東京理科大学は経営学部に関して理系的な視点が必要と考えている。
特にビジネスエコノミクス学科については分析力をキーワードとして、ビッグデータと呼ばれる膨大なデータをどう処理し、その中からいかに有益な情報を見いだすかを学ぶことに重点が置かれている。
理工学をベースとしてデータ解析を行い、そのデータを企業経営にどう役立てるかを考えるためのデータサイエンスについて学ぶのがビジネスエコノミクス学科。
ビジネスエコノミクス学科については数学3を選択して受験することができるし、両学科とも受験科目を英語と数学だけで受験することが可能。
理工系の大学である東京理科大学が経営学部を持つ役割の一つに、理系的な観点から企業経営に切り込むことが必要と考えているそうだ。
東京理科大学が2017年の東京理科大学経営学部入学者について調査したところ、理系出身の学生はビジネスエコノミクス学科が78%、経営学科が42%だったそうだ。
東京理科大学経営学部については純粋な文系の学部というわけではない。
というより経済学・経営学は数学的、情報的視点が必要な分野だし、近い学問領域として経営工学(industrial engineering)を学ぶため理工学部に経営工学科、経営システム工学科などを置いている大学も多い。
経営学には生産管理システム、情報システム、プラントシステムを学ぶことも必要だし。
また、金融機関が事業活動を通じて取り扱う様々なリスクを計測するための金融工学という近い分野の学問領域もある。
早稲田大学人間科学部、慶応義塾大学経済学部や環境情報学部、国際基督教大学教養学部、東京理科大学経営学部。
どれも文系と考えられがちな学部だが、意外と高校時代に理系クラスに在籍していた理系出身学生が多い。
国際基督教大学教養学部は自然科学の受験者はそのほとんどが理系受験生だし、科学技術や自然科学の学問分野の大学院に進学して理系就職す学生も多い。
https://univpressnews.com/2017/02/14/post-924/ http://2chb.net/r/jsaloon/1566029734/127 http://2chb.net/r/jsaloon/1598715518/142