ヴィシュヌ・シュレスタ(1975〜)インド陸軍所属、グルカ兵
2010年9月に実家に帰る途中、不幸にも列車強盗に遭遇してしまう
強盗は40人ほどで銃や刃物で武装しており、シュレスタは強盗が乗客から金品を収奪するのを最初は黙って見ていたが
強盗の一人が18歳の少女をレイプしようとした
横では少女の妹が泣き叫んでおり、それを見て激怒したシュレスタは所持していたククリナイフで強盗の喉を切り裂き殺害
そのまま死体を銃弾からの盾にし最終的に強盗3人を殺害、8人を負傷させ撃退
シュレスタ自身も左腕の動脈を斬られ、出血多量で2ヶ月入院したが完治した
40人をナイフ1本で撃退した英雄としてインドとネパールのニュースで報じられた
助かった少女の家族は大いに感謝し多額の謝礼を渡そうとしたが
「兵士は市民を守るのが務め、強盗と戦うのは私の人間としての義務」
と言い受け取らなかった
その後インド政府から勲章を授与され、シュレスタは退役を決めていたがインド陸軍に一時的に呼び戻され昇進
より多額の年金が受け取れるように手配され
終身航空無料券と銀のククリナイフ、5万ルピーのボーナスが与えられた
シュレスタ曰く強盗の一味と間違えられて刑務所に送られるのが不安だった、本当に安心したとのこと
Bishnu Shrestha(英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Bishnu_Shrestha