戦後思想界の巨人・吉本隆明が、その最晩年に語り下ろした小さな本がある。『フランシス子へ』。
この本は、それまで吉本が見せてきた「男性的な顔」とはまったく異質の手触りを持っている。その魅力を中沢新一さんに解説してもらった。
文/中沢新一
吉本隆明の中の「女性」と「動物」
吉本隆明はよく人と論争をする人で、そういうときは江戸っ子が着物の袖をたくし上げるようにして喧嘩の姿勢をとるのとそっくりの仕草をした。
季節が夏で着ているのが半袖のワイシャツであっても、何度も短い袖をたくし上げる動作をして、自分の気持ちはいま喧嘩腰である、という無意識の信号を相手に送った。
そういうときの議論の相手はほとんどの場合が男性で、私はしばしば、オスの鶏同士が闘鶏をしているみたいだ、と見惚れたものである。
議論が一段落すると、吉本さんは一人で居間の隣にあるキッチンへ移動して、そこのテーブルに座っているお嬢さんや奥さんに話しかけ、会話を始める。
奥を覗いた私が驚いたのは、そのときの吉本さんの存在モードの全面的変化であった。
ついさっきまで別のオスと闘っていたオス鶏の吉本隆明が瞬時にして消え去り、まるで陽だまりの縁側でほっこりしている猫のような、まろやかな動作や物言いをしている別の吉本さんがテーブルに座って、
女性たちと穏やかに会話をしたり談笑したりしていた。
ところが居間に残された男性の論客たちは、あいかわらずカッカして、頭の中で議論の続きをやっている。しばらくすると吉本さんが戻って来る。
きれいな白い猫が後をついてくることもある。もとの座布団に座り直した吉本さんは、最初のうちはおとなしい猫のようにうつむいて、論客たちの熱い話に耳を傾けている。
なにかの話題が心に引っかかる。その瞬間それまで静かな猫のようだった吉本隆明がいなくなって、かわりに獰猛な闘鶏に変身した吉本隆明が語り出すのである。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48390 晩年の対談とか読むとこのオッサンが本当に神扱いされてたの??と思った
でも昔はすごかったんだよね
国家が幻想なんて考えは
嫌儲には浸透していると思う
フーコーと文通してたけどフランス語でのやり取りが難しくて挫折してて
日本の最高レベルの思想家でも言語の壁に阻まれるとただの馬鹿なのだなと痛感しました
國體とかいう共同幻想が自民党とかいう共同幻想に置き換わったとか言っとけばいいんだろ
スレ開くまで立花隆と間違えてたことに気づいた
全然ちがう人じゃねえか
アニメ批評もやってたんか
知らんかったどの本だ?
なんかそこそこ読めた気がするが何1つおれの役にはたっていない。
ソーラーが採算で原発に圧勝するまで生きてれば面白かったのに
北の国からの純くんだろ?
内田有紀と離婚したんだよな
ログインしてるんだけど、ログインできてない。
ちんぽアイコン、出せたら酉いらねえのに。(´;ω;`)
フーコーと対談した時にヘーゲルの話になって吉本が言うことがあまりにも支離滅裂なので
フーコーが吉本は本当にヘーゲルを読んだことあるのかと通訳の蓮實に聞いた
そういう御方
しかし高度資本主義社会への対応という点では評価すべき点はある
ロック漫画といったサブカル評論への対応は娘のばなな経由
昔の意識高い系が無理して読んでたね
今なら、専門外なのにピケティとか無理して読んでそうな人ら
そもそも言論人なんつー口先だけのゴミが人々の生活になんの影響もたらしたの?
何もないよね
受験勉強で意識高くなりすぎた大学生あたりにワオワオ言われるだけの存在
この手の連中ってもっと前の思想家みたいに古典になることもないんだよなw
丸山真男とか内村鑑三に及ばない
フランス現代思想でマウント取ってた似非インテリだろ
>>1
13 的井 圭一 (オイコラミネオ MMc7-CrFX) age 2016/03/31(木) 23:49:13.68 ID:I5/YiZSVM
今、ライン、Twitterは通信量に含めないみたいなSIMや、画像ファイルならいくらでも保存可能みたいなオンラインストレージが出てるから
こういうのの流行で偽装文化は流行る逃しがあるよね
23 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ ab9a-eoZT) sage 2016/03/31(木) 23:55:48.38 ID:HLKSXaXR0
>>13
流行る逃しがあるってどう読むの?
