【ロサンゼルス長野宏美】米ハワイ州で13日朝、弾道ミサイルの脅威が迫っているとして、避難を呼びかける警報が住民の携帯電話に誤送信された。
その後、人為的ミスだと確認されたが、昨年、北朝鮮による弾道ミサイル発射実験が相次いだこともあり、一時緊張が走った。
警報メッセージは午前8時7分、
「ハワイに向けた弾道ミサイルの脅威。すぐに身を隠して。これは訓練ではない」という内容で送られた。
同州の緊急事態管理局は約10分後にツイッターで「ハワイへのミサイルの脅威はない」と呼びかけ、住民の携帯電話にも約40分後に訂正のメッセージが送信された。
イゲ州知事はテレビを通じ、「職員が間違ってボタンを押した」と謝罪し、再発防止を誓った。
AP通信によると、警報を受けて、ホノルル中心部の高速道路では人々が車を路上に置いて避難するなど、パニックになった。
トランプ大統領は滞在先の南部フロリダ州で誤送信に関する説明を受けたという。
<米国>ハワイ「ミサイル攻撃」と誤警報 誤ってボタン押す(毎日新聞)- Yahoo!ニュース
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