1名無し募集中。。。2017/12/18(月) 06:22:48.60O
首都圏の街の「本当に住みやすい街大賞 2017」(住宅ローン専門金融会社「アルヒ」主催)が発表された。第1位は「南阿佐ケ谷」(東京都杉並区)。
なぜ選ばれたのか。住宅ジャーナリストの櫻井幸雄さんが、その理由を解説する。【毎日新聞経済プレミア】
「本当に住みやすい街大賞 2017」は今年から始まった表彰だ。首都圏の街で「住みたいけれど、住めない街」ではなく、実際に家を新築したり、マイホームを購入したりする人が多い場所で、長く住み続けたい要素を備える街を選ぶこと。
憧れの住宅地を選ぶ人気投票ではなく、将来の値上がりを重視することもなく、不動産価格の妥当性に比重を置いて選定が行われた。私はその審査委員長を務めた。
吉祥寺や自由が丘に代表される“住みたい街”常連エリアは、現実的には住めない場所が多い。分譲価格が高いし、新築分譲住宅の売り出しも少ない。
それに対して「本当に住みやすい街」では、現実的に手が届く価格帯であり、新築物件も多いことなどを重視してトップ10を選出。12月6日に発表した。
◇住環境と価格を考慮すると「地味な場所」が上位に
その結果、従来の“住みたい街”ランキングとは異なる街名が並ぶことになった。順位は、1位・南阿佐ケ谷(東京メトロ丸ノ内線)▽2位・勝どき(都営大江戸線)▽3位・赤羽(JR東北線)▽4位・三郷中央(つくばエクスプレス)
▽5位・戸塚(JR東海道線)▽6位・南千住(JR常磐線)▽7位・大泉学園(西武鉄道池袋線)▽8位・千葉ニュータウン(京成電鉄)▽9位・小岩(JR総武線)▽10位・浮間舟渡(JR埼京線)−−だった。
今回の選定は、ベースに住宅ローン専門金融会社「アルヒ」の住宅ローン利用者データがある。これにより、フラット35の利用者が多い街を選ぶことができる。
マイホームを新築した人、購入した人の多発エリアを、まず候補地とした。そのうえで、住環境や交通利便、発展性などを審査して、ランキングを行った。
勝どき、赤羽以外は、意外性のある街が並んでいると感じるだろう。浮間舟渡に関しては、場所はおろか読み方さえ分からない人がいるのではないか。
「うきまふなと」と読みたくなるが、「うきまふなど」が正しい読み方。駅前に広大な公園があるなど、緑が多いエリアであることが評価された。そして、不動産価格が安い。
ここ1〜2年、若干上昇しているが、以前は3000万円台で購入できる3LDKが多かった。23区内の穴場であることは間違いない。
今回のランキングでは、駅周辺のにぎわいや華やかさではなく、住環境のよさと価格の値ごろ感を重視した。その結果、地味な場所が多くなってしまった。
なぜ選ばれたのか。住宅ジャーナリストの櫻井幸雄さんが、その理由を解説する。【毎日新聞経済プレミア】
「本当に住みやすい街大賞 2017」は今年から始まった表彰だ。首都圏の街で「住みたいけれど、住めない街」ではなく、実際に家を新築したり、マイホームを購入したりする人が多い場所で、長く住み続けたい要素を備える街を選ぶこと。
憧れの住宅地を選ぶ人気投票ではなく、将来の値上がりを重視することもなく、不動産価格の妥当性に比重を置いて選定が行われた。私はその審査委員長を務めた。
吉祥寺や自由が丘に代表される“住みたい街”常連エリアは、現実的には住めない場所が多い。分譲価格が高いし、新築分譲住宅の売り出しも少ない。
それに対して「本当に住みやすい街」では、現実的に手が届く価格帯であり、新築物件も多いことなどを重視してトップ10を選出。12月6日に発表した。
◇住環境と価格を考慮すると「地味な場所」が上位に
その結果、従来の“住みたい街”ランキングとは異なる街名が並ぶことになった。順位は、1位・南阿佐ケ谷(東京メトロ丸ノ内線)▽2位・勝どき(都営大江戸線)▽3位・赤羽(JR東北線)▽4位・三郷中央(つくばエクスプレス)
▽5位・戸塚(JR東海道線)▽6位・南千住(JR常磐線)▽7位・大泉学園(西武鉄道池袋線)▽8位・千葉ニュータウン(京成電鉄)▽9位・小岩(JR総武線)▽10位・浮間舟渡(JR埼京線)−−だった。
今回の選定は、ベースに住宅ローン専門金融会社「アルヒ」の住宅ローン利用者データがある。これにより、フラット35の利用者が多い街を選ぶことができる。
マイホームを新築した人、購入した人の多発エリアを、まず候補地とした。そのうえで、住環境や交通利便、発展性などを審査して、ランキングを行った。
勝どき、赤羽以外は、意外性のある街が並んでいると感じるだろう。浮間舟渡に関しては、場所はおろか読み方さえ分からない人がいるのではないか。
「うきまふなと」と読みたくなるが、「うきまふなど」が正しい読み方。駅前に広大な公園があるなど、緑が多いエリアであることが評価された。そして、不動産価格が安い。
ここ1〜2年、若干上昇しているが、以前は3000万円台で購入できる3LDKが多かった。23区内の穴場であることは間違いない。
今回のランキングでは、駅周辺のにぎわいや華やかさではなく、住環境のよさと価格の値ごろ感を重視した。その結果、地味な場所が多くなってしまった。