マスクをつけた警官が通りを巡回しているが、それは、出歩いている人間を戒めるためではない。ここ数日、住民を恐怖に陥れている狼男を探しているのだ。住民たちはコロナよりも狼男を恐れているらしい。
狼男らしきものを見たという人たちの証言はこうだ。
それは身長2メートル、非常に俊敏で、3メートルもジャンプして、フェンスを乗り越えていった
メキシコ、チアパス州南端にある町コイタ。オコソコアウトラと呼ばれることもあるこの町で、狼男目撃情報が増え、地元テレビのニュースや多数メディアにとりあげられ、4月11日前後から、twitterやFacebookにも登場したようだ。
住民たちは、コロナウィルスよりも、イースターのお祝いを台無しにした得体のしれない狼男のほうを怖れて、警察になんとかしてくれと要請し続けていると、地元メディアは報じている
地元警察らは狼男を見つけるためにパトロールを行っていたが、なんと、ある警官がバリオ・ヌエボの北東地区の通りをうろついていた、その謎生物を目撃したという話もある。
地元住民や警察の狼男目撃証言だけでなく、はっきり狼男のものだと特定できない遠吠えや、不鮮明な爪痕写真も寄せられた。
さらにこの謎生物はナワル(メソアメリカ地域において伝承される鳥獣に変身する能力を持つとされるではないかという噂が更に広まった。
ナワルとは、中南米で伝承されている狼などの鳥獣に変身する能力を持つ妖術師やシャーマン、あるいはその変身後の姿のことだ。
地元の司祭ですらその存在を否定せず、悪魔と契約を結んでナワルになった人間がいることを信じている信徒たちに、家のドアの外にキャンドルを立てるよう勧めている。
ナワルの絵 / wikimedia commons
心理療法士のダルシー・ボニファス氏は、コロナウィルスやロックダウンの意味を理解できない人々による集団ヒステリの一種ではないかと『alertachiapas』に語った。
彼らは自分たちの恐怖を、現実的ではないにしても、昔から知られている狼男に投影しているというのだ。
メキシコでは迷信深い人が多い。警察官ですら神や霊の存在を信じる人がいるのだ。狼男やナワル的なものは本当に出没したのか?それとも、コロナウィルスによる集団ヒステリーなのかはわからないが、ともかく、国が人々を落ち着かせ、恐怖にかられたコイタの住民たちの精神衛生と安心感を取り戻すために尽力すべきだとボニファス氏は語る。
以下ソース
http://karapaia.com/archives/52290308.html
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