韓国紙が、米政府がいずれ韓国に「踏み絵」を迫るとし、韓国政府が中国ではなく米国側にいるということを鮮明にしなければ見放されるという記事を掲載している。
朝鮮日報は5日、同氏コラムニストのキム・テジュン氏による記事『米国が韓国大統領選結果を注視する理由』を掲載し、このように主張した。
キム氏は、政権末期に入ったムン・ジェイン(文在寅)大統領が「不意に《終戦宣言》を繰り返しており、チョン・ウィンヨン外相は中国擁護と北朝鮮擁護に熱上げている」と指摘し、「おそらく最後に、南北首脳会談試したいというあがきだろう」と分析した。
キム氏は、チョン外相が先日、訪米先のフォーラムにおいて、「反中ブロックは冷戦思考」「韓国が米国と中国の間で選択する必要があると思わない」などの発言をしたことを挙げ、「韓国外交の首長の現実認識がこの程度なのか。それとも、中国へのおべっかなのか」と批判した。
キム氏は、米元政府関係者が「次の紛争地は北東アジア」になる可能性を示唆したことや、米国が米日印豪のクワッド(QUAD)、米英豪のオーカスAUKUSなどで対中国包囲網を築いていることを挙げつつ、「米国は近いうちに韓国に《どちらにつくか》の選択を要求するだろう」と言及した。
その上で、「これは韓国として国家の千年の大計を見通す選択でないはずがない」とし、場合によっては「北朝鮮問題と絡み軍事的戦争を甘受するところまで追いやられることもあり得る」とキム氏は警告する。
「韓国は千年以上も陰に陽に中国の支配を受けてきた」とキム氏は述べ、「私たちは、そのように振る舞うことで併合の恥辱を免れた」と説明する。しかし、「中国は今も私たちを属国としてみるかのような兆候が散在している」とと指摘した。
キム氏は一方で、「これに反して、米国は韓国に領土欲がない」とし、「中国と日本の中に閉じ込められ、大陸の半島として位置づけられた私たちだが、米国のもとで、米国の導きによって世界に出ることができ、産業化と民主化も成し遂げた」と評価する。
そして「このような状況と歴史を考慮すると、韓国にとってそれでも安全(?)な選択は、米国しかない」とし、「中国と共に歩めば中国の《属国》を免れることができないが、米国と共に歩めば《能力ある弱小国》の座を維持することができる」と述べている。キム氏は、中国の鼻先で米側につくことが大きなリスクであることにも言及しつつ、「それでも中国は共に歩む友ではない」と断定した。
キム氏は、「米国も昨日の米国ではない」とし、原潜問題でみるように「中国牽制のために豪州を引き込むため、伝統的友好国であるフランスの利益までも無視した」と指摘。
その上で、文政権のような「中国に隷属した政権が続くなら、米国は近いうちに韓国を手放す」と述べている。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「20代が野党(支持)に移った理由だ…」
「国家の安全保障を考えるなら即政権交代されねば…」
「米国に核保有を要求できる絶好の機会だ…」
「国の未来の100~200年を考える政治指導者であるべき。自身の任期のみ考える指導者はいらない…」
「…多者間の外交交渉だってあるのに、無条件で文在寅政権を反対したいのだな…」
「説得力のない記事だな。なぜ米国に従わないといけないのか…盲目的な追従は危険な思考だ」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
http://korea-economics.jp/posts/21100501/
朝鮮日報は5日、同氏コラムニストのキム・テジュン氏による記事『米国が韓国大統領選結果を注視する理由』を掲載し、このように主張した。
キム氏は、政権末期に入ったムン・ジェイン(文在寅)大統領が「不意に《終戦宣言》を繰り返しており、チョン・ウィンヨン外相は中国擁護と北朝鮮擁護に熱上げている」と指摘し、「おそらく最後に、南北首脳会談試したいというあがきだろう」と分析した。
キム氏は、チョン外相が先日、訪米先のフォーラムにおいて、「反中ブロックは冷戦思考」「韓国が米国と中国の間で選択する必要があると思わない」などの発言をしたことを挙げ、「韓国外交の首長の現実認識がこの程度なのか。それとも、中国へのおべっかなのか」と批判した。
キム氏は、米元政府関係者が「次の紛争地は北東アジア」になる可能性を示唆したことや、米国が米日印豪のクワッド(QUAD)、米英豪のオーカスAUKUSなどで対中国包囲網を築いていることを挙げつつ、「米国は近いうちに韓国に《どちらにつくか》の選択を要求するだろう」と言及した。
その上で、「これは韓国として国家の千年の大計を見通す選択でないはずがない」とし、場合によっては「北朝鮮問題と絡み軍事的戦争を甘受するところまで追いやられることもあり得る」とキム氏は警告する。
「韓国は千年以上も陰に陽に中国の支配を受けてきた」とキム氏は述べ、「私たちは、そのように振る舞うことで併合の恥辱を免れた」と説明する。しかし、「中国は今も私たちを属国としてみるかのような兆候が散在している」とと指摘した。
キム氏は一方で、「これに反して、米国は韓国に領土欲がない」とし、「中国と日本の中に閉じ込められ、大陸の半島として位置づけられた私たちだが、米国のもとで、米国の導きによって世界に出ることができ、産業化と民主化も成し遂げた」と評価する。
そして「このような状況と歴史を考慮すると、韓国にとってそれでも安全(?)な選択は、米国しかない」とし、「中国と共に歩めば中国の《属国》を免れることができないが、米国と共に歩めば《能力ある弱小国》の座を維持することができる」と述べている。キム氏は、中国の鼻先で米側につくことが大きなリスクであることにも言及しつつ、「それでも中国は共に歩む友ではない」と断定した。
キム氏は、「米国も昨日の米国ではない」とし、原潜問題でみるように「中国牽制のために豪州を引き込むため、伝統的友好国であるフランスの利益までも無視した」と指摘。
その上で、文政権のような「中国に隷属した政権が続くなら、米国は近いうちに韓国を手放す」と述べている。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「20代が野党(支持)に移った理由だ…」
「国家の安全保障を考えるなら即政権交代されねば…」
「米国に核保有を要求できる絶好の機会だ…」
「国の未来の100~200年を考える政治指導者であるべき。自身の任期のみ考える指導者はいらない…」
「…多者間の外交交渉だってあるのに、無条件で文在寅政権を反対したいのだな…」
「説得力のない記事だな。なぜ米国に従わないといけないのか…盲目的な追従は危険な思考だ」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
http://korea-economics.jp/posts/21100501/