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刑務所を出た人に就労の機会を提供する「職親プロジェクト」
の発足3年を記念するシンポジウムが1日、東京都内で開かれた。
元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏は
「社会を良くするには再犯を減らすのが一番いい。
出所者へのサポートが再犯率の低下に
役立つということを社会全体が共有するのが重要だ」
と語った。
堀江氏はライブドア事件で実刑が確定し、長野刑務所に収容された。
「元犯罪者にネガティブなことを言う人がいるがマジで傷つく。
社会で復帰できないと思って再犯してしまう」
と話し、偏見をなくすことの重要性を訴えた。
職親プロジェクトは平成25年2月に始まった。
当初から参加しているお好み焼きチェーン
「千房」(大阪市)の中井政嗣社長は
「これまでに21人受け入れ、5人は今も残っている。
1人でも成功事例をつくることが大事だ」
と話した。
http://www.sankei.com/economy/news/160301/ecn1603010065-n1.html