可愛い姿で人気を呼んだ「ウーパールーパー」が日本で食材に使われて物議をかもしている。
最近、日本のフジテレビに「追跡!あのニュースの続き」で「ウーパールーパー天ぷらの衝撃」というタイトルの放送が電波に乗った。放送によればウーパールーパーは80年代、日本人の間で食材として大人気だった。
その後、しばらく静かになって、最近、日本のある水産物会社が養殖に成功し、天ぷらなど、再び食材料に利用されている。放送に出演した女性レポーターは何も分からないままウーパールーパー天ぷらを食べて驚いていた。
野生のメキシコサンショウウオ、ウーパールーパーはメキシコ中部に位置するソチミルコ湖に主に棲息する。身体の長さは成体になっても15センチ〜45センチしかなく、笑顔の様な可愛い容貌で「ピーターパン・サンショウウオ」とも呼ばれる。
一時食用だったウーパールーパーは人々の無分別な捕獲と人為的な湖水原枯渇で個体がますます減っている。現在、野生のウーパールーパーはメキシコ内でも保護種に指定され、世界自然保護連盟(IUCN)も深刻な危機種(CR)で分類した。
日本は最近、別の絶滅危機種であるクジラを研究の名目で大量虐殺して物議をかもしたことがある。続く物議の中、日本は当分、動物保護意識が不足しているという非難を避けにくいと見られる。
シム・ヨンジュ記者
(記者注:WikiPediaによれば、「追跡!あのニュースの続き」のウーパールーパー放送回は2009年8月23日)
ソース:インサイト(韓国語) 日本で「天ぷら料理」食材料で使われる「ウーパールーパー」
http://www.insight.co.kr/news/128432