39 的井 圭一 (ウソ800 MMc7-CrFX) age 2016/04/01(金) 00:05:25.09 ID:bEQgyhMEMUSO
>>23
きざし
逃 井 逃 一 >>25
『格差と再分配』はムズイけど『21世紀の資本』はページパラパラめくって図を見てるだけでも楽しいよ >>26
カルトウヨなんつー口先だけのゴミが人々の生活に大迷惑を及ぼしてるんだが? >>25
大衆の原像論じたいは意識低い系の極限の世界を論じたんだけどな 逃井スレにレスすんのもあれだが漫画論じたのなら鶴見俊輔や石子順造のほうが早い上にまとまったもん残してるだろ
鶴見とか呉とかもそうだけど現行の萌え文化に対応できなくて閉口してたのには笑った
>>7
これ
有名どころの著作読んでも、思想家ってよりも知識人って感じで、大衆に受ける程度の内容しかない気はする オウム以前にコム・デ・ギャルソン着てan・anでたのを埴谷雄嵩に批判された時点で終わった人
資本主義に追い抜かれて後足で砂ひっかけられて埋められた
>>27
丸山眞男に関しては社会思想史がオワコンで
あと10年で消え去る事を考えれば、間も無く
忘れ去られる運命。
一昨年の没後20年も全く盛り上がらなかった。
弟子筋にしても松下圭一の訃報は殆ど話題に
ならなかったし。 丸山眞男は日本と西洋を比べて日本のダメな所を抽出して じゃあどうすればいい?って疑問に答えは出せなかったからね
でもこの辺の答えを出せる学者はおらんやろな…
ばななとさらば宇宙戦艦ヤマト観に行ってえ
ラストの特攻でみんな観客の子どもたちがすすり泣き始めて
衝撃だったとさ。ゼロ戦特攻の犬死に性をガンガン主張したが
子どもにこんな共感呼ぶのかよ日本人、って。
>>1
この中沢新一さんもオウムの修行参考書になっちゃったし
吉本といいアカデミーに一発逆転狙って
ニューアカの大失敗やっちゃったよな 【レス抽出】
対象スレ:嫌儲に「吉本隆明 」語れる奴居る? 戦後思想界の巨人と言われマンガやアニメを初めて真面目に批評した人なんだけど [511393199]
キーワード:糸井
検索対象:[本文]
抽出レス数:0
なんであんなに分かりにくい文書くんだろ
修飾がどの品詞にかかるのかさっぱり分からない文
述語すら何にかかってるのか分からない時もある
共同幻想対幻想
まあ、大学紛争の学生を社会に戻すための屁理屈なんで
人生の世界観ではない。ぼく夢の住人 て香具師についていくか?
ぶっちゃけ漫画やアニメ批評なら山口昌男の方が丁寧だし面白いよね
社会の構成員が社会についての理解が不完全でも社会はまわる
っつー現実がたとえあったとしても
それを幻想と呼ぶのはちがうよな。
>>47
『マス・イメージ論』筆頭にサブカル論ずるの向いてない
感覚だけでぽんぽん連想法みたいに論じていくのはいいんだがその感覚が平凡
まだ花田清輝のほうがまし 義父に似ててな。やりにくい。しかもこっちの希望としての義父だし。まだ死んでねえのかな。
原点の小乗仏教はとても分かりやすいものだったのに
大衆がありがたがるものを求めた結果、訳の分からないものとして
不屈雑化して意味の分かりにくいものになっていったそれが大乗仏教
サヨクの信仰の対象として意味不明な事をまくしたてる人間が必要だった
それだけだろうwwww 中身などありはしないのだ
今や糸井重里に権利握られて話すのも憚られるような状況になっちゃったけどな
『死霊』の埴谷雄高に
ブランド服着て調子乗ってんなって言われてたな
今から思えばポストモダンだニューアカだ、平和な時代だったなあ...
あれよ、押井守さんが拘った、仮想現実的存在不安、
存在すんの脳だけぷかぷかとかそれに類似した
高IQの思春期少年に有害な世界観に容易につながんだよね。
少女たちはあまりこれで悩む話は聞かない。
>>1
2016.04.15
なんでわざわざ古いソースでスレ立てするの?
