栞子(それにしても、上原さんのお粥は美味しかったですね、本当に上原さんは家庭的で優しくて理想のお嫁さんといった感じですね)
栞子「…」
栞子「上原さん、この前はありがとうございました
お粥はすごく美味しかったです」
栞子「ふふふ、栞子ちゃんが元気になってよかった
でもまだ無理しちゃダメだからね?」
栞子「上原さん…いえ、歩夢さん、私はあなたに看病をされて気付きました、私はあなたが好きです」
栞子「え、ええ!?」
栞子「歩夢さん、私と結婚を前提にお付き合いをしてください!絶対に幸せにしてみせます!」
栞子「栞子ちゃん…」
栞子「歩夢さんのご両親と私の両親は私が体を張ってでも説得します、もしも無理な時は駆け落ちする覚悟もあります」
エマ「そんなのダメだよ、結婚はみんなに祝福してもらわなくちゃ幸せとは言えないよ、私も協力するから、2人で根気強く説得しようよ、ね?」
栞子「歩夢さん…そうですね、私は肝心なことを疎かにしていました、2人で幸せな結婚を迎えられるように頑張りましょう!」
エマ「嬉しい栞子ちゃん、大好きだよ❤」
栞子「歩夢、愛しています…結婚したら子供は3人くらい作りましょうね」
エマ「うん、楽しみだね」
栞子「ふぅ…妄想もこの辺りにしておきます…か…?」
エマ「ふふふ」ニコニコ
栞子「…」
エマ「」ニコニコ
栞子「」ダラダラ
栞子「いつから…そこに?」
エマ「結構前からいたよ?」
栞子「…」
エマ「歩夢ちゃんが栞子ちゃんのこと心配してたから
ちょっと様子を見に来たんだけど…」ニコニコ
栞子「…」
エマ「ん?」
栞子「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バタバタ!
エマ「し、栞子ちゃん?落ち着いて、制服が汚れちゃうよ!」
栞子「エ、エマさん後生です…このことはどうか…」
エマ「わかってるよ、私こう見えて口は固いんだよ?」
栞子「あ、ありがとうございます…」ポロポロ
エマ「よしよし、歩夢ちゃんが好きなんだよね」ナデナデ
陰から見ていたしずく「…」ニヤリ
歩夢「今日の演劇はしずくちゃんが脚本を書いたんだって、楽しみだね」
栞子「桜坂さんが?それはすごいですね(上原さんいい匂いです…///)」
歩夢「箱入り娘のお嬢様が家庭的な町娘に恋をするお話なんだって」
栞子「…」ピクッ
歩夢「ある日体調を崩して倒れているところを介抱してもらって恋に落ちるってお話らしいよ、ロマンチックだね」
栞子「…」ダラダラ
歩夢「し、栞子ちゃん?すごい汗だけど大丈夫?」
部長「あら、シオリさん体調はいかがですか?まだ病み上がりなのですから無理は禁物ですよ」
しずく「ポムさん、私はあなたに看病をされて気付きました、私はあなたが好きです」
部長「え、ええ!?」
しずく「ポムさん、私と結婚を前提にお付き合いをしてください!絶対に幸せにしてみせます!」
部長「シオリさん…」
しずく「ポムさんのご両親と私の両親は私が体を張ってでも説得します、もしも無理な時は駆け落ちする覚悟もあります」ニヤニヤ
部長(なんでしずくニヤニヤしてるんだろう?ここは真剣なシーンなのに…)
歩夢「わぁ…///」
栞子「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ジタバタ
歩夢「し、栞子ちゃん!?」
終わり