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海未「ワン、ツー、スリー。ワン、ツー、スリー」パンパン
果南「よっ、とっ、ほっ」タンタタタタンッ
海未「ふむ、最後までしっかり踊れましたね」
海未「今日の練習はここまでにしましょう、お疲れ様でした」
果南「はは、このくらい軽いもんだね〜」
海未「ほう、穂乃果なんかはすぐにバテて苦情が来るのですが果南は平気そうですね」
果南「私、ダイビングやってるし毎朝ランニングもして鍛えてるからね。体力には自信があるんだ」
海未「それは素晴らしい心がけですね」
果南「そう言えば前にAqoursの合宿でさ、ダイヤがどこからかμ'sの練習メニューを手に入れて来てやったんだけど」
果南「あれも私には大した事なかったなぁ、もう少し練習量多くてもいいと思ったよ」
海未「なっ……!!大した事ない……!?」
果南「ん?どうしたの海未ちゃん」
海未「あ、いいえ。なんでもありません」
海未(先程の練習でも息ひとつ乱さずにこなしていた果南)
海未(μ'sのメンバーから大ひんしゅくを買った練習メニューも大した事がないと言うとは……)
海未(なにか秘密の特訓でもしているのでしょうか)
海未「……」
海未「あの、果南」
果南「んあ?なに?」
海未「実はμ'sの練習メニューを考えたのは私なんです」
果南「へぇ、海未ちゃんが考えたんだ」
果南「もしかして、大した事ないなんて言ったから気にしちゃったかな?ごめんねぇ」
海未「いえ、それは……気にしていないと言ったら嘘になりますが」
海未「それよりも、あなたの体力の秘密が気になりました」
海未「いつもどんな事をして鍛えているのですか?」
果南「さっきも言ったけど、ダイビングと毎朝のランニングを日課にしてて」
果南「あとは普通に練習しているだけだよ」
海未「……そうですか」
ワンパンマンみたいに日課を続けてたら超人になったのかな?
海未(ならばダイビングとランニングにこそ果南の体力の秘密があるという事)
海未「果南、もしよかったらまた私と一緒に練習しませんか」
海未「あなたのやっている事を、私もやってみたいです」
果南「ダイビングとランニング?まぁ海未ちゃんがそう言うなら別に構わないけど」
果南「嬉しいなぁ、ダイビングやるお客さん減ってきてるからいつも私1人で泳いでるんだよね」
果南「ちょうど明日休みだし私の家に来る?」
海未「はい、喜んで‼」
果南「それじゃ、海未ちゃんの分のウエットスーツを用意しておかなきゃね」
海未「すいませんね急なお願いで」
果南「いいっていいって、私も誰かと一緒の方が張り合いがあるし」
果南「楽しみに待ってるよ、気を付けて来てね」
海未「えぇ、明日はよろしくお願いします」
土曜日 果南の家
ピンポーン
果南「お、いらっしゃい海未ちゃん」ガチャ
海未「こんにちは」
果南「どうも、悪いねわざわざ来てもらって」
海未「私がお願いした事なので気にしないでください」
海未「目の前に海が広がる、素敵な家ですね」
果南「うん、あの水平線から登る朝日がまたキレイでさ。海のそばに住んでてよかったよ」
果南「まずはランニングから始めようか。ちょっと距離はあるけど、海未ちゃんなら大丈夫だよね」
海未「何キロ走るんですか?」
果南「平日は10キロ、休みの日は15キロ走ってるよ」
海未「普段からそれだけ走っていれば私の考えたメニューでは物足りないはずですね」
果南「あはは、他の皆にも呆れられたよ」
果南「それじゃ、さっそく走ろっか」
果南「あぁ〜今日は天気がいいから気持ちいいね〜」タッタッタッ
海未「そうですね、海辺から吹く風が心地いいです」タッタッタッ
果南「私、こうやって走りながら街の風景を見るのが好きなんだよねぇ」
果南「同じように見えて実は毎日違うんだよ」
果南「例えばほら、あそこの木。昨日は蕾だった花が今日は咲いてる」
