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シンドラーエレベータ事故 保守会社会長ら2審で逆転無罪判決
3月14日 14時48分
![シンドラーのリフト 保守会社も逆転無罪へ [158879285]->画像>9枚](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180314/K10011364791_1803141454_1803141455_01_02.jpg)
12年前、東京・港区で高校生がエレベーターに挟まれ死亡した事故をめぐり、業務上過失致死の罪に問われた保守会社の会長ら3人の裁判で、2審の東京高等裁判所は1審の有罪判決を取り消し、
無罪を言い渡しました。
この事故ではメーカーの元社員の無罪がすでに確定し、罪に問われた4人全員に無罪の判断が示されました。
平成18年6月、東京・港区のマンションで高校2年生だった市川大輔さん(当時16)が扉が開いたまま動き出したエレベーターに挟まれて死亡しました。
事故の前に点検を行っていた保守会社の会長ら3人は業務上過失致死の罪に問われ、無罪を主張しましたが1審の東京地方裁判所は、いずれも執行猶予のついた有罪判決を言い渡し、被告側が
控訴していました。
14日の2審の判決で東京高等裁判所の秋葉康弘裁判長は「保守会社の担当者が事故の9日前に点検を行った時にエレベーターに異常が生じていたことを認めるだけの証拠はない」として1審の
有罪判決を取り消し、無罪を言い渡しました。
この事故ではメーカーの「シンドラーエレベータ」の元社員の無罪がすでに確定し、罪に問われた4人全員に無罪の判断が示されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180314/k10011364791000.html
http://www.shippai.org/fkd/cf/CZ0200702.html
事例名称 エレベータに挟まれ死亡
代表図
![シンドラーのリフト 保守会社も逆転無罪へ [158879285]->画像>9枚](http://www.shippai.org/fkd/df/DZ0200702.jpg)
事例発生日付 2006年06月03日