読者諸姉諸兄のなかには、この春、晴れて新社会人となり、新しい第一歩を踏み出した人も少なからずいるとは思うが、かつてこの国の一部においては、そうした若者たちの門出に際して、にわかに信じがたい行為を強要していたことがあったのだという。
「まあ、成人するっていうのは、昔で言ったら元服。男だったら、いきなり戦に出たりするわけでしょ。それを思えばね、そんな大したことだとは思わないんですが……」
かつて東日本の一部の地域で行われていたという、珍妙極まりない成人の儀式についてそう語りはじめたのは、現在、都内にある特別養護老人ホームでその余生を過ごしている青柳昭義さん(仮名・87)。なんでも青柳さんの話によると、彼が生まれ育ったとある地域では、その昔、新成人となる若者に対して、なんとも不可思議な行為を強要していたのだという。
「あのあたりじゃ昔から、最初の節句を迎えるまでに、男女とも、将来夫婦となる相手を、親が決めるしきたりとなっておりましてね。許嫁というものでしょうか。それ自体は大したことではないのですけれども、成人を迎える頃になりますと、正式な結婚の前に、必ず、“仮の夫婦”として、一夜を過ごすことになっていまして……要はそれが、このあたりの“成人式”というわけなんですね」
時代がかなり下ってからも、封建時代の色彩が色濃く残されていたという当地では、子供が生まれると、男女の別なく、最初の節句までに、将来の伴侶を決めるしきたりがあったという。その後、それぞれが別々に育ち、やがて成人を迎える頃合いになると、“将来のデモンストレーション”的な意味合いで、“一夜限りの夫婦生活”を送るという、なんとも珍妙な風習が存在していたのだそうだ
「(許嫁関係となった男女の)夫になる方が成人を迎えますとね、それぞれの両親が金を出し合う形で、将来住むことになる家を用意してやるんです。要はそこに女の方を招く形で、夫婦の真似事を一日だけすることになっているわけなんですが、たとえ一日だけとはいえども、やることというのは普通の夫婦と一緒。だからこのあたりの人間というのはですね、そのときに初めて異性の裸を見て、初めて相手と肌を重ねるというのがほとんどだったように思います」
要は「成人の儀式」にかこつける形で、同時に“脱処女”&“脱童貞”も行ってしまおうということのようであるが、無論、こうした体験をしても、実際に結婚し、本当の夫婦になれるのはそこからさらに先のこと。一体何のためにこうした珍妙極まりない風習が誕生したのかは定かではないが、いずれにしかり、当の若い男女にとっては、生殺しも良いところといえそうだ。
以下ソース
https://tocana.jp/2019/06/post_96433_entry.html
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