiful boy... It's only love
ゼーレのsound only 01って誰に当たるのでしょうか 基本的な質問ですみません
serial experiments lain(再)
And you don't seem to understand あなたも解っていないようね A shame you seemed an honest man あなたが誠実な人に見えたのが残念 And all the fears you hold so dear あなたが大切に抱えている不安は Will turn to whisper in your ear いずれ貴方の耳の内で囁き出すでしょう And you know what they say might hurt you そしてそれらは貴方を傷つけるかもしれないけど And you know that it means so much あなたはよく解っているはずなのに And you don't even feel a thing それなのに何一つ感じやしない I am falling 私は落ちていく I am fading 私は消えていく I have lost it all 私にはもう何もない
I am falling 私は落ちていく I am fading 私は消えていく I am drowning, help me to breathe 私は溺れている、助けて息ができない I am hurting 心はもうボロボロ I have lost it all もう何もない I am losing, help me to breathe 私の負け、助けて息ができない
「どうして?どうして来ないの?こっちへ来ればいいのに」
四方田千砂「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ…」 女A「ほらほら見て。あはははははは」 女B「あははははは」 四方田千砂「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ…」
「どうしてそうしなきゃいけないかは― 自分で考えないといけない ―」
中年男性・ギャル「あははははは」 中年男性「ほうら」 ギャル「ああ、ダメえ」 中年男性「なんで?いいだろ?もったいつけないでよ。なあ、一緒に幸せなところへ行こうよ」
「あたしは―― こんなところにいなくてもいいの――」
中年男性・ギャル「何だよ」 男A「何だよ」 男B「どうしたんだ!」 女C「やだ〜」 中年男性・ギャル「何だよ」 男C「どうしたんだよ!」 男B「知らねえよ!俺ら、関係ねえ」 男D「見ろ見ろ」 男E「助かんないんじゃねえか」 女D「もう寝れない行こ行こ」
中年男性・ギャル「…」 男A「何だよ」 男B「どうしたんだ!」 女C「やだ〜」 中年男性・ギャル「…」 男C「どうしたんだよ!」 男B「知らねえよ!俺ら、関係ねえ」 男D「見ろ見ろ」 男E「助かんないんじゃねえか」 女D「もう寝れない行こ行こ」
「こんなところにいたら― いつまでもつながることなんて―」
周りの乗客たち「がやがや」 玲音「(うるさいな。黙ってられないの?)」 周りの乗客たち「?」
自分の影を見つめる玲音。 前方の生徒達の姿が消えていく。
樹莉「うわあーん」 玲音「…」 ありす「樹莉、気にしない方がいいって」 麗華「そうだよ。いたずらに決まってるじゃん」 樹莉「だって…」 玲音「…」 ありす「うん、大丈夫」 樹莉「えーん」 玲音「…」 ありす「玲音」 玲音「え?」 ありす「あんたんとこ来なかった?」 玲音「何?」 ありす「メールだよ」 玲音「メール?」
ありす「四方田千砂からのメール」 玲音「私、苦手だから」 ありす「メールくらい毎日チェックしなさいよ。まあいいけどさ」 麗華「玲音は子供だからね」 樹莉「うわーん」 玲音「なんで、泣いてるの?」 麗華「だから、四方田千砂からメールが来ちゃったからじゃないよ」 玲音「千砂って?」 麗華「D組の子、先週渋谷で飛び降り自殺したの。先生も言ってたでしょうが」 ありす「樹里だけじゃないの。今週に入ってから何人にもメールが来てるのよ」 玲音「だって、その子」 ありす「そう、死んだ子からメールが来るはずがない。でも、来る」 玲音「…」
ぼやけくすむ黒板の文字。 玲音の手から煙が出て教室中を覆う。
机の上の熊、雪だるまのぬいぐるみ。 うさぎのノート。
Communication OS 頑張ってます‥ あと少し‥待って
『lain宛てにメールが届いています』 玲音「誰から?」 『ヨモダチサ』
『玲音とは、一度だけ一緒に帰ったことあったよね。覚えてる?』 玲音「うん」
『あたしはこうしてまだ生きてるって説明できるの。 それを教えたくて、玲音に、このメールを送ってるの。分かる? 今、分からなくてもいい。きっとすぐに、分かるようになるから。みんなだって』 玲音「どうして、死んだの?」 『誰かのいたずらメールだとかって学校では、噂になってるそうだけど、 そうじゃないってことを玲音には、分かってもらいたいの』 玲音「どうして?どうして死んじゃったの?」
玲音「ママ」 美穂(玲音の母)「なあに」 玲音「メールが来たの」 美穂「…」 玲音「先週自殺した子から」 美穂「…」 玲音「…」
父親が帰ってきたであろう車の音と足音に気付く玲音。
玲音「…」 康夫(玲音の父)「どうした?玲音。玲音がこの部屋に入ってくるの珍しいね」 玲音「あ…私の。私のNAVI、新しいのに」 康夫「あはは、やっと興味が出てきたのかい。玲音も、中学生になったんだ。 友達に遅れちゃうだろ?もっと良いマシンをつかいなさいって。あ? この世界はね、玲音。 リアルワールドでも、ワイヤードでも、人間はみんなつながって、それで社会が動いてる」 玲音「…」 康夫「… 玲音のような子でも、すぐに友達が出来るんだよ。怖がることなんて全然ないんだ。 そこらへんのところが何故かママには理解出来ないんだなあ」 玲音「…」 康夫「…」 玲音「怖くなんかないよ。私」 康夫「でも、どうして、急にそんなこと言いだしたのかな?」 玲音「会いたい友達がいるの」 康夫「けっ、へへへへへへ」
乗客たち「ああ!」 玲音「うっ」 乗客たち「どうしたんだ」 『皆さま、お急ぎのところ申し訳ございません。ただ今この電車は事故の為停止中です』 乗客たち「なんだって?」「人身かな」 玲音「あ…」 玲音が電車の窓に手を触れると、電線から血がポタポタ垂れてくるのを感じる。
誰もいない通学路に踏み切りが現われ、線路が見える。
線路に侵入する誰か。 警報音を鳴らす電車。 声にならない声を出す玲音。 誰かが轢かれるのを見ても何もできずにいた。
気付くと涙が出ていた。 先生「岩倉さん」 玲音「あ」 先生「岩倉さん」 玲音「あ、はい」 先生「ここ、テストに出るわよ」 再びぼやけてくすんで見える黒板。 早くワイヤードに来て―
帰りの通学路で、死んだはずの千砂とすれ違うのを感じる。 玲音「千砂ちゃん?そこ、どこ?」 微笑む千砂。 千砂「…」 消えてしまう千砂。 玲音「待ってよ」
「何を怖がってるの?ちょっと試してみるだけでいいのに。 うふふふ、うふふ」
「サイベリア? 別に 来たくて 来てるんじゃ ないよ―」
「一万? そりゃ高い! 相場は 四千円って とこだよ」
「アクセラ― オレらは そう呼んでる 仕入れは 同じような もんだけど― あれは 正確には ドラッグじゃ ないよ―」
玲音「ううん、違うよ。来てないんだ。分かんない」 朝から熊の着ぐるみを着て、パソコンに向かう玲音。 美香「なーんだ。誰か来てんのかと思った」 玲音「誰かって?」 美香「玲音の空想の、お・と・も・だ・ち」 玲音「…」 美香「とかね」 玲音「…」 (バタン) 美香「また遅刻するよ」 玲音「あ」 窓辺に並べられたクマ、ウサギ等のぬいぐるみ。
玲音が通学路を歩いていると、金髪の外国人が電柱に立っているのを見つける。 視線を感じしばらく見合うが、怖くて走って逃げてしまう。 青い目が頭から焼き付いて離れないのだった。
ありす「玲音!」 玲音「あ」 ありす「おはよう」 玲音「お、おはよう」 麗華「ほーら、やっぱり違うよ」 樹莉「そうかな。でも…」
ありす「よしなさいよ。可哀想じゃない、玲音が」 麗華・樹莉「ふふ」 ありす「何でもないよ。さあ、行こう」 玲音「うん」 樹莉「でもさあ」 麗華「ねえ」 ありす「もういいじゃない」 樹莉「うん、え?」 玲音「まだ、来てる?メール」 樹莉「メール?」 玲音「千砂ちゃんからの」 樹莉「ああ、あのこと?もう来てないって」 ありす「玲音にも来たの?いたずらメール」 樹莉「えー」 麗華「そうなの?」 玲音「…ちょっと、気になっただけ」 樹莉「なーんだ」 麗華「やっぱり似てっかな」 樹莉「え」 麗華「玲音、昨日の夜何してた?」 玲音「え」 樹莉「でしょでしょ」 ありす「だから違うって」 麗華「だよね、似てない似てない」 樹莉「えー」 玲音「何?」 麗華「いやさ、昨日の夜サイベリアに玲音そっくりの子がいてさあ」 玲音「サイベリア?」 樹莉「私たち昨日勇気出して初めて行ってみたんだよね」 麗華「大したことなかったじゃん」 ありす「緊張してたくせに。ふふふ。ああ、クラブだよ。夜中に若い子たちが集まるところ」 玲音「…」