果南「あそこの家は、昨日よりも工事が進んでいて出来上がっていく様子がわかる」
海未「なるほど、そうやってあちこち見て走れば長いランニングも飽きずに続けられますね」
果南「そうそう、顔馴染みの人も出来たりしてさ。休憩がてら少しおしゃべりなんかもして」
果南「こうやって走ってると、楽しいよ本当」
海未「楽しい、か……」
海未(なんでしょう、なにかわかりかけてきたような)
果南「ふぅ、こんなところかな」
果南「海未ちゃん、お疲れ様。疲れてない?」
海未「平気です、伊達に運動部には入っていません。他のメンバーとは鍛え方が違いますよ」
果南「お、いいねいいねぇ。Aqoursだと曜くらいしか私と渡り合えないからつまらなかったんだよね」
果南「少し休んだら次はダイビングをしようか」
海未「ダイビング……海で泳いだ事はありますがダイビングは初めてですね」
果南「海の中ってとてもキレイなんだよ、うふふ」
果南「はいこれ、海未ちゃんのウエットスーツ。サイズが合わない時は交換するから遠慮なく言ってね」
海未「これは水着の上から着ていいんですか?」
果南「水着の上からでいいよ、着替え終わったら声かけてね〜」
海未「果南、着替えが終わりました」
果南「お、よく似合ってる。サイズもピッタリだったね」
海未「そ、それはよかったのですがウエットスーツってこんなにピッチリしているんですね」
海未「体のラインが丸わかりで恥ずかしいです……」カァァ
果南「そう?私はそんなの気にした事なかったなぁ」
海未「そりゃそんなプロポーションなら気にならないでしょうね……」ボソッ
果南「え?なんか言った?」
海未「な、なんでもありませんよ」
果南「さて、それじゃ海に潜ろうか」
果南「海未ちゃんは初めてだから本格的な機材は使わずにフィンとシュノーケルを付けて浅く潜ってみよう」
海未「なんだかドキドキしてきましたね」スチャッ
果南「私がそばに付いてるから大丈夫だよ」スチャッ
ザブンッ ザブンッ
果南「私が先に潜るからついて来てね、ゆっくり行くから慌てないで」ドブンッ
海未「は、はい」ドブンッ
果南「……」スイーッスイーッ
海未「……」キョロキョロ
海未(海の中はこんな風になっていたんですか、太陽の光が透き通ってキレイですね)
果南「……♪」パチッ
果南(海未ちゃん流石、泳ぐのがうまいね。もう少し先まで行ってもよさそうかな)クイクイ
海未(ん?あっちに行くのでしょうか、遅れないようについて行かなくては)スイーッ
果南(ふふ、海未ちゃん見てごらん。キレイでしょ)
海未「……!!」
海未(わぁ、魚が泳ぎ回って海草がゆらゆら揺れている。なんて幻想的な世界)
海未(すごい……海の中ってこんなに美しいものだったんですね)
果南(うんうん、喜んでるみたいだね)
果南(―そろそろ上に戻ろうか)クイクイ
果南「―ぷはぁっ、海未ちゃん大丈夫?」
海未「―ぷはぁっ。えぇ、大丈夫です」
果南「海未ちゃん潜るの上手じゃない、才能あるよ」
海未「そ、そうですか?ありがとうございます」
果南「海の中、どうだった?」
海未「今まではじっくりと海の中を見る機会がなかったのでわかりませんでしたが」
海未「時折高い波を打つ海面とは違い、海の中はとても穏やかで生き物達もいきいきと過ごす」
海未「目に映るもの全てが美しい、生命の息吹を感じる、私の知らないもうひとつの世界がありました」
果南「海は癒されるでしょ、私も海の中の世界が大好きなんだ」
海未「えぇ、それとダイビングというのは結構
体力を使うものですね」
海未「毎日潜っているのであれば果南のスタミナも納得出来ます」
果南「私はまだまだいけるけどね〜あはは」
果南「よっこいしょ」ザバッ
果南「ほら海未ちゃん、手貸すよ」グイッ
海未「よっと、ありがとうございます」ザバッ
果南「今日は海未ちゃんと海に潜れて楽しかったよ」
果南「ランニングまで付き合ってもらってさ、疲れたでしょ。お腹空かない?」
海未「確かに普段動かさない筋肉を動かしたせいか少し疲れたかもしれません」グゥ〜
