
都議選での歴史的大敗でグラつき始めた安倍首相。
党内では早くも“ポスト安倍”をめぐる水面下の権力闘争がささやかれ始めた。
最有力とみられているのが麻生副総理兼財務相。
3日、麻生派に山東派と谷垣グループの一部を吸収合併した「新麻生派」が誕生。
最大派閥細田派(96人)に次ぐ59人の勢力となったのだが、このタイミングに合わ
せたかのように表面化したのが麻生副総理の大臣規範違反の報道。
この日公開された「資産等補充報告書」で、麻生氏が昨年、大臣規範に反して、
福岡市のゴルフ場会員権を購入していたことが報じられたのだ。
大臣規範では罰則はないものの、ゴルフ会員権の売買自粛を定めている。
衆院議事課によると、「資産等補充報告書」を公開したのはこの日の朝9時半。
メディアには事前にコピーを配布しているとはいえ、麻生派の新たな船出に水を
差す結果となったのは間違いない。
「会員権購入自体は大した問題ではありません。
ただ、都議選後、新麻生派結成当日というタイミングを考えると、麻生氏を警戒する
安倍首相側が事前に情報を流し、公開を待って報じるように仕向けた可能性は
ゼロではないでしょう。
対抗馬が登場し、安倍1強でなくなることは歓迎ですし、情報を暴露することもどん
どんやったらいい。
しかし、しょせんは自民党内の権力争いということを忘れてはいけない」
(立正大名誉教授の金子勝氏)
国民にとっては安倍首相、麻生副総理の両派が互いに足を引っ張り合い、潰れる
のが最良だ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208722