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世界最強の超人を作り上げるとしたら、それはどんな人間になるのだろうか?
無邪気な子どもの空想に、元オリンピック選手という経歴を持つ生理学者が挑んで話題となっている。
今月18日付の英「Daily Mail」が報じている。
■究極のスーパーマンとは
今回、米FOXの企画で「超人」を設計したのは、近代五種競技の元オリンピック選手で、現在は英リバプール・ジョン・ムーア大学のスポーツ科学の教授を務めるグレッグ・ホワイト氏だ。
世界最強の肉体を考える上で参考にしたのは、様々なスポーツ競技で世界的なトップアスリートと様々な天才たちだ。
ホワイト氏がデザインした「超人」は、人類史上最速と謳われたウサイン・ボルトのごとき驚異的な加速をする足、水の怪物マイケル・フェルプスのしなやかで長い腕に加え、
リオ五輪で4つの金メダルを取った女子体操のシモーネ・バイルズの柔軟かつ強靭でバランス感覚に富んだ足先を持つ。
超人は内臓や骨も優れていなければならない。イギリス史上最強のボート選手スティーヴ・レッドグレーヴの7リットルという通常の3倍の空気を吸い込める肺、
ツール・ド・フランス常連のロードレーサークリス・フルームの大きくて力強い心臓、過去に何度も英国最強の男に選ばれているローレンス・シャーレイの強靭な骨格などを持っている。
感覚器官も超一流だ。常人の20倍の視力を持ち、1.6km先の物体を見ることができたヴェロニカ・シーダーの目、
舌で発した音の反響から世界を「見る」ことができる視覚障害者ダニエル・キッシュの耳、パーキンソン病のにおいが分かるジョイ・ミルンの鼻は超人のものにふさわしいだろう。
頭の方ももちろん超人にふさわしく、スコット・フランズバーグの複雑な計算をあっという間に暗算してしまう能力と、フリーダイビングでギネス記録を持ち、
最長22分間息を止めていられるスティッグ・セベリンセンの冷静な思考を持ち合わせている。さらにその喉は、ブラジルの歌手ジョージア・ブラウンのように8オクターブの声を出すだろう。
■超人を作るのは……
まさに夢のような「超人」であるが、ホワイト氏は「気づいていないだけで誰もが超人的な力を持っている」という。だが、能力があるというだけでは超人にはなれないとも話す。
「超人を作り上げるには、自然と育成の両方なのは明白です。生まれ持った遺伝的な素地だけではなく、心理、気力、決断力、そして環境が必要です」
もし仮に、世界中の優れたアスリートから遺伝子を集めて超人のデザイナーベビーを作ったとしても、その子が超人となるには、
当然のことながらたゆまぬ努力と適切な環境が必要なのだ。学者が作り上げた超人の設計図から、真の超人を生み出すのは思った以上に難しそうだ。
学者が設計した「人類最強のデザイナー超人」の姿がヤバ過ぎる! ボルトの足、フェルプスの腕、人間電卓の脳…!
https://tocana.jp/2018/10/post_18510_entry.html
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