
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180929_13011.html
東北学院大(仙台市)の専用ウェブシステムに不正アクセスしたとして、宮城県警サイバー犯罪対策課と仙台中央署は28日、
不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出の疑いで、同大卒業生の無職阿部佑亮容疑者(24)=仙台市泉区黒松1丁目=を逮捕した。
逮捕容疑は3月7日〜7月1日ごろ、同大の専用ウェブシステムに学生や教職員計10人のアカウントで不正にアクセスした上、
6月4日〜12日ごろには学生と教職員計6人のメールサービスの転送設定を変更した疑い。
同課によると、容疑者は他にも約180人のアカウントで約1800回の不正アクセスを繰り返した。
容疑者が入手したメールは約8000件に上り、個人情報も含まれていたが、悪用された形跡はないという。
容疑者は学生や職員に発行される初期設定のIDとパスワードの規則性に基づき、他人のアカウントを入手したとみられる。
「学生気分を味わいたかった」と供述しているという。
同大は「こうしたことが二度と発生しないよう、全学を挙げて取り組む」との松本宣郎学長のコメントをホームページに掲載した。