1/22(日) 7:02 現代ビジネス
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「野党のアイドル」を引き抜き
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立憲民主党から自民党に鞍替え―今井るる氏(26歳)の行動が話題を呼んでいる。今井氏は'21年、25歳の若さで岐阜5区に出馬。古屋圭司議員に競り負けたが、その後も政治活動を続けてきた。いわば「野党のアイドル」と言える存在だ。
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ところが1月13日の会見では、自民党の推薦を受けて4月の岐阜県議選に出馬すると発表。会見には、野田聖子議員も同席していた。
「野田さんは、女性議員を育成するための超党派の集まりをきっかけに今井氏に接近しました。皆の前で『無理して野党にいなくていいから。自民党のほうが夢を叶えられる』と口説いたことも。さらに『私は(今井氏の)マザーみたいなもの』とまで言っていた。今井氏を自民党の『アイドル』として活躍させ、将来的には野田氏の岐阜1区を譲る、という含みも持たせて釣り上げたのかもしれない」(自民党関係者)
だが、この話には裏があるという。自民党の中堅議員は語る。
「実は野田氏が今井氏を口説く前の'22年夏ごろから、古屋陣営が動いていました。古屋氏は息子への世襲を目指していますが、今井氏に負ける恐れがある。そこで彼女を口説いて岐阜県議に封じ込め、強敵を排除するという奇策を考えた。しかし古屋氏が動くとあまりに露骨なので、同じ岐阜県選出の『野田氏が口説いた』という形を取ったのです」
女性活躍という美辞麗句の裏では、いつもながらの党利党略がうごめいているのだった。
「週刊現代」2023年1月28日号より