条件反射は、ロシアの生理学者イワン・パブロフによって行われた「パブロフの犬」の実験で発見され、有名になった生理現象です。犬にベルを鳴らしてエサを与えると、ベルを鳴らしただけで、犬が唾液を分泌するようになります。日本人でいえば、梅干しを見ると、自然とツバが出てくる現象と同じです。
これは過去の経験によって後天的に獲得された反射行動で、脳の刷り込み(思い込み)によって起こるといえます。ですから、脳が「水の音=排尿」と記憶している人は、水の音を聞くと尿意をもよおすのです。
通常、人は膀胱(ぼうこう)に尿がある程度たまると、膀胱内の圧力センサーから脳に信号が送られ尿意として認識されます。約150ミリリットルたまると軽い尿意、約250ミリリットルたまると強い尿意を感じます。
しかし、尿意を認識するキッカケとなる最も低い刺激の値(閾値=いきち)は、さまざまな外部からの影響で変化します。膀胱内の尿が多くなくてもトイレが近くなるのです。
その代表的な外的要因は「冷え」です。「冷たい水で手を洗う」なども同じです。それから「誰かがトイレに行くのを見る」「水の流れを見る」などの視覚刺激。「水の音」は聴覚刺激になります。また、「水を飲むとすぐトイレに行きたくなる」という人も、中枢神経(大脳皮質)を介して尿意の閾値が下がるのです。
逆に、地震や火事などの非常事態は強い緊張(交感神経が優位)によって尿意は遠のきます。しかし、試験前や会議前などの緩い緊張状態ではむしろ尿意が近くなります。これは「途中でトイレに行けない」ことの過去の経験による不安から脳が敏感になり、より尿意を感じやすくなる「心因性頻尿」といえます。
それから「お風呂場に入ると尿意をもよおす」という人も多くいます。これも水の音や流れによる「条件反射」の影響もあるでしょう。また、子供の頃にお風呂場で排尿した気持ちよさの経験が、脳に記憶されている人もいるでしょう。加えて、湯船につかると全身の筋肉や脳がリラックス状態(副交感神経が優位)になり、排尿をつかさどる神経や筋肉が緩んで尿が出やすくなることも関係していると思われます。
(プライベートケアクリニック東京・尾上泰彦院長)
以下ソース
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/274422
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