亜里沙「ねぇ、雪穂！ 今日は私が穂乃果さんを起こしていい？」雪穂「え？ 別にいいけど…」 [無断転載禁止]©2ch.net->画像>6枚

──…のかさん　ほのかさん……


亜里沙「穂乃果さん！！」

穂乃果「ﾊｯ!!」


穂乃果「あっ……亜里沙ちゃん？」

亜里沙「やっぱり寝てた！ も〜、亜里沙が来なかったらどうするんですか？」

穂乃果「あれ？ 雪穂は？」

亜里沙「雪穂ならとっくに学校行きましたよ」

穂乃果「え？ 亜里沙ちゃんを置いて１人で？」

亜里沙「結構前から別々に登校してますけど」

穂乃果「？？」

亜里沙「…もしかして、寝ぼけてます？」

ﾊﾟｶｯ

亜里沙「あ〜、卵が無くなってるー！ 今日は卵料理にしようと思ったのに……」

穂乃果「卵…──」


穂乃果『う〜…疲れたぁ〜。今日はチキンラーメンでいいや。卵落とそ〜っと』


穂乃果「………」

亜里沙「仕方ない。冷蔵庫にあるもので適当に作っちゃいますね？」

穂乃果「…うん、毎朝ありがとね。亜里沙ちゃん」

亜里沙「えへへ♪」

戦慄のサイコパシーアヤセアリサ

亜里沙「なんかこうしてると私“カヨイヅマ”みたいですよね？」

穂乃果「女の子同士なのに？」

亜里沙「？ 女の子同士ならなんて言うの？」

穂乃果「えっと……“通い友”？」

亜里沙「“カヨイトモ”……」

穂乃果「ごめん、違うかも」

亜里沙「…亜里沙には日本語が難しいです」

穂乃果「私も日本人だけど難しいや」

穂乃果「いただきます！」

ﾓｸﾞﾓｸﾞ

亜里沙「…美味しい、ですか？」

穂乃果「うん、はらしょ〜」

亜里沙「ハラッセオ！」ﾊﾟｧｧ

穂乃果「なんか亜里沙ちゃんの料理どんどん上手くなってるね！」

亜里沙「はい！ 穂乃果さんの家に通うようになってからメキメキ上達しました！」

穂乃果「じゃあ、これからは夕ご飯も作りに来ない？！」

亜里沙「いえ、放課後はブカツドーがあるので…」

穂乃果「そっか…。そだよねぇ」

亜里沙「──もうギリギリです！ 急ぎましょう、穂乃果さん！」

穂乃果「ちょっと待って、スカートが……」

亜里沙「…太っちゃったの？」

穂乃果「うぐっ！」ｸﾞｻ

亜里沙「仕方ないです。せ〜の！ で一緒に上げましょう！」

穂乃果「う、うん！」


ほのあり「せ〜〜〜のっ！！」





ﾋﾞﾘｯ

穂乃果「あっ」


亜里沙「……ハラッセオ」

ﾁｸﾁｸ ﾁｸﾁｸ

ことり「出来たよ、穂乃果ちゃん♡」

穂乃果「わぁ！ ありがとー、ことりちゃん！」

海未「全く。だらしない食生活をしているからこういうことになるんです…」

穂乃果「だってぇ、料理とかするのめんどくさいんだもん！」

ことり「穂乃果ちゃん、一人暮らし始めてそろそろ一ヶ月になるんだっけ？」

穂乃果「うん」

海未「はぁ…。朝は後輩に食事を作って貰い」

ことり「お昼はパンで…」

海未「夜はカップラーメン……駄目駄目ですね」

穂乃果「駄目駄目ぇ！？」ｶﾞｰﾝ!

海未「いえ、二つでも足りません！ 三つはつけないと！」

ことり「じゃあ、駄目駄目駄目だね♪」ｸｽｯ

穂乃果「こ、ことりちゃんまで……」

亜里沙「でねー、穂乃果さんのスカートが破れちゃって大変だったんだよ！ 雪穂」

雪穂「いやいや、そんな状態で無理矢理上げたら普通に破れるでしょ？」

亜里沙「え〜？ でも、映らなくなったテレビは叩いて直すって聞いたよ？」

雪穂「なんでそこでテレビ出た！」

雪穂「ていうかテレビの方も間違いだから！ 叩いたら余計壊れるから！」

亜里沙「！？ ハラッセオ！」

雪穂「あ〜、お姉ちゃんも大概だけど、こっちもこっちで駄目駄目だ〜」


雪穂「こんなことになるんなら“あの時”ちゃんと止めとくんだったなぁ──」

雪穂『お姉ちゃんただいまー』

亜里沙『おじゃましま〜す』


穂乃果『んぁ？ おかえり〜、雪穂。亜里沙ちゃんも』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

雪穂『またコタツでダラケてるし…。そろそろ勉強しないとマズくない？』

穂乃果『いいのいいの。いざとなったら海未ちゃんに教えて貰うから』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