アフィしたいけど最新のソースがなかったから?
バカなの?
死ねよ >>52
宮本顕治を筆頭とする日共指導部が戦時下で非転向を貫いたという事実性で左派論壇支配してたのを
「非転向に価値なんざない」っつって多数の左派をその支配から解き、それゆえ左派から信仰された
のであって難解で頭よさげにみえる芸風だから信仰されたわけではない
新左翼が旧来の左翼に対抗する理屈の根本ですので ニューアカデミーとは結局
面倒なエビデンス集めをしたくないが
アカデミーに対抗したいというクズっぽい姿勢を表してる
反知性主義の始まりでしかなかったようだ
>>63
をれは非転向、価値あると思うよ。
自民党と話はしても、また助け舟出すことも産業面からあったとしても、自民は政権から引きずり下ろす。常に。 そういやロッキンオンの渋谷陽一の思想的背景は吉本隆明だったな
>>64
ジャンク記事に価値があるってスタンスだし
ゼネラリストでしょ坂本龍一にせよ村上龍にせよ。 >>42
中沢先生はいつになったらオウムを文学化してくれんのかな、まったく >>26
もともと初期吉本の問題意識はそういう象牙の塔知識人への批判
大衆の原像という概念で生活人を重視し生活から遊離する知識人を批判した
しかし80年代頃から教育の普及と経済的繁栄を理由に既に物言わぬ大衆は
いなくなったという姿勢に変更
高度資本主義を肯定的に評価するようになった >>67
エビデンスに向かうアカデミーと
また違うエビデンスに向かうアカデミーとの比較的な事をやるなら
ゼネラルとも言えるが
積み上げの無い反論をしてるだけでは
ゼネラルとはとても言えないような >>65
俺も立派だとは思う
が、その事実を党派の中でヘゲモニー握る道具にするのはいただけない >>66
思想的背景っていうよりインディペンデント精神
遠藤ミチロウも吉本好き >>60
独我論的発想って
論理の中で生まれてくるもんだからな 吉本の非転向批判も良く分からん
世の中は変わって行くのに刑務所の中で非転向してたら
それは転向だという批判だが
無理あり過ぎだろこれ
ただ、時代遅れになった人達と批判したら良いものを
>>72
凡百な言葉ですが 学者バカ にならないようにしようね、ってのがニューアカかと。
>>73
なにかは求心力にしないとですからね
過去の貢献者はたいてい性的堕落で先導者能力を失うものなんですけど
日本共産党はそこんとこ堅物だと思う。なにがいけないんですかね?書物偏重? 吉本は東京工大で数学教育で著名な遠山啓の研究室に在籍
まあ本気で数学やる気はなくて詩作や文芸評論ばかりやってたらしいが
戦後の一時期はパチプロもやってたらしい
>>77
それはレトリックの問題じゃねーの
王様は裸だ式の批判じゃ政治的事実を婉曲、矮小化するプチブル思考で切り捨てられてしまうから
だから難解でアクロバティックなレトリックが必要だった
これが悪い方向に進化するとのちの意味不明、言語不明瞭な吉本文章になる
呉の批判本は嫌いじゃないがこの辺わかってるくせにあえて書き落とす性格の悪さがちょっと >>75
しかし、世界が湧いている、沈んでるの意識は、
そんなひとでも高いんじゃない?
