
【ワシントン=小雲規生】米上院は11日の本会議で、トランプ大統領が
通商代表部(USTR)代表に指名したロバート・ライトハイザー氏(69)の人事を82対14の
賛成多数で承認した。ライトハイザー氏の承認で、トランプ政権の通商政策が本格的に動き出す。ラ
イトハイザー氏は日本の農産品市場の閉鎖性を批判しており、日本にとっては厳しい交渉相手になりそうだ。
ライトハイザー氏は3月の公聴会で、日本の農産品市場が「最優先の標的だ」と表明。
レーガン政権時代の1980年代にUSTR次席代表を務め、日本に鉄鋼の対米輸出の自主規制を認めさせた実績もある。
http://www.sankei.com/economy/news/170512/ecn1705120015-n1.html