東京大学が設ける産学協同の「社会連携講座」を巡り、60代の東大大学院教授らが、民間団体の代表者から、一度に数十万円に達する高額の接待を繰り返し受けていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
だが、共同研究が順調に進む傍ら、その裏では異常な額の接待が繰り返されていた。協会の代表理事が言う。
「『密に連携して、お互いの距離を縮めたい』などと言われ、月2回ほどの接待を約1年半の間、続けてしまいました。先生たちと高級飲食店で食事後、ホステスのいる銀座のクラブで接待すると、先生方がハマって、恒例になった。いずれも支払いは僕でした」
代表理事が示した領収書によれば、例えば23年5月24日、銀座のクラブで45万円を支払い。更に同年7月3日はレストランとクラブで計87万円以上を支払っている。また准教授が連絡役として接待の日付を指定するメッセージなども保存されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/03bbc6d594a2cee58ab1ac6e012cdca9a1b83201