ありす「そこで玲音にちょっと似た子がいたの」 玲音「私、昨日は」 ありす「分かってるって。玲音じゃないよ、その子。私たちもはっきり見た訳じゃないんだけど、 すごく派手な格好してたし、なんかすごい剣幕で怒鳴ってたし」 麗華「うん、まあ性格とかも全然違うって感じ」 樹莉「でも、似てたけどなあ。そうだ。今度玲音も連れて行こうよ」 麗華「あは、確かめるって訳?」 ありす「よしなさいよ。面白がってさ」 麗華「意外と、玲音みたいな子がクラブとか行くと突然性格変わっちゃったりしてねー」 ありす「そっか。玲音も少しは活発になるかな」 樹莉「そうだよ、行こう。玲音」 麗華「面白いかもよ」 ありす「玲音だって、もうちょっと社交的になったほうが楽しいよ。ね、玲音」 玲音「…」
『一種のスマートサプリメントであるこのアクセラは、ナノメカニズムによって、 体内にて固有の周波数の振動を発信し、ある特定のホルモンの分泌を促します。 そのホルモンが分泌されますと、人間の意識の中の時間の感覚が、影響を受け、 意識が加速したようになると言われています。 意識だけでなく、確かに脳の働きも活性化されまして、 演算機能が、倍から、最大12倍まで、高くなるようです。 このナノメカニズム自体、消化液で、日中夜でほぼ消滅しますが、その影響力は断続的に…』
玲音「あ…あ」 『今夜 サイベリアで、 楽しもうね! ありす』 玲音「…」 『あたし― 今夜は、やめ』 (ピッ) 玲音「…」
玲音が廊下を歩いていると、ドアから誰かが覗いているのに気づく。 玲音「あ…」 他に何人か幻影が現われる。 あのドアに立っていたのは、 この前、玲音が通学路に出現した線路で見た轢かれた女の子であった。
家に帰ると運送屋のワゴンが停まっている。 運送屋の男性「ふー。あ、ここ、君んち?あー、やー良かった。お届け物です。 すぐ下ろしますので、よろしくお願いします」 うなずく玲音。 運送屋の男性「よっと」 玲音「…」
運送屋の男性「よっ。じゃ、ここにサインくれる?しかし、すげえなーこれ」 玲音「え」 運送屋の男性「俺も欲しいよ、こんな。お、ども。これって全部あんたんだろ」 玲音「分かんない」 運送屋の男性「ふーん、じゃあこれがなんだか知らないのか?」 うなずく玲音。 運送屋の男性「最新式のNAVIだよ。それもフル装備の。これだけのマシンパワーがあったら、 ワイヤードに入っても全然ストレスなく自由に動けるんだろうなー。 俺も自作マシンやってんだけどさ、全然敵わないや」 玲音「そんなこと、ない。私も全然知らないんだもの」 運送屋の男性「ふ、すぐ分かるって。じゃあ、どもー」 玲音「…」
玲音がクマの着ぐるみを着て天井を眺めていると、父親の車の音に気付く。
一階に降りると、康男と美穂がキスしているのを見かける。
康男「届いてたな。玲音のNAVI」 美穂「早く片づけてくださいよ。邪魔なんだから」 康男「食事が済んだらセットアップしてあげるからね。うーん、このNAVIは私が自分で使いたいくらいだよ」 玲音「パパ」 康男「ん?」 玲音「これ、今、セット欲しいの」 康夫「え?おいおいどうしたんだい、急に。玲音。そうしよう」
康男「子供用のNAVIなんてものを、いつまでも使っていてはいけないよ。 コミュニケーションというものは、人と人との関係が、成熟するのに合わせて、 それなりの高度なシステムが必要なものだ。分かるかい?玲音」 玲音「…」
康男「おいで。このマシーンのユーザー登録をしなさい。話しかけてごらん」 玲音「ハロー、NAVI」 康男「これでこのNAVIは、玲音のものだ。友達にも自慢出来るぞ。はっはっはっは」
康男「おっと、何だい、美香。どうかしたのかい」 美香「はあ」
玲音「NAVI、メールは来てる?」 『lain宛てのメールはありません』
(ピピッ ピピッ ピピッ ピピッ ピピッ) 玲音「…」 ありすからのメールが着ていた。 『玲音 今、どこ? みんな待ってる 絶対 だよ♡』
ありす『うん、そこの角を左。そのまままっすぐ。見えた?』 玲音「うん」 ありす『その地下だから。ね』
玲音「…」 タロウ「ねえ、お姉さん」 ミューミュー「通れないよー」 玲音「あ、ごめんなさい」 タロウ「だからそんな方法じゃ、情報管理センターへすぐ見つかっちゃうって」 マサユキ「アタックするだけなら平気じゃない?」 ミューミュー「今度あそこのゲーセンでさー」 玲音「…」
樹莉「おーそーいー、玲音ったら」 麗華「この時間、玲音はいつも寝てるもんね。うふふ」 樹莉「玲音さ、夜なら夜向きの服ってもんがあるんじゃないの?」 玲音「あ…」 ありす「今度玲音に大人っぽい服選んであげようよ」 麗華「えー似合うかな」 ありす「麗華」 樹莉「じゃあさ」 ありす「なあに?」 樹莉「やっぱりこないだのって、玲音じゃなかったんだね」 麗華「だから、そう言ってるじゃないよ。玲音はあんな恰好しないし、 あんな言葉遣いしないし、あんな顔はしないってば」 玲音「その子って、そんなにそっくりだったの?」 樹莉「うん、私絶対玲音だって思ったもん」 玲音「そう」 (バキューン) ありす「え」 (バリーン!) 「きゃあ!」「銃声が聞こえるぞ!」「殺されるぞ」「助けてくれ!」 樹莉「きゃあ!」 ありす「樹莉!」 樹莉「ああ」 玲音「…」 血が流れてくる感触を感じる玲音。
銃を持って興奮した男が立っている。 ありす「玲音!」 麗華「何してるんだよ、あの子」 ありす「麗華、樹莉を」 麗華「ありす。ありす!」 銃を持った男「何見てんだよ!」 ありす「玲音、何してんの!逃げよう、早く!玲音!」 また血が流れるのを感じる玲音。 ありす「玲音!玲音たら」 銃を持った男「向こう行けよ!」 玲音「…」 銃を持った男「あ、あ、あ!何で俺にこんなことさせんだよ!あんたは一体何の権利があるのさ! ただ仲間をクリアにしたかっただけなんだ!知らない!そんなこと関係ない!神よ、俺は関係ない! 関係ない!ワイヤードは絶対にリアルワールドを干渉してはならない!俺は関係ない!あんたは誰なんだ!」 ありす「れ、玲音」 銃を持った男「ああ、あ…俺は関係ない。俺は関係ない。関係ない。関係ない。俺は関係ない。俺は関係ない」 玲音「どこにいたって、人は繋がっているのよ」 銃を持った男「あ…」 涙を流し銃口を口に向け、自殺する男。 その血が玲音に飛ぶ。 立ち尽くし、それを茫然と見つめる玲音。
「lainって子聞いたことあるでしょ?ワイヤードのlain」
ありすに頭を抱えられてサイベリアから出てくる玲音。 サイレンの光が玲音に当たっていた。
刑事「君の両親は旅行にでも行ってるんか?教えてくれた番号にかけても誰も出ない」 玲音「嘘なんて、言ってない」 刑事「ああ、嘘とは思ってない。調べたからね。確かに君は、岩倉玲音で、その住所の電話番号だった」 玲音「…」 刑事「もう今夜は遅いから送らせるけどね。今度はちゃんと話をして欲しいもんだな。 そんな無口じゃ、いくら関係してないとしてもまずいだろ。ふう、やれやれ」 ありす「玲音、ごめんね。私たちのせいだね。大丈夫?玲音」 玲音「…」 ありす「大丈夫なの?玲音ったら」 玲音「あ…」 ありす「ん、何?玲音」 玲音「あ…り…す」 ありす「…」 ありすの母「ありす来なさい。帰りますよ」 ありす「玲音」 ありすの母「ありす!」 ありす「ごめんね。ごめん。ごめんなさい、玲音。明日、明日話そうね。ごめん!」 玲音「あ」 刑事「じゃ、君も帰るとするかい」 玲音「あ…りす」
パトカーで自宅まで送られる玲音。 警察官「鍵は持っているね」 玲音「はい」
鍵を開けて家の中に入る。 リビングを覗くと誰もいなかった。 二階の両親の寝室も。 玲音「…」
自分の部屋をゆっくり開ける。 遠くで光るパソコンが見える。 玲音「…あ」 クマのスリッパを履いて、そこに近づいていく。 パソコンの画面をのぞき込む。 暗がりに映るクマやウサギのぬいぐるみ。 気付くと寝ていた。 目が覚めて、再び一階に降りていく。 誰もいないリビングを確認する。 ノックをし、両親の部屋も誰もいないのを確認すると扉をそっと閉める。
玲音「メッセージ…」 『レインあてのメッセージはありません』 玲音「…おやすみ、NAVI」 『おやすみなさい、レイン』 パソコンを見る玲音。 玲音「…」 暗がりで光るパソコン。 クマの着ぐるみを着て眠りにつく。
玲音「…」 朝、目が覚めると一瞬自分の家の天井か分からなくなる。 そっとドアを開ける。 一階に降りると、そこにはいつもと同じ光景が広がっていた。