ニューイヤーカウントダウンで渋谷交差点に集まったりするひとで独我論に悩んでる人居ないんじゃないかな。
をれはアイドルだいすきだけど、サイリウム振りにコンサート行くのは絶対厭なのは、独我論を実はあたためていたいからなのかも。 >>50
社会の変動を見定めるセンスは非常にいい
ただし文系の正規の研究をしていない上に元々詩人だから意味ありげだが意味不明な言辞が多くなる
一方でその意味ありげに触発されて物事をはじめた人は多い
思想家ではなく詩人として見れば腹も立たん 呉先生結構細かく分析して難じてたけどひとつも覚えてないな。
>>82
小林秀雄は参考にしてんのかなとは思いますね。 大衆文化なら同世代でも間違いなく鶴見俊輔とかだろ
こいつは何を表面的に題材にしても骨の髄まで文学だから
共同幻想論は
今読むとオカルトすれすれでキツイ。
言語にとって美とは何かは
今でも普通に凄いと思う。
自己表出と指示表出
あれは埋もれさすには惜しい概念ツール。
>>83
毎日カルテジアン劇場でサイリウム振ってるよ >>79
何が悪いってそら指導部と一般党員の封建制と揶揄される支配と格差じゃねーの
志井ですら団地住まいだそうですし 「チューインガム噛みながら戦争している国に負けた」
これはチューインガム噛めば戦争に勝てるというリテラルな意味ではない
国のために滅私したチームよりも、個人のリベラルパワーを尊重した国が勝つということである。国策液晶は負ける
大衆からの支持が正義なら、ヒトラーだって正義だろみたいなことスガに言われて無かったっけ
>>63
大衆の欲望をかなえた親鸞だなww
本当にただの信仰でしかない
バカパヨの権威がどう遷移し拡散していこうが
俺のしったことではないわwwww ほぼ日で音源がある講演全て集めて聞けるようにしてたから聞いたわ
経済の話とか社会は思想が広ければ広いほどかな強い社会かな?
とか面白かったわ
>>92
一気に無政府直接民主制にはならねーべから
日本共産党政権でこれやってほしい
ってのはリストアップするといいんじゃないですかね。
>>82
本当にゴミみてえなジャップ論壇村思考だな
なにひとつ生産してないし後世には当然何も続かない(笑)
グローバリズムの大潮の前に消えてなにより 最近の日本には知の巨人と呼ばれる人が本当に居なくなったな
今はやってることが細かすぎでダメだわ
左翼も右翼も元々社会主義という名で原子力発電は推進されてた
民主が抜け落ちてたエリート主義
うわっここ的井スレかよ、こいつ無知なくせに絶対に自分の非認めないから嫌なんだよ
吉本は原発を推進したわけではない
反核異論という著書のなかで当時の反核運動に対する違和感やネガ面への批判を表明しただけ
彼は反核にも反対ではないが反核勢力反核運動の裏面を剔抉した。反論ではなく異論
特に日共系の運動には手厳しかったと記憶
核に関しては理系出身ということもあり人間が自然科学的な摂理を解明してしまうのは必然
という立場だったが別に原発を推進していた訳ではない
>>98
永遠にこないアナーキスティックな約束の地を信じられるほどナィーブじゃねえし中々
プロレタリア独裁なら考えないこともないが >>38
それの言い訳が重層的非決定、とてもおもしろい >>89
俺も
花田清輝と埴谷なら僅差で花田かな
>>108
うぜえ
と内心思ったであろうことを吉本文章で表現した結果 遠藤ミチロウが吉本隆明シンパだったので
スターリンファンの俺は無理して共同幻想論を読んだけど半分も理解できなかった
的井君、このスレもロンダでしょ? 大体約一年前の記事をソースにするとか+板のキャップ持ちがやる事じゃないよ
同志だった埴谷と吉本は吉本のコムデギャルソンモデル登場で喧嘩したが
埴谷も結局『死霊』に蹴り付けられなかったしなあ
どっちも一角の人物だと思うが残した業績は吉本の方が大きいかな
吉本興業と小室哲哉
じゃなかった
吉本隆明と小室直樹の絡みはなかったのかね
吉本とか柄谷とか今日どっかで底辺人文系の集会やってんの?w
90年代中頃に新聞投稿とかでよく読んでたけど
すっかり記憶にない
>>113
『死霊』に関しては一度終わったとしたものを再開した形だから完結作と考えてもいい気がする
「虚空」ほか短編も好き 日本の思想家って日本の進歩に貢献してるの?
どうでもいいとこで騒いでるだけに見えるけど
脳梗塞だか、脳出血だかやってボケたクソジジイになっちゃったんでしょ
その前もよく発言を精査すればろくなことを言ってないと思う
>>45
馬鹿だからだよ。>>20のエピソードでも分かるだろ。
馬鹿だから、日本語の致命的な欠点を自覚していない。 言語美は今読むと全く使えないな
分析哲学で読むとはっきり言って無理
>>104
ソフトスターリニズムのダブルスタンダードを批判したのが
決定打今持ってなお日本の左派はダブルスタンダードを引きずってるからな ケンモメンとしては丸山眞男のジャップ批判の方に共感するよな