雪穂『全く。ギリギリになってから泣いたって知らないからね！』

雪穂『二階行こ、亜里沙。……亜里沙？』


亜里沙『なんか、最近の穂乃果さん格好良くないです……』

ほのゆき『えっ』

亜里沙『μ'sをやってた頃はあんなにキラキラしてたのに』

雪穂『いや、お姉ちゃん家ではずっとこうだから！ 亜里沙もたまに見てたでしょ？』

亜里沙『でも…』ｳﾙｳﾙ

雪穂『ああっ！ ごめん、お姉ちゃん！ ちょっと亜里沙外に出して来る！』

ｶﾞﾗﾗ……ﾋﾟｼｬ





穂乃果『…格好良くない、か』

ほの一家『──一人暮らしぃ〜！！？』

穂乃果『うん♪』

ほの母『怠け者のアンタが一人暮らしなんて、どうしたのよ急に！？』

穂乃果『いや〜、アイドル部とか生徒会長とか辞めてから何もしてなかったしさ…』

穂乃果『何かするなら何がいいかな？ って考えたら一人暮らしがいいなと思って！』

穂乃果『なんか一人暮らしって格好いいじゃん？！』

雪穂『格好いい…って、もしかして亜里沙の言ったこと気にしてるの？ お姉ちゃん』

ほの母『まぁ、アンタもそろそろ高校卒業だし、独り立ちするのも悪くないかもね』

雪穂『ちょっと、お母さん！？』

穂乃果『よし！』ｸﾞｯ

雪穂『待って待って！ お姉ちゃんに一人暮らしなんて無理だよ！ 死んじゃうって！』

穂乃果『そんなこと言って、店番１人でするのが嫌なんでしょ〜？』

雪穂『それも嫌だけどさ！ お父さんは！？ お父さんなんて言ってる！？』


ほの父『』ﾌﾘﾌﾘ


穂乃果『一度やってみればいい、だってさ』

雪穂『ちょっと、お父さ〜〜ん！！』

ほの母『そういえば、この前近くの安いアパートに空き室があるって──』

雪穂『あああ、なんかどんどん話進んでいってるし〜！！』


雪穂『こうなったら亜里沙を呼び出して直接止めさせよう！』ﾋﾟｯﾋﾟｯ

雪穂『──そういう訳で、このままだと姉ちゃん一人暮らししちゃうんだよ！』

亜里沙『一人暮らし……』


亜里沙『か…──格好いい！！』ｷﾗｷﾗ

雪穂『…はっ？』


亜里沙『一人暮らしなんて凄く格好いいよ、雪穂！ 私も応援したい！』

雪穂『いや！ 逆逆！ 止めなきゃ！ お姉ちゃんの生活力じゃ死んじゃうから！』

亜里沙『じゃあ、亜里沙が手伝う！ 毎朝穂乃果さんにご飯作りに行くよ！』ﾑﾌｩ

雪穂『だ〜からなんでそうなっちゃうかなぁ〜！？』ｶﾞｶﾞｰﾝ


雪穂「あの時、勢いに飲まれず反対し続けていれば……」

雪穂「──ううん、まだ今からでも！」

雪穂「……あの、さ。亜里沙」

亜里沙「なぁに、雪穂？」

雪穂「亜里沙は一人暮らしが格好いいことだからお姉ちゃんに賛成したんだよね？」

亜里沙「うん、そうだけど」

雪穂「じゃあ、今のお姉ちゃんって格好いいかな？ 前みたいにぐうたらしてない？」

亜里沙「えっ？ え、えっと……」

雪穂「確かに亜里沙のお陰で生活出来てるよ？ けど、それじゃ駄目なんじゃない？」

雪穂「一人暮らしなのに１人で生活出来ないんなら、そんなの全然格好良くないよ」

亜里沙「………」

穂乃果「はぁ〜、今日も学校疲れたー…」