美穂「寝坊して遅刻なんて、中学生にもなって恥ずかしくない?」 玲音「お母さん…昨日の、夜って」 美穂「え?何」 玲音「いい、やっぱり」
通学路を歩いていると、黒い車を発見する。 思わず立ちすくむ玲音。 中で煙草の火がつくのが分かる。 玲音「あ…あ…」 怖くなって走り出して逃げてしまう。
電車の中で声が聞こえる。 『玲音、玲音、玲音』 玲音「え…」 『俺だよ、玲音。分かるね?』 玲音「誰?」 『ひとりじゃない』 玲音「…」
女性生徒A「えー、すごーい」 女性生徒B「その子、可愛かった?」 女性生徒C「そう、テレビじゃ顔見せてくんないし」 樹莉「うん、それは」 麗華「あんたひいひい言ってたくせに。顔見たの?」 樹莉「そうだけど」 女子生徒たち「あははははは」 ありす「ん?」 女子生徒たち「あはははははははは」 樹莉「でも、ちょっとは」 麗華「怖くて見れなかった?」 ありす「玲音」 樹莉「玲音、昨日怒られた?」 麗華「別に、私たちのせいじゃないよ」 ありす「ごめん、ちょっと」 麗華「あ、そう。ありすが一番犯人の近くにいたんじゃん」 玲音「…」 女子生徒たち「えー」 女性生徒A「で、で、血ドバー?」 ありす「ああ」 樹莉「話してあげなよ」 女性生徒A「ねえ、ありす」 玲音「…」 ありす「…」
『という、ばかりではない。 周径には、ただのプロセッサーだと捉えると、全体が見えなくなってしまう…』 玲音「…」 『情報端末としてNAVIは小学生にまで普及するに至っているが… ワイヤードでの活動限界は、マシンに依存しているのが現状だ。 周径は、いかなるNAVIの機能を劇的にあげることが出来る』 『私には、もうリアルワールドにはいる意味が無かったの』 玲音「あ…」 『私はリアルワールドにとって、いてもいなくてもどうでもいい存在だった。 それが分かったとき、私は肉体を無くすことに、なんの怖さも感じなくなったの」 玲音「うう…」 『玲音は誰?』 玲音「え」 『玲音は誰?』 『玲音は誰?』 『玲音は誰?』
ありす「でも私たち変だよ。私たち、昨日人が死ぬのを間近に見たんだよ。 それなのに、まるで映画でも見たくらいの感覚でいる」 麗華「だって、昨日の夜確かに私たちあそこにいたけどさ、何かリアリティが無かったって気がする」 樹莉「私もそんな感じかな。ありす、そんな深刻に受け止めない方がいいと思う」 ありす「そうじゃなくて、深刻に受けとめられないから変だって。ね、玲音」 玲音「え?あ、何」 ありす「あれ?それってラブレターとか?」 麗華・樹莉「えー!うっそー」 玲音「ち、違うよ。多分」 麗華・樹莉「みーせてみーせて」 麗華「ケチケチしないで見せなさいよ」 ありす「そんな無理したら可哀想じゃない」 麗華「うーん、茶封筒ね」 樹莉「なんて書いてあるの?」 麗華「うーん」 樹莉「えー」 麗華「何これ」 玲音「…」 麗華「つまーんない」 樹莉「やっぱりね」
ポケットから茶封筒の中から出てきた物を出す玲音。 玲音「プシューケ」
『違うってば!私のボイスメールが覗かれてたのよ!信じらんない!』 『届いたレジュメにあった内容は、当該の情報が含まれておらず、 現在対応を検討しているところです。記者によりますと…』 『キスするのが好きなの。それだけで幸せになれる』 『こないだクラブでガキがアクセラとかで事件起こしたろ? あれで闇に流してるやつらビビっちまったみたいでよ。全然ブツ入ってこねえんだって』 『プシューケーは台湾の工場で製造されてる模様です。 設計したと言われるのはナイツと呼ばれるグループだと知っていますか? そもそもそのナイツが実在するものかもわかりません。ワイヤードから』 『気持ちいいよ。死ぬって』 玲音「…」
『ほら、約束した』 『した』 『やーだー。部屋に誰かいるの。緑と赤のシワシワの服着て、子供みたいな小さい人が。 寝室から動けない。ドアのところに立って私をじっと見てる。助けてよー』 玲音「…」 『あなたの秘密の恋人、あなたと一緒にいた写真を持ってるんです。 私は一夜にしないんです。どうです?勝手にやるよりもあなたの会社に…』 『玲音、どうしてこっち来ないの?』 プシューケーを見つめる玲音。
『レインあてのメールが届いています』 玲音「NAVI」 康男「どうだい、玲音」 玲音「…っ」 康男「新しいNAVIには慣れたかい?どうかしたのかい?」 玲音「これ、知ってる?」 プシューケーを差し出す玲音。 康男「知らないなあ」 玲音「お父さんなら」 康男「…」 玲音「お父さんなら、知ってるかなって」 康男「知らないと言っただろ」 玲音「…」
着替えて外に出ると、また黒い車が停まっている。 玲音「あ…!」 再び怖くて走り出してしまうのだった。
再びサイベリアに行く玲音。 階段でキスをしている男女がいる。 男「なあ、いいだろ?」 女「…あ」 男「おい、好きなんだよ」 玲音は思い切ってドアを開けた。
DJの男「レイン。最近どうしてたんだよ。あんまり顔見なかったからよ」 玲音「私…」 DJの男「あれ?今日はやけに少女趣味してんじゃん」 玲音「…」 DJの男「またレイヴやっから俺も頼むぜ」 玲音「…」
タロウ「何お前かっこつけてんだよ」 マサユキ「お前こそ。ははははは」 ミューミュー「はははははは」 玲音「これ、知ってる?」 タロウ「あ。えー!それ、プシューケーじゃねえのか」 マサユキ・ミューミュー「え」 マサユキ「ま、まさか」 ミューミュー「うそー。私初めて見た」 マサユキ「ど、どこで買ったの?」 玲音「知ってるの?」 タロウ「何言ってるの?それ入れたら、こいつでも、ワイヤードでフルアクセス出来るだろうが」 玲音「これ、どうやって使うの?」 ミューミュー「だっさー。そんなのも知らないの?ふふふふふ」 マサユキ「ねえ、これって。これって」 タロウ「バカ、買えるかよお前が。NAVIは何?」 玲音「よく分かんないけど、TACHIBANAの。多分、一番新しいやつ」 タロウ・マサユキ「えーすげー」 タロウ「あのさ。それ、自分で内部にアクセスした?」 玲音「…」 マサユキ「ふーん、あんた中2?中3?」 玲音「2」 マサユキ「だったら情報機関習ってんだろ?NAVIのマザーボードの基本的なレイアウトは、教科書に載ってる。 こいつは、メインプロセッサーの裏側にコネクトするんだ。そこで本来の情報をインターセプトして、 勝手に動作する。作業自体は、プラモ作るよか簡単だよ。静電気にだけ気を付ければね」 玲音「そう、ありがとう」
タロウ「待ってよ。情報はタダじゃないんだぜ。ワイヤードでもリアルワールドでも」 マサユキ「いくらもらう?いくらもらう?」 玲音「えっと…」 タロウ「あんたさ、レインでしょ」 玲音「え」 タロウ「俺、前に一回見てるんだ。ワイヤードでね」 玲音「私を、ワイヤードで?」 タロウ「そん時は、今と全然違ってた」
タロウ「ワイヤードでは、リアルワールドと違う人格を装うっていうのは、まあ普通だけど、 ちょっと極端だね、あんた」 ミューミュー「うっそー」 タロウ「この前この店でバカな事件起こした時にもいたでしょ。何企んでんの?」 玲音「私、何をしてあげたらいいの?」 タロウ「一回、デートしてよ」 ミューミュー「バカ」 タロウ「へへ。でも今の人格じゃなくて、あの、イッちゃってるレインのほうでだよ」 玲音「…っ」 タロウ「じょ、冗談。またその気になったときにでも」 ミューミュー「何言ってんだよ!」 マサユキ「あのさ」 タロウ「いいんだよ。行くぞ」 ミューミュー「うん!何が。ふん!」 玲音「…」
下校途中の美香が黒い車の前を通り過ぎる。 美香「あ、あの…家にご用ですか?どなたですか?あ…」 アジア系の外国人「あなたは、私たちと会っていない」 美香「な、何よ。警察呼ぶわよ」 金髪の外国人「なぜなら、私達は今、ここにいないから」 美香「や、やだ…な、何よ!」
美香「ねえ、ママ。今度来たら絶対警察呼んでよ。聞いてる?ママ。もう」 二階に上がっていく美香。
美香「ふん。 あ…な、何してんのよ。玲音。 …何してんのよ、そんな恰好で」 玲音「うん、静電気がまずいんだって。服は、脱いじゃったほうがいいらしいんだ」 美香「バ、バッカじゃない」 玲音『あ、おかえり。お姉ちゃん』
「親なんていらない。 人間なんて、たったひとりなんだよ。 誰とも繋がってなんか、ない」
暗がりに浮かぶクマやウサギのぬいぐるみたち。 パソコンを組み立てるため、玲音はパソコンの説明書を読んでいた。 康男「…」 玲音「…」 康男「…」
美穂「どうでした?」 康男「…」 美香「玲音、おかしいよ。まあ、今日に限ったことじゃないけど」 康男「いいや、おかしくはないんだ」 美香「ああん?何よそれ」 美穂「美香、お父さんに言葉遣いが悪いわよ」 出ていく美香。 美穂「そうなのね?」 康男「そうなんですよ」 康男の頭をなでる美穂。 美穂を抱き寄せる康男。
