
米大使館員「脳に異常」医学的に未知、深まる謎
12/8(金) 8:51配信 読売新聞
【ワシントン=海谷道隆】多数の在キューバ米大使館員が昨年後半から今年8月にかけ、何らか
の外部からの「攻撃」で体調不良となった問題で、脳内に異常が確認されたとの診断結果が6日、
明らかになった。
AP通信が報じた。医学的に未知の異常といい、犯人も不明のまま事件の謎は深まるばかりだ。
米政府は、体調不良は外部からの攻撃によるものと断定。緊急要員以外の職員を帰国させ、在
米キューバ大使館職員15人を国外退去させるなど、外交問題に発展している。キューバ政府は
犯行への関与を明確に否定し、米連邦捜査局(FBI)の捜査情報などの開示を求めている。
体調不良を訴えた職員は24人。大半は回復し、職務復帰しているが、一部は治療中とされる。
診断した医師らによると、脳の神経組織の一部に異常が確認された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00050035-yom-int