穂乃果「でも、買い物だけはしっかりして来ちゃったもんねー！ ふふふん♪」ｶﾞｻｶﾞｻ

穂乃果「じゃーん！ 明日はこれで亜里沙ちゃんに卵料理作って貰うんだ〜♪」

穂乃果「そんでもって、今日の夕ご飯はこれ！ お湯を入れて3分！ こってり豚骨！」

穂乃果「海未ちゃんには止めるよう言われたけど、まぁすぐには無理だよね？」ｽﾘｽﾘ

穂乃果「さぁ〜、さっそくお湯を沸かして〜っと！」ｼﾞｬｰ


ｳﾞｰ　ｳﾞｰ


穂乃果「あっ、メール。亜里沙ちゃんからだ！ なんだろう？」ﾋﾟｯ

『あの…穂乃果さん、私……』








『穂乃果さんのカヨイトモ、辞めます』


穂乃果「……」

穂乃果「…──えっ？」

（後半に続く）

ハラッセオ！

穂乃果「あっ、もしもし！ どどどどうしたの！？ 何があったの！？ 亜里沙ちゃん」

亜里沙『……穂乃果さん』

亜里沙『今日、雪穂に言われたんです。私のしていることは逆効果なんだって』

亜里沙『穂乃果さんのことを格好悪くしてるのは亜里沙のせいなんだって！』

亜里沙『穂乃果さんには輝いていて欲しいから……だからもう亜里沙は行きません』

穂乃果「亜里沙ちゃん……」

亜里沙『えっと…亜里沙は穂乃果さんと学校でも会えるので大丈夫です！』

亜里沙『ちゃんといい物食べて下さいね？ 亜里沙もちゃんと料理、続けますから…』

穂乃果「う、うん」

亜里沙『では、おやすみなさい。穂乃果さん』

穂乃果「おやすみ。亜里沙ちゃん…」

穂乃果「………」


──ﾋﾟｯ

ﾊﾞﾌﾝ!

穂乃果「はぁ〜あ。明日から亜里沙ちゃん来ないのか〜…」

穂乃果「──もう、来ないんだ」

ｺﾞﾛﾝ


穂乃果「亜里沙ちゃんは格好いい私がいいんだもんね」

穂乃果「…このポスターみたいに」ﾁﾗ

亜里沙『穂乃果さん、ここにポスター貼ってもいいですか？』

穂乃果『う〜ん…。元々画鋲の跡があるし、貼っていいんじゃないかなぁ？』

亜里沙『やったぁ！ このポスターはですね、亜里沙のお気に入りなんです♪』ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

穂乃果『わっ。これってμ'sの……』

亜里沙『はい！ スクールアイドルショップで買ったんです！ 格好いいですよね！』

亜里沙『海未さん！！』ﾊﾞｰﾝ

穂乃果『えぇ〜海未ちゃ〜ん？ 私は〜？』

亜里沙『…μ'sの中じゃ2番目、かなぁ？（お姉ちゃんは除いて）』

穂乃果『に、2番…。2番かぁ…。一応リーダーだったのになぁ…』

亜里沙『でも、穂乃果さんはこの時が1番格好いいと思いますよ！』

穂乃果『私の中では1番ってこと…？』

亜里沙『いえ、亜里沙の中での1番です』

亜里沙『きっと穂乃果さんにはまだ亜里沙の知らない格好良い所があるんだから！』

穂乃果『………』


ｿｯ

穂乃果「まだ知らない格好いい私……か」

穂乃果「……よし！」ﾑｸｯ





ｶﾞﾗﾗ

雪穂「──？ なんで玄関に小包が……何これ、カップラーメン？」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