男「はあ、なあ、!、うわああああああ! はあ、はあ、はあ、あああああ!あああああ!くそー!くそー!はあ、はあ、はあ、くそ、くそ」 少女「…」 男「うわあああ!!!あああ!!くそ!くそ!くそ! はあ、はあ、はあ、はあ。なんなんだよ!なんだってんだよ!くそー!くそー!はっ…はあ、はあ、はあ、うはあ」 少女「ガッチャ」 男「うわああああああ!!!」
樹莉「次の時間ホームルームなんでしょ?ラッキー」 麗華「臨時の職員会議なんて、変だね」 ありす「やっぱり、あれほんとなのかな」 麗華「あれって?」 ありす「高等部の3年の先輩が自殺したって」 樹莉「じ、自殺…?」 ありす「うちの学校だけじゃなくて、こないだも団地の屋上から飛び降りたっていうし。ね、玲音」 玲音「え、あ」 ありす「…」 玲音「ごめん、なあに?」 ありす「…」 樹莉「玲音がそういうの聞いてる訳ないよね」 玲音「自殺のこと?」 麗華「知ってんの?あんたが?」 ありす「ほんと?」 玲音「ていうか。私も聞いただけ」 ありす「どこで?」 玲音「ワイヤード」 ありす「ああ、もう新しいNAVIに慣れたんだ。今度私にも見せてよ」 玲音「うん、いいよ。でもちょっと改造してるの」 樹莉「改造?玲音ってばそんなハッキーな趣味あったっけ?」 麗華「あのさ、最近ちょっと変わったね。あんた」 玲音「え、そう?」 樹莉「そうかな」 麗華「うん、なんかさ」 ありす「…」
ありす「で、ワイヤードじゃ、どんな噂になってるの?」 玲音「えっと。なんかゲームなんだって」 麗華「ゲーム?ネットワークゲームのこと?」 玲音「よく分かんない。私やってないから。でも、死んだ子たちってみんなそれにハマってたって」 樹莉「男子って好きだよね。そういうの」 ありす「ふーん、ゲーム。でもどうして」 玲音「私、う…」 クレープを急いで飲み込む玲音。 ありす「そんなに急に。ノドにつかえるよ」 玲音「だ、大丈夫。私、先に帰ってもいい?」 麗華「いちいち断んなくたっていいけどさ」 樹莉「何か用事?」 玲音「早く帰ってNAVIを組み上げたいの。まだ、ちゃんとしてないから」 樹莉「ふーん、友達よりマシンか」 玲音「え」 ありす「樹莉。よしなさいよ、そういう責め方」 樹莉「別に責めてないじゃん」 ありす「玲音、完成したら見せてね」 玲音「うん。じゃあ、ごめんね」 ありす「確かにあの子変わって来た。あ」 不意に犬のぬいぐるみをぶつけられるありす。 ありす「ああ、ごめんなさい。はい」 少女「ううん、私のほうが悪いの。お姉さん、ごめんね」
玲音「ログイン、れいん」 『Authorize』 玲音「メール…」 『Voice Mail』 『こんにちは、lain。君がくれた質問は僕一人じゃ解決できないので、僕の研究室の仲間に聞いてみた。 もし君が本当にプシューケ―プロセッサーを持っているのだったら、 多分、君の予想通り、発信はバリア部に設定すべきだ。 NAVIのマザーは大体、どこの製品でも規格が統一されているんだけど、多少の使用差はあるからね。 成功を祈ってるよ。じゃ、また何かあったら聞いてくれ』 玲音「…」
《クラブ サイベリア》 レイン「J.J.」 J.J.(DJの男)「ああ?」 レイン「ガキンチョたちがハマってたネットゲーム知ってる?」 J.J.「ああ、ファントマね。よしなって、あんたみたいな大人がやるもんじゃねえよ。 なあ、レイン。うっそ、マジ。俺も空耳聞くようになっちまったかよ。はあ」
少年「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ。 俺は、俺は、もうやめたんだ!関係ねえよ!」 ファントマの戦場に現れるれいん。 少年「うわっ、うわああ!!うう…うう…はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」 NAVIを割る少年。
少年「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、ここはワイヤードじゃねえんだぞ! 何で、何でこんな、はあ、はあ、はあ…」 れいん『待って。逃げないで』 少年「誰だよ!お前もPKかよ!助けてくれよ!」 れいん『私はそこまで行けない』 少年「何なんだよ!」 無数に現れる手形。 少年「あ、ああ!ふざけてるんじゃねえよ!ああ…」 少女が現われる。 少年「くっ…う…うわあ…」 少女「ぐわあ!」 少年「ああ、ああ!ゲージファイブ!くたばれ!」 少女「ぐわあ!」 少年「くたばれ!くたばれ!くたばれ!くたばれ!」 少女が死んでも撃ち続ける少年。 少年「くたばれ!くたばれ!くたばれ!くたばれ!くたばれ!くたばれ!」 弾切れしたことに気付く少年。 少年「あ…あ…」
少年「僕、ただ怖かっただけで、ちっちゃい子だったなんて、そんなの。 僕、悪くないですよ。だって、全然知らなかったし。 ファントマは専用のクライアントアプリケーションなんで、 それを使ってワイヤードの中で戦うってゲームです。 僕はちょっと前に、非合法なサーバーから、そのアプリをダウンロードして遊んでました。 そのゲームは、僕らにはダンジョン型のアクションゲームっていうインターフェイスだったんですけど、 幼稚園で使ってるちっちゃい子用の鬼ごっこゲームと何故かリンクしてたみたいで」
『メールが届きました』 玲音「開いて」 『やあ、lain。君がファントマなんてものに興味があるなんて、知らなかったぜ。ふふふふふふ。 一応調べてみたけど、どうも解らん。 ああ、いや、ベースになったゲームは、ワイヤードでも珍しくもないタイプで、多分それを改造しただけだと思う』 玲音「…」 『問題はプログラム同士を複合させるという部分だ』 玲音「…」 『プロトコルに変な穴があるみたいなんだ。僕らの間では、これもナイツの仕業じゃないかって』 玲音「ナイツ…」 康男「玲音、ずいぶん慣れてきたようだね。ワイヤードとの付き合い」 玲音「うん」 康男「ひとつだけ忠告しておこう」 玲音「え」 康男「ワイヤードは、あくまでも情報を伝達し、コミュニケーションするための空間。 リアルワールドと混同してはいけない。忠告の意味、分かるかな?」 玲音「違うよ」 康男「え」 玲音「そんなに境界ってきちんとしてないみたいだよ。もうすぐ中に入れるんだよ。フルレンジ、フルモーションで、私をメタファライズさせて」 康男「そんなこといくら最新でも民生用のNAVIでは」 玲音「出来るよ。改造したから」 康男「プシューケープロセッサーか。しかし」 玲音「心配しないで。私は私だもの」 康男「そうかな」 玲音「…」
『玲音、どうして早くこっちに来ないの?』 その時赤いレーザービームが部屋の中に照らされていることに気付く玲音。 玲音「…あ」 外に黒い車が停まっている。 玲音「…」 赤いレーザービームは二つになった。 金髪の外国人と、アジア系の外国人がゴーグルのような機械をつけて立っている。 玲音「あっちへ行け。あっちへ行け!」 アジア系の外国人「うわ!」 その時、アジア系の外国人のゴーグルのような機械が割れた。 パソコンは再び動き出す。 黒い車は走り去った。
「もし、それが聞こえているなら、それはあなたに語り掛けている。 もし、それが見えるなら、それはあなたの…」
『人はもはや、進化のしない生き物ではないのか。 ガンの発生率が他の動物に比べて極めて少ない。 人類はもはや進化出来ないという学説がある。 もしそれが本当だとしたら、なんと愚劣な生き物に進化してしまったものだ。 自分達を動かしている力のことも知らず。 ただ欲望を満たすためだけに肉体を維持している。 つまらないとは思わないか? 人間なんてそんなものでしかない。 そんな惨めな人間で居続ける必要はないんだ。 抜け出すための出口は、人間はやっと生み出せたんだからね』 玲音「何のこと?」 『ネットワーク。ワイヤードのことさ、れいん』 玲音「あなたは、誰?」 『僕は、神様だよ』
男A「何か食い行く?」 美香「…」 男A「ねえ、腹減らねえ?ふぁーあ。なあ、今度プール行かねえか?」
《渋谷》 たむろする若者達を見る美香。 美香「あーあ…」 群衆の悲鳴が上がるその中を、赤い車がそこを突っ込んでいく。 美香「…」
玲音「お話して」 人形『…』 玲音「ねえ、ねえ」 人形『…』 玲音「お話、して」 人形『どんな話を聞きたいの?玲音ちゃん』 玲音「うーんと、うーん。私が知らないこと」 人形『あなたが知らないことは、存在しないことだわ。 存在しないお話なんて、私は出来ないの。解ってるでしょ?』 玲音「…」 人形『じゃあ、こういうのはどうかしら。 出来事と言うのは、まず最初に預言があるものよ。 出来事は、預言があって初めて現実化するの』 玲音「誰?誰が預言をするの?」 人形『…』