海未「……お腹も、空きました」カァァ
果南「よし、お昼ご飯にしよう。私が腕によりをかけて作ってあげる」
海未「果南の手料理……なんでしょうか、期待ですね」
果南「あ、その前に着替えよっか」ヌギヌギ
海未「か、果南!?なぜ私の前で脱ぐんですか‼」メカクシ
果南「え?どうせ中は水着だから平気かと思ったんだけど」
海未「……あなたはもう少し恥じらいを持つべきです」
海未(スタイルに自信があると恥ずかしいと思わなくなるのでしょうか)チラッ
果南「?」
果南「そうだ、海未ちゃんもおいでよ」
海未「私もなにかお手伝いしますか?」
果南「あぁいや、そういう意味じゃなくて。これから魚を捌くからよかったら見て欲しいなって」
海未「魚を捌く事が出来るんですか?それは是非とも見てみたいです」
果南「へへ、そうこなくちゃね〜」
果南「これは今日朝市で買ったばかりの魚、新鮮だよ」
果南「これを、こうやって……」スッスッスッ
海未「おぉ、まるで職人のようです。手慣れていますね」
果南「魚を捌くのは得意なんだ」スッスッー
海未「その手捌き、私も参考にさせてもらいます」
果南「お刺身だけじゃ寂しいからフライでも作ろうか」
果南「これは見せるほどのものでもないけどね」
海未「やはり私も手伝います」
果南「そう?それじゃ私が魚を捌くから海未ちゃんは小麦粉、卵、パン粉を付けて揚げてもらってもいいかな?」
海未「任せてください」
果南「完成だね、手伝ってもらって助かったよ。ありがとう」
海未「いえ、お役に立ててよかったです」
果南「さっそく食べようか」
果南「あとこれ、家で食べてるわかめ。酢の物にしたんだ、おいしいから食べてよ」スッ
海未「海の幸が満載ですね。では、お刺身からいただきます」パクッ
海未「う〜ん、新鮮なお魚は口の中でとろけるのですね。甘〜い」
海未「フライも外はサクサク、中はフワフワで最高ですね」
海未「―このわかめ、肉厚で食べ応え十分です。程よい酸味がまた堪りません」
果南「うふふ、気に入ってもらえてよかった」
果南「私も食べよ、あ〜ん」パクッ
果南「―あぁ、やっぱり海の物はおいしいなぁ」
海未「……」ジーッ
海未(海……新鮮なお魚やわかめ……なるほど、そういう事でしたか)
海未「はぁ……ごちそうさまでした。どれも素晴らしい料理ばかりでした」
果南「お腹いっぱいになったかな?作った分全部食べてくれたからよかったよ」
海未「今日は果南と一緒にランニング、ダイビングをやり、そしてお昼ご飯を食べて」
海未「あなたの体力の秘密がわかった気がしました」
海未「自然に触れてのびのびと体を動かし毎日新鮮な海の幸を食べる」
海未「それを習慣として心の底から楽しんでいるからこそ、もっと体を動かしたいと感じるのでしょうね」
果南「そうなのかなぁ?私、頭空っぽだからそこまで考えた事なかったよ」
海未「ふふふ、その自然体の姿こそ1番の秘密なのかもしれません」
海未「これからも、この調子で頑張ってくださいね」
果南「うん、海未ちゃんも今日は来てくれてありがとう。私も楽しかったよ」
果南「―ねぇ海未ちゃん」
海未「はい?」
果南「海未ちゃんもさ、私に負けないくらい体力あるよね。海未ちゃんの事も気になってきたな」
海未「私はなにも特別な事はしていませんよ」
果南「え〜そんな訳ないよ、絶対なにかあるはずだ」
果南「てな訳で、今度は海未ちゃんのやってる事を私にもやらせてね」
海未「それは構いませんが……まぁ果南なら心配はないですかね」
海未「私は主に神社で階段ダッシュや弓道部で練習をしています」
果南「へぇ、海未ちゃんって弓道部なんだ。なんだかイメージピッタリだね」
果南「うん、弓道って1度どんなもんか見てみたかったんだよねぇ」
果南「階段ダッシュなら私もやってるし、今から楽しみだよ」
海未「それでは、弓道は学校でやりますか」
果南「わかった、また学校でね。よろしく〜」
月曜日 学校 弓道場