雪穂「！ もしかして、お姉ちゃん！」

（保守終わったので出掛けます）

はよ

お出かけ代行はよ

ハラ…ハラ…

ﾊﾗｼｮｰ

おかえり！

続きはよ

期待

ことり「最近、穂乃果ちゃん自分で料理してるんだって！」

海未「朝晩、自主トレーニングもこなしているそうですよ」


花陽‎「そういえば、穂乃果ちゃん前と比べて引き締まった感じするよね！」

凛「うんうん、するする！」


真姫「でも勉強は相変わらずみたい。この前、職員室で怒られてるのを見たし」ｸﾙｸﾙ

5人「真姫（ちゃん）！！！」

真姫「ｳﾞｪｪ!? な、何よ！！」

ﾀｯ　ﾀｯ

雪穂「良かった。お姉ちゃん、ちゃんと独り立ち出来たみたいだね。亜里沙」

亜里沙「………」

雪穂「…亜里沙？」

亜里沙「え？ …あっ」

雪穂「……まだ休み時間も残ってるし、これからお姉ちゃんに会いに行こっか？」

亜里沙「ううん、いいの。今から行ったら穂乃果さんに迷惑だから」

雪穂「亜里沙……」








雪穂「もしかして、怒ってる？」

亜里沙「」ﾑｽｰ

かわいい

ほのあり珍しいな
亜里沙に至っては、うみありでパンパンされてるSSが5割以上である

プンスカ亜里沙ちゃんかわいい

ほ

の

ほ

の

ほ

の

ま

がんばれロボコンにゃく
これだけ伸びてれば保守は1日1回でいいぞ
亜里沙の健気さに泣かされた‥
たるんでた穂乃果は猛省すべし！

はよ

おーいロボコンにゃくー
今日は頼むな？

ほ

よ

ほ

残念ですがエターナル

いやまだだろ

クライマックス練ってるんだよ

がんばれ

ほ

はよ

の

は

ほ

の

亜里沙「ねぇ、雪穂。なんで穂乃果さんは亜里沙に会いに来てくれないのかな？」

亜里沙「別に喧嘩した訳じゃないんだよ？ 私会わない、なんて言ってないのに……」

亜里沙「…お弁当。いつ穂乃果さんが来てもいいよう多めに入れるのになぁ」

雪穂「………」


雪穂「ごめん。こうなったの私のせい…だよね？ 私が亜里沙に変なこと言ったから」

亜里沙「変なこと？ 雪穂は私に変なことなんて言ったことないよ？」

雪穂「……これは私の責任だ。私、ちょっとお姉ちゃんのとこ行ってくる！！」ﾀﾞｯ

亜里沙「あっ！ 雪穂！」

なんと！

既に少年の心肺機能は停止していた

雪穂「叩いてもつねっても大声出しても起きないなんて、寝ぼすけ過ぎるよ……」

亜里沙「そっか。穂乃果さん、休み時間は寝てたんだ……だから」

雪穂「ていうかさぁ！ よく学校の机でそんなに熟睡が出来るよねぇ！？」

亜里沙「え〜？ 雪穂だってライブの後とか、机で寝ちゃったりしてるよ？」

雪穂「う…」ｷﾞｸ

雪穂「ライブはしょうがないじゃん！ お姉ちゃんと一緒にしないでよね！ もう！」ﾌﾟｲ

亜里沙「あははははは、雪穂おかし〜い♪」

雪穂「………」ﾁﾗ


雪穂「……これで少しは亜里沙も元気になってくれたかな？」ﾎｯ

>>64
ミス


雪穂「──…はぁ」


雪穂「叩いてもつねっても大声出しても起きないなんて、寝ぼすけ過ぎるよ……」

亜里沙「そっか。穂乃果さん、休み時間は寝てたんだ……だから」

雪穂「ていうかさぁ！ よく学校の机でそんなに熟睡が出来るよねぇ！？」

亜里沙「え〜？ 雪穂だってライブの後とか、机で寝ちゃったりしてるよ？」

雪穂「う…」ｷﾞｸ

雪穂「ライブはしょうがないじゃん！ お姉ちゃんと一緒にしないでよね！ もう！」ﾌﾟｲ

亜里沙「あははははは、雪穂おかし〜い♪」

雪穂「………」ﾁﾗ


雪穂「……これで少しは亜里沙も元気になってくれたかな？」ﾎｯ

キターーーーーーーー

>>62
>>63
グログログロ

穂乃果信者は海未ちゃんから亜里沙まで奪おうとするのか…

＼
　 ￣ヽ、　　　_ノ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　　　｀'ｰ '´
　　　　　　○
　　　　　　　Ｏ
　　　　　　　 ,. -ｰ冖'⌒'ｰ-､
　　　　　　　,ノ　　　　　　　　 ＼　　　と思うキモオタであった。
　　　　　 　/　,r‐へへく⌒'¬､　 ヽ
　　　　　　 {ノ へ.._、 ,,／~`　　〉 　｝　　　　,r=-､
　　　　 　／プ￣`y'¨Y´￣ヽ―}j=く　　　　/,ミ=/
　　　　ノ　/レ'>-〈＿ｭ`ー‐'　　ﾘ,ｲ} 　　　〃　/
　　　/　_勺 ｲ;；∵r;==､､∴'∵;　シ　 　 〃　/
　　,/　└' ノ ＼ 　 こ¨｀　　　 ノ{ー--､〃__/
　 人＿_/ー┬ 个-､＿_,,..　‐'´ 〃`ァーｧー

ほ

の

か

ほ

の

>>62
グロ

>>63
グロ

ほ

ほ

の

と

ほ

の

け

ほ

の

ゆ

き

ほ

の

あ

り

さ

ハ

あ

は

の

け

ち

ほ

100 ←俺が雪穂と亜里沙を腕まくらして寝かせてるように見えるね