
2017年の世界スマートフォン販売台数はサムスンが1位だった。
しかし、サムスンは中国市場では苦戦を強いられており、下がり続けたシェアは17年第4四半期にはついに0.8%にまで下がってしまったという。
ひと昔前までは中国人に大人気だった状況が一転し、今では中国でサムスンのスマホを見かけることはほとんどない。
中国メディアの今日頭条は11日、サムスンはなぜ中国市場で負けたのか、韓国メディアによる分析を紹介する記事を掲載した。
記事によると、17年の中国市場におけるサムスンのシェアは前年の2.4%から2.1%にまで落ちたという。
その理由について記事は、「サンドイッチ型の危機」に苦しんだためだと分析。
ハイエンド市場ではアップルが強く、ローエンド市場では中国メーカーが大きな競争力を持っているため、挟み撃ちにあったのだという。
特に中国メーカーの躍進は目覚ましく、17年第4四半期のシェア上位10位のうち、5位のアップルを除き、すべて中国メーカーが占めていたという。
記事によると、サムスンはインド市場でも振るわなかった。
これまでシェア1位を維持していたが、第4四半期では6年ぶりに1位の座を中国のシャオミに奪われたという。
サムスンは世界シェアではまだ1位であるものの、世界の2大市場である中国とインドでの不調は大きな打撃だという。
サムスンのスマホはなぜ中国市場でシェアを失ってしまったのか=中国メディア
http://news.searchina.net/id/1657352?page=1