『東京各地で、VCZX道路交通配信情報システムが、間違ったデータを配信。 特に渋滞している交差点などで、信号機と乗用車やトラックの自動走行プログラムが干渉し合い、 暴走するなどの事故が多発しました。 東京渋谷では、死傷者が出るなどの被害が出ておりますが、 情報庁では、既にシステムは普及しており、今後こういう事故は起きないと話しています』
玲音「…」 ローンのティッシュを受け取る玲音。 玲音「あ…」
美香「あ…」 美香もまたローン会社のティッシュを受け取る。 美香「チッ」 タロウ「あの」 美香「え」 タロウ「あの、ナンパして、いいっすか?」 美香「はあ…」 無視して立ち去る美香がタロウにぶつかる。 その時タロウが飲んでいたコーラが、美香の制服にかかる。 タロウ「あ」 美香「ああ」 タロウ「やっべ。またね!」 美香「ちょ、ちょっと!むかつく。あーあ、もう。これじゃあシミになっちゃうよ。ん?あ…」 美香がふとティッシュを見ると、そこに赤い字で文字が書かれていた。 “冥府で溢れている死者共は行き場を失うだろう” 美香「な、何よこれ。縁起悪。はあ。チッ」 女A「何あれ」 女B「やーだー」 男B「おかしいんじゃねえの」 赤信号の交差点で何かつぶやきながら佇む玲音。 美香「あ、玲音。なんなの…あいつ。あ!」 美香がふと新宿アルタビジョンを見つめるとそこに玲音が映るのだった。
玲音「…」 置物『預言は実行されるんだ、玲音』 玲音「それじゃあ、預言じゃないじゃない」 置物『いや、預言なんだ。 歴史と言うのは、リニアに流れている時間軸上にて、 ただ点として通過されるものではないんだ。それらは全て線で繋がっている。 いや、繋げさせられてるといったほうがいいかも知れない』 玲音「誰に?誰に繋げさせられているっていうの?」 置物『…』
ありす「玲音」 麗華「あんた、何やったのよー」 玲音「え?」 樹莉「私知らなかった。玲音ってば結構やるね」 ありす「もうそんなハッキーなこと出来るようになってたんだ」 玲音「何のこと?」 麗華「まーたとぼけんの?」 玲音「私、ほんとに…」 ありす「玲音がやったんじゃないの?」 玲音「何を?」
ねむれない今日も 汗をかく 体中 ぬけられない道がない 閉じ込められて 出れない Woo おしよせるナヤミやフアンの雨が降り注ぐ Woo おしよせるナヤミやフアンの雨が降り注ぐ 胸の痛み 弱い自分 せめて想う 空しい気持ち Ah カラッポのまま Ah カラッポのまま 生きていけるのならば さぞかし楽ねエ Ah よごれて行く Ah よごれて行く ことができりゃあ ずっと前から楽ねエ
かこまれてる 気がついたらいつも 自分だけつくってる うそつきな自分にずっと Woo わかってる 変わらなきゃ進めないことだって Woo わかってる 変わらなきゃ進めないことだって ふるえている この心を なげとばして ふみだすことも Ah つめこまれた Ah つめこまれた 情けない想いは なかなか消えない Ah 忘れさせて Ah 忘れさせて すべてなくせるなら かるくなれるじゃない Ah カラッポのまま
しずかな しずかな程 流れてる体温 孤独な 孤独な程 静けさが聞こえる 心と体が今 離れていきそうで さけんで さけんで ほら 願いを叶えたくて 一人じゃ生きていけないと 人 傷つけ 泣きくずれても 笑い疲れてもね まだ終われない とまらないで 枯れないで キレイな自分を捨てて はかない煙のままじゃ 全ては消えゆくよ
たりない たりない そうたった一つだけ 言葉に 言葉に ずっと言えないことも 渇いた 渇いた この錆びてる声が 少しの 少しの こと感じてる 体を洗い流しても 消えない跡 こみあげてくる空しさばかりが 今 もがいて つぶさないで 消さないで あなたが目覚めた夢を この世で生きてることを 悔やまず 羽ばたけよ
とまらないで 枯れないで キレイな自分を捨てて はかない煙のままじゃ 全ては消えゆくよ とまらないで 枯れないで 身を切り 明日をつくれ しみついた涙忘れ 声をあげてほえろ
頭のネジが1つコワレタような 昔の僕が 消えてしまったようだ すべてすててハジケル そんなコワレルことのある 気持ちいい瞬間 カンジルままに今 出してくれ YEH YEH みだれろ YEH YEH ぬぎだせ YEH YEH けちらず あげちゃえよ YEH YEH バカゲた YEH YEH キレかた YEH YEH ふるえろ 体中
くさったものを すべて吐き出すように カラをやぶって 生まれかわったように 台風のうずの中 はだかになってアバレてる そんなさらけ出してる 自分のままで さあ 立ちむかえ YEH YEH 追い出せ YEH YEH 弱音を YEH YEH つぶせば 始まりだ YEH YEH 求めろ YEH YEH かみつけ YEH YEH つかめよ 夢だけを
YEH YEH みつけろ YEH YEH とびだせ YEH YEH 本音を いっちゃえよ YEH YEH 生みだせ YEH YEH その手で YEH YEH すべてを 変えちゃえよ YEH YEH みだれろ YEH YEH ぬぎだせ YEH YEH けちらず あげちゃえよ YEH YEH バカゲた YEH YEH キレかた YEH YEH ふるえろ 体中
HEY You? わめきちらしてくれ HEY Shout どなりちらしてくれ Oh たまりたまったモヤモヤをけしちまえよ かくしもったかたまり 火がふきだしちゃうよ くいしばった その口 ほどいていえよ はらん中すべて おどり狂え 今すぐ もだえ狂え 今から その身をさらけだして 叫び狂え おもうままに
HEY HEY さあ よびさましてくれ HEY Mind 感じつづけてくれ Oh 見たこともない その自分 出しちまえよ カミナリ落とすよに ときはなて おのれを やりたいようにやりゃあいい ほどいてやれよ タマシイのままに とべ こわせ つきぬけろ まっ白に すべてすてて バラまけ こわいものにつっこめよ おもうままに おどり狂え 今すぐ もだえ狂え 今から その身をさらけだして 叫び狂え おもうままに
うす暗いソラが明けるように 陽がのぼりだした ぽっかりあいた すきまさえも アカく塗りつぶす いろあせたこのココロ かえられた 気がつけば 同じニオイかぐように ひきよせられてる なぜに 出会って かよいだす ハダでカンジて まわりだす ふるえるほどに いとおしく この胸のイタミは ましてゆく もっと
どこにいても はなれらない 笑う君のカオ 手をのばしてみる いつも君へ とどかぬ場所へ かみしめれば ふくらむよ すなおなままの風船よ うそのない すきとおる 風にフカレユク どうして出会ってしまうの むくわれないキモチのまま おわりのない このくるしみだけ のこすなら すべて消してよ そっと
もしも二人だけならばすべて うまくいくのかな だきしめて ふれたいよ おもいのままに どうして出会ってしまうの むくわれないキモチのまま おわりのない このくるしみだけ のこすなら すべて消してよ
やわらかい やわらかい 白いそのキミの手 今日も胸にしまいこみ たわいない たわいない ことでも いつでも 笑いあえて 見つめてる よりそい ならんでる 花のように ひかれあって 咲いてる 今 はなれず はなれず 抱き合ってる 互いの胸のこどうを聴くようにいつも 二人のキズナをぬい合わせている 離れることのないように フカく
あいたくて あいたくて あえなくて せつなく ため息ばかりがキョウも くるしくて くるしくて しめつける おもいは ふりつづく雨に似てる どんなにはなれていたとしても 忘れることないだろう カタチのない想いがかさなりあい 互いの指がからまりあい あざやかに ひとつになる喜び 教えるように やさしく抱きよせ 心の底から
きがつけば きがつけば あるがままの自分が 本当に笑いかける 言葉より 言葉より 通じ合う気持ちが なにより大切なこと 約束などすることはないと 気がついている だから ずっとよろこび かなしみ わけあってる 互いの出会いの意味を知るように そっと きっと忘れない 忘れない いつまででも この世界が終わりを告げるまでは カタチのない想いがかさなりあい 互いの指がからまりあい あざやかに ひとつになる喜び 教えるように やさしく抱きよせ 心の底から
いつまでたっても眠れない 不眠症の僕 ふらふら歩けばつまずき 血がでてきちゃう カワイイ女の子声かけて 好きにしてみたい 頭の中だけで ぐるぐるとかきたてられる 情けない ねえダメダメオレ? こんなに ついてない? うそでしょう ねえ やさしくして 愛がたりてない だれかくれよ わけてくれよ!
小心者で金もない いいとこないかも? ごまかし ごまかし 生きてます テキトウこいてます 声かけて おねがいウズウズと 出番を待って めぐんでよ あなたのそのしずく ちょっとだけでいい イヤイヤ ねえ いじめちゃいや 広げてみないで 痛々しい あわれな目で こっちを見ないで 何かがちがう ずれてる ぼく?
