
チラシ投函(とうかん)代の領収書を偽造して政務活動費約五百四十五万円を不正受給していた沢田力県議(49)=自民=は、自民党県議団の調査に「PR会社から白紙の領収書をもらい、宛先や金額を自分で書き込んだ」と偽造の手口を語っていた。
「取引も個人的な付き合いもなく、領収書を渡したことはない」というPR会社側の証言と食い違い、依然として不透明な部分は多い。
県議団は沢田氏の除名を決めたこともあり、氏についてこれ以上の調査はしないという。県議団内のほかの県議の政務活動費受給で不正がないかどうかも、「沢田氏はきわめてまれなケースだ」として調査しない方針。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201707/CK2017071202000213.html