
https://skream.jp/news/2019/02/mashinomi_kimitotsuredure.php
写真家 長谷川圭佑が初監督した、儚く美しい女性同士の"関係性"を描いたオムニバス映画"君と、
徒然"が、3月8日より新宿バルト9、3月15日より梅田ブルク7にて1週間限定で劇場公開される。
長谷川圭佑は、自身の作品集である"少女寫集シリーズ"が一部店舗と展示イベントのみでの販売にも関わらず、合計販売冊数が5000部を突破するなど、
"少女"をテーマにした写真で女子中高生を中心に人気の写真家で、今作が初の映像監督作品となる。
物語は3つのエピソードで構成され、"Episode1 17歳と17歳"には、"女子高生ミスコン2017-2018"のグランプリに輝いた福田愛依と
アイドルグループ「tipToe.」メンバーの都塚寧々、"Episode2 21歳と20歳"には、シンガー・ソングライターのましのみと
声優の木戸衣吹、"Episode3 31歳と30歳"には、声優の五十嵐裕美と秦 佐和子がそれぞれ出演。声優、アイドル、女優、シンガー・ソングライターと異なるジャンルから選ばれた6名の女性キャストが、揺れ動く心をまっすぐに演じる。
また、脚本は"TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018"にて準グランプリを受賞した堀江貴大、
音楽は若手実力派アーティスト rionosが担当。さらに、キャスト及びスタッフより公開に向けてのコメントも到着している。
演じさせて頂いた女子高生の性格と自分の性格が共通している部分が多くあった為、
より自然な状態でお芝居することが出来たと思っています。
撮影期間は1日とあっという間だったのですが、スタッフさんや地元の方との出会いがたくさんあり、とても楽しい撮影でした!
この作品では、2人がなかなか自分の気持ちを素直に伝えられないという、
女子高生ならではの悩みを表現する難しさがあったので、
2人の表情などを通して微妙に変化していく関係性にも注目して頂けたら嬉しいです。
普段は声のお仕事をさせて頂いてるのですが、この作品では「表情」や「動き」で表現する、
いつもとはまったく違ったお芝居だったので、とても貴重な経験をさせて頂きました。
共演したましのみさんとは今回がはじめましてだったのですが、
一緒にいてとても居心地が良く集中して撮影に挑むことができました。
本編は長谷川監督が作り出す美しい世界観と役者さんのお芝居や音楽が融合した素晴らしい作品になっておりますので、是非皆様劇場でご覧ください!
―― 木戸衣吹
私は、画面を通して演じることしかしてこなかったので大変不安でした。正直今でも不安です(笑)
撮影の日はとにかく監督のOKを信じました!衣装もメイクも割と非現実的だけど、
2人のやり取りは日常的で、秦ちゃんとだったので会話もしやすく人見知りの私は助かりました。
紅葉もギリギリでしたがとても綺麗で気持ちがよかったです!
監督の映す綺麗な世界を映像でもお楽しみ下さい。
―― 五十嵐裕美
監督のイメージされるとても綺麗で、切ない映像の中に存在させて頂けて本当に光栄でした。
カメラの前でのお芝居はあまり経験がなく、戸惑うことも多かったのですが、五十嵐さんと一緒だったことで緊張が解れ素直に二人の時間を楽しんで過ごすことが出来たように思います。
―― 秦佐和子
この作品は、派手なアクションも壮大なCGも無ければミステリーでもサスペンスでもありません。
残念ながら殺人事件も起きなければキスシーンもありません。
とある二人≠フ長い人生のほんの一日のほんの数分を切り取った、言わば日常≠ノ近いものと思っています。
二人の関係にも、この映画にも、正解はありません。見る人によって色んな感じ方があって、
二度目、三度目と見返すことで新しく見えてくるものがある、そんな映画になっていれば嬉しいです。
―― 長谷川圭佑(監督)