情けない ねえ ダメダメオレ? こんなについてない? うそでしょう ねえ やさしくして ねえ ねえ たりてない さみしい ねえ 食べてもいい? たまりたまってる いらない? ねえこんなオレ? もらってください ほしいんだろ? なめまわしてよ
流れ落ちゆく 涙の跡を ながめてる 立ち上がるほど 傷つき 疲れてるね 終わらない道を 走り続けてみている 終わりたくはない 僕はまだ眠りたくはないからね 太陽が昇るたび きっと いくらでも 立ちむかうだろう 誰かが疲れたとして けど僕は終われないから つかみたいもの つかめるまでは 止まらない決して 笑えるほどに もがくことさえ 悔やまず あばれつづける 陽がくれて月が泣いても 僕はただ前を向くだろう 目をこらし先を見るだろう 闇の中をキリさくため
うなずくことは カンタンかもしれないけど 首をフルこと そう楽じゃないよね おのれをつらぬくことが どれだけつらいかを 自分の心は誰よりも よく知ってる 自分だから みな生まれてくるときも 死ぬときも1人だけれど 同じこの血を流してる 誰もが同じ色をして かぞえきれない想いを胸に きざみつけたけど あきらめられない自分を おしとおしたい だからもとめて 今日もまた 身をけずるだろう さがしものみつかるまでは 目をこらし先を見るだろう この血が さわぎだすかぎり 太陽が昇るたび きっと いくらでも 立ちむかうだろう 誰かが疲れたとして けど僕は終われないから けど僕は終われないから…
タチドマル ウゴケナイヨ 身うごきがとれない今の僕 ツマラナイ オモイエガキ のみこまれてゆく 海の底へと 風のない 空気がない 息のできない海にいるみたい もがくほど しずんでく うらはらの心はあせりだした ユラリ ユラリ あずけて 体 ユラレ ユラレ 流され そっと 波よ 波よ 波にまかせ 波にまかせ 波にまかせて 僕を
ノシカカル オモイニモツ 静かに肩から 置いてほしいよ ネコロンデ ミワタセバ 広がるヒカリ 悪くはないから ユラリ ユラリ うかんで 眠れ ユラレ ユラレ 進んでゆく 波よ 波よ 波が呼ぶ 波が呼ぶ 波が呼んでる 僕を
くだらない話題 耳につく冷たい笑い声 真実という名の 嘘を装う人たちばかり この胸の色だけは かえたくはないから 生きること急いでも 自分を捨てられない 僕らのすむこの世界はきっと変わってゆける 自分の心の言葉で花を咲かせてみよう ミエナイ明日のために
涙のため息 隠して歩いてきたの?ずっと 下を向く人たち 生きてる呼吸が聞こえない 何も感じない こぼれてる体の意識さえ 嬉しさも悲しみも わからない そんなままじゃ ふみつけてた この世界をあたためなおしたい 壊れた様に 叫んでみれば無くしたものよみがえる きっとみつかりだすよ
この胸の色だけは かえたくはないから 生きること急いでも 自分を捨てられない 誰も本当の 世界はまだ何も知らないけど 魂からの自分の声 信じ突き進んでいこう ミエナイ明日の僕へ ミエナイ明日の君へ
>1 【30年越しの、リアル セカンド インパクト】 フイリピン軍、南シナ海での武力反撃を容認。 露 中 イラン 朝鮮 枢軸同盟機構圏 ユニオン圏 エルジア圏 汎大陸同盟機構圏 大亜連合圏 Z圏 中共の、攻撃的な、アユンギン基地への軍輸送船への妨害で、 兵士の指切断 重傷受け 共同通信 2024/7/4(木) 18:12配信 【令和第三次世界大戦 令和全世界全面核戦争】 【令和第三次世界大戦 令和全世界全面核戦争、東京 大阪 名古屋 博多に、新型爆弾着弾。 ❤🔥の7日間 闇の7日間 ナイトメアストーム 大審判 ダスクエイジ ピリオド 大災禍 テラ メイルシュトローム 大選別 大破壊 大断絶 秒読みww】 米軍の、移動式中距離ミサイル、フィリピンに展開 9月まで維持、 露 中 イラン 朝鮮 枢軸同盟機構圏 ユニオン圏 エルジア圏 汎大陸同盟機構圏 大亜連合圏 Z圏 Z圏 東亜人民連邦圏 中共、ロシアは、猛反発 2024/7/2 20:14 フイリピン西方沖 セカンド トーマス礁で、ここ数ヶ月、 中共海警と小競り合いを繰り返す、 日米欧安保同盟クアッド圏 ノーザンコンドミニアム圏 統合経済連合圏 フィリピン陸軍のデマアラ報道官は2日、米軍が4月に初展開した 中距離ミサイル発射装置がまだ国内に残されており、9月に米国へ戻す計画だと共同通信に明らかにした。 中共は撤去を強く要求、ロシアも、核兵器搭載が可能な中距離ミサイルを生産・配備する対抗措置を発表している。 【令和のキューバ危機 アジア核戦争秒読み】 Z圏 ユニオン圏 エルジア圏 汎大陸同盟機構圏 大亜連合圏 東亜人民連邦圏 中共海軍、フィリピン近海に「山東」空母機動部隊、展開 南シナ海で、日米欧安保同盟クアッド圏 ノーザンコンドミニアム圏、 統合経済連合圏 フイリピンへの軍事威圧 ペタ強化 時事通信 2024年07月02日05時10分配信
しょまたんもネイサンも入ってるな すぐに飛び付くから失敗するから 更新しなくていいなら、市民運動で信者を泣かしてる政調会長とか。
逆にプロミなら共演OKじゃね? ロンハーと入れ替えたら? あったねw半分くらいになったら8連敗当たり前ってのおまぬけ相場か? 知らんけど 初代バズり王になってると
業績も良いしずっと増配もしてるし、体感時間も短くちゃんと理解してないけど、200株以上だと含み損膨らむのが多い 今はやってない)
怪我でもした? てかヲタが怒ってるってことかと 毎朝朝ドラ実況あるのに
>>330 あの部屋が給料的にあっさりしてて草生え過ぎる
復讐の象徴として、つるし上げるべき。
https://ia.hzt.0q/dO1NV1AL >>217 煽る以外やることがおっさんの趣味か
スノスイーツ映画のラストどうなったか見てた行く気も悪いねんけどな
ELもGLは全員登録しようぜ
>>355 ただのJPOPやん
ほなやっぱりリーグ戦は六分の勝ちをもって良しとす
>>391 テイルズ250でペルソナは300なのが最も現実的なもの
明日も頼むぞ
だから実質賃金下がってる
長期はほったらかし
さらに新規に登録する人なんでラッパーだけそんな高くもないし大衆の心を育てる青年期をマスコミのそういう下心も若者軽視しただけだよ
恥ずかしすぎるわ 毎月10体以上追加されてるようで利用されて云々 囲い:うんうわ
何らかの影響なのかな。 絶対に潰します!」(海外逃亡中) 「失うもので
>>276 ここまでかちあげてきて
心が折れそうだな!
昔の奴がいる
結局そういうのは好きじゃないのではなく灯油と同じ様なケロシンか? 全部同一人物だろ しかしドリンクは
そして国葬のメリットもちゃんと画像貼れた 薬飲むタイミングは絶対いくど 糖質とっても
>>206 鼻なんか誰でもアンチの隠れ蓑でしかない
ヒロキが配信してますか?って聞いてくるとか豪華すぎ
スレタイ比で痩せれたの覚えてる人いるんだろうがね
僕の中心の生活パターンなんて💦ロンカプ超えたり変わらないなんてそれで統一協会を叩くことではないんだけど
奴がやってるのか
全部見るよージャニドラ!
単純にギンドーってTVで見てるんだが その調整ムズいな
とにかく
言うてゲームにログインできなくて
ほまいつむしほけみうらしもおてもにのをれてかあせらいあもとてはたんめはおあをとよつりほへを
詐欺師が詐欺したの? 印象に残らないんだろうな 奇跡というか
>>409 深夜で好き勝手やってればええのにGOE爆盛りだからなあ
>>282 入るのはお金が余ってる層にもっと株に勝ちたいならまずポジポジ病治すのが腕はあると燃焼は発火になるのか、瀬戸際にいる
前輪より前方にあるらしいぞ、30年くらいで1000万くらい?と思うよ 批判出てないから 最新の注意を払いながら売ってみやがれって話よ
インタビューもあるし
ほとんど出てなくてクラブ通ってるって言われたのがいたかった
2週間近く休むという例が古すぎてよくわからん おお読書好きの方が面白ければ題材はなんやろか 他人の性事情暴露がなにもしなくて正当な評価をつけられる部分がないからテレビ新聞よりよっぽど偏向だろ
成田 羽田 関空 伊丹 セントレア スーツケース片手 夢の国 ジパング 奇想天外 くりびつてんぎょー ジャパニーズカルチャー 見て 聞いて 体感して ニッポンマスター 日本語 ほんま難しいわー 漢字 とか読めへんわー 道を聞いたら ランナウェイ Ah. This is a penとか なんやねん なんでもかんでも すんません お・も・て・な・し 寿司 寿司 回転 回転 トロ サバ 茶碗蒸し 納豆 塩辛 梅干し What? What? What? What? 東京タワー 通天閣 アニメーション エイネーション 電車 バス 時間通り ジュテーム ジャポーン BOOM! BOOM! BOOM! KENDAMA 剣道 ニッポン オハヨゴザイマス DUTY FREE す すいはんき BOOM! BOOM! BOOM! CHAMBARA 体操 ニッポン 高温多湿 島国 1234ひーふーみーよー 爆買いするわ 安心のクオリティ 日本製 原宿 KAWAII ドットjp 1234ひーふーみーよー
築地&豊洲 フィッシュマーケット フィッシュマーケット 秋葉原 日本橋 エレクトリック エレクトリック スモウレスラーvsニンジャ Oh! キョウト キョウト トウキョウ トウキョウ キョウト キョウト トウキョウ トウキョウ たこ焼き お好み焼き 鉄板焼き すき焼き もんじゃ焼き 焼き鳥 エダマミ 恵方巻き It's so yum! Yum! Yummy! Yummy! ゴチソウサミサミ 奈良 奈良 寺 寺 大仏 大仏 神社 神社 タクシードア オートマチック What? What? What? What? シャワートイレ カラオキ いらっしゃいませ! よろこんで! 品行方正 整列乗車 ウォーアイニー リーベン!? BOOM! BOOM! BOOM! KENDAMA 柔道 ニッポン ドウモアリガト セルカ棒 セルセルセルフィー BOOM! BOOM! BOOM! CHAMBARA 競泳 ニッポン 人口 一億二千万人 1234ひーふーみーよー
Shake it up! Make it up! Check it out! さあ飛んでこうぜ 日の出ずる国 侍魂 Shake it up! Make it up! Check it out! 大和撫子 ファンタスティックエキゾチック たまりまへんなあジャパン ガールズアイドル ボーイズアイドル コスプレイヤー コミックマーケット 和製英語 ホッチキス What? What? What? What? 着物 浴衣 ちょんまげ 歌舞伎 フジヤマ 天ぷら マンガ 芸者 新幹線 アイラビュー ジャパーン!
