高支持率の立憲民主党とは対照的に希望はズタボロだな
小西ひろゆきは希望が安保法制容認を破棄しない限り民進と希望で統一会派を組むのは反対で、
執行部と刺し違えてでも阻止するって言ってるな
もし民進が今のままの希望と統一会派を強行するようなら小西も離党して立憲入り確実だな
過去最低 小池知事の支持率 希望の党幹部「もう党と関係ない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171218-00000550-san-pol 産経新聞社とFNNの合同世論調査では、
希望の党前代表の小池百合子東京都知事の支持率が29・0%(前回調査比11・2ポイント減)で、過去最低を記録した。
衆院解散前の9月には66・4%に達していた高支持率は、もはや見る影もない。
小池氏は前回調査直後の11月14日に希望の党代表を辞任し、都政に専念する構えを示したが、
支持率浮揚に結びつかなかった。党幹部は18日、「小池氏はもう党と関係ないから、(支持率低下の)影響はない」と冷ややかに語った。
もっとも、小池氏と離れても希望の党の低空飛行は相変わらずで、支持率は前回比1・6ポイント減の2・3%だった。
同じく民進党から分裂した立憲民主党(支持率13・9%)との差は際立つばかりだ。
小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki)
枝野代表「(希望との会派結成は)立憲主義や安保法制について違った意見の人が・・・会派を組んだりしたら野合そのもの」。
民進と希望の会派結成も野合そのものだ。
憲法尊重擁護義務と「立憲主義を断固として守る」と定める民進綱領に基づき執行部と刺し違えてでも阻止する。
希望の党は安保法制を容認した上で集団的自衛権行使に関する法改正をするとしている。
しかし、希望の党は憲法9条からなぜ集団的自衛権行使が可能になるのかその論理すら示していない。
これは手続き的にはその「論理」を7.1閣議決定で示した安倍政権よりひどい解釈改憲である。統一会派などあり得ない。
党綱領に「立憲主義を断固として守り、国民主権と平和主義の基本理念を堅持する」「専守防衛を前提」と定め、
「安保法制は違憲」の党見解を有する民進党が希望の党と統一会派を組むためには、
希望の党に安保法制容認を破棄してもらうしかない。そのための政治を行うのが民進党執行部の本来任務である。
民進が希望に安保法制容認を破棄させずに統一会派を組んだら、民進と立憲民主の間に決定的な亀裂が生じ、選挙協力も困難となる。
立憲は統一会派に野党第一党を奪われ、国民マスコミからは民進も希望と同じく安倍政権の補完勢力と批判される。
戦前の三国同盟と同じく、希望との会派結成は亡国への道だ。
仮に、希望が安保法制容認等を破棄するなら(希望の創設者等は同意しないと想像するが)、
立憲民主に断られた結果としての民進・希望のみの統一会派でも一定の意義があると考える。
立憲民主に負けない正当な理念・政策を掲げ、通常国会で切磋琢磨すれば三党所属議員らの結集の道が拓けるのではないか。
前原代表らの詐欺行為により理念・政策無き野合選挙に陥り、党を分裂させ、
国民や支援者に多大なる苦痛等を与えた歴史から何も学んでいない。心底情けない。
安保法制容認に加担することは、違憲の戦争で死傷する国民の苦しみに皮膚感覚を持たず、
安倍政権下の議会政治破壊を肯定するということである。
私は、希望の安保法制容認の方針を批判しているのであって、希望の個々の議員を批判しているのではない。
毎日、希望所属の尊敬する元民進議員らとは「民進の理念・政策を基礎として一つの党に結集しよう」と議論をしている。
希望が理念・政策で割れて、民進と立憲と一緒に新党を作ればいいだけである。
「政治は理念・政策に基づく必要あり」というが、理念と政策の本質議論が永田町では殆どない。
希望の綱領には「立憲主義に立脚し」とあるが集団的自衛権を容認する同党から
「なぜ、国民投票なく国会内閣の判断で国民を戦死させることが許されるのか」との立憲主義の本質についての説明はない。(続く)
(続き)同じく希望の綱領には「現実的な外交・安全保障政策を展開する」とあるが、求められているのは「現実的な」といった抽象語ではなく、
集団的自衛権行使の政策上の必要性と合理性の具体的説明(=立法事実の立証)である。
これも、未だ「リアルな安全保障」を唱える政治家から聞いたことがない。