
生活保護引き下げ 受給者ら撤回訴え 厚労副大臣に要望書
弁護士や有識者らでつくる生活保護問題対策全国会議は二十九日、厚生労働省で高木美
智代厚労副大臣と面会し、十月からの生活保護引き下げの撤回などを求める要望書を
提出した。
政府は、生活保護のうち食費などの生活費に充てる「生活扶助」を、十月から最大5%、
段階的に削減する。
生活保護を受給している首都圏のシングルマザーは面会で「支給額が低い中、苦労し知恵
を出し一生懸命生活している。しかし今のままでは、子どもを上の学校に行かせる展望はない。
貧困の連鎖は防げない」と訴えた。
埼玉県の受給者は、昨年末に実施した電話相談から「冷暖房はもう使えない」「食事を一日一食
に減らしている」「これ以上の引き下げは『もう死ね』と言われているみたいだ」と寄せられた声を
紹介。支給額見直しの際は当事者から実態を聞くべきだと強調した。
高木氏は生活保護の引き下げについて「客観的なデータに基づいて判断している」と話すにとどめた。
要望書では、政府が提出した生活保護法改正案に盛り込まれている、受給者が医療機関で薬を
処方してもらう際、後発医薬品の使用を原則とする条文の削除も求めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201803/CK2018033002000140.html
生活保護引き下げ「ネット(5ちゃん)では大賛成の嵐」…いつ自分が申請するかもしれないのに
http://2chb.net/r/poverty/1522386933/