ことり「この娘よく出るね」
にこ「私の方が可愛いしとか前なら言ってたけどね」
ことり「え?ことりの方が可愛い?」
にこ「言ってねーよ」
にこ「あんたまだ10代に勝てると思ってんの?」
ことり「酷いよ」
ことり「今でもあの衣装でいけるかな?」
にこ「無理無理」
ことり「いけそうだけどなぁ」
自身をにこだと思い込んでいることりちゃんの旦那さん
にこ「まあ、スクールアイドル南ことりならテレビのアイドルとか敵じゃなかったけどね」
ことり「え!」
ことり「もう一回言って!」
にこ「うるさい、なんか作りなさいよ」
ことり「さきいかくんしかないよ」
にこ「炙りなさい」
にこ「でさぁ」
ことり「え?」
1レスあたり短すぎるのはSSとしてはゴミ以下の何か
SSではないネタスレならまぁいいけど
にこ「あんたいつまでここにいるのよ」
ことり「え!?なにそれ?」
にこ「もう家に来て2週間よ」
ことり「もう家族じゃないのー!?」
にこ「仕事辞めるの?」
ことり「もう辞めちゃったよ」
にこ「はぁー?」
にこ「これからどうすんのよ」
ことり「どうしよう」
にこ「あんた割と売っ子だったよね」
ことり「まあねぇ」
にこ「なんで辞めたのよ」
ことり「なんか、なんかね」
ことり「これ違うかなとか」
にこ「もしかして家来る前にもう」
ことり「うん」
ことり「辞めてた」
にこ「はー給料良かったよね?」
ことり「うん、結構貰ってたなー」
にこ「で、どうすんの?」
ことり「主婦になる」
にこ「は?そんな人いたの?」
ことり「ここでだよ」
にこ「ふざけんな」
ことり「貯金なら結構あるんだよ」
にこ「そういう問題じゃない!」
にこ「海未か穂乃果の所行きなさいよ」
ことり「ふたりとも彼氏いるもん」
にこ「まじで?」
ことり「知らなかったの?」
にこ「海未ってそんなだっけ?」
ことり「高校の時とは違うよー」
にこ「男と話も出来なかったのに」
ことり「話しかけられて逃げてたよね」
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10秒で?←HEARTBEATスタート
にこ「人って変わるもんねー」
ことり「海未ちゃんモテたもんね」
にこ「あんたこそ何人も振ってたじゃないの」
ことり「そうだったっけ」
にこ「あ、わたしぃそういうの無理なんですぅごめんなさい〜」
ことり「そんな言い方してないし」
にこ「ストーカーがどうとかで泣いてたし」
ことり「それやめて」
ことり「にこちゃんはどうなの?」
にこ「なにが?」
ことり「好きな人いるの?」
にこ「にこを甘く見てんの?私は〜」
ことり「にこちゃんコンビニ行こうよ」
にこ「じゃあ聞くなよ」
ことり「おつまみもう無いよ」
にこ「まだ飲むの?」
ことり「え?終わり?」
ことり「明日にこちゃん休みでしょ〜」
にこ「明日は予定がある」
ことり「は?聞いてない聞いてないよ」
にこ「うるさい無職」
ことり「あっ!」
ことり「ああ!!」
ことり「はっきり言ったね」
ことり「バイトしようかな」
にこ「今更?」
ことり「にこちゃんも派遣だし」
にこ「文句あんの馬鹿にしてんの?」
ことり「雇用保険っていくら貰えるんだっけ」
にこ「知らん」
ことり「そういえば凛ちゃんコンビニでバイトしてたよね」
ことり「まだやってるのかな」
にこ「花陽に聞いたけどやってるみたいよ」
ことり「コンビニ行こうよ」
にこ「凛のとこの?」
ことり「うん」
にこ「どこか知らないわよ」
ことり「なにそれ」
ことり「花陽ちゃんに、、もう遅いか」
にこ「そんな事よりさ」
にこ「あんたほんとにお金あんの?」
ことり「ああるよ」
ことり「ありますよ」
にこ「ほんとかこいつ」
ことり「実家いたし」
ことり「その時貯まったし」
にこ「あんたそういや家から出た事ないんだよね」
にこ「あっ!」
にこ「あんたもしかして家追い出されたの?」
ことり「ち、違うよぉ〜」
にこ「仕事辞めたから出てけって」
ことり「違う違う」
にこ「ほんとかー」
ことり「居辛いけど追い出されては無いよ」
にこ「穂乃果に聞いてみよ」
ことり「やめよ」
ことり「コンビニ行くんだよね?」
にこ「私は言ってないわよ」
ことり「行くんだって!」
ことり「というか真姫ちゃんってまだインターンだっけ」
にこ「なによ突然」
ことり「なんか気になった」
にこ「そうなんじゃないの」
ことり「真姫ちゃんハイレベルだよねー」
にこ「跡取りだしね」
にこ「どっか良い所から婿でも連れて来るんじゃないの」