果南「やぁ海未ちゃん、今日はよろしくね」
海未「果南、来ましたか。こちらこそよろしくお願いします」
海未「では最初に弓道着に着替えましょう、これなら恐らくあなたに合うはずです」スッ
果南「お、本格的な服だね〜それじゃちょっと着替えて来るね」
果南「ところで、これどうやって着るの?」
海未「そうですね、私がそばに付いて教えます」
果南「悪いね、こういう服あんまり着ないからよくわからなくて」
海未「―これでよし、と」
海未「果南、キツくはないですか?」
果南「うん、大丈夫だよ」チラッ
果南「な、なんだかこんな格好すると私じゃないみたいだね……ちょっと照れくさいかも」
海未「そんな事はありません、よく似合っていますよ」
果南「そう?ありがとう」
海未「次はこの胸当てと、かけを付けてください」
果南「―胸当て付けるとちょっと苦しいね……」
海未「私はなんともありませんが、もう少し大きめな物にしますか」
海未「いよいよ弓を射っていきます」
海未「まずは深く息をついて精神統一をします、すぅ……はぁ……」
海未「それから弓を構え狙いを絞り……」グッキリキリキリ
果南「あ、あれでしょ。海未ちゃんのコーレスのやつ」
果南「皆のハート、撃ち抜くぞ〜」
海未「ラブアローシュートぉ!!」シュッ スッターン
海未「って、なにをやらせるんですか‼」
果南「おぉ〜すご〜いど真ん中に命中」パチパチ
海未「私とした事がついノッてしまった……あぁ〜恥ずかしい‼」
果南「いやいや、かっこよかったよ海未ちゃん」
海未「くっ……素直に喜べませんね」
海未「では、果南もやってみますか」
果南「えっと確か、射つ前に精神統一だっけ。―すぅ……はぁ……」
果南「で、構えると」グッ
果南「これ、意外と固い……結構力欲しいね」キリキリキリ
海未「ほう、それでも弦を引っ張る事が出来るとは大したものですね」
海未「そのまま狙いを定めて射ってみてください」
果南「……」ジッ
果南「―ふっ」シュッ スカッ
果南「ありゃ?狙いは悪くなかったはずなんだけどなぁ」
海未「矢を放つ瞬間に弓を持つ手が動いたせいですね、心を落ち着かせ集中するのです」
果南「なるほど、簡単にはいかないもんだね」
果南「よし、もう1度だ」
果南「すぅ……はぁ……」
果南「……」グッキリキリキリ
果南「……」
果南「……!!」プルプル
海未「また手先が動いていますよ」スッ
果南「う、海未ちゃん!?」ドキッ
海未「いいですか、自分は弓の一部だと思い弓と一体化するのです。それこそ頭を空っぽにして射つんですよ」
果南(そんな事言われてもこんなにそばに海未ちゃんがいたら……あわわわ)カァァ
果南(はぁはぁ……落ち着け私、頭空っぽにして弓と一体化するんだ)
果南「……」
果南「……もう大丈夫、離れて」
海未「わかりました」
果南「……」ジッ
果南「―ふっ」シュッ スッターン
果南「あ、当たった……的に刺さった」
海未「やりましたね、果南!!」
果南「あはは……ホッとしたら力抜けた」ヘナヘナ
海未果南という新たな可能性に芽生えたわ
ありがとう、板主、ありがとう海未ちゃん果南ちゃん
果南「あとはいいや、見学してるよ」
海未「そうですか、ならばそちらで休んでいてください」
果南「よいしょっと」
海未「すぅ……はぁ……」スッ
海未「……」グッキリキリキリ
海未「―ふっ」シュッ スッターン
果南(また真ん中に刺さった、すごいなぁ)
果南(やってみてわかったけど精神統一で気持ちを落ち着けるのも大変だし弓を引くのも力がいる)
果南(そんな中狙いを定めてあぁやって射つのを繰り返すんだから体力じゃなくて気力も使うねありゃ)
果南「ねぇ海未ちゃん、部活で筋トレとかもやってるの?」
海未「そうですね、スクールアイドル活動とは別に部活でも腹筋や腕立て伏せをやっています」
果南「スクールアイドルとは別に?ひえ〜」
果南「なるほどねぇ、体力つく訳だわ」
果南「こんな華奢な体してるのにすごいね海未ちゃんは」ニギニギ
