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岡山市は25日、人気ゲーム「桃太郎電鉄」とタイアップしたシティプロモーション事業を10月からスタートさせると発表した。
特設サイトで“桃鉄”のオリジナルゲームを展開。日本遺産の「桃太郎伝説」について楽しみながら知ってもらい、市の地名度アップや観光振興につなげる。
パズルやクイズを組み合わせた謎解き形式で、パソコンやスマートフォンから楽しめる。
「桃太郎社長」「キングボンビー」といった主要キャラクターが登場。
ゲームを通じ、桃太郎伝説のストーリーや構成文化財の吉備津神社(同市北区吉備津)、造山古墳(同新庄下)に関する知識を深めることができる。
大森雅夫市長は記者会見で「老若男女問わず参加できる事業で、市の認知度や好感度のアップにつなげたい」と述べた。
桃鉄は、すごろく形式で全国を巡り不動産などを買って資産を増やすゲーム。
1988年に1作目が発表され、今年11月に新作が登場予定。シリーズでは、購入するとゲームを有利に進めることができる物件「桃太郎ランド」が岡山に登場し、シンボル的な存在となっている。
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