菅原一秀経済産業相が就任からわずか1カ月半で辞任した。週刊誌に公職選挙法違反の疑いを指摘され、国会の場で説明責任を果たさぬままの、事実上の更迭である。
重要課題が山積する中での、なんともお粗末な閣僚の辞任劇である。そもそも、そのような人物を重要閣僚に抜擢(ばってき)した人事こそ責められる。
安倍晋三首相は「任命責任は私にある」と謝罪したが、安倍内閣では過去にも桜田義孝五輪相らが発言や疑惑をめぐり、相次いで辞任している。
人を見る目がないのか、派閥の力学による人選の弊害なのか。いずれにせよ、「任命責任」があまりに軽い。大いに反省すべきである。
https://www.sankei.com/column/news/191026/clm1910260002-n1.html
重要課題が山積する中での、なんともお粗末な閣僚の辞任劇である。そもそも、そのような人物を重要閣僚に抜擢(ばってき)した人事こそ責められる。
安倍晋三首相は「任命責任は私にある」と謝罪したが、安倍内閣では過去にも桜田義孝五輪相らが発言や疑惑をめぐり、相次いで辞任している。
人を見る目がないのか、派閥の力学による人選の弊害なのか。いずれにせよ、「任命責任」があまりに軽い。大いに反省すべきである。
https://www.sankei.com/column/news/191026/clm1910260002-n1.html