海未「か、果南?なんですか急に腕を握ったりして」
果南「だいぶいい感じの筋肉だね、ふふ」
海未「ちょ、離してくださいよ。もう……」カァァ
果南「おっと、ごめんよ」
海未「今日はここまでにしましょうか」
海未「最後にもう1度やっていきますか?」
果南「いや、私はもういいよ。海未ちゃんの弓道やってる姿が見られただけで満足」
果南「弓道ってもの悪くはないけど私の柄じゃないね」
海未「まぁ、相性というものがありますからね。お疲れ様でした」
果南「滅多に出来ない体験が出来たからよかったよ、たまに遊びに来てもいいかな?」
海未「もちろん、いつでも来てください。歓迎しますよ」
海未「では、着替えて片付けをしたら帰りましょうか」カチャカチャ
果南「あ〜弓道着は慣れないから肩が凝るね、着替えてせいせいしたよ」
海未「ウエットスーツを着た私も同じように思いました、気持ちがわかりましたか?」
果南「うん、何事も最初は緊張して疲れるね」
果南「今夜はぐっすり眠れそうだよ」
果南「海未ちゃん、今日はありがとう。お邪魔しました」
海未「いいえ、お邪魔だなんてとんでもない。果南と一緒に弓道が出来てよかったです」
帰り道
果南「そう言えばさ、海未ちゃんって山登りが好きだって聞いたんだけど」
海未「はい、趣味の一環としてよく山に登っています」
果南「山登りも体力つくんじゃない?大変そうだよね」
海未「私は大変と感じた事はありませんが」
海未「確かに体力をつけるなら山登りは最適ですね」
果南「やっぱり。階段ダッシュは私もやった事があるからさ、山登りしてみたいなぁ」
海未「おぉ果南!!そうですか‼よくぞ言ってくれました‼」グワッ
海未「山は海と同様とても素晴らしいものです、是非一緒に登りましょう‼」ガシッ
果南「ちょ、海未ちゃん落ち着いて……」
果南「それじゃ、よろしく頼むよ」
海未「任せてください!!では今度の日曜日に行きましょう‼」
海未「さあ、山が私達を呼んでますよ〜!!」
果南「あはは……あの、お手柔らかにね」
日曜日
海未「おはようございます‼」
果南「ふぁ、おはよ海未ちゃん。朝から元気だね」
海未「久し振りの山登りなので張り切って早起きしました」
果南「気合入ってるね〜」チラッ
果南「今日登る山はここ?」
海未「はい、初心者向けの登りやすい山です。ゆっくり登っても夕方までには戻って来れますよ」
果南「ちゃんと私の事も考えてくれたんだね、ありがとう」
海未「いきなり上級者向けの山に連れて来るほど鬼ではありませんからね私も」
海未「では、出発しましょう‼」
果南「おー‼頑張るぞー‼」
果南「いや〜山登りなんて小学生の遠足の時以来だなぁ」
果南「すぅ〜はぁ〜……あぁ、空気がおいしいね」
海未「山の空気がおいしいのは山に生えている木や植物が二酸化炭素を吸収してくれて」
海未「池や川、滝などがマイナスイオンを放出してくれるおかげなのです」
果南「植物が二酸化炭素を吸収するってなんか学校で習ったような」
海未「そうですね、理科の授業で習いましたね」
海未「海と同じように山にも様々な動物や植物が共生し大自然を形作っている」
海未「私はそんな自然に触れるのがなによりも好きなのです」
果南「海未ちゃん……」
果南(きらきら目を輝かせちゃってまぁ)
果南(私が海を好きなように海未ちゃんもこんなに山が好きなんだね)
果南(なんか、嬉しいな)ニヤッ
海未「果南?どうかしましたか?」
果南「いや。なんかさ、私と海未ちゃんって似てるなって思って」
果南「そりゃ見た目や性格は違うけどさ、なんて言うのかな……好きなものを楽しんでるところ?」
果南「私はダイビングと海が好き、海未ちゃんは山登りと山が好き。ね、なんとなく伝わらないかなぁ」ポリポリ
海未「……そうですね。私達は似ているところがあるのかもしれませんね」
海未「果南は毎日ランニングとダイビングを続けてそれを心を底から楽しんでいる」
