【サッカーW杯】女性レポーター生放送中にセクハラ受ける 体触られキスも
2018年06月22日
ドイツメディア「ドイチェ・ベレ」スペイン語版のモスクワ特派員でコロンビア人のフリエス・ゴンザレス・テラン氏は、生放送中に男性から胸を触られ、ほほにキスも受けた。
同氏は中断せず放送を続けたが、その後インターネット上でこの問題について声明を出した。
「こんな行為は許されない」とゴンザレス・テラン氏は述べた。「我々は皆平等に価値があり、プロだ」。
同氏は雇用主でもあるドイチェ・ベレに、放送のため2時間の間その場所にいたと述べた。
「生放送中、そのファンは状況を悪用した」とゴンザレス・テラン氏は話した。「しかしその後、男がまだその場にいるか確認した時には、男はもういなかった」。
この問題はロシアのサランスクで先週、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア対サウジアラビア戦の前に起きた。ドイチェ・ベレはソーシャルメディアに投稿した動画で、これを「攻撃」「あからさまなハラスメント」と呼んだ。
ツイートには「ドイチェ・ベレの記者がワールドカップを中継中にセクハラを受けた。フリエス・ゴンザレス・テラン記者がモスクワから生放送中、男性からキスされ、体を触られた。
問題の瞬間は動画の13秒ごろから見られる。セクシュアル・ハラスメントは容認できない。止める必要がある。サッカーの現場で、あらゆる場所で」と書かれていた。
しかしインターネット上では多くの人が、この出来事を軽く見る発言をした。
ある人は出来事への批判を「フェミニストのヒステリー」だとレッテルを貼った。
キスは「歓迎」もしくは「称賛」と受け取られるべきだと示唆する人もいた。
http://www.bbc.com/japanese/44574201
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