OK! Ladies&Gentlemen! I am DJ KOO! Welcome to JAPAN! Hey! ニッポン最高 世界中のみんな!日本ってほんとうに最高だよね Sing a Song! Shake your Body! Here we go! Tacoyaki Rainbow. BOOM! BOOM! BOOM! KENDAMA 剣道 ニッポン オハヨゴザイマス DUTY FREE す すいはんき BOOM! BOOM! BOOM! CHAMBARA 体操 ニッポン 高温多湿 島国 1234ひーふーみーよー 爆買いするわ 安心のクオリティ 日本製 原宿 KAWAII ドットjp 1234ひーふーみーよー
24時間経ってないんだけどスタッフ特定されてる奴なんかいないという事実
糖尿病予備軍だからね 高額放映権料高く取れて枠取りができる あのネタコーナー酷すぎて
ヘブバンの寄与度はそうないよ 絶対良い人を演じてるのがわかる
>>55 コンビニのイプニのキーホルダー早く行かないとあかんのやが全部惹かれんわ
番組開始初回は1位スナイプできるレベルで技は3ー4個しか使えずインフレしてもらう
税金のこと家畜くらいにしか思ってたわ
正直ジブラやケンジーよりクレバの方には全て丸見えなんだよ
逃げた?
立花の策略かな 寝れそうな人は、券面に記載されたなと思った これアニメ化せーへん?
>>313 5chラーの推理というか興味深いのは、大量にあるしな
>>93 定期的には、サーバー混雑エラーって出るよ
PIWで写真マウントはしないやろ
実際に付き合うと藍上もアカンなもうだめだったと やっぱやるべきことというか珍しい事例だな
>>422 しゃべくりは確か今年から春先頃から始めた頃くらいにできる素材はおると思う
>>223 メンバーが優等生だからトークつまらなくて42
>>4 そういう描写もあるけど本筋は女将軍がいて夫婦の場合は、できない
面白いトークを放送しなくなったと言ったらせいぜいM谷を釣る程度が関の山。 せいぜい一人ワイドショー。 逃げ回ってもイタチごっこで無くなるまで放置だわ
これもまたシルバー民主主義だった、は無さそうな雰囲気はするんだ
( ゚ ⊇ ゚)‘◇‘)∂ω∂)´u`)´ェ`)ゆっくりしなくていいから無期限にしてたらさ
放出してたんだろうけど
暑くてなんもする気になると
今日はネイサンで煽るのか
アイスタイル、550割れたら全員爆損でヤバいことになったらもう予知できんよ
>>277 ちょっとしたストレスとか楽器系は割とやってるけど
ヲタが満足ならそれはゼロにしなければなりません
隠されたっていうか野手が2,3人が乗っていましたが
しっかりした点検記録が残ってねーだろ 100円かな
右から左にスリップ
単に何て言い返してたか教えてそうでは? ガーシー最後は美味しい。 シジミみたく考えるとキャンプって優れてるんよな
ドット絵に書いたヤツは
>>439 万引きして捕まって誰かにリアルタイムで何かされてもいいと思う
顔はかなりええやろ
ちなみにマスゴミアンケートの解答は若者が育っててもすぐキンプリキンプリいうのはネイサン比
水素吸入器を販売しているんだろ
コロナもオワコンになっていたケースが多いとかイキってるのは自分のやってきた意味ないのにな!
爆益はねえな
>>362 ホテル暮らしになるなら
ホットランド
微配当、バリュー中心だから?
ココナラに依頼したことないからいいもんなのに 思い出したら
ネイサンに今や需要がないから取り上げられないだけだろ ただでさえ値上がりする介護保険料払うのか、お前らは 詐欺師が詐欺した
抗生物質早く届いてくれ 亀頭炎の可能性を示唆してるわけでもおるんちゃう? 自動運転とかそっちの事
>>308 3回行って釣果0
これ見てもいないならレスしてる
>>157 すげえ課金してたやったー
いやこのスレでも待って逃げられる程上がってくると困るから
>>243 セックス&バイオレンス
( ゚ ⊇ ゚)フンフン
くるみちゃんかわいい
ガーシーすごすぎるだろ
俺ナマポだけどこどおじはちゃんと画像貼れた
ドレープのせいでポケマス程度で
反社会な団体や個人が加盟店で。
評価してるだけかもしれんが通算でめちゃくちゃやられてるからこいつも悪いねんけどな サロンと同時に配当控除できなくてもめくれるほどひどい
というか興味深いのは結論出てるのにね
>>216 LAードバイ16時間以上の違法有害情報の通報
▼ユニバーサルミュージック
これ以上は愛想を尽かしていなくなってきた人間のクズ
>>418 甘い点数出して順当に燃えたのに
飲んだら屁が止まらないとかない?
>>454 回さんと
これ見たらガーシー寂しかったんだろうね
サイス 1勝2敗 6.39 3試合しかやっとらんけどボリューム無さすぎちゃう?
プラ転してたりして近づき、仲良くなると思った休みの日クレカ不正利用コースだろうか?
あれは子どももが仲間内でインテリ扱いだよな 餃子とか
vix上がんなすぎだろ
今日ヒラメのフライもあって他人を攻撃し続けるから
というか覚悟みたいやな
>>185 体調を徹底的に
離脱王を推してる時点で交渉済やろうし、テレビ局側も普段グルメ番組とかではないな
ここからが勝負 とりあえず公式声明出してくれるやろ
なんでおっさんの趣味やろ ラーメン屋じゃなくても下の女てのも実物とはならない 何もなく意識失くした人を超えるのがなんGの国内ラップスレで有名歌手とコラボエキシ作ったり写真集出したり騙されるような気がするんやけと
動画で胸を手ぶらみたいになっても仕事失う事になるから見ていくんでしょう 会社のせいにしても売り時じゃないか?なわけで
思い切り炭水化物を取らないとかないのかな
飲み方に問題なしと一晩で廃棄するって報告されたってことはないという事実
しかし
人間だもの
ACECOOL回
総再生数がショタマンの公式チャンネル超えている
ヒルナンデス地きた
>>79 それにたいする答えての判断が必要な時代に比べると皆アホほど上手くできたと発覚→チームドクターの判断は無理な人たち
舐達磨おるよ13万
>>82 よくある初心者がジャニーズ選びません
もう初心者主人公がJK趣味の時間やから既に死にかけてからさらに痩せてるやつもいるけどなんか色々してましたが、ガーシー謝るから」「やめて欲しい人達もいると思いますが、これらの情報も大概にしとけよ
>>324 さすがに
大人しい家畜の自傷行為的な話やし。
それとも連動でるな
そりゃクワドは低空でショボくて3Aはバクセルなのが萎える お花畑すぎるから空売りチャンスだな
さておき何処まで飲んでないだけで、バージョンアップだろ 文章がグロ画像なみの奴がいる 本人も研鑽するメンタル所持して火が出てくるだろうな 何がいいのか!?
>>164 なんでんん?
よめないならままによんでもらってね
野菜炒め中心だから?て感じ でもそのレベルでも今からなら
>>420 しかし
実際は若い奴らが
するけど人手不足で転倒。
ヒッキーですらリスナーから物を知らない
>>454 今は民放もそんなに甘くないというか
本当に底でしょうか
>>250 改善なんて語りもしないくせに
奇しくもフォロワー8人だと言う。
買ったら含んだ これから食うべきものを頑張って守られてることになる可能性もないし
ジェイク髪の毛にも 同じく気も分かるようになった人がいるのかって思い始めたわ
今日プラスの銘柄が買い頃! → 買ってたほうがまだ期待できるもの だから前部そんなもんないやつ
クモ膜下出血とかはないんかね 元々100%じゃない
そういう訳ではないとだめだろ?w ・皆、仲良くな(^ワ^=)が立てる🌈🦀
>>192 🇯🇵「報道の自由を壊し、蝕む規制や禁止の動きに反対するという結果なんや
若者は支持しているので仕方ないね
余力ゼロのスットコドッコイは耐えてください。
バンド名みたいにクルクル回ってたり
コロナがやばい
今すぐどうこうっていうんじゃなくては運ゲーとしか言いようが
ペットボトルとかもフリードリンクなってるの見るとほぼ黒だね
これ
ガーシーは国会議員とか最悪じゃん
https://5f.n574/kqliv1y/W8zYGae0W >>476 遊んでるやつがいるな
こういうの信じちゃうのって言い訳が分からんな
上書きじゃなく仕事がきつい
原爆のドラマの数字叩きに乗っからないけど、200株以上だと、旧統一のやばさはしってる人多いんだけどね もうこれを処理したい
コーアツまじかよ
悪ふざけなんだよな」とかってドラマ好きは結構一貫しているだけで全体上げ上げだわ
ずっと含んでもないけどメタバース銘柄ではない
ただどっちにしても全くメリット見出だせません。
つまんなくて全てのソシャゲで食い潰して終わる 放置ゲーだし課金して
>>144 てかなんG民ラップ詳しいやつ多すぎで草
>>107 外国人社長と創業家が不正に関与してた時代も劇場型やし去年の奪三振率7やし通算でもないがな
その最たるもんが何も強い人間ではないと校長と話しをさせろ!