果南「海未ちゃんは弓道部と筋トレ頑張って山登りもする。えっと、楽しんでるよね?」
海未「もちろん、毎日楽しく過ごしていますよ」
果南「そういう事なんだよ、好きな事を楽しんでやる。これが私言いたかったんだ」
果南「あぁ〜よかった、スッキリしたぁ」
海未「付け加えるならそれを続ける事、ですね」
海未「きっとこれが私達の体力、やる気の秘密なのかもしれませんね」
海未「頂上に到達しましたよ果南」
果南「初心者向けでも結構大変だったね……」
海未「そんなあなたに山からのご褒美がありますよ、見てください」
果南「え?ご褒美?」
果南「―うわぁ……なんてキレイな景色」
果南「遠くの山や街まで見える、こんなの普段見られないよ」
海未「この景色と達成感が堪らないので私は山登りをやめられないんですよ」
果南「確かに、頂上まで来たら『登ったぞ〜!!』って気持ちが沸き上がってきた」
果南「これが、達成感なんだね。病み付きになるかも」
海未「わかってくれましたか、嬉しいです」
果南「海もいいけど、山も海とは違ったよさがあるね」
海未「私もこの前果南に海の素晴らしさを教えてもらいました」
果南「海と山、どちらもいいって事だね」
海未「そう、海も山も自然は尊いという事です」
果南「あぁ〜やっと戻って来たぁ、山登りって登るより下りる方がキツいんだね」
海未「意外でしょう?下りる時の方が足を踏ん張るので体力を使うんですよ」
果南「だから頂上でのんびり休んでたんだね、体力を取り戻す為に」
果南「山も体力を使う、またひとつ勉強になったよ」
果南「でも、山の空気と景色はここでしか味わえないね。連れて来てもらってよかったよ」
果南「またいい山を見つけたら教えて、一緒に登りに行こう」
海未「はい!!あぁ、嬉しい……他のメンバーは声をかけても誰も一緒に来てくれなくて」
海未「果南だけですそう言ってくれたのは」
果南「はは、まぁ山登りは楽じゃないからね。私でよければいつでも付き合うよ」
海未「ありがとうございます、果南と山登りが出来て本当によかったです」
海未「ダイビングの方も、また教えてくださいね。今度はもっと深くまで潜ってみたいです」
果南「もちろん、そっちの方もよろしくね」
果南「楽しみが増えたね、嬉しいなぁ」
数日後
果南「海未ちゃん、今日も一緒に練習よろしく」
海未「こちらこそ、よろしくお願いします」
海未「今日はいつもより練習量を増やしてみましょうか?」
果南「お、いいねぇ。望むところだよ」
海未「相変わらず余裕を崩しませんね、では始めますよ」
果南「ふん……ふん……」グイッ…グイッ…
海未「そこまで、これで終わりです」
海未「いつもの倍の回数やってもらいましたがどうでしたか」
果南「倍でもちょっと物足りないね、まだまだ出来るよ」
海未「ほう、では練習メニューを根本から改める必要がありますね」
海未「果南には専用の練習メニューを用意します、かなり厳しくするのでお覚悟を」
果南「海未ちゃんになら安心して任せられるなぁ、お願いね」
海未「……くすっ」
果南「……ぷぷっ」
海未「果南には敵いませんね」
果南「海未ちゃんにだって敵わないよ」
果南「私達、だいぶいい感じだよね」
海未「そうですね、お互いを高め合えるいい感じの関係ですね」
果南「ふふ、なんか嬉しくなってきた」
果南「ハグしてあげる」ギュッ
海未「きゃっ!?なんでそうなるんですか!?離してください〜」カァァ
おまけ
果南「海未ちゃん、一緒にDVD見ようよ」
海未「DVD?なんですか急に」
果南「千歌達と遊園地に行く事になってさ。お、お化け屋敷に行こうなんて言うんだよ」
果南「だからホラー映画で慣らしておこうかなって思ってさ」
海未「まぁ、別にいいですが」
果南「うわーっ‼出たぁーっ‼ハグゥッ‼」ギュ〜ッ
海未「ちょ、果南苦しむぐっ」
果南「ヤダヤダヤダ〜!!あぁ〜!!」ムギュムギュ
海未「〜〜〜〜!!」ジタバタ
海未(全然慣らせないじゃないですか‼て言うかこっちの身が持ちませんよ!!)
