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埼玉大社会調査研究センターの松本正生教授は、「強いものにひかれ、今ある現実を受動的に肯定する。そんな若者意識がどんどん底堅くなっている」と指摘する。
「先が見えない不安の中で、『高校生、大学生の就職率は過去最高』という首相のアベノミクスのPRは響きやすい」
スマホを通じて情報に触れるのが当たり前の世代でもある。メディア戦略でみれば、無策な野党に比べ、自民党は明らかに優位だ。
民主党政権失敗の痛手から抜けられず、ニュースサイトを見れば「野党たたき」がいまだ目につく。
首相らの「民主党政権批判」は街頭でもスマホでも受け入れられやすい。
ここから見えるのは、世代間の意識格差だ。
ミレニアルは安保闘争のような大きな政治運動を間近で見聞きした経験がなく、野党を巨大与党に対置させる意義がぴんと来ない。
自民党が大勝の勢いに乗じて、国会での野党の質問時間を削減しようと動くことに対しても、東京都内在住の女子大学生は、
「選挙で勝ったんだから当たり前」と口にした。
特定秘密保護法、安保関連法制、そして「共謀罪」法の採決強行さえも、「安倍さんのリーダーシップ」に映るのだという。
「強いもの」「安定したもの」への無意識の支持の一角が、ここにもうかがえる。
詳細はソース
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53402?page=2