ことり「ことりなろうかな」
ことり「真姫ちゃんに養ってもらいたい」
にこ「私だって養ってもらいたいわよ」
ことり「ことり高校の頃にね」
ことり「真姫ちゃんにいいお嫁さんなりそうねって言われたんだよ」
にこ「あの頃は私もそう思ってたわよ」
にこ「今じゃ」
ことり「は?」
にこ「あの頃はあんた「可愛い女の子」って言葉を形にしたみたいだったわよ」
ことり「あ?え?2回言って!」
にこ「あの頃はね」
にこ「あんたアイドルになる為に産まれて来たって思ってた時もあったのよ」
ことり「え、にこちゃん?」
ことり「酔ってるの?」
にこ「酔ってないわよ」
にこ「でさ」
にこ「あんた数ヶ月くらいで秋葉のメイドの頂点なった時あったじゃない」
にこ「最初はあんたと知らなかったんだけど」
にこ「あの時に、あーこの娘には勝てないって思ったのよ」
にこ「絵里や穂乃果じゃなくあんたにね」
ことり「私は…」
ことり「自分はアイドル向いてないと思ってたから」
ことり「本気でアイドルやりたいって思ってなかったかもしれない」
ことり「もし一人でやれって言われたら絶対無理だったし」
ことり「私はにこちゃんなら一人でも出来るんだろうなって思ってたよ」
ことり「あの中で一番アイドルらしいのはにこちゃんだったし」
にこ「無理してた」
ことり「え?」
にこ「無理してたんだって」
にこ「卒業してもアイドル続けると決めてた」
にこ「でも今じゃこれよ」
ことり「私だってこれだよ」
ことり「今無職だよ」
にこ「ざまみなさいよ」
ことり「はー?」
にこ「私の方が上よ」
ことり「待って」
にこ「ざまみろってのよ〜」
ことり「酷すぎるよ」
にこ「さっさとイカ炙りなさいよ」
ことり「あんな褒めてたのに」
にこ「調子乗ってんじゃないわよ」
にこ「あの頃はあんたの事嫌いだったんだから」
ことり「はー?」
ことり「って」
ことり「気づいてたけどね」
ことり「にこちゃん私の事嫌いなんだろうなって」
にこ「そっか」
ことり「あんまり喋らなかったし」
にこ「天然可愛いくて踊りも出来て衣装まで作るとか反則」
にこ「なんだよこいつって」
ことり「え?嫉妬してたの?」
にこ「うるさい」
にこ「この居候」
にこ「無職!」
ことり「ちょっと」
ことり「泣きそうなんだけど」
にこ「なんか買って来い」
ことり「一緒に行こうよ」
にこ「寒い」
ことり「希ちゃん呼ぼう」
にこ「やめろ」
にこ「じゃあ行くか」
ことり「よし」
にこ「なににする」
ことり「おでんとか」
にこ「卵もう無かったよね」
ことり「焼鳥欲しい」
にこ「やめとけ」
ことり「なんで」
にこ「地雷なんだって」
にこ「もうこれくらいでいいでしょ」
にこ「帰るわよ」
ことり「うん」
ことり「公園で食べる?」
にこ「なんでだよ」
にこ「寒いだろ」
ことり「ちょっと寄ろうよ」
にこ「なにすんのよ」
ことり「ちょっと踊ってみよう!」
にこ「はぁ〜?もう忘れたわよ」
ことり「もう歳だね」
にこ「やってやるよ」
ことり「おっ、凄い凄い」
ことり「覚えてるんだね」
にこ「あったり前でしょ」
にこ「何回やったと思ってんのよ」
ことり「そうだね」
ことり「数え切れないね」
にこ「はい次あんた」
ことり「無理」
にこ「黙れ」
ことり「えーと」
にこ「あんたも覚えてるじゃない」
ことり「でもなんか身体重い」
にこ「言うなよ」
ことり「よっ とっ」
ことり「まだ全然いけるかな?よっ」
にこ「ふ〜ん」
にこ「スクールアイドル南ことりか」
にこ「まだ敵無しね」
ことり「え?」
にこ「帰るぞ」
ことり「えー」
にこ「寒くなってきた」
ことり「おばさんか」
にこ「帰れよお前」
ことり「にこちゃん素敵」
にこ「ていうかうちにいつまで居んのよ」
ことり「か、家事やるから主婦」
にこ「黙れ」
にこ「金入れろよ」
ことり「春まで待ってよ」
にこ「ふざけんな」
ことり「うっうっ」
にこ「嘘泣きすんな」
にこ「帰るよスクールアイドル南ことり」
ことり「え?いけてた?現役いけてた?」
にこ「駄目だろ」
終
アイドルに夢を見た
アイドルならなんだって出来ると信じた
そして現実を知った
そんな娘達の
退廃的なことにこってすごく魅力的
ギャップがええな
それぞれ大人になったμ's
アイドルを卒業して生活している元μ's
それもまた人生
にことりは良い
にこは唯一ズケズケ嫌味とか言えるキャラだから
にことり高校卒業してからの方が関係深まる説は地動説が唱えられた時並に興奮するのでもっとやれ