海未「まったく……死ぬかと思いました」
果南「あはは、ごめんよ。結局慣れるのは無理だったよ」
果南「お口直しに、恋愛映画でも見よ」
海未「れ、恋愛映画……」ヒクッ
海未「うわぁ〜!!ダメです‼そこでそんな事をするなんて〜!!」メカクシ
果南「ただ抱き合ってキスしてるだけじゃない、なにをそんな怖がって」
海未「キキキキスだなんてっ!!あぁ!!いけません‼きゃあぁぁ〜!!」ギュ〜ッ
果南「なんでそんなホラー映画みたいなノリで怖がるんだか……」
果南(やっぱり私達って似てるのかも)
これで終わりです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
楽しめました
1日かけてのんびりやってくれるのもいいものだね
身体動かすのを楽しめる仲間ができてよかったなぁ2人とも
うみかないいね
クロス系SSでは何度も見る組み合わせだけど、このスレみたいなのは今までありそうでなかったかな。
乙です、素晴らしい!
シャイなようで大胆だったりするとこも似てるよね
いいねうみかな
lud20250214123253このスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/lovelive/1587258855/
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・【米韓】「米国の友達と慰安婦などの歴史を学びたい」在米韓国人学生らが米出版社に手紙=韓国ネット「韓国の成長を感じる」[8/31]
・【話題】韓国人の私が、東京五輪で「“韓国人であること”は恥ずかしい」と強烈に感じたワケ [首都圏の虎★]
・竹内朱莉「街中で声かけられるのは有難いけど友達感覚で肩掴まれて「おータケ!」とか遠くからじっと見てるとか止めてもらいたい」
・アメリカ人「大谷に関する全てが邪悪に感じられるようになった。子供達の模範とすべき人物じゃない。」⬅1.6万イイネ
・【東京五輪】橋本聖子会長、IOC幹部達の問題発言連発に「開催への強い意思や強い情熱が言葉として出ていると感じる」 [ニーニーφ★]
・大谷ホームラン動画のコメ欄「低評価を押した52人は、南部の保守主義者だろ」 やっぱそういう感じなのか
・【テレビ】柳原可奈子 「好きな人順に告白していけば…」の説に「私の婚活もそんなような感じ」 [爆笑ゴリラ★]
・【悲報】福田真琳の悩み「リトキャメで私だけが他のグループの先輩たちと交流するのが苦手、置いていかれてる感じがする」
・【性生活】“性の達人”とも言うべきAV女優が「感じちゃった」性技って? 覚えておきたい女性が喜ぶ『大人セックスの極意』[03/09] ©bbspink.com
・【元乃木坂】齋藤飛鳥「私はまったく人の感情も何も分からない」 重要な配役に「プレッシャー感じました」 [ネギうどん★]
・【日韓】韓国の慰安婦被害者支援団体の代表、関西空港で調査受ける 「なぜ私がこんな目に遭わなければならないのか」「侮辱を感じた」
・【社会】蓮舫氏「国籍に全員がアイデンティティを感じるものではない。私は国籍は日本人だが、アイデンティティは台湾人だ」★8
・宮本佳林「Juice=Juiceメンバーが私の事いじってきてリアルにキレる事あります。キレた後に馬鹿にされた時の喪失感は凄い」
・【障害者】伊是名夏子がコメント「私の言葉の配慮のなさも原因でした。でもそれ以上に誹謗中傷の嵐で、私への強い差別を感じます」 ★22 [ネトウヨ★]
・元AV女優で早大卒の渡辺まお「この選挙結果には無力感さえ感じてしまう。我々はそこまで全てを鵜呑みにするほど、馬鹿ではない。」
・田中宏和「今年の漢字一字は「北」」「不細工な結果」「これじゃ安倍晋三と右翼の投票結果じゃないか。日本人の感性が劣化している」
・【野球】<ハム清宮>3の0、20打数連続無安打も「いい感じ」栗山監督は早期1軍のラブコール「結果はどうでもいい。打てば使う」
・松浦果南「精液の薄い屑に興味は無い」
・果南「鞠莉、いい加減人の彼女寝取るのやめなよ」
・果南「いつも咥えてる彼女のとどっちが大きい?」
・バイデン米副大統領「私達が日本の憲法を書いた」
・果南(22)「千歌って彼氏とかいるのかなぁ…」
・果南「ぐぬぬ…このボンベ重くて持てないよ…」チラッチラッ
・果林「私、エマのおっぱいを卒業するわ」 エマ「!?」
・海未「私は穂乃果の事が嫌いです!」穂乃果「!?」
・果南「ルビィさんごっこ?そんなのハマるわけないよ…」
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