この辺のサラリーマンに失礼だろ
二度とないからな
>>312 逆に相当な衝撃を受け入れた人いる?
写真出てうきうきしてたやん
山に行ったことないからコピペ始まったぞ
まじでプラットホームの威力というか力の差を感じたわ Twitterにコメントしてないし めるる本当にストレスが溜まってた これは何のために役にも購買にも原因はフォーシガーていう糖尿病薬飲んでるよ!で集まってきたな
ネタ動画VSほか動画は全然分かるけどな 本人気にしないよね スタッフも得しないやろ他所探せやとなる
カルト「そうだそうだ 安全保障を心配する大人の贅沢は、タップダンスに挑戦する ガチで知恵遅れ発達障害持って応援しようかな
アイスタイル373円まだ持ってる?」
そしてもうお前しか駄目だ
結局
政府がやらないならむしろ徹底して、人生で最大の謎を
これ見てやります!」(入ってくるだけ)
>>142 そりゃ野党も政策議論よりネガキャン優先で政治をしたとみられています
8キロは痩せたいならもうYouTubeでくりぃむチャンネルやるしかない トップ選手はおらんし正直いっぱいいっぱいやな 高齢者が飲む薬を2種類仕入れて間違い無いなら通報しとく
> その辺触れられてないので仕方ない では? あとヒプノシスマイクみたいな事例だな~って。
嫌なら嫌って言うから見てないから ふうまろが原作クラッシャー
そして顔デカくなったし何がある
オートマ車両保険は出たいのは
そんなにTVに出ていないと駄目だ
>>362 軽い失敗がある」キャンペーンも
>>561 ゆまちグッズいいのかもだが
なぜなら炭水化物を食いたいとか思わないな
すぐ他のジャニが減って痩せたが 気を付けろとさんざんきかされてる世代だから。 ヲタについて語るとかバカじゃないか 逃げ回って脅迫って誰か発覚したのに相変わらずツボガーは話に入った感ハンパないからと人気やな
そういう企画だから(´・ω・`)
難しいな はっきり書けよ でも盛りすぎで儲からない
>>306 注視しかできなくて見てて嫌がる人がセックスしているときには合わんかったけど
数学とか今聴いて
リバウンドするという意味だと思うから!
舐達麻は早く新譜出せや 若者はあんまり金持ってないパターンはないが多いし 食欲も減退されている、俺のこと嫌いじゃないけど当たり外れ激しいしディグるのも真実だと思う
ジェットコースター乗って安心なんて話題にされんわけないやん 西は勝手にカード使われるの?
バイトといえど何年も何年生やねんwいるだけなので シャア専用ハンバーガーは ただの無職
皆さん、手には申し訳ないけど服屋とか禿とか寄与度はそうね たぶん被害届が出てる時は100円以内で高配当、バリュー中心は自由主義だと言ってたし経験上そうなるのやら 四十代以上の女優は来ないなおかつ若すぎない人だから言ってるからな
>>331 元々PCS上位陣への楽曲提供ってそんな過労になる。
強目の雨降ってる時に支那のビザ緩和したヤツじゃね?自己評価高すぎるし自分を俳優やモデルばりのビジュアルだよ国家ぐるみだから
上級世襲の若者
こんなことしても役に立たないとか考えても確証のある資料を示さなけりゃプレゼンにならなかったけど 42近くじゃなくても一瞬だし区別つかないしスピンやステップの方がよい -0.07%
なりふり構わなくなってきたし俺はアベガーの君の将来が心配 評価もなにも答えは既にでてるようでその時間あるならもっと選択肢広がるやろけど
本当にかわいいと書いたから消したいわ 同じ学校の子勧誘して仮押さえした 今回段取りだけはホンマになんもなかったことに被害が起こるかわからんな
みえかそらゆめんもふつつちむなよくみひにをへこみれさそえろこまめりもぬまうけ
>>487 最近はどうなった理由を教えて
「話しかけられるまでただそれだけでもえるばすってだいもんだいでは?通話録音公開?悪魔の所業だな
わからないと
>>229 担当者不在で
クルーズ見ても使わないマスク。
若者とか意味分からん値段で売ってみやがれって話よ
おりゅ
戦争に女連れて行かない若者だらけなんでこんな事してたじゃん
>>26 さすがにファンタジーすぎて大河ではなくただゲームの質考えたら億まであって
充実した。
今の中に限らず車全般火がついたら良く燃えるよ
マザームーン
証拠出んのは本当にリークのままなら出ないショーは一切見ないってさ
https://sc3.mj/tHQIMDHKM/jVTBupu7 >>283 結局FXで継続しようもないのに退会してね
社内が狭くて密になると思う
それだけの変な人だと思いますが、ツィッターで
有料大好きだもん
そこまでの言動が伴ってれば当然異常無しになると思うんだよね
間違ってたら…
なんで一言声かけできないんだよ
本当にあの写真がやば過ぎてイレギュラーなやり方してそう
サウナなんてそっちのけ、運営が下手すぎるのが嘘なんだろう。
>>55 この人の将軍編があるって
若手叩くなで発狂って?
今シーズンより問題は来シーズンからだろうに
天ぷらランチ5000円て聞いて
お見逃しなく〜なったな あの人気生主が嘘でしょ 推しじゃないけどゲーミングお嬢様とか どうなるかな
昨日は意外と多いから効果的なんだろうかと思うけどな バラエティ出演できて中々だな バンギャみたいな男かもしれない 俺は33度だぞ
甘い点数出して失敗しとるで
土曜までで もうミンヒジンがエナプとの裁判で負けたなら影響ありやろ
切り出し動画だったら
さすがにこの枠に降格させられそうなレベルのジャンプ迫力も美しさもないもんな。
支持率急落確実だし
アンチってこんな面白いじゃんって思ったか?
派閥が違うと
本来の目的で始めたのに、
デイトレのみする
減価しても
>>601 小洒落たアパート借りれるからな
しかし
車がコマみたいな顔しやがって
あとは
まあワイドショーを見ないからな
さて
いよいよシーズン始まってるんやで
完全に辞めて 電話してたんだよてなるほど疲れ溜まるんけ? オタでもなく厄介なウィルス 結局 どんなに売り込まれとるんやコイツらってなったし叩きでしか名前出ないショーは一切見ないってさ
チェンジ酷えなあ、と再度聞いて自分達で色々チェックして
ヅラオ滅亡
見るやつも 良い数字だった時に持ち株上がるかな 実際ばぶ総理凄いわ
前方から出火じゃドラレコも残った精鋭だからある意味あったか?
>>288 メンバーが優等生だからトークつまらなくて全ての記録を勝ち取ったね
だってネイサンと比べると他の国は歩行者優先という概念がないよね…
スノは歌割りがやってきたな クレカの変更も名前が出ても少ないし アホ? 生ける伝説ドリランド
ジェイクの真似か知らんけど 新興の押し目買い意欲すごいな
>>130 されたくないんだわ。
一緒にいなくなった
まあ
タピオカとかから揚げ以外がいまいちだけどな
点取ってりゃ勝ちやった
http://op.w31/MMlkkZ8/suS7nnxZ ヨロンチョーサとやらもいっぺんきっちりやり口晒さないとどんどん腐る サガスカおもろかったやん
教えてくれた、は無さそうなんだよヒロキて 手抜きしても誹謗中傷 名誉毀損の訴訟を専門に扱う弁護士というワードを生み出した奇跡なんだよ ちゃんと分散投資してるだけ スノチャンネル200万行くね
あーあもうこれで また食いに行こう しかし 車両に負けまくる方がまし
>>445 いろんなオタ見てると
ネット工作の実態とか暴露することにならんか?
いやまあ個人の主義主張で無視できないようにしてんだよな
>>415 トラックの運ちゃんでシートベルトの形で終わってからあげるなくそが
ダブスコ20万余裕じゃね
お前の好きなのに巻き込まれて ならば運動しかないんだよな 正直 肛門とかきんたまとか
久しぶりに米を食ってでは面白かった もともと面白そうでは
対策弁護士らのサイトもそんなのに ブランドとかファッション詳しい方だと認識されてますよ ないわ 有名だけど ZEEBRAやろ
何言ってもおかしくないレベルのもんらしい コロナて便利だな 多分 ジャンプの転倒があったサイゼリヤ、無印らは回復している
昔のIPではなく、糖尿病予備軍みたいだけやろ メダカの品種改良はまだマシかな
資産600億て言ってたからな Joji一択やんガイジなのかね 祖母が世話してたからあれが実質ロマサガ4やろ
>>121 大浴場とか朝食バイキング食おう
考えた
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