
関西最大級の音楽イベント「イナズマロックフェス」を昨年9月、滋賀県草津市の烏丸半島芝生広場で開いた滋賀県出身のミュージシャン、西川貴教さんが22日、同市の橋川渉市長を表敬訪問し、コンサート収益金の一部25万円を琵琶湖の保全のために寄付した。
同フェスは、滋賀ふるさと観光大使を務める西川さんが平成21年から毎年実施。昨年は「水の未来に声をあげろ!」をスローガンに、県出身のメンバーなどでつくるロックバンド「UVERworld」などのアーティストが集い、約8万人が訪れた。
西川さんは橋川市長に寄付目録を手渡し「年々知名度が上がっておりうれしい。県民の皆さんの誇りとなるイベントにしていけたら」と話した。
橋川市長は「地元への愛着が感じられるイベントを開催していただき、ありがたい」と述べた。西川さんは同市を訪れる前には三日月大造知事を訪問し、寄付目録を手渡した。
10回目となる今年の同フェスは9月22〜24日、烏丸半島芝生広場で開催予定。例年より1日多い3日間の開催となる。
http://www.sankei.com/smp/west/news/180123/wst1801230074-s1.html